ファイナルファンタジー(FF)のヒーロー・男性メインキャラクターまとめ
人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒーローたちは物語の鍵を握る人物として活躍するが、時には悲しい運命をたどる者や、裏切り者がいたりとその魅力は作品ごとに違う。美形が多いのも特徴である。
シリーズごとにリアルさを増していくそのビジュアルは他の追随を許さない。
セシル・ハーヴィ
『FF4』の主人公。年齢:20歳。
ゲーム開始時の職業は暗黒騎士 。後にパラディン(聖騎士)となり、その姿も変化する。
孤児だったセシルをバロン国王が保護し、息子のように可愛がって育てた。
士官学校を卒業後、学友のカインと共に兵学校へ入学する。その後軍に入り陸兵団の小隊長に任命され、暗黒騎士に選出された。
その後、新設された飛空艇団「赤い翼」の初代団長となった。
それまで名君だったバロン国王が突如豹変し、世界中のクリスタルを奪う為、村や町を侵略しはじめ、罪なき人々を犠牲にするような命令を下し始める。
その任務に対し、王の命令だからとセシルは苦悩しながらも従っていた。
だが、理不尽に人々を傷つけるやり方についていけず、人々とクリスタルを守るため国を出奔して追われる身となる。
実はバロン国王は既に水のカイナッツォという水を操る魔物によって殺害されていたのだった。
水のカイナッツォはゴルベーザと名乗る謎の人物の配下であり、バロンの人々が気づかぬ間にバロン国王に化けていたのだ。
やがて真実を知ったセシルに水のカイナッツォは倒され、黒幕がゴルベーザだと知る。
ゴルベーザは、バロン王を操って世界中を侵略し、クリスタルを奪っていた。
だがそれはゴルベーザの意志ではなく、月の民ゼムスに操られていたのだった。
月の民とは、故郷の星を亡くし移住先を求め宇宙を放浪してきた異星人である。
セシルたちの青き星にたどり着き、移住しようとするが、既に先住民が住み着いていた。
先住民たちはまだ進化の途中にある状態だったため、移住の交渉ができない状態であった。
そこで月の民は移住の交渉ができるようになるまで、彼らの進化を待つことにし、月で眠りにつこうと決めた。
だが、月の民のゼムスという人物は、その考えに反対し、先住民たちごと青き星を焼き払ってすぐに移住しようと考え、月の民たちに封印されてしまったのだった。
ゼムスは封印されていてもその邪悪な思念で、ゴルベーザを操っていたのである。
月の民の眠りを守る番人フースーヤによって、ゴルベーザの洗脳は解ける。
そして、フースーヤの弟がゴルベーザとセシルの父であったことが判明する。
つまりセシルは月の民の血を引いていて、ゴルベーザは実の兄だったのだ。
月の民であったセシルの父は、亡くなった後試練の山に魂としてとどまっており、セシルが暗黒騎士からパラディンへと生まれ変わるよう導いた。
パラディンとなったセシルは光の力を身に着け、ゴルベーザを操っていた真の敵ゼムスを飲み込んだゼロムスと戦い倒す。
戦いの後、兄のゴルベーザはフースーヤと共に月へ残った。
平和を取り戻した後、セシルは恋人のローザと結婚し、バロン国王に即位する。
外伝作品『FF4ジ・アフター -月の帰還-』では敵に操られてしまい、一人息子のセオドアや兄のゴルベーザによって救われるのだが、優しくて名君だったセシルの豹変ぶりは、かつての偽者のバロン国王を彷彿とさせる演出である。
暗黒騎士時代のセシルは漆黒の鎧に身を包み、いかにも悪役っぽい。
暗黒剣を装備して、自らのヒットポイント(HP)を消費する代わりに敵全体を攻撃できる「あんこく」を使う。
暗黒騎士だった頃は恋人の白魔導士ローザに対しても自分が暗黒騎士であることに引け目を感じていたことから、暗黒騎士というものがバロン国では一般的に歓迎されない職業だと認識されていたようだ。
パラディンになると、高い攻撃力と防御力などを備え、瀕死の味方を「かばう」など主人公らしい能力を身に着けた。
カイン・ハイウインド
バロン王国竜騎士団隊長。年齢:21歳。
セシルの親友であり、ローザとは幼馴染。
ローザに片想いしているが、彼女とセシルが相思相愛想であることを知っているため、心の奥にその想いを秘めていた。
しかしその心の奥底にあったセシルへの嫉妬心を利用され、ゴルベーザによる精神支配を受けてセシルたちを裏切り、敵として立ちはだかる。
精神支配を破り我に返ったカインは、真の敵を討つべくセシルたちと行動を共にする。
エンディングでは操られていたとはいえ、自らの心の弱さが招いたことだと反省し、己を鍛え直すためバロン国を離れて試練の山へと1人旅立った。
FFシリーズ中、裏切り者といえばカイン、という代名詞のように扱われるようになった。
後日談である外伝作品『FF4ジ・アフター -月の帰還-』では、カインが初めて素顔を晒しており、自らの心の奥の苦悩と戦い、聖竜騎士へと変わる様が描かれた。
同作ではセシルの息子セオドアに同行し、操られたセシルを救う為奔走する。
『FF4』のメインキャラクターでは主人公セシルを上回る人気を誇る。
裏切る動機がローザへの片想いからくるセシルへの嫉妬、というわかりやすい感情であることから親近感がわいたのだと思える。
主人公を差し置いて『FF4』のロゴデザインに採用されているが、これは単に収まりが良かったから、という理由からだった。
FF5
バッツ・クラウザー
『FF5』の主人公。年齢:20歳。
自由奔放で、束縛されるのを好まない。正義感が強く、困っている人を放っておけない性格でもある。
ゲーム中、光の戦士という称号を受けるが、なぜか『FF1』や『FF3』ほど全面に押し出されていない。
幼いころに母を亡くし、その後共に旅をしていた父・ドルガンを3年前に病気で亡くしている。
世界を見て回れ、という父の遺言通り、相棒のボコというチョコボに乗って世界を冒険している。
その冒険の途中にレナやガラフと出会い、世界を救うことになる。
物語後半では女性3人に囲まれるというハーレムパーティーになるが、パーティー内では恋愛関係が起きず、最後まで仲間としての関係性である。
そのためか、他のシリーズの主人公よりも地味な印象である。
亀の姿をした賢者ギードに対し、初対面にもかかわらず頭をつついて遊んだり、武器防具屋のカウンターに入って突然お店屋さんごっこを始めて店主に迷惑がられたりと、20歳の割に子供っぽいところが見受けられる。
パーティー内のムードメーカー的存在である。
FF6
ロック・コール
メインキャラクターの1人。年齢:25歳。
最初から登場するためか、主人公のように扱われることが多い。
身長:175cm、体重:67kg、誕生日:11月24日、星座:いて座、血液型:O型。
好きなもの:地図、嫌いなもの:キノコ、趣味:野原で昼寝、宝物:バンダナ。
反ガストラ帝国組織「リターナー」の一員で、主に潜入工作員として活躍している。
トレジャーハンターを名乗り、父親と旅をしていた。父親の死後、泥棒呼ばわりされる。
そんな自分を唯一トレジャーハンターと呼んでくれた恋人レイチェルを、ガストラ帝国の侵攻によって失った。
ガストラ帝国へ潜入した際、反逆罪で捕らえられていた帝国の女将軍セリスを救出した後、セリスが仲間になると次第にいい雰囲気になっていく。
だが後半のイベントで世界が崩壊し、仲間がバラバラになってしまうと、ロックは単独でレイチェルを蘇らせるための秘宝を捜し求める。
ロックはレイチェルの遺体を保管しており、魔石フェニックスを探し出してレイチェルを蘇生させようとしていたのだ。
だが、苦労して手に入れた魔石フェニックスは破損しており、彼女が蘇ったのはわずかな時間だった。
レイチェルはロックに感謝の気持ちを述べ、セリスと幸せになって欲しいと伝える。
そしてレイチェルは魔石フェニックスを修復した後、その体ごと天に召されて消えていった。
戦闘においては、攻撃よりも「ぬすむ」「ぶんどる」などで敵からレアアイテムを盗むことで重宝するキャラクター。
当初はロックの恋愛の相手はティナだと思ったプレイヤーも多く、後から仲間になるセリスと恋仲になるとは予想外の展開だった。
エドガー・ロニ・フィガロ
メインキャラクターの1人。年齢:27歳。
身長:183cm、体重:77kg、生年月日:8月16日の獅子座、血液型:O型、宝物:表裏一体のコイン、好きな物:女性、嫌いな物:説教、趣味:変な武器開発、寝室の模様替え。
砂漠の機械文明の王国フィガロの国王。職業はマシーナリー。
『FF6』におけるマシーナリーとは機械を操る人。
オリジナルコマンドの「きかい」は、様々な機械を使って戦うことができる。
これまでのFFシリーズでは剣と魔法という世界観が一般的であったため、『FF6』の機械文明という新たな世界観は新鮮だった。
エドガーには双子の弟マッシュがいる。10年前父王が崩御した後、フィガロ国内では双子をめぐる権力闘争が発生した。
そこでエドガーは、王位を継承する際に、コイントスで決めようと言いだす。
表が出たらマッシュに自由を与え、裏が出たら2人で一緒に王位を継承する、というもの。
不毛な権力闘争に嫌気が差していた弟マッシュを思いやり、エドガーは表裏どちらも表のコインを使ってコイントスを行った。最初からマッシュには自由を与えるつもりだったのだ。
女性を見ると口説かずにはいられないというほどの女好きであり、幼女から自らの婆やまで、ターゲットとなる年齢は幅広い。
だがそれほどチャラく見えないのは、国王として礼儀正しい立ち居振る舞いのなせるわざ。
パーティの女性たちをも同様に口説いているが、ことごとく失敗している。
ストーリー上では重要な役割を果たすことが多く、パーティ内ではリーダー的な存在である。
国王としては、表向きはガストラ帝国と同盟を結んでいるが裏では反ガストラ帝国組織裏「リターナー」を支援していた。
帝国に追われていた少女ティナを匿ったことからガストラ帝国と敵対することとなる。
セッツァー・ギャッビアーニ
メインキャラクターの1人。年齢:27歳。
カジノがある飛空艇「ブラックジャック号」のオーナーで、全身傷だらけのギャンブラー。
ガストラ帝国にもリターナーにも属さず、自由に空を駆け、ギャンブルに命を懸ける男。
身長:175cm、体重:62kg、生年月日:2月8日の水瓶座、血液型:AB型、宝物:ブラックジャック号、好きな物:真剣勝負、嫌いな物:腰抜け、趣味:トランプゲームのソリティア。
オペラ歌手のマリアに惚れ、オペラ座に彼女の誘拐予告状を送りつける。
セッツァーの飛空艇を利用したいロックたちは、この誘拐事件を利用する計画を立てる。
仲間のセリスがマリアに似ているということで、ロックたちは彼女をマリアの身代わりに仕立て、オペラに出演させる。
セッツァーは、マリアだと誤解したままセリスを飛空挺ブラックジャックへ攫ってきてしまう。
その後ロックたちがブラックジャックに乗り込んできたところで、マリアがセリスであることに気付く。
そこでセリスたちに飛空艇での協力を頼まれるが、拒否する。
しかし、よく見ればセリスのほうがマリアより美人だとわかると、セリスが自分の女になるなら手を貸すと提案する。
これに対してセリスは、コインを投げて表が出たら、自分達に協力してもらい、裏が出たらセッツァーの女になるという賭けを持ちかける。
結果、セリスの勝ちとなって、これ以降飛空艇が使用可能となる。
この時セリスが使用したコインは、前述のエドガーの両面表のコインであった。
ラスボスであるケフカが引き起こした大災害により、世界が崩壊した時に「ブラックジャック号」を失ってしまい、仲間ともはぐれてしまう。
その後は気力を失って、酒に溺れ、失意の日々を過ごしていた。
セリスたちと再会し、彼女の励ましで再び大空への夢を追いかけることを決意する。
亡くなった昔の友ダリルの愛機「ファルコン号」を復活させ、他の仲間を探す旅に出る。
戦闘ではギャンブラーらしく、ダーツやカード、ダイスといった武器を使用する。
オリジナルコマンド「スロット」は、ランダム性は高いが強力な攻撃である。
飛空艇を持っているという一点において、なくてはならないキャラクターである。
FF7
クラウド・ストライフ
『FF7』の主人公。年齢:21歳。名前の意味は「雲」である。
シリーズ屈指の人気キャラクターである。
端正な顔立ちをしており、『FF7』内で女装するシーンでは、女好きのスラム街のチンピラですら気づかないほど。
瞳は綺麗な青色をしているが、これは魔晄というこの星の生命の源であるライフストリームからくみ上げた特殊なエネルギーを帯びた者に表れる特徴である。
「興味ないね」というのが口癖で、クールな性格だが守銭奴な一面も見せる。
『FF7』冒頭ではなんでも屋を営んでおり、元神羅カンパニー所属のソルジャーであり最高ランクのクラス1stであったと自称していた。
実際は神羅カンパニーにソルジャー志願で入社したものの、その適正がなかったことからソルジャーになることができず一般兵士として採用されていたのだが、彼の記憶は後天的な理由から歪められたものだった。
クラウドは、後述のザックスと共に神羅カンパニーの宝条博士に拉致され、英雄と称えられるセフィロスと同等の身体能力になる人体改造実験を施された。
その後ザックスと共に博士の元から逃亡するが、クラウドは実験の影響で精神に異常をきたしてしまい、追っ手に追い詰められた時も精神異常者として放置されたことで命拾いする。
その後クラウドは、絶命した親友のザックスの記憶とクラウド自身の願望とが混濁し、ザックスの記憶である「元ソルジャー・クラス1st」が自分であると思い込んだ。
自分の記憶が他人の記憶であると気づかないままクラウドは『FF7』の主人公として登場するのである。
やがて真実が明らかになるが、本当の自分と向き合えず精神崩壊してしまう。
物語中、何度となく自我を失い、廃人のようになってしまうという稀有な主人公である。
幼馴染みのティファやエアリスの導きで立ち直り、最終決戦でセフィロスを倒すことになる。
後日談である映像作品『FF7アドベントチルドレン』では、『FF7』でエアリスを守れなかったことへの後悔を引きずっており、相変わらずの精神的な弱さを見せる。
クラウドの代名詞ともいえる自分の背丈ほどある大剣バスターソードは、ザックスから託されたものである。
Related Articles関連記事
ファイナルファンタジー(FF)の召喚獣まとめ
召喚獣とは、人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する異形の存在。作品によってはストーリーにも大きく影響を及ぼす。 召喚獣の姿は人型やモンスターなど多種多様であり、プレイヤーの心強い味方として戦ってくれたり、時には強敵としても登場し、ゲームを盛り上げてくれる。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の裏ボス・隠しボスまとめ
裏ボス・隠しボスとはストーリー展開上は倒す必要の無いボスモンスターのこと。基本的に、知らずに挑めば一瞬で壊滅する強さを持っており、倒すためには対策を講じたり、レベルカンストなどプレイヤーキャラクターを強化したりする必要がある。 歴代ファイナルファンタジーシリーズにも裏ボス・隠しボスにあたるボスモンスターは存在しており、そのどれもが強力なモンスターである。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のラスボスまとめ
人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズの最後の敵として登場するラスボス。その姿は個性的で独特の異形のものが多く、時に名ゼリフを残したりもする。 単なる悪役としてだけではなく、その背景にある心情や物語も丁寧に描かれ、プレイヤーの心を捉えた。 ゲーム機の性能のアップとともに、そのグラフィックも進化していき、よりリアルなラスボスが描かれるようになった。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のヒロイン・女性メインキャラクターまとめ
人気RPG『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズのヒロインたちは、強く美しく物語を彩ってくれる存在である。ヒロインたちは主役として、あるいはヒーローを支える存在として活躍する。時には恋をしたり、別離を経験したり、過酷な運命に立ち向かったりする。 作品ごとに様々な魅力を持つヒロインが登場し、プレイヤーを魅了する。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の歴代シドまとめ
シドは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する名物キャラである。シドという名前だけは共通だが、シリーズ毎にその外見や年齢、設定などは異なる。また、『FF』シリーズに頻繁に登場する乗り物「飛空艇(飛行船)」に関わることが多いことでも知られる。ここでは『FF』ナンバリングタイトルの各シリーズ毎に、シドという人物について紹介する。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のジョブまとめ
ファイナルファンタジーシリーズのジョブとは、プレイヤーが任意にキャラクターのジョブ(役割)を決定し、その能力をもってバトルやダンジョンを攻略していくシステムである。代表的なものにナイト、モンク、白魔道士、黒魔道士がいる。状況によってジョブを切り替えていくことをジョブチェンジといい、ジョブを取得、切り替えしていくゲームシステムをジョブシステムや、ジョブチェンジシステムなどと呼ぶ。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の歴代チョコボまとめ
チョコボとは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する二足歩行の架空の鳥で、シリーズを代表するマスコットキャラクターである。ゲーム中では乗り物として扱われることが多く、騎乗時のBGMであるチョコボのテーマ曲は様々なアレンジver.が存在する。チョコボはシリーズ毎に様々な種類が登場し、仲間になったり、召喚獣として登場したり敵として戦ったりもする。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の魔法まとめ
スクウェア・エニックスによって開発、発売されているファイナルファンタジーシリーズは2017年で30周年を迎える。タイトル数は合計87作品に及び、最多の作品数を有するRPGシリーズとして2017年にはギネス世界記録に認定されている。そんな長寿シリーズであるファイナルファンタジーには、数多の魔法が登場する。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)の歴代ビッグス&ウェッジまとめ
ビッグス&ウェッジ とは、『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズに登場する2人組のサブキャラクター。『FF6』で初登場し、以降ほとんどのシリーズに脇役として登場している『FF』ファンにはおなじみのキャラクターである。ここではナンバリングタイトルごとのビッグス&ウェッジの活躍について紹介する。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ
ファイナルファンタジーのアビリティシステム(ability system)とは、日本産RPGであるファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する、「コマンド」や「特性」をカスタマイズできる戦闘・育成システムである。 ファイナルファンタジーシリーズにおけるアビリティとは、そのジョブやキャラクターを特徴づける技のことを指し、アビリティによってキャラクターに個性を持たせることができる。
Read Article
ファイナルファンタジー(FF)のトラウマまとめ
『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズにおいて、忘れられないシーンはいろいろあるが、つらい経験ほど記憶に残るものである。 ここでは『FF』シリーズのナンバリングタイトルのゲーム中において、トラウマになるほど苦労したシーン、怖かったシーン、悲しかったシーンなどを紹介する。
Read Article
北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
Read Article
ファイナルファンタジーXIII(FF13)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)は、スクウェア・エニックスからPlayStation 3(PS3)及びXbox 360のマルチプラットフォーム向けに発売されたFFシリーズの第13作目。 「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という神話世界を共有するプロジェクトの1つ。 パルスとコクーン、2つの世界を舞台にライトニングたちは「神」のような存在ファルシと戦う。
Read Article
ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)のネタバレ解説・考察まとめ
「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」(LRFF13)は、スクウェア・エニックスより2013年に発売されたPlayStation 3・Xbox 360向けゲームソフト。 「FF13-2」の続編にあたり、「FF13」から続く三部作の最終章となる。 前作から500年後の終末に向かう世界で、「FF13」の主人公ライトニングが再び主役となり人々を救うため戦う。
Read Article
ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXIII-2」(FF13-2)とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーション3・Xbox 360向けゲームソフトであり、「FF13」の続編である。 「FF13-2」は「FF13」のエンディング後から始まる。今作では「FF13」の主人公だったライトニングの妹セラが主人公となり、時空の歪みを正すために、未来から来たノエルと共に時空を超えた旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーXII(FF12)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。 帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。
Read Article
ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」(FF12RW) は、スクウェア・エニックスより2007年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「ファイナルファンタジーXII」(FF12)の派生作品。 携帯ゲーム機としての今作では、タッチペンを使用し、手軽に遊べるロールプレイングゲーム(RPG)となった。 浮遊大陸レムレースを舞台に「FF12」の主人公、ヴァンの新たな冒険を描く。
Read Article
FFX-2『カモメ団の情報担当シンラ君』とFF7『神羅カンパニー』の関係のネタバレ解説・考察まとめ
FFX-2内で、主人公ユウナやその仲間リュック・パインが所属しているスフィアハンター集団・カモメ団。その一人、情報担当のシンラ君とFF7の神羅カンパニーにはただならぬ関係があった。シンラ君は実は大きなことを成し遂げていた。それは長い長い年月をかけて、違う物語に関わっていた。名前が似ているだけではない、公式が明かした裏設定とは。その内容と解説。
Read Article
ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。
Read Article
ファイナルファンタジーVII(FF7)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナルファンタジーVII』とは、1997年にスクウェア(現:スクウェア・エニックス)から発売された初のPlayStation(PS)用ロールプレイングゲーム(RPG)。シリーズの7作目。 シリーズでは初めて全マップ3Dとなり、CGムービーを演出に取り入れ、RPG新時代の先駆けとなった。 星を破滅させようとするセフィロスと、それを止めようとする主人公クラウドの戦いを描く物語。
Read Article
ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。
Read Article
ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーVIII(FF8)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーVIII(FF8)はスクウェア(現スクウェア・エニックス)が1999年にPlayStation用に発売したロールプレイングゲーム(RPG)で、シリーズ8作目。 今作ではシリーズ初の主題歌が採用され、その主題歌「Eyes On Me」は50万枚を超えるセールスを記録した。 兵士養成学校に所属する青年スコールがその仲間たちと共に、世界の脅威となる魔女と戦う物語。
Read Article
ファイナルファンタジータクティクス(FFT)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジータクティクス(FFT)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)から1997年にプレイステーション用ソフトとして発売されたシミュレーションロールプレイングゲーム(RPG)である。 獅子戦争と呼ばれる内戦の最中、その裏で活躍した主人公ラムザと、その親友だったディリータの栄光と暗躍を描く物語。
Read Article
ファイナルファンタジーIX(FF9)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナルファンタジーⅨ』(FF9)とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)より2000年に発売されたプレイステーション用ゲームソフト。FFシリーズ9作目。 今作のテーマは原点回帰。中世欧州風の王道ファンタジー的世界観に加え、過去のシリーズのオマージュ的な要素が盛り込まれている。 主人公ジタンと世界を滅ぼそうとするクジャとの闘いを通して、命と絆の大切さと生きる意味を問う物語。
Read Article
ファイナルファンタジーI(FF1)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジー(FF)」とは、1987年に発売されたファミリーコンピュータ(FC)用ゲームソフト。ジャンルはロールプレイングゲーム(RPG)。以降、様々なゲーム機にリメイクされている。 FFシリーズの記念すべき第1作目。 闇に覆われた世界に、クリスタルを手にした4人の若者が現れる。 彼らは「光の戦士」として、この世界の闇を払い、平和を取り戻すために冒険の旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーVI(FF6)のネタバレ解説・考察まとめ
スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに1994年に発売したゲームソフト。FFシリーズ6作目。今作では、FF5までのシステムを踏襲しつつ、キャラクターによるストーリー性を重視した群像劇を描き出す。 失われた魔法と幻獣、機械文明世界が舞台となる。世界征服を企むガストラ帝国と、それに立ち向かう抵抗組織に属する者たちの戦いを描く群像劇。
Read Article
ファイナルファンタジーIV(FF4)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーIV(FF4)は1991年、スーパーファミコン(SFC)用ソフトとして発売されたシリーズ4作目。 「ATB」(アクティブタイムバトル)が初めて導入され、現在までの基本システムを形作った作品。 バロン王国飛空挺団隊長セシルは王の命令により、理不尽な任務を命じられる。王に疑念を抱いたセシルは隊長の任を解かれ、親友カインと共に新たな任務に赴くのだった。
Read Article
ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-(FF4TA)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーIV ジ・アフター -月の帰還-」(FF4TA)とは、スクウェア・エニックスより配信・発売されたロールプレイングゲーム(RPG)。 元は携帯アプリとして配信され、その後スマホ版も配信され、携帯ゲーム機用ソフトとしても発売された。 FF4の主人公セシルの息子セオドアが主役となり、かつての仲間と共に世界の危機を救う旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーII(FF2)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーIIは、FFシリーズの第2作目。 FF2は、従来のゲームにあったレベルや経験値という概念を無くし、戦闘中にとった行動によって、キャラクターを好きなように成長させられる新しいシステムを採用した意欲作である。 パラメキア帝国が世界を侵略しようとしている世界で、帝国軍と反乱軍との戦いを軸に、出会いと別れ、命の絆の物語が展開される。
Read Article
ファイナルファンタジーIII(FF3)のネタバレ解説・考察まとめ
1990年にファミリーコンピュータ用ソフトとして発売されたシリーズ第3作。本作は、前2作から大幅に進化したグラフィック、広大なマップ、さらにキャラの職業(ジョブ)を増やし、当時の最大限のシステムを盛り込んだ、やり込み要素満載のゲームである。また、シリーズの名物となった「召喚魔法」が初登場した記念すべき作品でもある。4人の孤児達はクリスタルの啓示を受け、世界の闇を払う為に「光の戦士」として旅に出る。
Read Article
ファイナルファンタジーXIV(FF14)のネタバレ解説・考察まとめ
『ファイナルファンタジーXIV(FF14)』とは、スクウェア・エニックスが開発・販売したオンラインゲーム。FFシリーズ14作目。 2010年に発売された最初のFF14はゲームの不備により、2年でサービスが終了した。その後2013年に、ストーリーや世界観を引き継ぎつつ、大幅リニューアルし、新生FF14として発売。 プレイヤーはエオルゼアという世界を自由に冒険し、世界を侵略しようとする帝国と戦う。
Read Article
ファイナルファンタジーV(FF5)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーV(FF5)」とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)がスーパーファミコン(SFC)向けに発売したゲームソフトで、シリーズ5作目となる。 FF4から採用されたアクティブタイムバトル(ATB)をさらに進化させ、新ジョブも追加された。 風・水・火・土の4つのクリスタルを守るため、クリスタルの心と力を受け継いだ光の戦士達は暗黒魔道士エクスデスと戦う。
Read Article
ファイナルファンタジーXI(FF11)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーXI(FF11)とはスクウェア・エニックスが開発したPlayStation2、Xbox360、Windows向けのMMORPG(大規模多人数参加型ロールプレイングゲーム)である。 現在Windows版のみがサービス継続中。 プレイヤーはヴァナ・ディールと呼ばれる世界の冒険者となり、他のプレイヤーとコミュニケーションを取りながら様々なクエストをこなしていく。
Read Article
ファイナルファンタジーXV(FF15)のネタバレ解説・考察まとめ
人気ロールプレイングゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズの15作目。 戦闘は従来のコマンドバトルではなく、シリーズ初のアクションバトル。 広大な世界を自由に探索、攻略ができる「オープンワールド」形式を採用し、よりリアルな世界観が楽しめる。 同盟国であった帝国の裏切りにより、崩壊した故国を取り戻すため若き王子ノクティスは仲間たちと共に旅に出る。彼を待つものは、神か、運命か。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『ファイナルファンタジー』の概要
- FFシリーズのヒーローとは
- FF1
- 光の戦士(ウォーリア オブ ライト)
- FF2
- フリオニール
- レオンハルト
- ミンウ
- FF3
- 光の戦士たち
- FF4
- セシル・ハーヴィ
- カイン・ハイウインド
- FF5
- バッツ・クラウザー
- FF6
- ロック・コール
- エドガー・ロニ・フィガロ
- セッツァー・ギャッビアーニ
- FF7
- クラウド・ストライフ
- ザックス・フェア
- FF8
- スコール・レオンハート
- ラグナ・レウァール
- FF9
- ジタン・トライバル
- ビビ・オルニティア
- FF10
- ティーダ
- アーロン
- FF12
- ヴァン
- バルフレア
- FF13
- スノウ・ヴィリアース
- ホープ・エストハイム
- FF15
- ノクティス・ルシス・チェラム
- イグニス・スキエンティア