悲しみを乗り越えて
この作品は人を喰らう鬼とその鬼を退治(狩る)鬼殺隊との壮絶バトルアニメで、鬼によって家族を殺され、妹を鬼にされてしまった主人公・竈門炭治郎が鬼殺隊に入り鬼を狩る所からストーリーが始まっていきます。
鬼殺隊のメンバーは大抵、鬼によって家族を殺され鬼を心の底から恨んでおり、悪鬼滅殺を掲げています。
鬼殺隊の中でも身体能力が飛び抜けて高く、独自の呼吸法による剣術が秀でている隊士が『柱』たち。全鬼殺隊の内9人しか存在しない限られた者です。『柱』は物語後半での登場がメインになります。
一方の鬼も全鬼の中で秀でた12体には階級組織が与えられ、上弦と下弦それぞれ6体ずつ存在します。特に上弦の鬼に関しては、こちらも物語後半に登場。
鬼は一般的な武器では殺す事が出来ず、鬼殺隊の待っている刀(日輪刀)で首を切るか太陽の光に晒す以外方法がありません。
物語後半の上弦の鬼と柱の闘いは熾烈を極め、多くの隊士や柱が命を落とします。
亡くなる間際には過去の回想シーンが描かれていて、読む人に感動を与えてくれます。
また、鬼も元々は人間で、それぞれとても悲しい過去を持っています。その過去に出会った鬼の始祖・鬼舞辻無惨に血を与えられ鬼化しました。鬼殺隊の最終目的はこの鬼舞辻無惨の滅殺です。
竈門炭治郎と柱は、鬼舞辻無惨の首を切ることが出来るのでしょうか。