今さらだけど「鬼滅の刃」ってどんな物語?
コミックが完結したにもかかわらず、大人気の漫画・アニメ「鬼滅の刃」の始まりについて紹介します。
時代は大正時代、山奥で代々続く炭焼きをしなが家族と暮らす少年、「竈門炭治郎」」が主人公。父親を病気で亡くしており、長男の炭治郎は兄弟姉妹の面倒をみる心優しい性格です。
ある日、炭治郎は炭を売りに町に降りていきます。すっかり遅くなってしまったのですが、帰ろうとする炭治郎に「鬼が出るぞ」と老人に声をかけられ、その日は泊まることになります。
炭治郎は「三郎爺さんは家族を亡くして独り暮らしだから寂しいんだろうな…」など思いながら眠りにつきます。
翌朝になり家に帰りつくと、そこに待ち受けていたのは残酷なものでした。
家族が全員血まみれで倒れているのです。熊かなにかに襲われたような状況です。
そんな中、まだ温もりのある妹の禰豆子は医者に見せれば助かるかもしれないと、背負いながら雪山を必死で走っていきます。
すると突然「グオオオオオオ」、禰豆子が人ではない叫び声を上げ暴れ出します。
妹は人食い鬼になっていたのです。
「頑張れ禰豆子 こらえろ頑張ってくれ 鬼なんかになるな しっかりするんだ 頑張れ」と、炭治郎は必死に声をかけます。
すると、禰豆子の目からボロボロと涙がこぼれ落ちたのです。
こうして、鬼になってしまった妹とを救うため、炭治郎は鬼と戦っていくことになるのです。