アニメ「刀鍛冶の里編」
「遊郭の編」で音柱の宇随天元の指揮下、上弦の六の鬼との死闘を繰り広げて重症を負った炭治郎。蝶屋敷でカナヲらの懸命な看護を受けて療養し、ようやく体力を回復しつつありましたが、未だ任務につける体ではなかったのです。激しい戦いの末、日輪刀も使い物にならなくなり、担当の刀鍛冶である鋼塚蛍が炭治郎に対して猛烈な怒りを抱いていることを彼からの手紙を読んで知り、気色を失うのでした。
そんな炭治郎を見て心配した蝶屋敷に奉公する3人娘、きよちゃん、すみちゃん、なほちゃんは、鋼塚に直接会って詫びを入れるために刀鍛冶の里へ行くことを炭治郎に提案したのです。
刀鍛冶の里とはどのような所なのか。そこで炭治郎を待ち受けるもの、人々とは。
この作品の見どころは、炭治郎と出会う個性豊かな面々と炭治郎との関わり、炭治郎との関わりを通した彼らの内面の変化、そして炭治郎自身の心の葛藤や成長など、たくさんあります。ストーリーそのものだけでなく、主題歌やその歌詞からもこの作品の魅力、奥深さがしっかりと伝わって来ます。また、キャラクターを担当する声優さんたちの役者ぶりも見ものです。そして何と言ってもアニメならではのビジュアルの鮮明さ、画質のすばらしさは、鬼滅の刃ファンのみならず、多くの人を魅了する逸品であると確信しています。