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どん底の時に出会うミュージシャンの名はamazarashi
私はもともとJPOPに興味がなく、小中学生の頃に流行っていたアーティストやアイドルや恋愛ソングにも見向きもしませんでした。流行りの歌に共感できない自分はなんなんだろう、自分が好きになるアーティストは存在するのだろうかと思っていました。当時アニメが好きだったのでアニソンシンガーは好きでしたが、それでもその人の歌全てが好きかと言われたらそんなことはなく、アーティストそのものにハマることがありませんでした。そんな時、東京喰種のEDテーマで「季節は次々死んでいく」を歌っていたのがamazarashiでした。
アニメの世界観と合っていたのもそうですが、初めてその歌と歌詞に共感しました。流行る曲を歌っているのではなく、そのアーティストにしか出来ない歌を歌っているところがとても好きです。ボーカルの秋田ひろむさんの人生から曲が作られているので、人生に迷っている人や自分の存在価値に悩んでいる人には響くアーティストだと思います。歌詞も世界観もボーカルの声も曲も全てに惹かれるようになりました。MVもメッセージ性が強く奥が深いです。恋愛や仕事以外で自分に対して悩んでいる人は多いと思います。自分にしかわからない苦しさ悲しさを抱えている人にぜひ聞いてほしいです。