amazarashi / アマザラシ

amazarashi / アマザラシ

amazarashiとは青森県で結成された日本のロックバンド。
時代をリアルに切り取る歌詞とメロディアスな楽曲、耳に心地よいミドルトーンの声。
アニメやゲーム業界とのタイアップを精力的にこなし、なおかつメンバーの顔写真が検索してもヒットしない謎に包まれたバンドである。
紗幕をステージ前面に張り、そこにタイポグラフィーと映像を投影するという独自のライブ演出が展開される。

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amazarashi / アマザラシ
8

amazarashiが見る「この世界」とは

amazarashi(アマザラシ)は日本のロックバンドであり、社会的なテーマや哲学的な内容を扱っている。
バンド名は「『日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、僕らは雨曝(あまざら)しだが“それでも”というところを歌いたい』から名付けた」と、公式に発信している。

ボーカル・ギター担当の秋田ひろむと、キーボード担当の豊川真奈美。
この2名によってamazarashiは構成されている。

彼らの楽曲は、その深い歌詞とメロディーで知られており、特に若い世代から支持を受けている。

彼らの認知を飛躍的に高めた『東京喰種』の「季節は次々死んでいく」をはじめ、『乱歩奇譚 Game of Laplace』の「スピードと摩擦」や『NieR:Automata(ニーア オートマタ)』の「命にふさわしい」、『僕のヒーローアカデミア』の「空に歌えば」に『青の帰り道』の「たられば」など、代表的なタイアップだけ挙げてみても、その人気の高さをうかがうことができる。

amazarashiは顔出しNGのバンドで、その理由を「「顔出しは恥ずかしいから」「歌詞の世界観を強調させたいから」と、公式のインタビューで語っている。

ライブでも照明を当てず、本人達はそこにいるのに、顔は分からないという演出を成功させた稀有なアーティストなのだ。
まずは、タイアップ曲をYouTubeで調べてみることをおすすめしたい。