ウルトラマンタロウ（円谷プロ）のネタバレ解説・考察まとめ

ウルトラ6兄弟は、テンペラ―星人の放つ多彩な光線技に苦戦をする。
兄弟の光線技の歯が立たない。
さらに追い打ち攻撃を仕掛けてくるテンペラ―星人。
しかし、兄弟の連携攻撃と、ウルトラマンタロウの必殺技タロウカッターで、テンペラ―星人の攻撃を防ぐことに成功。
そして、ウルトラ6兄弟全員でテンペラ―星人を上空へ飛ばし、ネオ・ストリウム光線で倒す。
テンペラ―星人が乗ってきた宇宙船が逃げようとするが、ウルトラ5兄弟の合体光線で爆破する。

うす怪獣 モチロン

第39話「ウルトラ父子餅つき大作戦！」に登場。

身長：58メートル
体重：4万トン
出身地：月

月の「ウサギのモチつき」伝説を信じる地球人の心が実体化した怪獣。
その昔、ある男の子が、伝説に対する信念があまりに強すぎたため、月の影に乗り移って実体化したとされている。

口からは強力な火炎を吐く。
また、両手両足を臼の中に引っ込め、転がりながら突進する。
年中餅ばかり食べているため、力持ちという。

男の子の心から生まれたため、子供のような性格の持ち主。
本物の地球の餅が食べたくなり、飛行船にぶら下がり地球へとやって来る。

モチロンは、南夕子のことを「姐さん」と呼び、慕っている。
南夕子が、月へ帰るよう諭すも「新潟の餅を腹いっぱい食べるまで帰らない」と拒む。
ちなみに、日本の餅、とりわけ新潟の米で作った餅が特に旨いからと、新潟県を目指す。

その後、力自慢のモチロンは、タロウと力比べをする。

負けた後、餅を盗み食いしたことと、新潟の餅を食べに行こうとしていることで、ウルトラの父に説教される。

これまでモチロンが食べてしまった分の餅を、自身が臼になって餅をつく事になる。
餅をつき終わった後、ウルトラの父と南夕子によって月へと帰される。

暴君怪獣 タイラント

第40話「ウルトラ兄弟を超えてゆけ!」に登場。

身長：62メートル
体重：5万7千トン
出身地：宇宙（海王星）

ウルトラ兄弟たちに倒された怪獣の怨念が海王星に集まり誕生した怪獣。

頭部「シーゴラス」（帰ってきたウルトラマン）
耳 「イカルス星人」（ウルトラセブン）
胴体「ベムスター」（帰ってきたウルトラマン）
両腕「バラバ」（ウルトラマンエース）
背中「ハンザギラン」（ウルトラマンエース）
両足「レッドキング」（初代ウルトラマン）
尻尾「キングクラブ」（ウルトラマンエース）

ベムスターの腹から出すガスや、バラバの両腕、口から吐く火炎など、強力な武器を持っている。
また、ウルトラサイン（ウルトラ兄弟の通信手段）を消す光線を腕から発射することもできる。
地球へ向かう途中、ウルトラ5兄弟を次々と倒していく。

そして遂に、地球へ襲来。
ウルトラマンタロウは、タイラントと激しい戦闘を行う。

タイラントの放った鞭を、ウルトラマンタロウは必殺技ブルーレーザーを使い、焼き切ることに成功。
そして、焼き切った鞭の破片をキングブレスレットで変化させた槍・ウルトラランス（ウルトラランサー）を投げつけ、タイラントを倒す。

『ウルトラマンタロウ』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話など

≪良き思い出≫

平成ウルトラシリーズで、その後も現役として登場する昭和ウルトラシリーズの主演俳優がいる中、東光太郎役の篠田三郎さんは、ウルトラマンタロウ終了以降、再び出演はしていない。

その理由について。
スポーツ報知「円谷プロ創立50周年記念特別号」（2013年7月10日発売）、『ウルトラマンタロウ』40周年記念インタビューに掲載されている。
その中で、篠田三郎さんは「東光太郎は自分の中での青春の良き思い出としてとっておきたい」と話している。

決して、『ウルトラマンタロウ』を嫌ってはおらず、特撮誌などのインタビューでも撮影当時のエピソードを披露することは多い。
「1年間も主役を演じられるから張り切っていたのを思い出す」
「『タロウ』は自分にとって財産」
「撮影することも撮影所に通うことも楽しかった」
「東光太郎を演じるに当たって特別に意識したり心がけたことはなく、役の一環として捉えていた」
などと語っている。

≪篠田三郎さんの貴重なウルトラマントーク≫

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