生駒とは、『甲鉄城のカバネリ』の主人公。顕金駅に住む、ぼさぼさの黄土色の髪が特徴的な蒸気鍛冶師の少年。密かに収集したカバネの死体を用いて研究を行い、独自の武器「ツラヌキ筒」や、カバネのウイルス侵食を食い止める器具を開発していた。ある時、顕金駅に侵撃したカバネと戦うも、噛まれてしまう。自作の器具でウイルスの侵食を止めたが、体はカバネながら理性と人格を保った存在・カバネリと化してしまった。
生駒の概要
生駒(いこま)とは、『甲鉄城のカバネリ』の主人公。顕金駅に住む、ぼさぼさの黄土色の髪が特徴的な蒸気鍛冶師の少年。右にのみ眼鏡をかけており、カバネに襲われ亡くなった妹・初音(はつね)の形見である緑の石を身につけている。密かに収集したカバネの死体を用いて研究を行い、独自の武器「ツラヌキ筒」や、カバネのウイルス侵食を食い止める器具を開発していた。ある時、顕金駅に侵撃したカバネと戦うも、噛まれてしまう。自作の器具でウイルスの侵食を止めたが、体はカバネながら理性と人格を保った存在・カバネリと化してしまった。
『甲鉄城のカバネリ』の概要
『甲鉄城のカバネリ』(こうてつじょうのカバネリ)とは、WIT STUDIO制作のテレビアニメ。2016年4月より6月までフジテレビの「ノイタミナ」枠にて放送された。キャッチコピーは「死んでも生きろ」「貫け、鋼の心を」。
このアニメはテレビアニメ『進撃の巨人』を手がけたWIT STUDIOによるオリジナル作品である。監督は『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』、『ギルティクラウン』などを手掛けた荒木哲郎が務め、シリーズ構成・脚本は『コードギアス 反逆のルルーシュ』、『OVERMANキングゲイナー』などの大河内一楼、音楽は澤野弘之、キャラクター原案は『超時空要塞マクロス』などの美樹本晴彦が担当している。
世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。鋼鉄の皮膜で覆われた心臓を撃ち抜かれない限り滅びず、それに噛まれた者も一度死んだ後に蘇り人を襲うという。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。
極東の島国である日ノ本の人々は、カバネの脅威に対抗すべく各地に「駅」と呼ばれる砦を築き、その中に閉じ籠もることでなんとか生き延びていた。駅を行き来ができるのは装甲蒸気機関車(通称、駿城)のみであり、互いの駅はそれぞれの生産物を融通しあうことでなんとか生活を保っていた。
製鉄と蒸気機関の生産をなりわいとする顕金駅に暮らす蒸気鍛冶の少年、生駒(いこま)。彼はカバネを倒すために独自の武器「ツラヌキ筒」を開発しながら、いつか自分の力を発揮できる日が来るのを待ち望んでいた。
そんなある日、前線をくぐり抜けて駿城の一つ甲鉄城が顕金駅にやってくる。車両の清掃整備に駆りだされた生駒は、義務であるカバネ検閲を免除される不思議な少女を目撃する。
その夜、生駒が「無名」と名乗る昼間の少女と再会するが、そんなさ中、顕金駅に駿城が暴走しながら突入してきた。乗務員は全滅し、全てカバネに変わっていた。
顕金駅に溢れ出るカバネたち。パニックに襲われる人々の波に逆らうようにして、生駒は走る。
甲鉄城のカバネリ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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『甲鉄城のカバネリ』とは、WIT STUDIOによって制作された、2016年4月より6月までフジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送されたアニメ。 キャッチコピーは「死んでも生きろ」「貫け、鋼の心を」。 蒸気機関が発達した極東の島国・日ノ本でカバネと呼ばれる不死の怪物とカバネリ、人々の戦いを描く和風スチームパンク作品。
生駒のプロフィール・人物像
誕生日:2月28日
血液型:O型
CV:畠中祐
顕金駅に住む蒸気鍛冶師の青年。ぼさぼさの黄土色の髪に黒い首輪に、右のみレンズの入った眼鏡、右手に装着している緑色の石が特徴的。なお、カバネリになった際に、前髪の一部が白髪になっている。
カバネを憎んでおり、外の世界におびえて日々生きる事や、本来人々を守る役目の武士階級がそれを怠っていることに憤りを感じており、周囲に罵られつつも密かに収集したカバネの死体を用いてカバネの生態について研究していた。独自の武器「ツラヌキ筒」や、カバネのウイルス侵食を食い止める器具を開発し、カバネへの対抗手段を模索していた。
5年前にかつて暮らしていた故郷の駅がカバネに襲撃された際、妹の初音(はつね)を恐怖心から見捨ててしまう。その後、カバネ化した瀕死状態の妹に自ら止めを刺したことがトラウマになっている。それ以来、正義感が強く恐怖心と利己性を理性で抑え込む「誇れる自分」になることを誓っている。
生駒の武器
ツラヌキ筒
人々はカバネに怯え閉じ篭もっている。この状況を覆すべく主人公、生駒は友人の逞生(たくみ)と共に、より貫通力の強い武器を日々研究・開発していた。通常の武器ではカバネの心臓被膜を破壊することが出来ないため、火薬爆発の衝撃波を金属板にぶつけることにより金属噴流が発生することを発見した生駒が、これによりカバネの心臓皮膜を貫通する、金属噴流を生み出す特殊な弾頭(通称、噴流弾)を発明。噴流弾を撃ち出すために鋲打ち機を改造して作った射出機と合わせて「ツラヌキ筒」と名付けた。
標的に肉薄する必要があるため、カバネリである生駒がカバネの攻撃に耐え至近距離で打つことしか出来ない。つまり、生駒でしか出来ない戦い方になってはいるが、カバネに対しては一撃必殺の威力を誇る武器である。
生駒の来歴・活躍
妹の死
産業革命後の世界に突如として現れ、鋼鉄の心臓を持つ不死の怪物「カバネ」が増殖する中、極東の島国・日ノ本の人々は「駅」と呼ばれる砦に閉じこもり、装甲蒸気機関車「駿城(はやじろ)」で物資を融通し合って生き延びていた。
本編から5年前、かつて暮らしていた故郷の駅で妹と一緒にすごしていた生駒。
駅に突然カバネに襲撃され、その際にカバネに妹が噛まれてしまう。生駒は噛まれた妹を置いて助けを呼びに行ったが、大人に助けを求めても手荒く拒絶されてしまう。その間にどんどんとカバネ化してしまい、妹は瀕死状態になる。そして生駒が自ら止めを刺しただった。生駒の中では、そのことが今でもトラウマになっている。以来、生駒は納得いかなかったらとことん立ち向かい、カバネに対する恐怖心と自分のことをかえりみない利己性を理性で抑え込められる「誇れる自分」になることを誓っている。右手に装着している緑色の石は、かつて初音と共に河原で見つけた妹の形見である。
カバネリと化した生駒
妹の死から5年後。国の決まりで死んだカバネの死体は持ち帰ることが禁止されていたが、生駒は顕金駅で蒸気鍛冶師をしながら、密かに収集したカバネの死体を用いて研究を行っていた。そして、独自の武器「ツラヌキ筒」や、カバネのウイルス侵食を食い止める器具を開発し、カバネに対抗する手段を模索していた。
ある日、カバネに乗っ取られた駿城が顕金駅に突入し、カバネが大量に溢れ出す。人々が逃げ惑う中、生駒は妹の死の経験から「今度こそ逃げない」と決意し、自らカバネに立ち向かう。彼はツラヌキ筒でカバネの心臓を撃ち抜くことに成功するが、その直後に別のカバネに噛まれてしまう。ウィルスに感染すればカバネになってしまうが、生駒は自らの首を器具で締め付け、脳へのウイルス侵食を止める。その結果、カバネにならなかったが、心臓部に心臓被膜が出来てしまい、人間でもカバネでもない存在・カバネリになってしまった。
甲鉄城への合流
カバネリとなった生駒は、謎の少女・無名(むめい)と共に、顕金駅から脱出した唯一の駿城「甲鉄城」に乗り込む。しかし、カバネリという忌むべき存在を乗せていることに甲鉄城の乗員たちは恐怖と不安を抱き、生駒は武士である来栖(くるす)らにより粛清されかかる。
甲鉄城の乗員たちの不安は次第に高まり、生駒と無名、そして彼らを庇う者たちはボイラー車に隔離されてしまう。甲鉄城の責任者となった菖蒲(あやめ)や友人たちの助けを得ながらも、生駒は自らの存在を否定する人々に対し、カバネを倒せる力を持つ「カバネリ」の有用性を証明するため、最前線でカバネとの死闘を繰り広げる。生駒は持ち前の勇敢さと、ツラヌキ筒や知恵を駆使して、数々の危機から甲鉄城と人々を救っていく。しかしその中で、生駒はカバネを狩る精鋭部隊「狩方衆」総長である天鳥美馬(あまとり びば)のやり方や、美馬の配下にある無名がカバネリとして酷使されている現状に疑念を抱く。
無名の救出
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