菅原孝支(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
菅原孝支(すがわら こうし)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の3年生で副主将。ポジションはセッター、背番号は2。同じポジションの1年生レギュラー影山飛雄(かげやま とびお)の才能を開花させた偉大な先輩のうちの1人。試合では、篤実なセッターとして他校に知られている。性格がよく、明朗闊達で思いやりがあり、人に対してもバレーボールに対しても真っすぐ。3年生の主将澤村大地(さわむら だいち)には少々悪ノリしやすいと言われる。3年生同士は仲が良く、部活を通して培ってきた友情は厚い。
春高バレー全国大会出場を決め、3年生全員で初詣でに行く
「全日本バレーボール高等学校選手権大会」、通称「春の高校バレー全国大会」を数日後に控えてお正月を迎えた菅原とほかの3年生は、全員で初詣に向かう。菅原、澤村、東峰はおみくじを引いた。ちなみに東峰は「凶」、菅原と澤村は「末吉」だった。そしてマネージャー清水の「神様の助けがなくても大丈夫」の言葉に3人は活気づく。烏野バレー部は、マイクロバスで全国大会の開催地である東京へ向かった。宿では、菅原は「いつも通り」毎晩勉強をしていた。菅原は「平常心のための勉強だな、ルーティーンみたいなものだな」と言っている。
春高バレー全国大会が始まる
1回戦の相手は神奈川県代表・椿原学園だった。1セット目を25-23で烏野が先取する。この試合で、菅原は日向・影山のマイナステンポのバックアタックを「うしろマイナス」と名付けた。2セット目の終盤、24-23烏野のマッチポイントで、月島に代わり菅原がコートに入る。菅原はサーブではセッターの出てくる場所を狙い、相手のレシーブを乱す。相手方スパイカー丸山がブロックアウトが得意な選手だと頭に入れていた菅原は、ブロックアウトを狙ってきた丸山のスパイクを拾うファインプレーでチームを活気づける。菅原が繋いだボールを、最後は東峰がバックアタックを決め、25-23で烏野が2セット先取して椿原学園に勝利。次の日に行われる2回戦へコマを進めた。
優勝候補の一角、稲荷崎高校を破る
2回戦の相手は、兵庫県代表の稲荷崎高校だった。稲荷崎高校には全国ナンバーワン・セッターと言われる2年の宮侑(みや あつむ)がいる。今大会の優勝候補だった。1セット目から接戦になり、24-23で烏野が先にセットポイントを迎えた。しかし、ここから烏野はミスが重なり25-25の同点となる。最後はミスが続いた田中が超インナークロススパイクを決め、自らブレイクすると共に烏野は27-25で1セット目を先取した。2セット目、烏野は稲荷崎に大量リードされつつ田中の強烈なスパイクが決まったところで、月島に代わり、菅原が投入される。菅原は「2セット目を落としても大丈夫だと思ってないだろうな、2-0で掻っ攫うぞ!」と選手たちに声を掛ける。菅原は、サーブで全国5本指に入る稲荷崎のスパイカーで3年の尾白アラン(おじろ あらん)を狙い、膝をつかせてけん制する。2年の宮治(みや おさむ)のスパイクがブロックアウトになりそうなところを、また菅原が拾うファインプレーを見せる。しかし2セット目は16-25で稲荷崎高校が取り返した。
3セット目は烏野が2、3点リードする展開になる。しかし11-11の同点に追いつかれ、今度は稲荷崎にリードされる展開となる。烏野にとって苦しい試合展開が進む中、尾白アランの強烈なスパイクを日向が完璧なレシーブをしてチームに活路を見出す。しかし、日向の超ファインプレーなどが続くが16-18と点差は縮まらなかったので烏野はタイムアウトを取る。そこで休憩中、「苦しい、もう止まってしまいたい、そう思った瞬間からの一歩」と思われる超ファインプレーを見せた日向の、いつも通り目の前の1点をとっていこうという姿勢から、チームは活気付きバレーボールの楽しさを思い出す。ここから21-20で烏野は再びリードするが、稲荷崎が最初にマッチポイントを迎える。ここから1点を取っては取り返す攻防となる。
烏野のマッチポイントで、菅原がその後「泣きそうになった」と回想している日向の感動のプレーが見られた。稲荷崎高校戦3セット目は30点を超える大接戦となる。31-30で烏野が再びマッチポイントを迎えると、両チームともスピードの呪縛に捕らわれ、相手の体勢が整う前に攻撃しようと加速していく。そのとき日向が「楽していこうぜ」と言い、簡単で些細で、でも忘れがちな高く優しいファーストタッチで、レシーブを高く上げて味方に呼吸をさせた。菅原は、日向の成長を入部当初から見守ってきた先輩の1人で、特に春高全国大会が始まってから日向のレシーブ力の成長ぶりには感動すら覚えていた。
烏野のマッチポイントは、月島のネット際に落ちるサーブから始まる。日向が味方に呼吸をさせるレシーブでリズムを変えると、烏野はシンクロ攻撃で勝負する。田中のスパイクはブロックに止められるが、影山、月島、澤村の超ファインプレーでボールを返す。今度は、日向・影山の速攻を真似た宮侑と宮治が繰り出すマイナステンポの双子速攻で稲荷崎は攻めるが、本家の日向・影山がタイミングをぴったり合わせてブロックに飛んだ。ブロックされたボールは、稲荷崎コートのバックラインぎりぎりに落ちて試合終了。烏野高校は、優勝候補の稲荷崎高校にセットカウント2-1で勝った。烏野はベスト16まで勝ち進んだ。
「約束の地」で音駒高校と戦う
烏野高校の好敵手である音駒高校との闘いが始まった。烏野は5年ぶり9回目、音駒は5年ぶり11回目の春高全国大会である。「約束の地」である全国で公式戦を交えた両チームは、ホームで試合しているかのような充実した試合運びだった。元々は烏野の烏養前監督と音駒の猫又監督のバレーボールを通じた友情から生まれた約束だったが、何度も一緒に練習をして切磋琢磨してきた仲間同士の試合となり、選手たちにとっても特別な試合となった。菅原たちも「祭り」だと大盛り上がりだった。
1セット目から接戦で、音駒がまず25-27で先取した。ちなみに練習試合を通して、烏野は音駒に1セットも取ったことがなく、攻撃しても攻撃しても拾われる音駒は紛れもない苦手なチームだった。菅原は1セット目の中盤、音駒は日向に速攻を打たせないよう牽制していることに気づく。日向が白鳥沢戦や稲荷崎戦を通してレシーブに目覚めたこともあり、音駒の「脳」である2年生セッター孤爪研磨(こづめ けんま)は、現在日向が面白いと思っているレシーブに集中させ、分からないように助走路を味方の選手たちに塞がせて、速攻をしかけるジャンプをできないように試合を組み立てていた。
2セット目は烏野がリードする展開だったが、中盤になると音駒が追いつき、連続得点で19-20になり初めて音駒にリードされてしまう。21-21の同点で、後衛に下がった月島に代わって菅原がコートに入った。「こんなお祭り、そうそう無えのに、2セットだけで終わるなんてもったいねえべや!」と仲間を鼓舞する。音駒の日向潰しも徹底してきていた。烏野の仲間たちは、今まで日向に道を作ってきてもらった(日向の囮で攻撃が沢山決まっていた)こともあり、今度は自分たちが日向に道を作ってやると張り切る。しかし、菅原が入っても状況は変わらず、音駒の返すボールは完璧に日向の助走距離を邪魔していた。そこで、事前に烏養コーチが影山に「勇気出していこう」と伝えていた内容を影山は試そうとする。影山は日向にサードテンポのスパイク(オープン攻撃)を打てるよう、きれいな二段トスを上げる。オープン攻撃とは、高く上げたトスに合わせて余裕をもって助走を始めるサードテンポの攻撃のことだ。1回目はタイミングが合わずフェイントになるが、2回目は日向のキレイなスパイクが決まる。こうして日向・影山は、音駒高校の日向潰しに対応することができた。2セット目は25-24で烏野はセットポイントを迎える。相手方スパイクを日向がレシーブしたボールが、音駒コートにダイレクトで返りバックラインのコーナーに落ち、烏野が26-24で勝った。
菅原は3セット目中盤、14-14と同点の場面で月島に代わってコートに入った。菅原は「俺達は俺達の芯が何かを証明する」と言い、影山のトスで、菅原もシンクロ攻撃に参加する。3セット目も接戦だったが、最後は烏野が25-21でセットを取り、セットカウント2-1で烏野が音駒に勝つ。この時点で烏野はベスト8となる。試合のあと、烏野と音駒の選手たちはお互いに抱き合って健闘を称え合った。菅原は音駒のリベロ夜久衛輔(やく もりすけ)と一緒に騒いでいた。
烏野高校は音駒高校に2-1で勝利し準々決勝に駒を進めた。烏野の3年生は誇らしくコートを後にする。烏養コーチと猫又監督が握手したとき、入院先でテレビ観戦していた烏養前監督は、テレビに向かって差し出した手を猫又監督と握手をするように握っていた。烏養コーチは烏養前監督の代わりに「ゴミ捨て場の決戦」を実現させ、おじいさん孝行が成功した。「ゴミ捨て場の決戦」とは、「公式戦で一戦を交える」という約束のことだ。烏野と音駒の選手たちは、同じライバルの梟谷学園高校の試合を見に行くと、セットカウント2-0で梟谷学園も準々決勝進出を決めた。梟谷学園のエース木兎光太郎(ぼくと こうたろう)は、「お前ら見て絶対負けねって思った、もっと会場を沸かす試合してやる」と言って、音駒の黒尾とハグした。
準々決勝の相手は全国トップクラスのブロックを誇る鴎台高校だった
1年生のときに3年生の主将から「チャンスがあったら掴めよ」と言われた現3年生は今、全国の舞台で戦っている。現時点での成績は「ベスト8」、準々決勝まで勝ち進み、菅原たちも全国という華やかな場に慣れてきた。落ち着きを見せているその背中に、2年生の西谷と田中は「やはり3年生の背中はでけえな」と言及する。菅原達3年生は、目の前の試合に勝つことのみ、そして優勝まで勝ち進んでいくことのみを考えていた。
鴎台高校は強豪で、春高全国大会は今年3年連続15回目の出場となる。影山と同様、全日本ユースに召集された星海光来(ほしうみ こうらい)は、小柄ながらジャンプの最高到達点は342cmで、高身長・201.2cmの百沢雄大(ひゃくざわ ゆうだい)・347㎝、189.5cmの牛島若利・345cm、194.3cmの灰場リエーフ(はいば りえーふ)・345cmに次ぐ4番目である。この試合も、開始直後に日向・影山の新しい速攻が決まり、烏野が1点を先制して始まる。しかし鴎台は噂通りの強豪で、菅原の言葉を借りれば「どこをどう抜いていけばいいのか」分からないような対応に困る強さを誇っていた。1セット目はあっという間に20-25で鴎台が取った。
2セット目16-17から月島のクイック攻撃で同点に追いつくと、戦術的ツーセッターとして菅原が投入される。菅原はコートに入ると、「強い仲間、信頼できる仲間、こいつらと一秒でも長くバレーをしていたい」と思った。そしてスパイカーたちに対して、「俺と影山で決まるまで打たすからなァ」と声を掛けると、東峰は「まかせろ」、田中は「バッチ来い」だったが、日向は「やったー!」と答えた。菅原はサーブを相手のエース星海にとらせ、2mと長身の白馬芽生(はくば がお)のブロックにはじかれたスパイクを危なげなく拾う。そのボールをエース東峰がブロック3枚相手に挑んだ。
菅原の拾ったボールをエース東峰は、影山からのキレイなトスを強烈なスパイクで攻めると思われたところ、相手の隙をつくプッシュで得点した。これには観客席も不意を突かれ大笑いしていた。烏野はより強い相手と充実した試合をしていた。
烏野は18-17でリードしたところで再び菅原のサーブが回ってきて、菅原は相手のエース星海光来を牽制した。長いラリーの末、菅原は東峰にトスを上げた。東峰のスパイクは相手の3枚ブロックが吸い込み、烏野は19-17とリードをひろげる。最後はブロックアウトを狙ってきた星海のスパイクを月島がよけてスパイクアウト。烏野が25-22で2セット目を取り返す。3セット目は日向の囮がとても機能し、遂に鴎台のバンチリードブロックを分断することに成功、田中が1枚ブロック相手にキレイなスパイクを決めた。
烏野が連続ポイントを決め14-13になったところで、日向が高熱で歩けなくなり、コートを後にする。その後、月島は足が攣り一時コートから下がる。烏野はこの後も善戦するが、最後は星海のスパイクが決まり、23-25で鴎台が勝った。セットポイント2-1で鴎台が準決勝へ進出した。烏野は、春高全国大会で「ベスト8」の成績を残した。
烏野バレー部3年生は卒業した
菅原ら3年生は、晴れた日に烏野高校を卒業した。部員全員が、澤村、菅原、東峰、清水に「ありがとうございました!」と感謝の挨拶をして、新主将縁下ら1、2年生たちに部活を引き継いだ。その後、烏野バレー部は2013年インターハイ宮城県予選決勝進出、2014年春高全国大会3回戦(ベスト16)、2015年春高全国大会では準決勝に進出した(第3位)。
菅原孝支、24歳になる
菅原は、高校卒業後大学へ進学し、小学校の教諭になっていた。社会人プロリーグに入った日向のデビュー戦が、地元仙台で行われるということで、烏野バレー部OBの澤村、菅原、東峰が集合した。対戦相手は、なんと影山の所属するチームだ。日向・影山の対戦を見に来た3人は、「…懐かしいって感じじゃないな。うん、つい昨日って感じだ」と言う。この試合には、烏養コーチや武田監督、田中や清水、月島、山口など、当時のバレー部のメンバーが見に来ていた。日向の所属するムスビイ・ブラックジャッカルには、宮侑、木兎光太郎、佐久早聖臣(さくさ きよおみ)など。影山の所属するシュヴァイデンアドラーズには、牛島若利、星海光来など、烏野バレー部にとっては馴染みのある錚々たる顔ぶれが揃っていた。菅原は、選手紹介で影山が入場してきたときに「泣きそう」と呟く。日向が登場すると、田中が「日向」と叫び、その叫び声は日向に届く。
試合運びはさすがプロとだけあって卓越していた。菅原が「どんなモンでもプロって何かしらヤバイんじゃない?」と尋ねると、澤村と東峰は「まあ…うん、ヤバイな」と答えていた。2年間のビーチバレー修行で鍛えたバランス感覚は素晴らしく、日向は何でもできるようになっていた。特に、囮効果は素晴らしく、レシーブの位置を少しずらしてコートにわざと空間を作り、星海にスパイクを打たせ日向がその空間に回り込んでレシーブするなど、日向は自分自身を囮にするようにもなっていた。応援席の観客が「21番の日向がまた何かやるかと思った!」と騒いでいると、3人は「どうも、それはウチの最強の囮です」とごく自然に思っていた。菅原は、小学校の先生になってからも、部活の日々をつい昨日のように思い出していた。
菅原孝支の関連人物・キャラクター
影山飛雄(かげやま とびお)
影山飛雄(かげやま とびお)は、漫画『ハイキュー!!』の主人公のうちの1人。烏野バレー部の1年生レギュラーで、ポジションはセッター。バレー歴は長く、赤ん坊の頃からバレーボールに慣れ親しみ、本格的にバレーボールのクラブチームに入ったのは小学2年生だ。中学生の頃、天才セッター現ると騒がれるが、その才能が発揮されるようになるのは影山が烏野バレー部に入ってからだ。北川第一中学にいた頃は、2個上の及川徹という優秀なセッターを手本にしてきた。烏野高校に入学してからは、3年生の先輩セッター菅原が、伸び悩んでいた影山にバレーボールへの姿勢や人との接し方・信頼など、必要なことを沢山教えたようだ。影山は高校を卒業したあとプロリーグに進み、全日本代表選手として史上最年少での大活躍を果たす。
影山飛雄(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
影山飛雄(かげやま とびお)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のセッターだ。天才的な技術でゲームを支配する”コート上の王様”。試合前に爪を研ぎ指の状態を整えたり、試合後バレーノートをつけるなどバレーに対してストイックだ。正確無比なトスワークを誇る、セッターとして秀でた素質を磨き続け、多彩な攻撃を自由自在に使い分ける。脅迫(しんらい)と自負を手に強靭なスパイカーを伴ってコートを統べる”真の王様”となった。日本代表のセッターとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。
日向翔陽(ひなた しょうよう)
日向翔陽(ひなた しょうよう)は、漫画『ハイキュー!!』の主人公のうちの1人。烏野高校バレー部の1年生レギュラーでポジションはミドルブロッカー。人見知りしない明るい性格で、すぐに友達と打ち解けることができる。音駒高校の2年生セッター孤爪研磨(こづめ けんま)とは音駒高校が宮城県に遠征中に偶々道で会ったことがきっかけで社会人になってからも続く友達となる。菅原は副主将として、新入生だった日向の面倒を見てきた。入部時に日向と影山が張り合っているときに間を取り持ったのも、ロードワークで道に迷ったときに見つけに行ったのも菅原だった。その後も菅原は、日向・影山のコンビネーションのサインを考えたり、日向の囮としての攻撃を応援していた。日向は高校卒業後、1年間の下積みのあと、2年間ブラジルでビーチバレーの修行をし、その後日本のプロリーグに所属する。全日本代表選手として影山や牛島らと一緒に活躍することになる。
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佐久早聖臣(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
佐久早聖臣とは『ハイキュー!!』に登場する井闥山学院の2年生エーススパイカー。全国3大エースの中で唯一の2年生で異常な手首の柔らかさを活かした強力な回転がかかるスパイクが武器。性格は潔癖で神経質。また何かをやり始めたら中途半端に出来ず、最後までやり遂げないと気が済まない。 高校2年生のインターハイではチームを全国優勝に導いている。高校卒業後は大学に進学しMVPを受賞している。その後V1チームのMSBYブラックジャッカルに入団しアウトサイドヒッターとして活躍、また日本代表にも選出される。
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宮治(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
宮治(みや おさむ)とは、古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』に登場する稲荷崎高校の2年生でウィングスパイカー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)の在籍する烏野バレー部が“春の高校バレー”全国大会に出場した時、2回戦の対戦相手として登場する。宮治の在籍する稲荷崎高校は、その大会で優勝候補と目されていた。宮治には双子の弟で「高校生ナンバーワンセッター」と言われる宮侑(みや あつむ)がいる。
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谷地仁花(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
谷地仁花(やち ひとか)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部のマネージャー。主人公の日向翔陽(ひなた しょうよう)、影山飛雄(かげやま とびお)と同じ1年生で、進学クラスに在籍している。インターハイ予選終了後、後任を探していた3年生の清水潔子(しみず きよこ)にスカウトされて入部した。デザイナーの仕事をしている母親と同様デザインの仕事が好きで、烏野高校バレー部が遠征する際の支援寄付用ポスターを制作するなどして、陰ながら部を支える。
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日向翔陽(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
日向翔陽(ひなた しょうよう)とは『ハイキュー!!』に登場する、烏野高校のミドルブロッカーだ。そしてこの物語の主人公だ。ミドルブロッカーとしては低身長だが、常人離れした瞬発力とずば抜けたジャンプ力を合わせ持つ高い身体能力を活かし、相手をかき乱す”最高の囮”として活躍する。向上心が強く努力を怠らない性格で高校卒業後は、単身ブラジルへ渡りビーチバレーで技術を磨く。そして日本代表ではオポジットとして活躍し、その翌年には海外へ行き、世界クラブ選手権に出場する。
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昼神幸郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
昼神幸郎(ひるがみ さちろう)とは古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』の登場人物で、鴎台高校のバレーボール部に所属する2年生である。ポジションはミドルブロッカー(MB)。鴎台は全国トップクラスのブロックを誇るチームであり、全国ベスト4に入る強豪である。その鴎台でブロックの要として活躍していることから「不動の昼神」という異名を持つ。物腰柔らかい雰囲気があるが、試合中は迫力のある表情になる。冷静に状況を分析する能力に長けていて、落ち着いたプレーでチームに貢献する。
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田中龍之介(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
田中龍之介(たなかりゅうのすけ)とは、『ハイキュー!!』に登場する烏野高校の2年生。パワフルなスパイクで、チームの得点を叩き出す。烏野の元気印として試合のファーストポイントを任されることが多い。ポジションは、ウィングスパイカー。スパイクの技術も安定感もある優秀なスパイカーと周囲から称されている。烏野バレー部の時期エースとして期待される。一見パンチの強いタイプだが、後輩の面倒見が良く、後輩から慕われている。マネージャーの清水潔子(しみずきよこ)に絶賛片思い中。
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山口忠(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
山口忠(やまぐち ただし)とは『ハイキュー!!』に登場するキャラクターで、「落ちた強豪、飛べない烏」と呼ばれている「烏野高校」のミドルブロッカー。身長が高くクレバーな月島、天才の影山、最強の囮日向と同期であり、レギュラーに入ることもできず、当初は目立たない存在であった。しかし、自分だけの武器を見つけるべくサーブを特訓し、チームで欠かせない選手に成長。変人だらけの烏野1年の中で一番まともな性格をしており、よくツッコミ役に回る。しかし幼馴染の月島のことになると熱くなってしまう一面も持つ。
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灰羽リエーフ(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
灰羽リエーフ(はいば りえーふ)とは、『ハイキュー!!』の登場人物で、東京の強豪、都立音駒高等学校男子バレー部に所属する1年生。日本人とロシア人のハーフだが日本生まれ日本育ちのため、ロシア語は話せない。名前のリエーフはロシア語で”獅子”を意味する。 バレーは高校に入学してから始めたため、周りから下手だと言われているが、生まれ持った高身長、身体能力、バレーのセンスを兼ね備えている。 主人公の日向翔陽がいる宮城県立烏野高等学校と”ゴミ捨て場の決戦”を実現させるため全国大会への出場を目指していく。
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夜久衛輔(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
夜久衛輔(やく もりすけ)とは『ハイキュー!!』内で登場する音駒高校のリベロ(R)。主人公日向翔陽(ひなた しょうよう)の所属する烏野高校とは因縁の関係であり、何度も試合を行っており、互いを高め合うよきライバルである。リベロとしての能力が非常に高く、その存在だけで相手のスパイカーにプレッシャーを与えるほどの存在感がある。個性豊かなチームメンバーをまとめるおかん的な役割をしていることが多いが、後輩を叱ったりする一面から鬼先輩と呼ばれることもある。
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白布賢二郎(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
白布賢二郎(しらぶ けんじろう)は漫画『ハイキュー!!』の登場人物で、宮城県の絶対王者といわれた白鳥沢学園高校バレー部の2年生セッター。中学生のとき、1学年上のスパイカー牛島若利(うしじま わかとし)に憧れて、一般入試で入学した秀才。2年生で正セッターの座を射止めた努力家でもある。派手さはないがミスの少ないトスが持ち味で、強力なスパイカーを生かすトス回しが特徴。“シンプル・イズ・ベスト”を追求する白鳥沢学園のコンセプトにマッチするセッターだ。目立たないが気が強く、実力のある選手たちを支える。
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目次 - Contents
- 菅原孝支のプロフィール・人物像
- 菅原孝支のポジション・能力
- 菅原孝支の来歴・活躍
- 菅原孝支、烏野バレー部に入部する
- 「堕ちた強豪、飛べない烏」
- 烏野バレー部、新1年生を迎える
- 烏野のエース東峰が部活に復帰する
- 烏野高校で毎年恒例のゴールデンウィーク合宿が始まる
- インターハイ予選に向けて、マネージャー清水が激励のことばをかける
- インターハイ予選宮城県大会が始まった
- インターハイ予選を3回戦まで勝ち進む
- インターハイ予選3回戦、青葉城西戦
- 春高バレー全国大会へ向けて、烏野バレー部は再始動する
- 烏野バレー部、関東の強豪4校と出会う
- 春高バレー宮城県予選を勝ち抜く
- 春高宮城県予選決勝トーナメントへ駒を進めた烏野高校
- 天才セッター及川率いる青葉城西高校を破る
- 春高宮城県大会決勝、白鳥沢学園戦が始まった
- 白鳥沢戦ファイナルセットでスターティングメンバーに起用される
- 春高バレー全国大会出場を決め、3年生全員で初詣でに行く
- 春高バレー全国大会が始まる
- 優勝候補の一角、稲荷崎高校を破る
- 「約束の地」で音駒高校と戦う
- 準々決勝の相手は全国トップクラスのブロックを誇る鴎台高校だった
- 烏野バレー部3年生は卒業した
- 菅原孝支、24歳になる
- 菅原孝支の関連人物・キャラクター
- 影山飛雄(かげやま とびお)
- 日向翔陽(ひなた しょうよう)
- 澤村大地(さわむら だいち)
- 東峰旭(あずまね あさひ)
- 烏養繋心(うかい けいしん)
- 清水潔子(しみず きよこ)
- 菅原孝支の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「”最強の敵”だったならさ、今度は”最強の味方”じゃん」
- 「技術があって、やる気もありすぎるくらいあって、何より周りをみる優れた目を持っているお前に、仲間のことが見えないはずがない」
- 「エースが待ってる、トスを呼んでる」
- 「もっとここに居たい、仲間と一緒に戦っていたい、自分の手でトスを上げたい、何度でも」
- 「行くぞ、春高」
- 「結婚は待ってください!」
- 「でも、勝負に出なきゃ勝利もない」
- 「2-0で掻っ攫うぞ」
- 「チャンスは居るぞ!絶対逃がすな!」
- 「調子乗って凹んでんじゃねぇーっ!」
- 「学年なら、関係無いんで」
- 「お前からそれを聞けただけで、ここに来た意味がある。誰が何と言おうとある…お前がこのチームをそんな風に思ってくれるなら、きっとその先もそう思える。ずっと先も」
- 春高全国大会が終わった直後、旅館のベランダで語り合う3年生たち
- 菅原孝支の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 影山のサインを考える菅原
- 稲荷崎戦に勝った日の夜、旅館で盛り上がる烏野のメンバー
- 及川徹からのあだ名は爽やか君