菅原孝支(ハイキュー!!)の徹底解説・考察まとめ
菅原孝支(すがわら こうし)とは、漫画『ハイキュー!!』に登場する烏野高校バレー部の3年生で副主将。ポジションはセッター、背番号は2。同じポジションの1年生レギュラー影山飛雄(かげやま とびお)の才能を開花させた偉大な先輩のうちの1人。試合では、篤実なセッターとして他校に知られている。性格がよく、明朗闊達で思いやりがあり、人に対してもバレーボールに対しても真っすぐ。3年生の主将澤村大地(さわむら だいち)には少々悪ノリしやすいと言われる。3年生同士は仲が良く、部活を通して培ってきた友情は厚い。
日向が高熱でコートを去ったあと、今度は月島が足を攣り、一時的にコートを去る。このとき、烏養コーチは菅原を出そうと思っていたのだが、菅原は「今のローテと点数なら山口だと思います、影山が前衛なら俺が上げて影山攻撃参加アリですけど、今後衛だし。学年なら、関係無いんで」と烏養コーチに告げる。これが最後の試合になるかもしれないことなど菅原には微塵も感じられず、目の前の試合に勝つことだけ考えていたことが分かる。
「お前からそれを聞けただけで、ここに来た意味がある。誰が何と言おうとある…お前がこのチームをそんな風に思ってくれるなら、きっとその先もそう思える。ずっと先も」
烏野は鴎台戦で惨敗し、「全国ベスト8」となった。澤村が後輩たちに「初めての全国で僕たちがここまで来れたのは奇跡的かもしれない。でも、お前たちは更に、もっと上へ行けると確信している」と言うと、影山は「俺は、この烏野(チーム)でもっと上へ行きたかったです」と言う。この言葉に菅原は感動し、涙しながら「試合は、勝たなきゃだめだ、勝たなきゃそこで終わるから。でも、お前からそれを聞けただけでここに来た意味がある。誰が何と言おうとある…お前がこのチームをそんな風に思ってくれるなら、きっとその先もそう思える、ずっと先も」と言った。澤村は、月島も影山も、成長の早いアザラシのようだと喜んだ。
春高全国大会が終わった直後、旅館のベランダで語り合う3年生たち
烏野バレー部3年生の最後の大会が終わった。烏野が低迷していた時期を乗り越えた澤村、菅原、東峰、清水は、旅館のベランダに並んで東京の景色を眺めていた。色々と談笑する場面が描かれたあと、菅原が「誰も謝ってなくてよかった」とつぶやく。菅原はこんな時でも仲間のことを考えていた。3年生を呼びに来たのは田中で、その後みな旅館で夕食を食べた。
菅原孝支の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
影山のサインを考える菅原
漫画33巻の挿絵に、影山のサインを考える菅原たちの姿が描かれている。1年生のときに全日本ユースに召集された影山の実力を知っている菅原は、影山は将来バレーボールで有名になると踏んでいて、今からサイン考えて上げようと言及する場面があった(稲荷崎高校戦に勝利した日の夜)。挿絵には、実際に影山のサインを考えている最中の菅原らチームメイトの姿が描かれている。
稲荷崎戦に勝った日の夜、旅館で盛り上がる烏野のメンバー
烏野バレー部が稲荷崎高校に勝利した日の夜、テレビでは優勝候補の一角を倒した烏野の選手たちの様子が放送されていた。旅館では、その日の熱戦をテレビを囲んで振り返り、大盛り上がりだった。なかなか調子が上がらなかった田中のスパイクや、真剣に応援する菅原の様子、淡々と敵のスパイクのコースを絞る月島、サーブを決めて怖い顔で映っていた東峰など、自分たちの姿がテレビに映っていることも新鮮で一生の思い出になったはずだ。その様子を顧問の武田監督が密かに見守っていた。
及川徹からのあだ名は爽やか君
菅原はその穏やかな表情、雰囲気から青葉城西高校のセッター及川徹からは「爽やか君」と呼ばれている。しかし烏野対青葉城西の試合で、菅原が青葉城西コートのいやらしい位置にボールを入れるプレーを見て、及川は「爽やか君って名付けたの誰だよ!俺だよ!」と自分で突っ込んでいた。
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黒尾鉄朗(くろお てつろう)とは『ハイキュー!!』に登場する、音駒高校の主将でミドルブロッカーだ。主将としての、チームをまとめる力・仲間を育てる能力が高い。プレー中に挑発したり、揺さぶりをかけたりして相手の平常心を奪う心理戦も得意だ。状況に応じて様々なブロックを使い分け、相手スパイカーの攻撃を素早く見極める能力が高い。ブロックだけでなく、レシーブ・スパイク・サーブとどれも優れているオールラウンダーだ。卒業後は選手としてではないが、バレーボールを普及させようと動いている。
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木兎光太郎(ぼくとこうたろう)とは『ハイキュー!!』シリーズの登場人物で東京都の梟谷学園高校3年生で主将でありエースである。 真っ直ぐで攻撃的なプレイは敵味方関係なく圧倒し、士気を高める。得意なスパイクコースは超インナークロス。 常にテンションは高いが、意外なところでメンタルがやられ気分の浮き沈みが激しい。 高校卒業後はVリーグDivision1の「MSBYブラックジャッカル」に所属。
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昼神幸郎(ひるがみ さちろう)とは古舘春一の高校バレーを題材にした漫画作品『ハイキュー!!』の登場人物で、鴎台高校のバレーボール部に所属する2年生である。ポジションはミドルブロッカー(MB)。鴎台は全国トップクラスのブロックを誇るチームであり、全国ベスト4に入る強豪である。その鴎台でブロックの要として活躍していることから「不動の昼神」という異名を持つ。物腰柔らかい雰囲気があるが、試合中は迫力のある表情になる。冷静に状況を分析する能力に長けていて、落ち着いたプレーでチームに貢献する。
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目次 - Contents
- 菅原孝支のプロフィール・人物像
- 菅原孝支のポジション・能力
- 菅原孝支の来歴・活躍
- 菅原孝支、烏野バレー部に入部する
- 「堕ちた強豪、飛べない烏」
- 烏野バレー部、新1年生を迎える
- 烏野のエース東峰が部活に復帰する
- 烏野高校で毎年恒例のゴールデンウィーク合宿が始まる
- インターハイ予選に向けて、マネージャー清水が激励のことばをかける
- インターハイ予選宮城県大会が始まった
- インターハイ予選を3回戦まで勝ち進む
- インターハイ予選3回戦、青葉城西戦
- 春高バレー全国大会へ向けて、烏野バレー部は再始動する
- 烏野バレー部、関東の強豪4校と出会う
- 春高バレー宮城県予選を勝ち抜く
- 春高宮城県予選決勝トーナメントへ駒を進めた烏野高校
- 天才セッター及川率いる青葉城西高校を破る
- 春高宮城県大会決勝、白鳥沢学園戦が始まった
- 白鳥沢戦ファイナルセットでスターティングメンバーに起用される
- 春高バレー全国大会出場を決め、3年生全員で初詣でに行く
- 春高バレー全国大会が始まる
- 優勝候補の一角、稲荷崎高校を破る
- 「約束の地」で音駒高校と戦う
- 準々決勝の相手は全国トップクラスのブロックを誇る鴎台高校だった
- 烏野バレー部3年生は卒業した
- 菅原孝支、24歳になる
- 菅原孝支の関連人物・キャラクター
- 影山飛雄(かげやま とびお)
- 日向翔陽(ひなた しょうよう)
- 澤村大地(さわむら だいち)
- 東峰旭(あずまね あさひ)
- 烏養繋心(うかい けいしん)
- 清水潔子(しみず きよこ)
- 菅原孝支の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「”最強の敵”だったならさ、今度は”最強の味方”じゃん」
- 「技術があって、やる気もありすぎるくらいあって、何より周りをみる優れた目を持っているお前に、仲間のことが見えないはずがない」
- 「エースが待ってる、トスを呼んでる」
- 「もっとここに居たい、仲間と一緒に戦っていたい、自分の手でトスを上げたい、何度でも」
- 「行くぞ、春高」
- 「結婚は待ってください!」
- 「でも、勝負に出なきゃ勝利もない」
- 「2-0で掻っ攫うぞ」
- 「チャンスは居るぞ!絶対逃がすな!」
- 「調子乗って凹んでんじゃねぇーっ!」
- 「学年なら、関係無いんで」
- 「お前からそれを聞けただけで、ここに来た意味がある。誰が何と言おうとある…お前がこのチームをそんな風に思ってくれるなら、きっとその先もそう思える。ずっと先も」
- 春高全国大会が終わった直後、旅館のベランダで語り合う3年生たち
- 菅原孝支の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 影山のサインを考える菅原
- 稲荷崎戦に勝った日の夜、旅館で盛り上がる烏野のメンバー
- 及川徹からのあだ名は爽やか君