昌平君(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

昌平君(しょうへいくん)とは『キングダム』に登場する武将で、秦国の右丞相(うじょうしょう)として、軍総司令を務める天才軍師である。秦国の実権を握る呂不韋(りょふい)が率いる呂氏四柱(りょししちゅう)の一人である。冷静な判断力の持ち主で、目的達成の為であれば、呂不韋の意向にそぐわぬ事もいとわない。自身の天才的な智略に基づいた的確な判断で軍総司令として戦の大局を操る。また、自身の運営する軍師学校で後進の育成も務めている。智略だけで無く反乱軍の鎮圧には自らが戦地に赴き敵将を討ち取る力量も兼ね揃えてる。

蔡沢(さいたく)

蔡沢(さいたく)は昌平君と同じ呂氏四柱(りょししちゅう)の一人である。外交を担当し、その優れた外交力から、楚・燕・韓・魏・趙が合従軍を組んで攻め入ってきた際に、中華東端にある斉国を交渉によって離脱させる手腕を見せた。昌平君の初登場シーンでは蔡沢は、昌平君の事を蒙武より強いと表現した。これは、昌平君の力は武による物ではなく、知の力によるものある事を表しており、昌平君の知力の恐ろしさを、副官・介億(かいおく)は「誇張すれば昌平君の武の力は蒙武級。誇張しなくても頭脳は趙国三大天・李牧級」と説明している。

李斯(りし)

秦国の法の番人の異名を持つ呂不韋(りょふい)四柱の一人。秦国大王嬴政(えいせい)の暗殺を企てるなど、呂氏四柱として暗躍する。嬴政の側近の肆氏(けつし)からも「法の番人の異名は伊達ではない、奴こそ"法"の化け物だ」と評されている。呂不韋が失脚したあとは牢屋に幽閉されるが、同じ呂不韋四柱の蔡沢(さいたく)の意思をくみ取った、嬴政の側近・昌文君(しょうぶんくん)が説得し、昌平君と共に嬴政に仕える。

河了貂(かりょうてん)

河了貂(かりょうてん)は主人公の信(しん)が率いる飛信隊の女軍師で、黒卑村(こくひむら)に住む梟鳴(きゅうめい)という山民族の末裔。登場当初は鳥の頭を模した蓑を被っていた。信と秦国大王・嬴政(えいせい)に出会った当初はお金目当てで行動を共にしていたが、王弟・成蟜(せいきょう)から王宮を取り戻す際には、信達に同行し活躍する。非力であったが信と同じ場所(戦場)に立つ事を望み、軍師を目指し、昌平君が運営軍師学校で学び、後に飛信隊の軍師として活躍する。嬴政派であるため、呂不韋四柱の一人である昌平君とは対立する立場ではあるが、昌平君の事は先生と呼び慕っている。昌平君の軍師学校で優秀な成績を残した河了貂は特別軍師認可を受けている。これは、楽華隊の隊長である蒙恬(もうてん)以来の快挙である。

蒙毅(もうき)

蒙毅(もうき)は秦国将軍であり呂不韋四柱(りょふいしちゅう)の一人である蒙武(もうぶ)の次男。祖父は秦国軍の総大将である蒙驁(もうごう)である。主人公の信と共に活躍する蒙恬(もうてん)を兄に持つ蒙毅は、秦国の名門といわれる蒙家出身の人物という事で、秦国軍の中で期待の若手軍師である。大柄で武力型の父の蒙武や祖父の蒙驁と違って華奢で小柄なキャラクターであり、前線で戦う武将ではない。昌平君を先生として崇め、主人公の信が率いる飛信隊の軍師・河了貂(かりょうてん)と共に昌平君の軍師養成学校で軍略を学んだ。

蒙恬(もうてん)

主人公の信(しん)と同年代の武官として登場。楽華隊(がくかたい)の隊長である。祖父は秦国大将軍・蒙驁(もうごう)。父は呂不韋四柱である蒙武(もうぶ)将軍という名族の出身。若くして楽華隊を率いて多数の武功を挙げ、将来を期待されているが本人は大将軍になる気はないと発言する事もある。性格はお気楽な雰囲気を醸し出ているが剣術に長けており、率いる楽華隊の兵士たちも戦術や武勇に優れた者ばかりである。昌平君の軍師学校で優秀な成績を残したため、蒙恬は特別軍師認可を受けている。信が率いる飛信隊が、千人隊となった直後に、全戦全敗していると情報を聞いた際には、軍師として自らの弟である蒙毅(もうき)を送り込もうと画策する。結果的に蒙毅は都合で飛信隊の元にはこれず、代理として蒙毅に推薦された河了貂(かりょうてん)が飛信隊の軍師として活躍する事になる。この河了貂は、昌平君より蒙恬以来の特別軍師認可を受けている。

昌平君の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「取るに足らぬ小事です」

秦国に楚・燕・韓・魏・趙が合従軍を組んで攻め入り、秦国はかつてない危機に見舞われた。そこで相国・呂不韋は大王・嬴政から王座を奪い、自信の地位存続を条件に和睦する事を画策した。その最中、嬴政自らが王宮目前の城、蕞(さい)に立ち戦に出ようとし、出発の直前に蕞の一般市民を民兵とする案を昌平君と相談していた。その後嬴政の出兵を知った呂不韋は、嬴政と昌平君の接触について咎め、なにか「助言をしたのではないか?」と問い詰めた。しかし昌平君は「今の秦国の危機を救う戦い以外は取るに足らない小事だ」と一蹴した。この発言に対し呂不韋は「今の発言、決して軽くないぞ」と脅しを掛ける事しか出来なかった。秦国存亡の危機という大事を前に、たとえ主の意向であっても政争などに関わるつもりはないという昌平君の大局を第一とする考え方が見て取れる。

「昌文君は昭王のとき長きに渡り最前線で弓矛を振るった生粋の武人だ」

秦国が20万の兵率いて韓の国へ攻め入った留守を狙い、趙国軍が秦国・馬央(ばおう)に10万の兵を率いて侵攻してきた。秦国は中央地帯を守る戦力も無い状態に陥ったため、大王・嬴政(えいせい)は緊急徴兵を下し10万の軍を立ち上げ、前線の援軍に向かわせる事を指示した。首都・咸陽(かんよう)には、嬴政と覇権を争っている呂氏四柱の一人である大将軍・蒙武(もうぶ)が秦軍総大将に任命されるべく呼ばれた。しかしそこで、秦国丞相で嬴政派でもある昌文君(しょうぶんくん)が蒙武の任命について反対の意見を述べた。その事について、相国(しょうこく)・呂不韋(りょふい)が「意見はありがたいが、秦国軍の総司令官は昌平君だ」と釘を刺されてしまう。呂不韋は自らの部下である蒙武を総大将としたかったため、それに反対した昌文君を制する為、昌平君に意見させようとした。しかしこの時、昌平君は「昌文君は昭王のとき長きに渡り最前線で弓矛を振るった生粋の武人だ」「ここにいる誰よりも戦の経験を持っている」と、昌文君の意見を聞く様に風向きを変えてしまった。このように昌平君は直属の上長の顔色より、現実に起きている状況に対処する方法を適切に選ぶ事のできる人物である事が見て取れる。結果的に、秦国は昌文君の意見が通り、総大将を蒙武ではなく、秦国六大将軍である王騎(おうき)を任命する事となった。

「世話になった」

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呉鳳明(ごほうめい)とは、『キングダム』に登場するキャラクターである。魏(ぎ)という国の武将で秦国に属する主人公の信(しん)たちとは敵対関係にある。とても端整な顔立ちをしている人物である。魏では第一将を任されるなど武将としての能力は高い。自分の武力を行使して戦うというより、戦術を駆使して戦う知略に長けた武将である。また戦術以外にも武具や兵器開発にも長けている。自身の父呉慶(ごけい)も魏の将軍だったが、秦国将軍の麃公(ひょうこう)に討たれていることから秦国に対して恨みを持っている。

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楊端和(ようたんわ)とは、『キングダム』に登場する武将で、山界の王として山中の民族(山の民)を統率しており、自身も凄腕の女剣士として活躍している。楊端和一族と秦国は強固な同盟関係にあり、秦国の危機を何度も救う。四百年前、当時の秦王と山界は同盟を結んでいたが、秦王の死後、山界は秦国からの裏切りに合い迫害を受け、絶縁状態が続いていた。しかし、秦王・嬴政が弟の成蟜に奪われた王宮を奪還時に楊端和に援助を求めた事をきっかけに、秦国と山界はかつてない強固な同盟を結んでいる。

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紫夏(しか)とは、『キングダム』に登場する趙国の商人の女頭目である。養父から家督を継いでから規模を倍にした商才の持ち主でもある。紫夏は後の秦の始皇帝である、秦国大王・嬴政(えいせい)の運命を変えた重要人物として登場する。敵国趙で生まれた秦の王族である嬴政を秦国へ逃がす際に、虐待により精神を深く閉ざし、痛みや味覚といった感覚を失っていた状況から救い出し、嬴政の閉ざされた心を開いた。嬴政は後に妻となる向(こう)と伽をしていた際、紫夏の事を自身の重要な恩人であると語っている。

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李信(りしん)とは『キングダム』の主人公で、戦争孤児で幼い頃から下僕として働き、一緒に働いていた漂(ひょう)と共に天下の大将軍になるという目標を達成するために、日々鍛錬を積んで育った少年。その後、漂が秦王贏政(えいせい)の影武者として命を落とすと、漂の分まで天下の大将軍になる目標を達成するため、戦場を駆け回り数々の武功を上げる。駆け出しの頃から「信」(しん)と名乗っていたが、将軍になるためには性が必要だったため、李信と名乗るようになった。

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キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

キングダム 運命の炎(キングダム3)のネタバレ解説・考察まとめ

『キングダム 運命の炎』とは、原泰久の漫画『キングダム』を原作とする2023年公開の実写映画作品。同シリーズでは3作目にあたるため『キングダム3』とも呼ばれる。キャッチコピーは「大いなる夢を、新しい時代を、その手で掴め―」。監督は佐藤信介が務め、主役の山﨑賢人や吉沢亮など主要人物の役者は全員が前々作から続投している。 趙の大軍に攻められた秦は、六大将軍の王騎を総大将にしてこれを迎撃する。将軍を志す剣士にして秦の若き王嬴政の友でもある信も従軍し、師である王騎から重要な作戦を託される。

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楚水(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

楚水(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

楚水(そすい)とは『キングダム』に登場する、主人公の信が隊長を務める飛信隊の副長。飛信隊入隊前は、郭備隊で副長を務めていた為、複数居る飛信隊の副長達の中でも隊としての豊富な経験を持つ。農民出身者が中心の飛信隊において、元郭備隊の騎馬隊をまとめ上げる等、隊でも重要な役割を果たしている。郭備千人将の戦死がきっかけで飛信隊に加入したが、道半ばで倒れた郭備の事を心の片隅に置いて戦う等、義に厚い人柄。飛信隊に於いても作戦立案から、補給の手配、先陣を切っての突撃等、マルチにこなす事の出来る頼れる存在である。

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蒙毅(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

蒙毅(キングダム)の徹底解説・考察まとめ

蒙毅(もうき)は『キングダム』に登場する秦国の若き軍師である。祖父は秦国大将軍である蒙豪、父は中華最強を自負する秦国将軍の蒙武、兄は物語の主人公・信と共に切磋琢磨して己の実力で将軍となった蒙恬というエリート軍人一家の出身。突出した武の力を誇るもそれに任せた戦法を取ることが多い蒙武を、知略の面で支えたいと考えて軍師を目指し、秦国軍総司令・昌平君の軍師学校の門を叩く。信と生活を共にする少女・河了貂とは軍師学校の同期で、特別軍師認可を受けている彼女と軍略囲碁でまともに戦えるのは蒙毅だけである。

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