【ジョジョの奇妙な冒険】ジョルノの最強スタンド「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」の考察まとめ【黄金の風】

「ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム」とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の主人公、ジョルノ・ジョバァーナが物語のクライマックスで獲得する最強のスタンド能力だ。発動された者は「結果」に辿り着くことができなくなり、死亡した場合は「死」という結果に辿り着けずに永遠に死に続けることになる。ジョルノ自身も完全には把握していないこの能力はファンの間でたびたび議論の対象となる。

ジョジョとは?

週刊少年ジャンプ(現在はウルトラジャンプ)で連載されている、ジョジョの奇妙な冒険という漫画作品。主人公「ジョジョ」がスタンドや波紋と呼ばれる能力(厳密には波紋は技術)を使い、目的を達成しようとするストーリー。2015年4月現在、第3部スターダストクルセイダースまでがアニメ化されている。

第5部は「あの人」の息子であるジョルノ・ジョバァーナが、麻薬を蔓延させるギャングのボスを始末するため仲間と共に行動するストーリーである。

GERとは?

ジョジョ第5部黄金の風にて、『石の矢』を手に入れたジョルノが覚醒した能力。この能力でギャングのボス『ディアボロ』とそのスタンド『キング・クリムゾン・エピタフ』を撃破した。
正式名は『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』である。

能力に謎が多く、ファンの間では未だに議論が行われている。

GERの外見

ではどんな能力なのか?

スタンド名――『ゴールド・エクスペリエンス・レクイエム』
本体――――――『ジョルノ・ジョバァーナ』
破壊力:なし スピード:なし 射程距離:なし
持続力:なし 精密動作性:なし 成長性:なし

能力――
スタンドが『矢』に貫かれることによって発現するスタンドパワー。
攻撃してくる相手の動作や意思の力を全て『ゼロ』に戻してしまう。
この力に殴られた者は『死んだこと』さえも『ゼロ』に戻ってしまうため、何度でも無限にくり返し『死』に続ける。

コレが………『レクイエム』……………ダ!!
オマエが見テイルモノハ確カニ『真実』ダ
確カニオマエノ能力ガ実際ニ起コス『動き』ヲ見テイル……

シカシ………実際ニ起コル『真実』に到達スルコトハ決シテナイ!
ワタシの前ニ立ツ者ハドンナ能力ヲ持トート絶対ニ!行クコトハナイ

コレガ『ゴールド・E・レクイエム』
コノコトハワタシを操ルジョルノ・ジョバァーナさえも知ルコトハナイ

GER本人の台詞。

というわけで、GERの能力は
『ゼロに戻し、真実に到達させない』能力であることが分かる。

ところが、ネットでは…

25: 名無しさん@おーぷん [sage]: 2014/05/30(金)22:16:32 ID:SLTtjTIOS
攻略法は、殺意も悪意ない『意志』のない、『攻撃』でもない方法になるね

26: 名無しさん@おーぷん [sage]: 2014/05/30(金)22:17:15 ID:XiKsQKtM9
>>25
つまり事故か

29: 名無しさん@おーぷん [sage]: 2014/05/30(金)22:20:03 ID:SLTtjTIOS
>>26
だね
可能性があるなら、完全なる偶然の事故

出典: hayabusa.open2ch.net

何故か、『GERはジョルノに対する敵意を感知し発動する』ということにされている。

どこにもそんな設定は『書かれていない』のに…

どうやらネット上では

☆『敵意のない攻撃なら倒せる』
☆『敵意があると即ゼロに戻される』

というのが通説になってしまっているようだ。
まともに読んだらそんなわけがないのに…

じゃあ正しいGERの能力って?

『完全に正しい』説明をするのは不可能。GERはディアボロ(キング・クリムゾン・エピタフ)としか闘っておらず、後の第6部ストーンオーシャンなどの部にも一切登場しない。

小説『恥知らずのパープルヘイズ』でジョルノは登場したものの、その際に使用したのは『ゴールド・エクスペリエンス』(以下GE)の能力でありGERの能力ではなかった。
(厳密に言えば、GERはGEの能力も使うことが可能。GEとGERの両方が同様のことができるため、恥知らずのパープルヘイズに登場したジョルノがGERを使っていたかどうかは分からない)

そのため、圧倒的に『情報不足』なのである。100%正しい説明をできる人間はおそらくこの世にはいないだろう。もしいるとすれば作者の荒木先生くらいだ。

しかし、100%により近い説明をすることはできる。
これから書くGERの説明は、ネット上にゴロゴロ転がる『事故なら倒せる』といった妄想解説よりは荒木先生の考えたGERに近い。

では、考察しよう!

まず、GERが『ゼロに戻す能力』なのは間違いない。
また、キング・クリムゾン・エピタフによって吹き飛ばされた『存在しない時間』の中でも能力を発動できたため、ジョルノが無意識でも発動できる。

問題なのは『どういう時』にGERが発動するかである。

本編中、GERが発動したのはディアボロ(キング・クリムゾン・エピタフ)によるパンチを受けそうになった時だった。この時、ディアボロの予知ではジョルノ(GER)の胸を腕が貫いていた。

しかし、拳が当たる直前にGERが発動。キング・クリムゾンが吹き飛ばした時間ごとゼロに戻され、ディアボロは時を吹き飛ばした瞬間まで戻されてしまう。

時間を吹き飛ばすディアボロ

え、血の目潰しには反応しないの?

しかし、ディアボロは殴る前に自分の流れる血で目潰しをしていたのだ。
本当に『敵意に反応する能力』なら、目潰しをするために血をかけた時点でゼロに戻されていなければおかしいのではないか。

もしかするとGERは、ジョルノに対する『直接的な害』となる攻撃しかゼロに戻せないのではないか?

なおディアボロの『死』もゼロに戻しているが、これはGERが自動で発動したわけではないのでここで話すことではない。
ここで話しているのは『GERがジョルノの意思と関係なく自動発動する条件は何か』という話であり、ディアボロの死をゼロに戻したのはジョルノの意思によるもの。

意思に反応するって本当?

tsuki06starry
tsuki06starry
@tsuki06starry

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ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

ジョジョの奇妙な冒険シリーズの都市伝説・豆知識・裏設定まとめ

場所と時代を変えながら活躍する、“ジョジョ”と呼ばれる勇者たちを描いた『ジョジョの奇妙な冒険』には、様々な都市伝説や豆知識、裏設定が存在する。 ディオの母親の存在。ゾンビ騎士ブラフォードとタルカスの真実。ツェペリの設定の変遷。カーズの行方。シュトロハイム最後の戦い。設定のみ存在するアヌビス神のスタンド使い。作者がその強さを保証する意外な強豪キャラクター。物語中盤でフェードアウトしたフーゴの本当の役割。ここでは、『ジョジョの奇妙な冒険』の有名な都市伝説や豆知識、裏設定を紹介する。

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