『幸福の黄色いハンカチ』とは1977年に公開された日本の映画である。監督は山田洋次。刑期を終えて出所した島勇作は妻の島光枝へ、まだ自身を待っていてくれるなら家の前に黄色いハンカチを掲げてほしいという手紙を送っていた。それから勇作は故郷へ向かう道中、東京から北海道に来ていた花田欽也と小川朱美に出会い3人で行動することとなる。欽也の赤いファミリアに乗り、トラブルが相次ぎながらも3人の旅は続いた。光枝のいる家が近づくにつれ不安に襲われる勇作であったが、やがて真実と向き合う覚悟を決める。
欽也が駐車しようとした際、ちょうど邪魔になる位置に停めてあった車に乗っていた男性。欽也が苛立ち、その車を蹴ったことで目を覚ます。車が傷ついたと言い、そばにいた欽也に殴りかかった。そこを勇作が止めに入り、男はファミリアのボンネットに頭部を打ち付けられる。頭部を強打し男が怯んだ隙に、勇作が運転席に座り車を走らせ逃走した。
交通課長(演:山本幸栄)
新得警察署の交通課長。勇作が連行された際、電話で網走刑務所に勇作の確認をとっている。彼が電話をしている間に、勝次が勇作と再会。電話を終えた交通課長が勝次に経緯を説明しようとすると、勝次は話を聞かずにレバニラの代金を払いに行ってしまった。
朱美の同僚(演:川井みどり)
鉄道パーサーの女性。口籠る朱美が困っている時には、乗客にもハッキリと発言する人物。彼女の話から彼氏が浮気していることを知った朱美は、仕事中であったが堪え切れずにその場で泣き出した。
警官(演:長谷川英敏)
新得警察署の警官。勇作が連行された際、網走刑務所からの電話を受け交通課長に繋いでいる。
旅館の仲居(演:谷よしの)
3人の泊まった旅館の仲居。欽也と朱美に一部屋、その左隣の部屋に勇作を案内する。宿泊者の名前を記入するよう仲居が説明すると、欽也は朱美を妻として記入。布団を敷きに部屋を訪れたりしている。
警官(演:羽生昭彦)
新得警察署のヘルメットを被っている警官。勇作が連行された際、座って彼のことをじっと見ていた。木村と呼ばれ、返事をして立っている。その後指示を受け、無線機に手を伸ばした。
統一劇場(とういつげきじょう)
新得警察を出発した一行が、道中で遭遇した劇団。1949年に公開された日本の映画『銀座カンカン娘』で高峰秀子が歌い、大ヒットした同タイトルの楽曲を歌っている。山に囲まれたのどかな場所で行われ、周囲には彼らの歌を聴く人が集まっていた。
『幸福の黄色いハンカチ』の用語
マツダ・ファミリア
出典: www.twellv.co.jp
勇作の背後にある赤い車。
本作で欽也たちが乗っているファミリアは1977年式の4代目にあたる。マツダ初の小型乗用車であり、長年に亘り主力車種の座を担ってきた。「ファミリア」はスペイン語で「家族」の意味を持つ。家族が揃ってドライブに行くよう想いが込められている。ファミリアの初代は1963年〜1968年にかけて発売された。続く2代目は1967年〜1978年、3代目は1973年〜1977年、4代目は1977年〜1985年、5代目は1980年〜1985年、6代目は1985年〜1994年、7代目は1989年〜1996年、8代目は1994年〜1999年、9代目は1998年〜2004年まで販売され、乗用モデルのファミリアは終売した。後続はアクセラ(新名称:MAZDA3)が担っている。ファミリアの5代目はシリーズの中で圧倒的な人気を誇り、社会現象を巻き起こす大ヒットとなった。
網走刑務所
勇作が収容されていた北海道網走市字三眺にある刑務所。日本の刑務所の中では最北端に位置する。また政治犯を主に収容していた時代には日本で最も脱獄が困難な刑務所として知られていたが、暴力団関係者を収容するようになった近年には、規律がゆるくなっている。執行刑期10年以下の短期収容を目的とする刑事施設。
民事事件
新得警察署で泣いていた女性の抱えている問題。民事事件は個人対個人の問題。私人間の権利や義務に関する問題が扱われる。金銭的な補償や契約の履行を求めることが主であり、刑事事件とは異なるため警察は介入しない。
『幸福の黄色いハンカチ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
島勇作「そういうのを草野球のキャッチャーってんだ、ミットもないってことだ!」
出典: ameblo.jp
農家に泊めてもらっている最中、勇作は同室になった欽也に一喝した。
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目次 - Contents
- 『幸福の黄色いハンカチ』の概要
- 『幸福の黄色いハンカチ』のあらすじ・ストーリー
- 北海道で出会った訳ありの3人
- トラブルの相次ぐファミリアの旅
- 島勇作と島光枝の間で吉報の合図となった黄色いハンカチ
- 『幸福の黄色いハンカチ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 島勇作(しま ゆうさく/演:高倉健)
- 島光枝(しま みつえ/演:倍賞千恵子)
- 旅の同行者
- 小川朱美(おがわ あけみ/演:桃井かおり)
- 花田欽也(はなだ きんや/演:武田鉄矢)
- 道中で関わる人々
- 渡辺勝次(わたなべ かつじ/演:渥美清)
- 旅館の親父(演:太宰久雄)
- チンピラ(演:赤塚真人)
- ラーメン屋の女性店員(演:岡本茉利)
- 警官(演:梅津栄)
- 警察署で泣く女(演:三崎千恵子)
- 検問の警官(演:笠井一彦)
- 町工場の社長(演:里木左甫良)
- 農夫(演:小野泰次郎)
- 農夫(演:河原裕昌)
- 帯広のヤクザ風(演:たこ八郎)
- 交通課長(演:山本幸栄)
- 朱美の同僚(演:川井みどり)
- 警官(演:長谷川英敏)
- 旅館の仲居(演:谷よしの)
- 警官(演:羽生昭彦)
- 統一劇場(とういつげきじょう)
- 『幸福の黄色いハンカチ』の用語
- マツダ・ファミリア
- 網走刑務所
- 民事事件
- 『幸福の黄色いハンカチ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 島勇作「そういうのを草野球のキャッチャーってんだ、ミットもないってことだ!」
- 渡辺勝次「まああれだな、つらいこともあるんだろうけども、辛抱してやれや。一生懸命辛抱してやってりゃ、きっといいこともあるよ。」
- 夫の帰りを待つ合図として竿にぶら下げられた無数の黄色いハンカチ
- 『幸福の黄色いハンカチ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 倍賞千恵子の口ずさむ「幸せの黄色いリボン」を山田洋次が聴いたことで始まった本作の企画
- 2日間絶食して撮影に臨んだ高倉健
- 武田鉄矢が歌手から俳優の道に進むきっかけとなった作品
- 『幸福の黄色いハンカチ』の主題歌・挿入歌
- 挿入歌:高峰秀子「銀座カンカン娘」
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