機動戦士ガンダムSEED(シード)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『機動戦士ガンダムSEED』とは、『ガンダムシリーズ』の1つである。遺伝子操作されたコーディネイターと、自然のまま生まれたナチュラルとの戦いを描いている。主人公のキラ・ヤマトはコーディネイターであり、中立国オーブのコロニー・ヘリオポリスで普通に暮らしていた。しかし突然コロニーは戦場となってしまう。窮地に追い込まれたキラはストライクガンダムを操縦したことにより、戦いに巻き込まれていく。望んでいない戦いに悩み、苦しみ、傷つくキラ達の名言は、視聴者の心に強く響いた。
ナチュラルとコーディネイターの戦争もいよいよ終盤。地球軍がプラントへ向けて放った核ミサイルを、キラとアスランは全て阻止する。平和を叫びながらもその手に銃を取ることの矛盾を感じているラクス。しかし争いは終わらせなければならない。「でもどうか今、この果てない争いの連鎖を断ち切る力を!」と願いを込めて言うのだった。ラクスも悩みながらも戦っていることが分かるセリフである。
カガリ・ユラ・アスハの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「殺されたから殺して… 殺したから殺されて… それでホントに最後は 平和になるのかよォ!? ええっ!」
キラにアスランの仲間であるニコル・アマルフィを殺され、アスランにキラの友人のトール・ケーニヒを殺され、キラとアスランは怒りをぶつけて戦い合う。そしてアスランは機体を自爆させ、自らは脱出してストライクを倒した。キラとトールを救助するためにカガリが向かうと、倒れているアスランを見つけるのだった。アスランはオーブの船に連れて行かれ、手当を受ける。そして目覚めると目の前にはカガリがいた。アスランはカガリに「ストライクのパイロットはどうした」と聞かれると、「俺が殺した」と答える。悲しみと憎しみのあまりアスランを責めるカガリ。そして「殺されたから殺して… 殺したから殺されて… それでホントに最後は 平和になるのかよォ!? ええっ!」とアスランに叫ぶのだった。このセリフは作品のテーマでもあり、作品を象徴する名言である。
「逃げるな!生きる方が戦いだ!」
核エネルギーを使用した兵器、ジェネシスの標的は地球に向いている。アスランはジェネシスの内部で、ジャスティスを核爆発させてジェネシスを破壊することにした。それにはジャスティスを操作する自分も死ぬことになる。後ろをついて来るカガリを追い払い、アスランはジャスティスを自爆させる準備をする。その時に必死で追って来たカガリの「逃げるな!生きる方が戦いだ!」という声を聞く。カガリの必死の説得により、アスランは生きることを選ぶ。そしてカガリのストライクルージューに乗り、一緒に脱出するのだった。その後ジャスティスは自爆し、ジェネシスも破壊された。カガリのこのセリフは、多くの視聴者の心に響いた。
マリュー・ラミアスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「小さくとも強い火は消えぬと、私たちも信じております」
地球軍に攻撃されるオーブ。誰もがオーブには勝ち目がないことは分かっていた。それでも戦争を止めるため、オーブは戦う。オーブの代表でありカガリの父親であるウズミ・ナラ・アスハは、マリューにオーブを離脱し、宇宙へ脱出するよう告げる。そして戦争を止めたいという願いをマリュー達に託す。マリュー達には過酷な道を歩ませてしまうと言うウズミに、マリューは「小さくとも強い火は消えぬと、私たちも信じております」と答える。ウズミの意思をしっかりと受け止めたマリューの名言である。この後ウズミは地球軍を道連れに自爆し、炎に包まれながら宇宙に飛び立つアークエンジェルを見送るのだった。
ムウ・ラ・フラガの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「君は、できるだけの力を持っているだろ?なら、できる事をやれよ」
キラにしかストライクを操縦することができないため、ストライクはキラの機体という扱いになった。「マードック軍曹が自分の機体を手入れしろと言ってたぞ」とエースパイロットのムラ・フラガの言葉に、キラは自分が望んでストライクに乗っているわけではないので、納得がいかない。しかし今戦えるのはムウとキラだけ。「軍人ではないから、乗らないで死んでいくか?」とムウに言われ、キラは言葉に詰まる。そんなキラにムウは、「君は、できるだけの力を持っているだろ?なら、できる事をやれよ」と言うのだった。ムウはキラの気持ちが分かっていたが、それでも迷ったり悩んでいる時間はない。言い方は優しいが、納得がいかなくても戦わなければ全員死んでしまうという現実をキラに突きつけたセリフである。
「不可能を可能にする男かな、俺は」
ザフト軍から逃げ切ったアークエンジェルだが、補給を受けることができなかった。アークエンジェルは物資を必要としている。補給をするため、早急に地球軍の基地へ辿り着くにはどうすれば良いのかマリュー達は話し合う。なかなかいい案が出ないなか、ムウが打開策を思い付き、「不可能を可能にする男かな?、俺は…」と言って立ち上がる。どんな状況でも諦めずに前向きなムウの性格が分かるセリフ。自信たっぷりなムウの言葉は、皆を勇気づける。この後アークエンジェルは戦闘で破壊された戦艦から、物資を補給するのだった。
フレイ・アルスターの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「アンタ!自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょ!?」
フレイの父親は、ザフト軍により戦死してしまった。キラはフレイの父親を守れなかったため、フレイに「アンタ!自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょ!?」と責められる。フレイのこの言葉は、キラを深く傷つけた。そしてここからキラとフレイの関係は複雑になっていく。敵側には親友のアスランもいる。キラはコーディネイターでありながら、ナチュラル側で戦うことに悩むのだった。
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目次 - Contents
- 『機動戦士ガンダムSEED』の概要
- キラ・ヤマトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「キラ・ヤマト!ガンダム!行きます!!」
- 「気持ちだけで…一体何が守れるって言うんだ!!」
- 「…僕、…ぼくは… 殺したくなんかないのに〜」
- 「昔、友達に!大事な友達に貰った…大事なものなんだ…」
- 「何もできないって言って、何もしなかったらもっと何もできない」
- 「力だけが僕の全てじゃない!」
- 「僕達は…どうしてこんな所へ来てしまったんだろう…」
- アスラン・ザラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ならば仕方ない……次に戦うときは…俺がお前を討つ!」
- 「この介入は…俺個人の意志だ!」
- 「君は俺が守る!」
- ラクス・クラインラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あなたが優しいのは、あなただからでしょ?」
- 「想いだけでも、…力だけでもだめなのです」
- 「敵だというのなら、私を討ちますか?ザフトのアスラン・ザラ!」
- 「泣いていいのですよ。だから人は泣けるのですから。」
- 「でもどうか今、この果てない争いの連鎖を断ち切る力を!」
- カガリ・ユラ・アスハの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「殺されたから殺して… 殺したから殺されて… それでホントに最後は 平和になるのかよォ!? ええっ!」
- 「逃げるな!生きる方が戦いだ!」
- マリュー・ラミアスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「小さくとも強い火は消えぬと、私たちも信じております」
- ムウ・ラ・フラガの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「君は、できるだけの力を持っているだろ?なら、できる事をやれよ」
- 「不可能を可能にする男かな、俺は」
- フレイ・アルスターの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「アンタ!自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょ!?」
- 「なら…私の想いは…貴方を守るわ」
- ナタル・バジルールの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「撃てぇぇーー!マリュー・ラミアスゥゥゥーーー!!」
- アンドリュー・バルトフェルトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「死んだ方がマシというセリフは結構良く聞くが、本当にそうなのかねェ?」
- 「戦争には制限時間も得点もない。スポーツの試合のようなね 。なら、どうやって勝ち負けを決める?どこで終わりにすればいい?敵であるものを全て滅ぼして…かね?」
- ラウ・ル・クルーゼの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私のではない!これが人の夢、人の望み、人の業!他者より強く、他者より先へ!他者より上へ!競い!ねたみ!憎んで!その身を喰いあう!!」
- キラとアスランとカガリの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 再会したキラとアスランを喜ぶカガリ
- フリーダムとジャスティスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- オーブから脱出するフリーダムとジャスティス