機動戦士ガンダムSEED(シード)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『機動戦士ガンダムSEED』とは、『ガンダムシリーズ』の1つである。遺伝子操作されたコーディネイターと、自然のまま生まれたナチュラルとの戦いを描いている。主人公のキラ・ヤマトはコーディネイターであり、中立国オーブのコロニー・ヘリオポリスで普通に暮らしていた。しかし突然コロニーは戦場となってしまう。窮地に追い込まれたキラはストライクガンダムを操縦したことにより、戦いに巻き込まれていく。望んでいない戦いに悩み、苦しみ、傷つくキラ達の名言は、視聴者の心に強く響いた。
「なら…私の想いは…貴方を守るわ」
モビルスーツに乗ろうとしたフレイをキラは「無理だよ、君みたいな女の子が」と止める。そして「フレイの分まで戦うから」と言い、それを聞いてフレイは「なら…私の想いは…貴方を守るわ」とキラにキスをするのだった。キラは自分に寄り添ってくれるフレイの言葉が嬉しかった。しかしフレイはキラが好きなわけではない。フレイはキラが戦って死なないと許さないと思っていた。それはキラがフレイの父親を守ってくれなかったからだ。そして父親を殺したザフト軍が憎かった。憎いザフト軍をキラに倒してもらうために、寄り添っていると見せかけてキラを戦いに向かわせる。そんなフレイの思惑を知らないキラは、フレイに翻弄されてしまうのだった。
なおフレイは最終回でもキラを「守る」と言っている。ザフト軍に攻撃され、亡くなってしまうが、精神となった状態でキラに語りかけた。この時は純粋にキラを守りたいと思って言ったセリフである。
ナタル・バジルールの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「撃てぇぇーー!マリュー・ラミアスゥゥゥーーー!!」
目の前にいるアークエンジェルを撃つようにアズラエルに命令されるナタル。フレイはたまらなくなり、「アークエンジェル、逃げて」と通告しようとする。怒ったアズラエルはフレイを殴り、銃を取り出す。ナタルは暴走するアズラエルを抑え、クルーに退艦させ、「アークエンジェルに行け」と指示をする。アズラエルも逃げようとするが、ナタルはアズラエルを閉じ込め、一緒に死ぬことを決意する。諦めないアズラエルはアークエンジェルに向けてローエングリンを発射する。回避できないアークエンジェルを救ったのは、ムウの乗ったストライクだった。ローエングリンの威力に耐えられず、ストライクは大破する。そしてアークエンジェルの前に散ってしまうのだった。それを見届けたナタルはアズラエルに、「あなたの負けです」と言い、「撃てぇぇーー!!マリュー・ラミアスゥゥゥーーー!!」と叫ぶ。ドミニオンごとアズラエルを葬ってほしいと願いを込めたナタルの最期の名言である。そしてアークエンジェルからローエングリンが発射され、ドミニオンは爆破されるのだった。マリューとナタルは対立することも多かったが、ナタルはいつもマリューの言葉が心に引っかかっていた。そしてナタルもマリューに未来を託したのだった。
アンドリュー・バルトフェルトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「死んだ方がマシというセリフは結構良く聞くが、本当にそうなのかねェ?」
バルトフェルト隊は、レジスタンスの住む町、タッシルを焼いた。しかし街を焼く前に予告したため、人々は非難し、死者は出なかった。それでも町を燃やされたことに怒ったレジスタンスは、バギーでバルトフェルト達を追う。その時にバルトフェルトが車の中で「死んだ方がマシというセリフは結構良く聞くが、本当にそうなのかねェ?」と呟く。せっかく助かったのに、怒りに任せて大した武器もないまま追ってくるレジスタンスに対して、バルトフェルトが言ったセリフ。なぜせっかく助かった命を捨てるような行動をするのかとバルトフェルトの空しい気持ちも含まれている。
「戦争には制限時間も得点もない。スポーツの試合のようなね 。なら、どうやって勝ち負けを決める?どこで終わりにすればいい?敵であるものを全て滅ぼして…かね?」
ザフト軍の基地がある街で買い出しをしているキラとカガリは、砂漠の虎であるバルトフェルトに声を掛けられる。食事をしているとバルトフェルト狙いの反コーディネイター、ブルーコスモスに襲われる。バルトフェルトは助けてもらったお礼に、キラとカガリを自分の屋敷へ連れて行く。バルトフェルトはキラがストライクのパイロットでコーディネイターであることを見抜いていた。そしてキラに銃を向け、「戦争には制限時間も得点もない。スポーツの試合のようなね。なら、どうやって勝ち負けを決める?どこで終わりにすればいい?敵であるものを全て滅ぼして…かね?」と問うのだった。まるで作品から視聴者に投げかけているかのような作品屈指の名言である。
ラウ・ル・クルーゼの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「私のではない!これが人の夢、人の望み、人の業!他者より強く、他者より先へ!他者より上へ!競い!ねたみ!憎んで!その身を喰いあう!!」
いよいよ最後の戦い。ラウ・ル・クルーゼとムウは1対1で戦う。ムウの「これが望みか、貴様の!」という言葉に、ラウ・ル・クルーゼは「私のではない!これが人の夢、人の望み、人の業!他者より強く、他者より先へ!他者より上へ!競い!ねたみ!憎んで!その身を喰いあう!!」と答える。ラウ・ル・クルーゼは、望まぬ形で生まれ、大人の都合で切り捨てられている。その憎しみが強く表れているセリフである。
キラとアスランとカガリの名言・名セリフ/名シーン・名場面
再会したキラとアスランを喜ぶカガリ
地球軍との戦いでピンチになったキラを助けたアスラン。地球軍が去って、2人は話しをするため、機体から降りる。2人の様子をアークエンジェルのクルーやオーブの人々が見守る。なかなか言葉が出ない2人だが、カガリはキラとアスランが再会したことを喜び、2人を抱く。カガリのその行動により、キラとアスランも笑顔になるのだった。ようやく友達として再会したキラとアスランの名シーンである。
フリーダムとジャスティスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
オーブから脱出するフリーダムとジャスティス
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目次 - Contents
- 『機動戦士ガンダムSEED』の概要
- キラ・ヤマトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「キラ・ヤマト!ガンダム!行きます!!」
- 「気持ちだけで…一体何が守れるって言うんだ!!」
- 「…僕、…ぼくは… 殺したくなんかないのに〜」
- 「昔、友達に!大事な友達に貰った…大事なものなんだ…」
- 「何もできないって言って、何もしなかったらもっと何もできない」
- 「力だけが僕の全てじゃない!」
- 「僕達は…どうしてこんな所へ来てしまったんだろう…」
- アスラン・ザラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ならば仕方ない……次に戦うときは…俺がお前を討つ!」
- 「この介入は…俺個人の意志だ!」
- 「君は俺が守る!」
- ラクス・クラインラの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「あなたが優しいのは、あなただからでしょ?」
- 「想いだけでも、…力だけでもだめなのです」
- 「敵だというのなら、私を討ちますか?ザフトのアスラン・ザラ!」
- 「泣いていいのですよ。だから人は泣けるのですから。」
- 「でもどうか今、この果てない争いの連鎖を断ち切る力を!」
- カガリ・ユラ・アスハの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「殺されたから殺して… 殺したから殺されて… それでホントに最後は 平和になるのかよォ!? ええっ!」
- 「逃げるな!生きる方が戦いだ!」
- マリュー・ラミアスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「小さくとも強い火は消えぬと、私たちも信じております」
- ムウ・ラ・フラガの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「君は、できるだけの力を持っているだろ?なら、できる事をやれよ」
- 「不可能を可能にする男かな、俺は」
- フレイ・アルスターの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「アンタ!自分もコーディネイターだからって、本気で戦ってないんでしょ!?」
- 「なら…私の想いは…貴方を守るわ」
- ナタル・バジルールの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「撃てぇぇーー!マリュー・ラミアスゥゥゥーーー!!」
- アンドリュー・バルトフェルトの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「死んだ方がマシというセリフは結構良く聞くが、本当にそうなのかねェ?」
- 「戦争には制限時間も得点もない。スポーツの試合のようなね 。なら、どうやって勝ち負けを決める?どこで終わりにすればいい?敵であるものを全て滅ぼして…かね?」
- ラウ・ル・クルーゼの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「私のではない!これが人の夢、人の望み、人の業!他者より強く、他者より先へ!他者より上へ!競い!ねたみ!憎んで!その身を喰いあう!!」
- キラとアスランとカガリの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 再会したキラとアスランを喜ぶカガリ
- フリーダムとジャスティスの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- オーブから脱出するフリーダムとジャスティス