吉良吉影(ジョジョの奇妙な冒険)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
吉良吉影(きら よしかげ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』におけるラスボスであり、スタンド使いである。手の綺麗な女性を48人殺してきた連続殺人鬼。高い知能を持ち、何でもそつなくこなすが、目立つことを嫌ってひっそりと生きてきた。スタンドは触れたものを爆弾に変える「キラークイーン」。異常性癖を抜きにすれば「平穏に生きたい」という共感しやすい人生観を持った人物であるため、吉良の言動には納得できるものも多い。
早人は吉良を殺害してバイツァ・ダストの解除を狙ったが、大きなダメージを与えることができずに追い込まれてしまう。勝利を確信した吉良は、早人の前で「そしてこの吉良吉影に運は味方してくれているッ!」と自分の本当の名前を高らかに宣言してしまう。吉良は普段は冷静だが、調子に乗ると言ってはいけないことを言ってしまう癖がある。その悪癖が出てしまったシーン。
「激しい“喜び”はいらない…そのかわり深い“絶望”もない…」
数度同じ朝を体験した早人の策略で、吉良は自ら仗助の前で自身の名前を言ってしまう。正体はバレたが、早人が言ったわけではなく、仗助らが探りを入れたわけでもない為、バイツァ・ダストは作動しなかった。
吉良は「激しい“喜び”はいらない…。そのかわり深い“絶望”もない…“植物の心”のような人生を…そんな“平穏な生活”こそわたしの目標だったのに…」と語る。
強い殺人衝動という平穏とはかけ離れた癖を持つ一方、吉良は穏やかに暮らしたいと願ってもいた。両極端な願望故にキラークイーンで証拠を残さず殺人行為を続けてきた吉良の身勝手な主張ではあるが、現代人には共感できる面もあるらしく、吉良のこの言葉を(性癖は別として)肯定するファンも存在する。
「あの「モナリザ」が ヒザのところで 組んでいる「手」… あれ… 初めて見た時… なんていうか… その… 下品なんですが… フフ… 勃起… しちゃいましてね…」
仗助との戦闘によって家屋が爆発し、救急隊や消防隊が駆けつけてくる。そして血まみれで倒れていた吉良の元へ消防隊の女性隊員が駆け寄ってくるが、吉良は女性に対して「あの「モナリザ」が ヒザのところで 組んでいる「手」… あれ… 初めて見た時… なんていうか… その… 下品なんですが… フフ… 勃起… しちゃいましてね…」と自身の性癖が発露したきっかけを打ち明けた。吉良がなぜ連続殺人鬼になったのか、その理由がわかる名シーンである。
周りを敵に囲まれており、多くの目撃者がいる状況でこのような行動に出られたのは、すぐにでもバイツァ・ダストを発動できる自信があったためだろう。
「いいや!限界だ押すね!」
追い詰められた吉良は、「スタンドを持たない者しか爆弾にできない」「追い詰められた時でないと発動しない」という条件を持つバイツァ・ダストを作動させようとする。この時爆弾にされかけたのは、消防隊の女性隊員だった。承太郎のスタープラチナで時を止めて攻撃するには、射程距離が足りない状況下でスタンド使いたちはどうにかスイッチを押させまいとする。
吉良は、ギリギリまで追い詰められればバイツァ・ダストを発動させられると実感し、まさにギリギリの状態になった時に「いいや!限界だ押すね!」と叫んだ。再びバイツァ・ダストが発動するかもしれない緊迫したシーンである。
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目次 - Contents
- 『ジョジョの奇妙な冒険 Part4(第4部) ダイヤモンドは砕けない』の概要
- 吉良吉影(きら よしかげ)とは
- 吉良吉影(きら よしかげ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ちょっと臭ってきたか… この女ともそろそろ別れ時かな 手を切る時期か… 「手を切る」… クククク…」
- 「 『勝ち負け』にこだわったり、頭をかかえるような『トラブル』とか、夜もねむれないといった『敵』をつくらない…というのが、わたしの社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福だということを知っている…」
- 「『素顔』もバレタ… 『スタンドの正体』も バレた… 『本名』も バレた… もうどうやら 安心して熟睡できないらしい ただし『今夜』だけだ!」
- 「わたしは 人を殺さずには いられないという 『サガ』を 背負ってはいるが… 『幸福に生きてみせるぞ!』」
- 「質問を質問で返すなあーっ!!」
- 「そしてこの吉良吉影に運は味方してくれているッ!」
- 「激しい“喜び”はいらない…そのかわり深い“絶望”もない…」
- 「あの「モナリザ」が ヒザのところで 組んでいる「手」… あれ… 初めて見た時… なんていうか… その… 下品なんですが… フフ… 勃起… しちゃいましてね…」
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