虹村京(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
虹村京(にじむら けい)とは『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物であり、吉良吉影の妹で吉良・ホリー・ジョースターの娘。年齢は22歳。母であるホリーの奇病を治せる可能性が東方家にあると睨み、内情を探るため家政婦として東方家に潜り込んでいる。特定人物をターゲットにし、その人物が「何かを開く」行為をトリガーとして黒いライダーを出現させ、突進と冷気で攻撃するスタンド「ボーン・ディス・ウェイ」を持つ。
ジョジョシリーズにおける能力の総称。初登場したのは『ジョジョの奇妙な冒険 part3 スターダストクルセイダース』。『ジョジョの奇妙な冒険 part1 ファントムブラッド』と『ジョジョの奇妙な冒険 part2 戦闘潮流』においては、「波紋(はもん)」という別の能力が登場しており、スタンドは出てこない。
人間(実際には犬等、人間以外の生物もいる)の精神エネルギーが作り出すパワーあるヴィジョン。言うなれば、形を持った守護霊のようなもの。人型に限らず様々な形がある。スタンドを使役する者をスタンド使いと言う。一部の例外(第5部の「ノトーリアスB・I・G」等)を除きスタンド使いとスタンドは一心同体と言える存在であり、スタンドが傷付けば本体も同様に傷つき、スタンドが破壊されれば本体も死亡する。逆にスタンド使いが死亡すればスタンドも消滅する。スタンドの像はスタンド使いでなければ見ることはできない。また、基本的にスタンドはスタンドでなければ倒せない。たとえば銃弾といった物理的な攻撃をスタンドに対して行ってもすり抜けてしまい効果がない。ただし物体(人体等の生物の一部も含む)と一体化しているスタンドは例外的に物理的な干渉が可能である。また、スタンドのヴィジョンとは別に、現実にある物体を介して能力を発動するタイプのスタンドがある。
発現する条件は先天的なものと後天的なものがあり、後者は複数の方法が確認されている。特製の鏃で体を傷つけて生存する(4〜6部)、「悪魔の手のひら」と呼ばれる特殊な地形に迷い込んで生存する(7部)、技術を極限まで高めた結果としてスタンドに昇華する(7部)、聖なる遺体の力で能力を得る(7部)、「壁の目」で謎の歯形がついて身につける(8部)等がある。名前の由来は3部〜6部においては「そばに立つもの(stand by me)」という意味であり、7部・8部においては「立ち向かうもの(stand up to)」とされている。
ステータス
破壊力:C、スピード:B、射程距離:A、持続力:A、精密動作性:E、成長性:E
スタンドは破壊力、スピード、射程距離、持続力、精密動作性、成長性の6つの項目でステータスが設定されており、それぞれ基本的にA(超スゴイ)、B(スゴイ)、C(人間と同じ)、D(ニガテ)、E(超ニガテ)の5段階で評価される。例外として、「無限大」や「ゼロ」という評価をされるスタンドもある。一例を挙げれば、『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』のラスボスであるエンリコ・プッチのスタンド「メイド・イン・ヘブン」は、生物以外の時間を際限なく加速させる能力を持つ。「際限なく加速させる」という点を評価されてか、スピードは「無限大」とされている。
ただしこれらのステータス評価は曖昧な点も多い。厳密な数値が定められているわけではなく5段階であるため、同じ評価を受けていても差があることも多いからである。また、スタンドは本体の精神力や体調等の影響を大きく受ける(作中ではスタンドの成長ともいわれる)。例えば、『ジョジョの奇妙な冒険 Part3 スターダストクルセイダース』の主人公である空条承太郎(くうじょう じょうたろう)のスタンド「星の白金(スター・プラチナ)」と、ラスボスであるDIO(でぃお)のスタンド「世界(ザ・ワールド)」は、共にパワーとスピードがA評価であるが、実際に肉弾戦を行うと最初は「世界(ザ・ワールド)」が「星の白金(スター・プラチナ)」をパワー・スピード両面で上回っていた。しかし最終盤、仲間や罪のない人の命をも次々に奪ったDIOへの承太郎の怒りが爆発したことで「星の白金(スター・プラチナ)」が大幅なパワーアップを果たし、肉弾戦においては「世界(ザ・ワールド)」が一方的にやられるようになった。加えて、前述の「メイド・イン・ヘブン」がスピードを評価されているのはあくまで能力の話であり、スタンド自体のスピードは特に突出したものではない。対して「星の白金(スター・プラチナ)」と「世界(ザ・ワールド)」は能力抜きでも単純にスタンド自体が他のスタンドを寄せ付けないくらいに速く、強い。ステータスにおける評価が能力に対してのものなのか、あるいはスタンド自体に対してのものなのかは統一されていない。
以上のことから、ステータスはあくまでも大まかな目安という程度の認識をしておくべきである。
京の「ボーン・ディス・ウェイ」はスピード、射程距離、持続力に優れ、パワーはそこそこ、精密動作性と成長性は低いスタンドといった評価である。「何かを開く」という条件さえ満たせば離れていても発動し、「第三者が閉じる」という解除条件を満たさない限りいつまでも攻撃が続くという点から射程距離、持続力が高評価なのだろう。また、バイク由来のスピードも高評価の理由と思われる。逆に、あくまでも条件に従って自動で同じ攻撃するだけで複雑な操作はできない能力であることが、精密動作性、成長性が低い理由と思われる。大型バイク並みかそれ以上の馬力を誇るのにパワーがC評価なのは不思議だが、前述のように絶対の指標というわけではないと考えるべきだろう。
能力
「開く」行為をトリガーに漆黒のライダーを出現させる
攻撃対象を設定し、対象となった者が「本を開く」や「ドアを開ける」といった、「何かを開く」行為をトリガーとして自動的に発動し、漆黒の姿をしたバイクに跨るライダーを出現させ、突進で攻撃する。このライダーは開いたものを第三者が閉じれば消えるが(本人が閉じても効果はない)、「開く行為」をする度に何度でも瞬間移動するかのように目の前に現れる。また、スタンドにはシリーズを通していくつかの分類分けがされているが、このスタンドは自動操縦型と言われる分類である。スタンドは操作可能な距離が個別に決まっており、通常はその距離とパワーの強さ・動作の精密性が反比例する。しかし自動操縦型のスタンドは、射程距離が長い上にパワフルな攻撃ができるという利点がある。「ボーン・ディス・ウェイ」も同様であり、本体である京がターゲットからは視認できない距離にいながら、定助の「ソフト&ウエット」のパワーを持ってしても押し返せないバイクによる突進攻撃を行える強力なスタンドである(「ソフト&ウエット」はコンクリートの壁くらいなら容易く蹴破れるほどのパワーがある)。
ただし完全無欠というわけではなく、自動操縦型のスタンドは上記のメリットに対し、ある程度決まった動きしかできないという欠点がある。「ボーン・ディス・ウェイ」の場合は、たとえ相手が隙だらけな状況であろうと、「何かを開く」行為を行わなければ攻撃自体が始まらず、偶然であろうと第三者が開いたものを閉じれば、たとえとどめを刺す寸前であろうと攻撃が中断されてしまう。また、あくまでも自動で攻撃する能力であるため、本体自身も実際の戦場の様子はわからず(通常のスタンドは五感が本体と共有される)、知りたければ直接視認する以外にないのも欠点と言える。
冷気を伴った突風による攻撃
ライダーによる突進攻撃も当然強力なものであるのだが、それ以上に厄介なのがバイクのホイールから吹き荒れる冷気である。この冷気は近くで食らえば人間一人くらいは容易く氷漬けにしてしまうほどに強力であり、瞬きをするだけで目の水分が凍り付いてくっつき、目が開けられなくなってしまう。人体以外も凍らせられるため、周囲を雪や氷で覆うことも可能である。また、突風によって相手の体勢を崩すことも可能である。以上のことによる物理的な行動阻害に加えて、寒さによって体が思うように動かなくもなる。その状態で大型バイク並みかそれ以上のスピードとパワーを誇る突進が襲ってくるのだから、発動条件に気が付いて解除させるか、本体を見つけるかしない限りは攻撃から逃れるのは不可能といってもいい。
虹村京の関連人物・キャラクター
吉良・ホリー・ジョースター(きら ホリー ジョースター)
京とその兄である吉良吉影(きら よしかげ)の母親。子供たちには命をかけるほどに大切に思われており、また広瀬康穂(ひろせ やすほ)や空条仗世文(くうじょう じょせふみ)といったかつての患者たちにも慕われている等、どんな人からも好かれる人柄。吉影を半身に持つ主人公・東方定助(ひがしかた じょうすけ)にとっても大切な存在であり、彼女を救うために戦いに身を投じることとなる。かつてはTG大学病院に勤務する医者であったが、脳の一部が欠損する奇病を発症して現在は入院している。しかし、実はそれは病気ではなく、TG大学病院を根城にしている本作の敵・岩人間(姿形は人間と同じだが体がケイ素で構成されている等の特徴を持つ別種の生物)によってロカカカの効能を実験するための被験体にされたことによるものである。
ロカカカとは、本作におけるキーアイテムと言える植物であり、その実を食べれば医学では治療不可能とされる怪我や病気さえも治療できる効果を持っている。ただし無条件で治せるというわけではなく、他の健康的な部位が石化してしまうという代償がある(作中では等価交換と呼ばれる)。等価交換はどこの部位に発生するか未知であるため、ロカカカによる治療は脳などの重要な器官を失う可能性もあるハイリスクなものである。言い換えれば、等価交換をコントロールできさえすれば現代医学の限界を超えた再生医療となり、莫大な利益をもたらすことは想像に難くない。作中の岩人間たちはその利益を求めて作中で暗躍しており、等価交換の実験台としてホリーは利用されていたのである。また、作中終盤には、ロカカカが突然変異した新ロカカカという植物が登場する。新ロカカカは治療の際の等価交換を他者(最も近くにいる者)との間で起こすことで、食べた本人はリスクなしで治療を行えるというものである。新ロカカカを用いてホリーの症状を治療するのが物語終盤の定助の目的である。最終的に黒幕である岩人間グループのボス・透龍(とおる)戦で新ロカカカは樹木ごとバラバラになってしまい、そもそもが偶発的に突然変異して誕生したものであるため永遠にこの世から失われてしまった。それによりホリーの病は完治することなく物語は完結することとなった。
作中でスタンド能力(part3以降のジョジョシリーズに登場する能力の名称であり、能力者の生命力によって発現する物理的な作用をもたらす幻影。一部の例外を除いて能力者以外には視認できない)を使用する描写はなく、言及もされないため、ホリー自身がスタンド使いであるかは不明。ただし息子である吉影のスタンド能力を把握しており、康穂にスタンドが発現した際はそれに勘づく様子も見せていたため、少なくともスタンドというものの存在は知っており、認識もできる。
吉良吉影(きら よしかげ)
京の兄で職業は船医。本編開始から程なくして変死体として壁の目(そこに埋められたものを融合させる不思議な土地。東日本大震災で隆起した)に埋まっているのを発見される。享年29歳。
過去に母であるホリーの病気を治すべくロカカカを狙い、空条仗世文(くうじょう じょせふみ)と協力して田最環(だも たまき)率いるロカカカ密売グループからロカカカの枝を盗み、それを壁の目で接木して育てていた。しかし実の収穫まであと少しというところで密売グループに突き止められ、戦闘の末に仗世文を庇って致命傷を負ってしまう。仗世文は幼い頃、ホリーと彼に命を救われていたことから恩義に報いるべくロカカカを使って吉影を治そうとする。しかしロカカカは壁の目で育てられたことで突然変異し、近くにいる者との間で等価交換を起こす別種・新ロカカカとなっていた。それによって仗世文と体を交換し、その時に東日本大震災の余震が起こったことで地割れが発生。吉影と仗世文は二人揃って地の底に沈んでしまった。新ロカカカの効果と壁の目の特性が合わさった結果か、二人の肉体は融合して新しい一人の人間として生まれ変わった。それこそが本作の主人公・東方定助(ひがしかた じょうすけ)である。
スタンドは爆発するしゃぼん玉を打ち出して攻撃する「キラー・クイーン」。しゃぼん玉だけではなく、小さな戦車の形をした爆弾を打ち出す「シアー・ハート・アタック」という技も持つ。単純な攻撃として強力なのはもちろん、体内の血栓を破壊して医療行為に使う等、色々な応用が効く能力である。
東方定助(ひがしかた じょうすけ)
『ジョジョの奇妙な冒険 part8 ジョジョリオン』の主人公。2011年に杜王町を襲った大震災によって隆起し、そこに埋められたものを融合させる謎の土地「壁の目」に埋まっていたところを本作ヒロインである広瀬康穂(ひろせ やすほ)に救出されるが、名前も含めて一切の記憶を失っている。定助というのは通称であり、康穂が「昔飼っていた犬のジョースケに似ているから」と同じ名前をつけた。その後、東方家に引き取られたことで名字が東方になる。スキッ歯で睾丸が4つある。ジョジョシリーズの主人公たちに連なる血族・ジョースター家の人間には星型のあざが左肩付近にあるが、定助も同様である。自らの記憶を取り戻すべく、戦いに身を投じる。
その正体は、京の兄である吉良吉影(きら よしかげ)と、幼少期に彼の母(当然、京の母でもある)であるホリーと吉影によって命を救われた青年・空条仗世文(くうじょう じょせふみ)の融合体。岩人間との戦いで瀕死となった二人が壁の目に埋まったことで融合し、誕生した新たな人間である。ホリーと吉影と京は東方家の先祖である東方理那(ひがしかた りな)と、その夫で前シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険 part7 スティール・ボール・ラン』の主人公ジョニィ・ジョースターの子孫、つまりジョースター家の血縁であることが定助の星形のあざの由来である。また、奇しくも定助となったことで、理那に連なる直系の東方家に戻ってきたとも言える。自身の正体を知った後は吉影と仗世文の意思を継いで、病気を患ったホリーを治して幸せになってもらうために新ロカカカの実を探すことになる。
スタンドは星模様の描かれたしゃぼん玉を生み出し、その中に物を出し入れできる「ソフト&ウエット」。初期はしゃぼん玉が破裂した時に「何か(熱や摩擦といった形のないものも含む)を奪う」能力があったが、次第にその能力はなくなっていった。代わりにしゃぼん玉自体に爆発能力がある(元となった吉影の能力「キラー・クイーン」に近い)ようになっており、単純な攻撃能力は増している。また、単純な格闘能力もコンクリートの壁を容易く蹴破れるくらい高い。
最終決戦直前にその本質、「ソフト&ウェット ゴー・ビヨンド」が明らかになる。原理としては極細の糸が高速回転してしゃぼん玉の形を成しているというもので、作中では「物理としては存在していない状態に限りなく近いが、回転という事象だけが発生している」とされた。存在しない物であるために、「この世の理」である物語の黒幕・透龍(とおる)のスタンド「ワンダー・オブ・U」の「厄災」を超えてダメージを与えられる唯一の存在である。
透龍(とおる)
本作のラスボスであるロカカカ研究グループのリーダー。姿形は人間と同じだが、体組織がケイ素で構成される等人類とはまるで違った進化を遂げた種族・岩人間。普段はTG大学病院で下働きのアルバイトとして振る舞っているが、裏ではロカカカを改良・支配して莫大な富と名声を得るために暗躍している。あくまでも本作における敵組織のリーダーであり、岩人間という種族全体の長というわけではない。一見すると優男であるが、その実は自分たちの邪魔をするものを殺害することや、ロカカカによって等価交換させられて不幸を背負い込む者のことを気にも止めない非情な男である。
自身を追跡・攻撃する者(追跡しようという意思を持つだけでも対象となる)に、何かを激突させるという形で災厄をばらまき、最終的に死亡させるスタンド「ワンダーオブ・U」を持つ。このスタンドは実体化しているのみならず、スタンド自体が戸籍と社会的地位を持って人間社会で生活しているという類を見ない特異性がある。彼らが拠点としているTG大学病院の院長・明負悟(あけふ さとる)こそが彼のスタンドであり、事実上病院内のことは全て彼が支配している。明負悟としてロカカカを改良した薬品「LOCACACA6251」を作り出しており、また岩人間グループのリーダーであることからしても、ホリーを人体実験の被験体にした黒幕もまた彼だと思われる。すなわち、唯一の肉親であるホリーを守ることが目的である京にとっても不倶戴天の宿敵といえる存在。
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東方花都(ひがしかた かあと)とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する東方家の1人であり、当主である東方憲助の元妻。年齢は52歳。憲助との間に4人の子供を設ける。花都は長男である東方常敏を守るために殺人を犯し、懲役15年の刑に服していた。殺人が息子を守るためだとは当人たちしか知らないため、現在の花都は常敏以外の家族とは絶縁状態にある。トランプのカードで挟んだものを異空間に隠せるスタンド、「スペース・トラッキング」を持つ。
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ドロミテ/泥駒政次(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
ドロミテ/泥駒政次(どろこま まさじ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、六壁神社の池に棲んでいる。他の岩人間と違ってロカカカ密売団の仲間ではなく、ロカカカが生み出す莫大な金にも興味がなかった。 かつては美青年だったが、スタンド能力で支配していた恋人を庇って高圧電線に触れてから四肢と皮膚を失った異形の姿となってしまう。東方常敏(ひがしかた じょうびん)の口車に載せられて定助を襲うが、康穂によって撃退される。
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大年寺山愛唱(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
大年寺山愛唱(だいねんじやま あいしょう)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、杜王スタジアムの職員。スタジアム職員は表向きの仕事で、実際はロカカカ密売組織の一員。 かつて本気で愛した恋人がおり、自身が岩人間であること、一度眠ったら1か月は目覚めないといった秘密を打ち明けた。しかし恋人は愛唱が眠っている間に彼の家で別の男と関係を持ち、家の権利書を持ちだして換金し、逃走してしまう。そういった経験がトラウマになっており、かなり小心な性格をしている。
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苦竹財平(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
苦竹財平(にがたけ ざいへい)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する、「ミラグロマン」に取りつかれた男性。「使っても使っても金が増え続ける」というミラグロマンの呪いにかかった状態で、物乞いに近いことをしながら2年間生き延びていた。彼がはった罠に東方常秀(ひがしかた じょうしゅう)が引っ掛かったことで呪いを押し付けることに成功するが、居場所をつきとめた常秀に呪いを移し返されてしまった。
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髪留め(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
髪留めとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩生物。広瀬康穂(ひろせ やすほ)の回想にのみ登場する。普段は髪留めに擬態しており、自身を髪につけた相手の頭部に寄生し、精神を追い詰める幻覚を作り出す。康穂は離婚した父親に見捨てられる幻覚によって自殺未遂を起こした。その後、病院で偶然髪留めに遭遇した吉良吉影(きら よしかげ)が踏みつぶしてしまったことで死亡する。
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オータム・リーブス(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
オータム・リーブスとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する杜王町に存在する、本体不在のスタンド能力。第7部の主人公・ジョニィの行動によって土地に発現したスタンドだ。 ある道に落ちているイチョウの葉を踏むと、踏んだ本人が気付かない猛スピードで一定の距離を滑り、またもとの位置に戻ってくるという現象を引き起こす。周辺住民がこの現象を利用して、通行人に私物を壊させて慰謝料をせしめることからこの場所は「カツアゲロード」と呼ばれている。
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八木山夜露(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
八木山夜露(やぎやま よつゆ)とは、『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物であり、人間と同じ見た目をしているが独自の進化を遂げた謎の生物・岩人間。年齢は28歳で職業は建築家、好きな飲み物はチェリーコーク。社会的な名声を欲し、地元の名家である東方家を乗っ取るべく暗躍する。夜露自身が触れた相手をターゲットとし、それに向かって、周囲の何かが徐々に加速しながら集まってくるスタンド「アイ・アム・ア・ロック」を持つ。
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エイ・フェックス兄弟(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
エイ・フェックス兄弟とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩人間で、サッカーのユニフォームを着た兄弟。瓜二つの容姿をした双子のようで、ピアスの位置と髪型が若干異なる。スタンドは「ショット・キーNo.1」と「ショット・キーNo.2」。 ロカカカの秘密を知ってしまった作並カレラを始末するために後を追って各地を移動しており、杜王町で追い詰める。カレラと定助のタッグに敗れて死亡する。
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ドレミファソラティ・ド(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
ドレミファソラティ・ドとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』に登場する岩生物で、岩人間アーバン・ゲリラのペット。スタンド能力は持っていない。体にキャタピラがついており、土砂と一体化しながら地中をかなりのスピードで移動することができる。知能はあまり高くないようだ。 ロカカカの枝を発見することができる豆銑礼(まめずく らい)をアーバン・ゲリラと共に追跡し、定助と戦闘になる。
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喜谷真亜子(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
喜谷真亜子(きたに まあこ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物で、笹目桜二郎(ささめ おうじろう)の恋人であり金づるだ。愛称は「マコリン」。プロ野球団「晴天バーディーズ」のオーナーと晴天ホールディングスCEOを務める資産家だ。 表面上は東方家に親切に振舞っているが強欲な性格で、東方家の土地を狙っている。彼女の話を聞いた笹目桜二郎はかつて吉良に聞いたロカカカの存在を思い出し、つるぎと常敏(じょうびん)を襲撃してロカカカを強奪しようとする。
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吉良・ホリー・ジョースター(ジョジョリオン)の徹底解説・考察まとめ
吉良・ホリー・ジョースター(きら ホリー ジョースター)とは『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物であり、吉良吉影(きら よしかげ)と虹村京(にじむら けい)の母親。年齢は52歳。元は眼科医であったが、現在は脳の一部が欠損する謎の病に侵されており入院している。歩行や食事といった動作に支障は見られないが認識能力に異常をきたしており、人間とブーツの区別が付かないほど。スタンド能力を認識できているが、彼女自身がスタンド使いであるかは不明。
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広瀬鈴世(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
広瀬鈴世(ひろせ すずよ)とは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険 Part8 ジョジョリオン』の登場人物で、ヒロイン・康穂(やすほ)の母親。康穂が10歳のときに夫と離婚し、それ以来母子家庭。酔っ払って昼間に帰宅したり、康穂が異性関係のある素振りを見せるとしつこく嫌味を言ったりと、母娘仲は険悪そのものだ。また、作中では女性と性的関係を持っていることが匂わされている。 康穂に敵意を向けつつも、母親として愛情がないわけではなく、自分の言動を後悔する様子も描かれている。
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目次 - Contents
- 虹村京の概要
- 虹村京のプロフィール・人物像
- 虹村京の来歴・活躍
- 初登場
- 定助との戦闘
- 定助との和解:定助の正体を明かす
- 最終盤まではほとんど出番なし
- 最終決戦にて定助をサポート:「ワンダー・オブ・U」の能力で死亡
- 虹村京のスタンド:ボーン・ディス・ウェイ
- スタンドとは
- ステータス
- 能力
- 「開く」行為をトリガーに漆黒のライダーを出現させる
- 冷気を伴った突風による攻撃
- 虹村京の関連人物・キャラクター
- 吉良・ホリー・ジョースター(きら ホリー ジョースター)
- 吉良吉影(きら よしかげ)
- 東方定助(ひがしかた じょうすけ)
- 透龍(とおる)
- 虹村京の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「行ったら殺してやるわ…東方家のやつらだって…つきまとって必ず始末してやるッ」
- 「あなたはあなた…わかってるわ…この世の誰だってそう…あなたはあなた自身」
- 「これを伝えに…来た 康穂ちゃんから…よ…」
- 虹村京の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- スタンド名の由来はレディー・ガガの「Born This Way」
- 雑誌掲載時のスタンド名は「ゴーイング・アンダーグラウンド」
- 名前の由来は第4部キャラのオマージュ