彩雲国物語(ラノベ・漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『彩雲国物語』とは、雪乃紗衣によるライトノベル及びそれを基にした漫画・アニメ品である。原作は角川ビーンズ文庫より2003年10月から刊行されており、2006年4月からアニメ放送が開始された。またライトノベルの挿絵を担当していた由羅カイリにより、2005年7月から漫画の連載も始まっている。「彩雲国」という架空の国で、「官吏になりたい」という夢を抱く紅秀麗がその願いを実現させ、様々な困難を乗り越えていく中華風ファンタジー作品である。

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東坡関塞(とうばかんさい)

紫州との境にある関塞。
紅州側に蒼梧の野、紫州側に五丞原と平野に挟まれており、ここの争奪戦が天下分け目となることが多い。この関塞に紅家当主か直系が入ることは、紅一族を上げての紅州防衛を意味する。

蒼梧の野(そうごのや)

東坡関塞の紅州側に広がる紅州最大の平野。奥には大山脈がある。

燎安関塞(りょうあんかんさい)

梧桐に近い関塞。

鹿鳴山(ろくめいざん)

梧桐近くにある山。

鹿鳴山江青寺(ろくめいざんこうせいじ)

縹家系、大社寺系列の寺で、鹿鳴山一帯を所有する。鹿鳴山の中でも梧桐からは遠いところにあり、住職は羽章。

煩悩寺八十八番(ぼんのうじはちじゅうはちばん)

紅州東坡郡の端、州境に近い煩悩寺。

煩悩寺一〇九(ぼんのうじいちまるきゅう)

紅州、鹿鳴山より向こう側にある煩悩寺。立派だが、荒れている。

河東(かとう)・西山(せいざん)・鳳翔(ほうしょう)

紅州の三大鉄産出地。旺季派によって鉄を紫州へ密輸される。

紅家本邸(こうけほんてい)

山谷の中に建物が散在し、上から見るとうずくまった虎のように見える。

黄州

北東部に位置する商人達の都で、全商連発祥の地。
経済力は、貴陽に匹敵する。

碧州

紅州より南に位置する。黄州と並び最小の州。
バッタ類の大量発声により農作物は全滅し、地震で輸送路も崩れ、陸の孤島となってしまった。

幽門石窟(ゆうもんせっくつ)

碧州の神域。断崖絶壁にめでたい印しの獣や神仙が彫り刻まれて造られている。

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