千手扉間/二代目火影(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

千手扉間(せんじゅ とびらま)とは『NARUTO-ナルト-』の登場人物で、木ノ葉隠れの里を治める二代目火影であり、初代火影・千手柱間(せんじゅ はしらま)の弟。逆立てた白髪と顔に入れた赤い線が特徴で、戦闘時には青い甲冑服を着用している。忍者学校の創設、木ノ葉警務部隊の設立など里の基盤作りや、「影分身の術」「口寄せ・穢土転生」といった術の開発を行い、木ノ葉発展の立役者となる。一方で徹底した合理主義者で非情な面を持ち、他里には悪名高い人物として知られている。

二代目火影に就任

柱間の死後、扉間は二代目火影に就任し更に様々な政策を打ち出していく。うちは一族を「木ノ葉警務部隊」に任命し信頼の証としてその役割を一任する一方、里の政治の中枢からうちは一族を外し警務部隊にひとまとめにすることで管理、監視を行った。また「子供にきちんとした教育を受けさせたい」という柱間の意志を継いで「忍者学校(アカデミー)」を創設し、任務遂行に必要な基礎教育を義務付けた。卒業後の忍者は「下忍」となり、その実力に見合うレベルの任務を与えられ遂行する。こうした忍の階級制度や任務のランク付けも扉間によって作られ、里の基盤を固めていく。

扉間の最期

扉間は和平同盟を結ぶ為に雲隠れの里を訪れるが、式典中にクーデターが発生し、巻き込まれてしまう。6人の部下達と木ノ葉への帰還を目指すも、クーデターの首謀者である金角・銀角兄弟を含む多数の忍に追われ窮地に陥る。部下の猿飛ヒルゼン(さるとび ヒルゼン)が囮役に名乗り出るが、次の世代を担う部下達を守る為、扉間自ら囮役を引き受ける。最後にヒルゼンを三代目火影に指名した扉間は1人敵陣に突入していった。部下を逃がし、自身も生き延びることが出来たがこの戦いで致命傷を受け、木ノ葉に帰還してすぐに亡くなった。

木ノ葉崩しにて復活

ヒルゼンが三代目火影在任中に、彼の元部下で音隠れの里長・大蛇丸(おろちまる)が砂隠れの里と手を組んで「木ノ葉崩し」を起こし、木の葉隠れの里を襲撃する。大蛇丸は、扉間の開発した「禁術・穢土転生」を使用し柱間と扉間を生き返らせると、精神を縛りヒルゼンと戦わせた。大蛇丸の穢土転生は不完全で扉間の持つ本来の力を十分に発揮できなかったものの、居合わせた暗部達に「水のない所でこのレベルの水遁を発動出来るなんて!信じられん!!」と言わしめるほどの水遁術を使用し、ヒルゼンを追い詰めた。
柱間と扉間を止める為、ヒルゼンは「封印術・屍鬼封尽(しきふうじん)」を発動。呼び出した死神に魂を喰わせることで封印に成功するが、扉間の魂は成仏されず死神の腹の中にとどまったままとなる。

うちはサスケとの対話

大蛇丸が屍鬼封尽を解除し再び穢土転生を使用したことで、扉間、柱間、ヒルゼン、そして四代目火影・波風ミナト(なみかぜ ミナト)が蘇る。扉間は、自身が穢土転生された理由がうちは一族の生き残りで木ノ葉の抜け忍・うちはサスケの為だと知ると「うちはの者か…なるほど悪党に付くだけのことはある」と毒づいた。サスケは里や忍について火影達から話を聞くことを望み、扉間に「うちは一族とは何か」と問う。扉間はうちは一族を「悪に憑かれた一族」と評しながらも、千手一族以上に愛情深い一族であると考えていた。しかしその愛情が強すぎる故、失ってしまうとその感情が強い憎しみへと変わり暴走してしまう人間が多く、マダラの様に悪に落ちる人間が現れることを恐れていたと語った。里の一族に対する扱いを恨んでいたサスケが「木ノ葉への復讐」を口にすると、扉間は瞬時にチャクラを荒立て一触即発の状態となるが、柱間に止められる。その後里や忍について、うちはと千手について柱間の話を聞いたサスケは「里を守る」という結論を出し、マダラが穢土転生で復活し戦っている第四次忍界大戦の戦場へ向かうことを決める。扉間も「今度こそマダラを倒す」と誓い、戦場へと向かった。

第四次忍界大戦に参戦

第四次忍界大戦の戦場ではマダラと、彼の協力者・うちはオビトが強大なチャクラの集合体である十尾を復活させ、忍五大国連合軍と戦っていた。扉間や火影達はまず「結界術・四赤陽陣(けっかいじゅつ・しせきようじん)」で十尾の動きを封じ、マダラの元へ向かう。火影やサスケの増援で戦局は一気に優位へと傾いたが、オビトが十尾を取り込んでその能力を自身に宿す人柱力(じんちゅうりき)へと変貌したことで再び窮地に陥る。扉間はオビトと戦ううずまきナルトと合流し、「互乗起爆札」で自爆攻撃を行いつつ分析を行う。そしてオビトの弱点に気付いた扉間はナルトと協力してダメージを与えることに成功。扉間とのコンビネーション攻撃に即座に対応し、どこか柱間に似た性格をしているナルトを見て「まるで兄者とともに戦っているようだな」と笑顔を見せた。
ナルトだけでなく他の忍達のバックアップを行いオビトを戦闘不能まで追い詰めるが、マダラの意志がコピーされた分身体・黒ゼツが現れてオビトの体を乗っ取り、命と引き換えに死者を完全に生き返らせる「輪廻天生の術(りんねてんせいのじゅつ)」を発動。穢土転生体だったマダラは、完全な肉体へ復活してしまう。扉間は「飛雷神の術」でマダラの元へ飛び、隙を付いて攻撃を仕掛けるが、扉間の戦略を熟知した彼には見抜かれており、全身を串刺しにされ動きを封じられた。
邪魔者を排除したマダラは「無限月読」を発動し世界を幻術にかけることに成功するが、黒ゼツがマダラを裏切り彼の左胸を刺す。黒ゼツはマダラの分身ではなく十尾の正体で全てのチャクラの祖とされる伝説の人物・大筒木カグヤ(おおつつき カグヤ)が生んだ子供でその意思を継いだ存在であることを明かし、マダラの体を触媒にして黒ゼツの真の目的であるカグヤを復活させることに成功した。
扉間の拘束が解けたことでマダラに異変が発生したと察知した扉間は、彼がいた場所へ向かい他の火影達と合流するが、現場にはマダラの下半身が残るのみであった。柱間がマダラの下半身に触れると2人のチャクラが反応し、全ての忍の祖である六道仙人・大筒木ハゴロモ(おおつつき ハゴロモ)が出現。マダラがカグヤ復活の為に利用されていたこと、カグヤがナルトやサスケ達を異世界に連れて行ったことを火影達に伝え、協力を願い出た。扉間は「助言を頂けるならもっと早くにしてほしかったですね」と嫌味を言いつつも聞き入れ、浄土から呼び出された歴代の五影達と共に口寄せの術でナルト達を現実世界に連れ戻すことに成功する。カグヤはナルトやサスケの活躍で封印され、第四次忍界大戦は終結。ハゴロモによって火影達の穢土転生は解除され、扉間は次の世代にこれからの忍世界を託し昇天した。

千手扉間の関連人物・キャラクター

千手柱間(せんじゅ はしらま)

誕生日:10月23日
身長:185.1cm
体重:74.0kg
星座:てんびん座
血液型:B型
性格:豪快、温厚、理想主義
好きな食べ物:きのこの雑炊
好きな言葉:天衣無縫
趣味:自然鑑賞、盆栽の世話
忍道:今を見据えるために忍び耐える

CV:菅生隆之、泰勇気(少年期)

扉間の兄で先代の火影。情に厚く器の大きい性格から、火影として多くの人々から慕われている。一方でお人好し過ぎる所があり、フォローに追われる扉間は「兄者は甘すぎる」と常々その行動を咎めていた。普段は大らかで貫録を感じさせない立ち振る舞いだが、時折扉間を一睨みで黙らせるほどの凄みを見せ、その実力も確かである。柱間のみが扱える木遁忍術、膨大なチャクラ量、圧倒的治癒力が特徴で長年のライバルであったうちはマダラに勝利し、和解したことで木ノ葉隠れの里を立ち上げた。第四次忍界大戦では扉間と共に「穢土転生」で蘇り、再びマダラと戦う。

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うちはマダラ

誕生日:12月24日
星座:やぎ座
身長:179.0cm
体重:71.3kg
血液型:O型
性格:好戦的、野心家
好きな食べ物:いなり寿司
嫌いな食べ物:白子
戦ってみたい相手:木ノ葉隠れ上層部
好きな言葉:鎧袖一触
趣味:鷹狩り
CV:内田直哉、 井上剛(少年期)

写輪眼、万華鏡写輪眼といったうちは一族の瞳術を全て扱い、一族最強とも言われる人物。扉間とは同じ戦乱の世に生まれ、うちはと千手の長い戦いの末和解し、木の葉隠れの里を共に立ち上げた。争いのない世界を夢見ていたが、千手一族とうちは一族は争い続ける運命にあると知って絶望し、世界に幻術をかけることで争いを止める「月の眼計画」に魅入られて里を抜ける。和解後も扉間はうちは一族を信用しておらず、とりわけマダラは危険人物であると認識していた。一方のマダラも弟の敵である扉間を内心恨んでおり、2人の仲は険悪であった。その為第四次忍界大戦でお互い復活し戦った際、マダラは扉間を全身串刺しにして「ずっとこうしてやりたいと思っていた」と積年の恨みを口にした。

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うちはイズナ

誕生日:2月10日
身長 :174.8cm
体重 :55.9kg
星座 :みずがめ座
血液型:O型
性格 :献身的、調和的
CV:時永洋、 東内マリ子(少年期)

マダラのすぐ下の弟で、扉間とは幼少期から度々戦っていた。写輪眼、万華鏡写輪眼を開眼しており扉間を追い詰めるが、それで油断したことが仇となり「飛雷神斬り」で致命傷を受け、死亡する。イズナの死はマダラに大きな影響を与え、千手一族との和解後も扉間のことは恨み続けていた。

猿飛ヒルゼン(さるとび ヒルゼン)

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@9ahiguchiyasato

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桃地再不斬(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

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桃地再不斬(ももちざぶざ)とは、『NARUTO』のキャラクターで、「霧隠れの鬼人」と恐れられた元霧隠れの里の忍である。重量30kgにも及ぶ「断刀・首斬り包丁」という巨大な刀を使い、口元を包帯で覆っている。霧の中に身を潜める霧隠れの術を使用し、霧で何も見えない相手を首斬り包丁で切りつける、無音殺人術(サイレントキリング)の天才である。主人公・うずまきナルトが所属する第七班の最初の敵キャラクターとして登場したが、忍らしい最期を迎えたことから、読者に人気がある。

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春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

春野サクラ(はるのさくら)とは、『NARUTO』に登場する主要なキャラクターで、本作の主人公・うずまきナルトやうちはサスケとともに第七班に所属した木の葉隠れの里の忍である。本作のヒロインで、ナルトから好かれていたがサクラはナルトのライバルであるサスケのことが好きだった。一途な性格で、サスケが里を抜けてからも想い続け、物語の最後には長年の想いが実を結び、サスケと結婚した。

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角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

角都(かくず)とは『NARUTO』に登場するキャラクターで主人公・うずまきナルトを含む尾獣を狙う組織暁に所属するメンバーの一人。暁は所属していた里を抜け各国に名を轟かせるS級犯罪者で構成される。角都も滝隠れを抜け賞金稼ぎを生業としていた。暁のサイフ役として財務を一手に担当している。信じられるのは金だけと明言しており、暁に所属したのもより高額な賞金首と出会う機会を得るためである。また、禁術により他人の心臓を奪うことで強さと寿命を手にしてきた。

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猿飛アスマ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

猿飛アスマ(NARUTO)の徹底解説・考察まとめ

猿飛アスマとは、岸本斉史作の『NARUTO』に出てくる木ノ葉隠れの里の名門、猿飛一族の出身の忍である。 主人公・うずまきナルトの同級生である奈良シカマル・秋道チョウジ・山中いの3人の上司であり、木ノ葉隠れの里3代目火影である猿飛ヒルゼンの息子である。見た目はワイルドで、くわえタバコとアゴヒゲがトレードマークである。若い頃は木の葉の大名を守る「守護忍十二士」に所属しており、その証の黄色い布を、今も腰に巻いている。強大な力を持つ生命体・尾獣を狙う組織・暁との戦いの中で殉職した。

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ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リー(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

ロック・リーとは『NARUTO-ナルト-』及び『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の登場人物であり、木の葉隠れの里に所属する体術を得意とした忍者である。マイト・ガイ率いる第三班に所属しており、チームメイトは日向ネジとテンテン。リーはガイの愛弟子であり、尊敬するあまり、おかっぱ頭の髪型、濃ゆい眉毛、全身タイツの服装など、容姿を真似している。リーは自称「木の葉の美しき碧い野獣」と公言しているが、主人公のうずまきナルトからは「ゲジマユ」と呼ばれている。

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九喇嘛(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

九喇嘛(NARUTO・BORUTO)の徹底解説・考察まとめ

九喇嘛(くらま)とは、『NARUTO』のキャラクターで、主人公・うずまきナルトの体内に封印されている「九尾」の本名である。また、九匹存在している尾獣のうちの一匹である。膨大な量のチャクラを有しており、その力は一国の兵器に匹敵すると言われている。かつて人間からひどい扱いを受けていたため、人に対し憎しみの気持ちを持っていた。そのためナルトとも犬猿の仲であったが、対話を通し、次第にナルトに心を許していく。

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