13デイズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『13デイズ』とは、2000年にアメリカで制作された政治映画である。アメリカの隣国キューバにソ連が核ミサイルを配備していることがわかり、核戦争の危険が一気に高まった。未曽有の危機に直面したケネディ大統領は軍事行動ではなく、海上封鎖の実施を決断する。アメリカと世界を、核戦争の瀬戸際にまで追いつめたキューバ危機の発生から回避までが緊迫感あふれるストーリー展開で描かれていく。主要キャストはブルース・グリーンウッド、スティーヴン・カルプ。ロジャー・ドナルドソンが監督を務めた。
空軍少佐
ルドルフ・アンダーソン(演:チャールズ・エステン)
日本語吹き替え:三宅健太(ソフト版)
アメリカ空軍中佐。
偵察機U-2でキューバ上空を偵察飛行中、発射されたミサイルによる攻撃を受けて死亡した。
海軍中佐・偵察作戦指揮官
ウィリアム・エッカー(演:クリストファー・ローフォード)
日本語吹き替え:斉藤次郎(ソフト版)
アメリカ海軍中佐・偵察作戦指揮官。
海軍大将・海軍作戦部長
ジョージ・アンダーソン・ジュニア(演:マディソン・メイソン)
日本語吹き替え:仲木隆司(ソフト版)
アメリカ海軍大将・作戦部長。
ソ連船籍に向けて照明弾を発射したことにより、国防長官ロバート・マクナマラから厳しく注意を受ける。
駐アメリカソ連大使
アナトリー・ドブリーニン(演:エリヤ・バスキン)
駐アメリカソ連大使。
司法長官ロバート・ケネディとキューバ危機回避の交渉に臨んだ。
ホワイトハウス電話交換手
マーガレット(演:カレン・ルドウィグ)
日本語吹き替え:斎藤恵理(ソフト版)
ホワイトハウス電話交換手。
電話交換台に電話が殺到するシーンに登場した。
ケネス・オドネルの家族
ヘレン・オドネル(演:ルシンダ・ジェニー)
日本語吹き替え:寺内よりえ(ソフト版)
大統領特別補佐官ケネス・オドネルの妻。
Related Articles関連記事
デスパレートな妻たち(ドラマ)のネタバレ解説・考察まとめ
『デスパレートな妻たち』とは2004年から2012年までの8年間アメリカで放送されていたサスペンスコメディドラマ。全8シーズン放送された。郊外の閑静な住宅街のウィステリア通りが舞台となって平凡な主婦が様々な事件を巻き起こす。サスペンス、ミステリー、ロマンス、コメディといった様々な要素を取り入れてある。隣人であり友達でもある主婦が裏切りあいながらも友情で事件や人生を乗り越えていく様子は視聴者から反響を呼んだ。アルゼンチン、エクアドル、コロンビアではリメイク版も存在するほどの人気を博している。
Read Article
パーフェクト ワールド(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
監督クリント・イーストウッド、主演ケヴィン・コスナーで1993年に公開されたアメリカ映画。 クリント・イーストウッドとケヴィン・コスナーというハリウッドの2大スター共演だが、フィリップ役の子役が素晴らしい演技を見せて、観るものを驚かせた。 脱獄囚ブッチは、逃亡中に8歳の少年フィリップと出会い、人質として連れ出す。逃亡の中で次第に心を通わせていく2人。せつないラストに心打たれるロードムービー。
Read Article
ボディガード(1992年の映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ボディガード』とは、1992年にアメリカ合衆国で制作されたラブサスペンス映画である。脅迫状を送りつけられたスーパースターのレイチェル・マロンと彼女を命懸けで守る元シークレットサービスでプロのボディガードであるフランク・ファーマーとの甘くて切なく、ほろ苦い恋が描かれていく。主演は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』でオスカーを獲得したケビン・コスナー、共演は本作が女優デビューとなった歌手ホイットニー・ヒューストンが務めた。監督は『ボルケーノ』、『理由なき発砲』などで知られるミック・ジャクソンが務めた。
Read Article
アンタッチャブル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『アンタッチャブル』とは、1987年にアメリカで制作されたアクション映画。禁酒法が敷かれた大都市シカゴを舞台に、酒の密造と密売で莫大な利益を得るギャング、アル・カポネに敢然と戦いを挑む4人の男たちの姿をロマンあふれる演出で描き出していく。『ボディガード』で知られるケビン・コスナー、『007 ドクター・ノオ』で知られるショーン・コネリーが出演した。 監督は『殺しのドレス』や『カジュアリティーズ』などで知られるブライアン・デ・パルマが務めた。
Read Article
マン・オブ・スティール(DCEU)のネタバレ解説・考察まとめ
『マン・オブ・スティール』とは、2013年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画。「DCコミックス」の人気アメリカン・コミック『スーパーマン』の実写映画作品である。『スーパーマン』シリーズを含めると、本作は通算第6作目の作品だ。科学や文明が発達して人工生育が常識である、地球から遠く離れた惑星「クリプトン」で、数百年ぶりに自然出産で「カル=エル」という子供が生まれた。のちに「スーパーマン」と呼ばれる彼は、子供のいなかった夫妻に育てられたのち、自分の出自を知るための旅にでる。
Read Article
世界最速のインディアン(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『世界最速のインディアン』とは2005年のニュージーランド・アメリカ合衆国の伝記映画である。実在のライダであるバート・マンローの話を元にした伝記作品であり、監督はロジャー・ドナルドソン、出演はアンソニー・ホプキンスが務めた。初老のライダー、バート・マンローは、愛機「1920年代インディアン・スカウト」で世界最速記録に挑戦することが長年の夢であった。ある日自身の老い先が短いことを悟ったバートは、人生最後のチャンスとしてバイカーの聖地「ボンネビル塩平原」へ向かう決断をする。
Read Article
誤訳が多い?字幕翻訳家・戸田奈津子に対する怒りの数々をまとめてみた
日本を代表する翻訳家として知られる戸田奈津子。これまで数々の映画の字幕翻訳を手がけ、私たちもそれを当たり前のように視聴してきました。ところが、実際には彼女の翻訳が間違いだらけだとして問題になっているようで、様々な議論が交わされています。この記事では、そんな戸田奈津子の誤訳に寄せられた声についてまとめました。叩くのは簡単だけど、語学って本当に難しいんです。文句ばかり言うんだったら、いっそのことご自分で訳されてはいかがでしょうか。あぁもちろん、細かなニュアンスも完璧に、誰からも批判されないヤツをね!
Read Article
エスターを超える衝撃!? 映画「ネスト」の内容と見どころを一挙ご紹介!
あの超絶有名映画「エスター」の名を引っ張り出し、それに飽き足らず「エスター」を凌ぐとまで煽ってきたこの「ネスト」という映画。一体どのようなものなのでしょうか。 今回は映画「ネスト」のあらすじと、実際に観てみた感想をご紹介したいと思います。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『13デイズ』の概要
- 『13デイズ』のあらすじ・ストーリー
- キューバ危機の始まり
- 対立する主張
- テレビ演説
- キューバ危機の回避
- 『13デイズ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(演:ブルース・グリーンウッド)
- ケネス・オドネル(演:ケビン・コスナー)
- ロバート・ケネディ(演:スティーヴン・カルプ)
- アメリカ合衆国副大統領
- リンドン・ベインズ・ジョンソン(演:ウォルター・アドリアン)
- ケネディ政権の閣僚
- ロバート・マクナマラ(演:ディラン・ベイカー)
- ディーン・ラスク(演:ヘンリー・ストロジャー)
- マクジョージ・バンディ(演:フランク・ウッド)
- 非公式アドバイザー
- ディーン・アチソン(演:レン・キャリオー)
- ファーストレディー
- ジャクリーン・ケネディ(演:ステファニー・ロマノフ)
- 軍部
- マクスウェル・ダヴェンポート・テイラー陸軍大将(演:ビル・スミトロヴィッチ)
- カーチス・ルメイ空軍大将(演:ケヴィン・コンウェイ)
- 国連大使
- アドレー・スティーブンソン(演:マイケル・フェアマン)
- CIA長官
- ジョン・マコーン(演:ピーター・ホワイト)
- 航空写真専門家
- アーサー・ランダール(演:デイキン・マシューズ)
- 大統領特別顧問・スピーチライター
- セオドア・C・ソレンセン(演:ティム・ケラハー)
- 大統領報道官
- ピエール・サリンジャー(演:ケリー・コネル)
- 空軍少佐
- ルドルフ・アンダーソン(演:チャールズ・エステン)
- 海軍中佐・偵察作戦指揮官
- ウィリアム・エッカー(演:クリストファー・ローフォード)
- 海軍大将・海軍作戦部長
- ジョージ・アンダーソン・ジュニア(演:マディソン・メイソン)
- 駐アメリカソ連大使
- アナトリー・ドブリーニン(演:エリヤ・バスキン)
- ホワイトハウス電話交換手
- マーガレット(演:カレン・ルドウィグ)
- ケネス・オドネルの家族
- ヘレン・オドネル(演:ルシンダ・ジェニー)
- ケニー・オドネル・ジュニア(演:ジョン・フォスター)
- マーク・オドネル(演:ドレイク・クック)
- キャシー・オドネル(演:ケイトリン・ワックス)
- その他
- マーシャル・カーター(演:エド・ローター)
- ジョージ・ボール(演:ジェームズ・カレン)
- リチャード・J・デイリー(演:ジャック・マギー)
- エヴェリン・リンカーン(演:ジャネット・コールマン)
- アンドレイ・グロムイコ(演:オレク・クルパ)
- 『13デイズ』の用語
- 偵察機Uー2
- キューバ危機
- 大統領
- キューバ
- 統合参謀本部
- 『13デイズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ケネディ大統領 「なるほど、君は恐らく気づいていないかも知れないが、君も私と一緒にその窮地にいるんだぞ」
- ケネディ大統領 「キューバから西半球のいずれかの国に対して核ミサイルが発射された場合はいかなるものであれ、アメリカに対するソビエトによる攻撃とみなし、ソビエトに対する全面的報復措置を要求するものとします」
- 『13デイズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ケネディ大統領関連映画に2度目の出演を果たしたケビン・コスナー
- ロジャー・ドナルドソン監督と2度目のタッグを組んだケビン・コスナー
- ロバート・ケネディ司法長官役を2度演じた俳優スティーヴン・カルプ
- 映画『13デイズ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Trevor Jones 「The Knot Of War」
- 挿入歌:Trevor Jones 「Death of Major Anderson」