13デイズ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『13デイズ』とは、2000年にアメリカで制作された政治映画である。アメリカの隣国キューバにソ連が核ミサイルを配備していることがわかり、核戦争の危険が一気に高まった。未曽有の危機に直面したケネディ大統領は軍事行動ではなく、海上封鎖の実施を決断する。アメリカと世界を、核戦争の瀬戸際にまで追いつめたキューバ危機の発生から回避までが緊迫感あふれるストーリー展開で描かれていく。主要キャストはブルース・グリーンウッド、スティーヴン・カルプ。ロジャー・ドナルドソンが監督を務めた。
日本語吹き替え:金尾哲夫(ソフト版)/佐々木勝彦(テレビ朝日版)
統合参謀本部議長としてキューバ侵攻を強く主張した陸軍大将。
カーチス・ルメイ空軍大将(演:ケヴィン・コンウェイ)
日本語吹き替え:秋元羊介(ソフト版)/内海賢二(テレビ朝日版)
キューバ危機回避のために海上封鎖ではなく、キューバへの軍事侵攻を主張した空軍大将。
国連大使
アドレー・スティーブンソン(演:マイケル・フェアマン)
日本語吹き替え:中庸助(ソフト版)/益富信孝(テレビ朝日版)
第5代国連大使を1961年から1965年まで務めた政治家。
ケネディ大統領政権下でアメリカの外交政策を支えたことで知られている。
1962年10月25日に行われた国際連合安全保障理事会の緊急会議の際、キューバにソ連がミサイル基地を建設していることを認めさせた。
CIA長官
ジョン・マコーン(演:ピーター・ホワイト)
日本語吹き替え:品川徹(ソフト版)
ケネディ政権下でCIA長官に就任した人物。
建設会社ベクテル・マコーン社で社長職に就いた後、トルーマン政権下で国防次官と空軍次官を歴任した。
アイゼンハワー政権下では原子力委員会委員長、ジョンソン政権下ではCIA長官を務めた。
航空写真専門家
アーサー・ランダール(演:デイキン・マシューズ)
航空写真分析の専門家。アメリカの偵察機Uー2によって撮影された写真にソ連製の核ミサイルが持ち込まれていることをケネディ大統領と閣僚に伝える。
大統領特別顧問・スピーチライター
セオドア・C・ソレンセン(演:ティム・ケラハー)
日本語吹き替え:中博史(ソフト版)/横島亘(テレビ朝日版)
ケネディ大統領のスピーチライター。
大統領報道官
ピエール・サリンジャー(演:ケリー・コネル)
日本語吹き替え:川村拓央(ソフト版)
大統領報道官。
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目次 - Contents
- 『13デイズ』の概要
- 『13デイズ』のあらすじ・ストーリー
- キューバ危機の始まり
- 対立する主張
- テレビ演説
- キューバ危機の回避
- 『13デイズ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- ジョン・フィッツジェラルド・ケネディ(演:ブルース・グリーンウッド)
- ケネス・オドネル(演:ケビン・コスナー)
- ロバート・ケネディ(演:スティーヴン・カルプ)
- アメリカ合衆国副大統領
- リンドン・ベインズ・ジョンソン(演:ウォルター・アドリアン)
- ケネディ政権の閣僚
- ロバート・マクナマラ(演:ディラン・ベイカー)
- ディーン・ラスク(演:ヘンリー・ストロジャー)
- マクジョージ・バンディ(演:フランク・ウッド)
- 非公式アドバイザー
- ディーン・アチソン(演:レン・キャリオー)
- ファーストレディー
- ジャクリーン・ケネディ(演:ステファニー・ロマノフ)
- 軍部
- マクスウェル・ダヴェンポート・テイラー陸軍大将(演:ビル・スミトロヴィッチ)
- カーチス・ルメイ空軍大将(演:ケヴィン・コンウェイ)
- 国連大使
- アドレー・スティーブンソン(演:マイケル・フェアマン)
- CIA長官
- ジョン・マコーン(演:ピーター・ホワイト)
- 航空写真専門家
- アーサー・ランダール(演:デイキン・マシューズ)
- 大統領特別顧問・スピーチライター
- セオドア・C・ソレンセン(演:ティム・ケラハー)
- 大統領報道官
- ピエール・サリンジャー(演:ケリー・コネル)
- 空軍少佐
- ルドルフ・アンダーソン(演:チャールズ・エステン)
- 海軍中佐・偵察作戦指揮官
- ウィリアム・エッカー(演:クリストファー・ローフォード)
- 海軍大将・海軍作戦部長
- ジョージ・アンダーソン・ジュニア(演:マディソン・メイソン)
- 駐アメリカソ連大使
- アナトリー・ドブリーニン(演:エリヤ・バスキン)
- ホワイトハウス電話交換手
- マーガレット(演:カレン・ルドウィグ)
- ケネス・オドネルの家族
- ヘレン・オドネル(演:ルシンダ・ジェニー)
- ケニー・オドネル・ジュニア(演:ジョン・フォスター)
- マーク・オドネル(演:ドレイク・クック)
- キャシー・オドネル(演:ケイトリン・ワックス)
- その他
- マーシャル・カーター(演:エド・ローター)
- ジョージ・ボール(演:ジェームズ・カレン)
- リチャード・J・デイリー(演:ジャック・マギー)
- エヴェリン・リンカーン(演:ジャネット・コールマン)
- アンドレイ・グロムイコ(演:オレク・クルパ)
- 『13デイズ』の用語
- 偵察機Uー2
- キューバ危機
- 大統領
- キューバ
- 統合参謀本部
- 『13デイズ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ケネディ大統領 「なるほど、君は恐らく気づいていないかも知れないが、君も私と一緒にその窮地にいるんだぞ」
- ケネディ大統領 「キューバから西半球のいずれかの国に対して核ミサイルが発射された場合はいかなるものであれ、アメリカに対するソビエトによる攻撃とみなし、ソビエトに対する全面的報復措置を要求するものとします」
- 『13デイズ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ケネディ大統領関連映画に2度目の出演を果たしたケビン・コスナー
- ロジャー・ドナルドソン監督と2度目のタッグを組んだケビン・コスナー
- ロバート・ケネディ司法長官役を2度演じた俳優スティーヴン・カルプ
- 映画『13デイズ』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Trevor Jones 「The Knot Of War」
- 挿入歌:Trevor Jones 「Death of Major Anderson」