沢城丈(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

沢城丈(さわしろじょう)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の若頭で、組長・荒川真澄の右腕として働く人物。『龍が如く ONLINE』と『龍が如く7 光と闇の行方』では詳細な人物像が異なっており、『7』だと真澄の息子、荒川真斗の望みを叶えることに執着している。一方でシノギに厳しい冷酷な性格であるため、甘い考えで仕事をする春日一番とはそりが合わなかった。作中では真斗の配下として、何度も一番の前に立ちはだかる。

2戦目の第3形態で使用する技。自分のターンが来るたびにHPが1000回復する。

沢城丈の来歴・活躍

『龍が如く ONLINE』

『龍が如く ONLINE』では沢城が上部団体である蓮岡組の若頭を殺害してしまう。若頭の沢城が蓮岡組の若頭を殺害したことは大問題であり、荒川組存亡の危機だったが、組長・真澄の一存で一番が身代わりになったことで事なきを得た。一番はかつて組長から受けた大恩をようやく返せると喜んでそれを引き受けるが、結果として長い服役期間を送ることになる。
それから17年後、荒川組は神室町からヤクザを一掃する「神室町浄化作戦」で近江連合へ寝返っていた。沢城は荒川組内「沢城組」組長を襲名し、近江四天王の1人にもなった。そして「荒川が神室町と東城会を近江に売った張本人」という話の真偽を知るために、出所した後荒川を追ってきた一番とミレニアムタワー前で再会すると、力の差を見せつけた。
その後、なおも立ち向かってきた一番との決戦時には神室町にいる近江連合の組員をミレニアムタワーに集結させた他、四天王やヘリコプターを用意して春日たちを迎え討った。だが一番は沢城のいる最上階まで登ってきた。荒川の不在を告げた沢城は一番の仲間を退け、一番の強さに敬意を表して屋上で激闘を繰り広げる。そこで敗北した沢城は、行方をくらませた。

『龍が如く7 光と闇の行方』

赤ん坊の取り違え

父親の性格が原因ですさんだ家庭で過ごした沢城は、15の頃には喧嘩に明け暮れる行き場のない状態になっていた。やがて自分と同じような行き場のない少女と出会い、同棲生活を送るようになる。若気の至りで彼女を妊娠させてしまうも、子どもを養えるような環境も覚悟もない沢城は、反対する彼女を押し切ってコインロッカーに赤子を捨ててしまう。一度はその場を離れた2人だったが、罪悪感にかられた彼女がコインロッカーへと引き返した。
そして沢城と彼女の2人が見たのは、鍵のかかったコインロッカーを必死に開けようとする1人の男だった。男は無理やりコインロッカーを開けると、沢城たちの前でロッカーに入った赤ん坊を抱えて去っていった。なぜ男が自分たちの捨てた赤ん坊を大事そうに抱えていったのか、理解が及ばずに呆然とする沢城たち。しばらくして、そのコインロッカーに別の男たちがやってきてロッカーを手当たり次第に開け始めた。すると沢城たちが赤ん坊を捨てたロッカーの隣から、2人目の赤ん坊が出てきた。実は沢城たちが赤ん坊を捨てたのと日の同じ時刻、トラブルに見舞われていた男女がコインロッカーを利用して赤ん坊の受け渡しをするつもりだったのだ。あとからやってきた男たちは、受け渡しに失敗したのだろうと思い、赤ん坊を持って帰っていった。しかしその赤ん坊は沢城の子どもだ。一部始終を見ていた沢城は、赤ん坊の取り違えが起こったことを悟った。

その数年後、沢城は町であの時コインロッカーを無理やり開けて赤ん坊を持ち去った男を見かけた。彼こそが荒川真澄であった。真澄の傍には車いすに乗る少年がいた。聞き込みの末、彼こそが自分の息子であることを察した沢城は、荒川組の門を叩く決断をした。

一番や真斗との関係

一番の前に立ちはだかる沢城

荒川組に入った沢城は頭角を現し、若頭へと成長していた。沢城は真澄から真斗のことを任されており、敬愛する真澄へ忠誠心と真斗への負い目により沢城は真斗を過保護ともいえるほど甘やかした。一方で部下の一番のことは嫌っていた。一番が人情を重んじるあまり金を回収せず、真斗がバラまいた金でごまかそうとした時には指1本で落とし前をつけさせようとしたこともあったが、これは事務所に帰ってきた真澄により未遂に終わった。
18年前、真斗が他所の組員を殺してしまい、彼から連絡を受ける。沢城が話を真澄に持っていくと、真澄は沢城が殺したことにして一番に「沢城の身代わりになってほしい」と頼んだ。一番は恩を返せるとして喜んで身代わりになり、刑務所へ入ったが、それから18年が経ち出所することには大きく情勢が変わってしまっていた。

荒川組は近江連合へ寝返り、沢城も八代目近江連合若頭補佐という立場になっていた。真澄が東城会を裏切ったことが信じられない一番は、出所後すぐに彼のもとへ向かった。沢城は一番の前に立ちはだかるが、一番に「あんたのことが嫌いだった」と吐き捨てられ戦闘に突入。あっさりと突破されてしまう。しかし一番は真澄に撃たれ、失意の中で横浜の伊勢佐木異人町(いせざきいじんちょう)に流れ着く。

真斗の駒

一番は真斗が死んだと聞かされていたが、実は真斗は生きていた。真斗はアメリカへ渡り手術し、脚の障害を克服。さらに青木遼という戸籍を手に入れ、東京都知事に就任していたのだ。不自由な体、ヤクザの息子という肩書がコンプレックスだった真斗。それを克服したあとは、反動で表の権力に固執するようになっていく。都知事当選後はすぐに「神室町3K作戦」というヤクザを一掃する作戦を決行し、神室町から東城会を駆逐した。その中で、父親の真澄を脅して東城会を裏切らせたのである。実際のところ、真澄は「権力者に使われるヤクザ」を良しとせず、真斗の策に乗るように見せて裏では別の思惑があった。一方で沢城は真斗の忠実なコマであり続けた。
真斗はさらに当時の日本政府与党である民自党幹事長の座を狙うため、現幹事長・荻久保豊(おぎくぼゆたか)を失脚させるべく異人町に目を向ける。そして異人町を拠点とする異人三と呼ばれる三大組織のバランスを崩そうと画策し、沢城をはじめとする裏の力を使っていった。だが一番たちに邪魔されると苛立ちを見せ始める。ついに真斗は真澄を殺すよう、沢城に命令するが、沢城はそれだけは聞けなかった。沢城は真斗を救ってくれた真澄に、渡世の親として以上の大恩を感じていたのだ。

しかし沢城が断った仕事は別の者に回され、結局真澄は殺されてしまった。沢城はその後、真澄が東城会と近江連合の同時解散を成し遂げたことで激怒していた関係者に対して謝罪に赴いていたが、そこで日和った態度を見せ、敬愛する真澄殺害の濡れ衣を着せられたことで激怒して、1人の片目をつぶしてみせた。
その後、真澄殺害を断ったことで真斗の気に障り、異人三の1つである横浜星龍会の会長・星野龍平の殺害という無茶な仕事を命じられてしまう。沢城は匿名で星野龍平の危機を教えると、その足で彼の殺害に向かった。星野龍平の危機を知った一番たちは星龍会の本部へ急ぐが、すでに沢城の仕事が終わった後だった。星野龍平の死体を見て呆然とする一番に対し「遅えよ……イチ」とぼやいた。
激昂する一番と死闘を繰り広げた沢城は、一歩及ばずに敗北。動けなくなったところで一番に詰められる。沢城は「荒川の親父を殺したのは俺じゃない」と告白した。そしてなぜ真澄を殺せという命令に逆らったのか、なぜ真斗の命令に従うのかという疑問に答えるべく、自分と真澄や真斗との関係を告白した。つまり、自分と真斗が本当の親子であるということを話したのだ。そして一番の出生を踏まえると、荒川真澄こそが一番の本当の親である公算が高いという。

真実を知って呆然とする一番。沢城は真斗に切り捨てられたことで自暴自棄のようにもなっていたが、一番の仲間の足立宏一に「まっとうに罪を償え」と諭され、おとなしく警察に連行されていった。その後はエピローグで終身刑になったことが語られる。物語の終盤では真斗も殺されており、沢城にとっては実の息子と、忠誠を誓っていた渡世の親を失ったこととなる。

『龍が如く8』

『龍が如く8』では、収監されていたと考えられていたが先代会長を殺害して恨まれているはずの横浜星龍会の一員として登場する。一番に、彼の母親が生きていることを教えてハワイに向かわせた。

沢城丈の関連人物・キャラクター

荒川真澄(あらかわますみ)

東城会系三次団体荒川組の組長。沢城とは対照的に、義理人情を重んじる性格をしている。沢城は自分が捨てた赤ん坊を育ててくれた真澄に渡世の親として以上の大恩を感じていた。そのため、真斗の命令であっても真澄を殺すことはできなかった。真澄が別の者に殺された後は、真斗に「様子がおかしい」と言われていることからショックを受けていたことが窺われる。なお沢城は赤ん坊の取り違えのことを真澄にも話したことがない。しかし真澄は本当の一番に対して、感じるものがある様子だった。

荒川真斗(あらかわまさと)

荒川真澄の息子として育てられた、沢城の実の息子。自分が身勝手な理由で赤ん坊をコインロッカーに捨てたことで多くの人の人生を狂わせた自覚があるのか、真斗には下僕のように従っていた。沢城が真斗に対してどれほど親子としての情があるのかは不明だが、真斗を育ててくれた真澄に大恩を感じているのは確かである。一方で真斗からは鉄砲玉のような扱いをされ、最後は殺し屋を差し向けられてしまう。

春日一番(かすがいちばん)

『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。沢城は一番の甘っちょろい部分が嫌いで、一番もまたケジメ寸前まで激怒されたことから沢城を嫌っていた。作中では顔を合わせるたびに嫌味や暴言の応酬が繰り広げられる。しかし沢城の真実を知ってからは一介の極道として、そして父親としてのケジメをつけようとした姿に一番なりに思うところがあったのか、真斗を非難する際に真澄に並んで沢城のことも引き合いに出している。

roadback
roadback
@roadback

Related Articles関連記事

龍が如く7 光と闇の行方(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

龍が如く7 光と闇の行方(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『龍が如く7 光と闇の行方』とは、セガが発売するアクションアドベンチャーゲーム『龍が如くシリーズ』の第7作目に当たる作品である。キャッチコピーは「ゲームに飽いた人たちへ」。本作は、『龍が如く』の主人公であった桐生一馬に代わり春日一番が主人公となり、彼が刑務所というどん底に突き落とされてから本物の龍になるまでの姿を描いている。重くハードなストーリー展開はそのままに、これまでの喧嘩アクションに新しくライブコマンドRPGバトルが加わり、これまでのシリーズとは全く異なったRPG作品となっている。

Read Article

龍が如く8(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

龍が如く8(ゲーム)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『龍が如く8』とは、株式会社セガが販売するドラマティックRPGで『龍が如く』シリーズのナンバリング8作目。2020年に発売された『龍が如く7 光と闇の行方』以来、4年ぶりのタイトルである。キャッチコピーは「世界一、運が悪くて世界一ハッピーなヤツらの物語」。 どん底から再び這い上がる男「春日一番」と人生最後の戦いに挑む伝説の極道「桐生一馬」の2人の主人公を軸にシリーズ最高のドラマが繰り広げられる。2人の主人公が織りなすストーリーの濃密さと、サブストーリーの豊富さが魅力の作品。

Read Article

春日一番(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

春日一番(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

春日一番(かすがいちばん)とは、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公。『龍が如くシリーズ』の2代目主人公であり、気心の知れた相手からは「イチ」と呼ばれている。初代主人公の桐生一馬とは対照的に、フランクで明るい性格をしている。 もとは東城会系三次団体「荒川組」の構成員だった。しかし尊敬する荒川真澄の懇願で他人が犯した殺人の罪を被り、警察署に出頭。出所後に荒川と再会した際には銃を向けられ、実の父のように敬愛した彼に撃たれてしまう。

Read Article

荒川真澄(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

荒川真澄(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

荒川真澄(あらかわますみ)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会系三次団体「荒川組」の組長。「殺しの荒川組」と称されるほど武闘派極道のトップでありながら仁義に厚い人物で、ただのチンピラだった春日一番を助け彼の人生に大きな影響を与えた。しかしその一番が服役している間に荒川組は関西一円のヤクザを束ねる近江連合の直参団体に。真澄も近江連合の若頭代行を任され、真意を問おうとやってきた一番に銃を向ける。

Read Article

堂島大吾(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

堂島大吾(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

堂島大吾(どうじまだいご)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会六代目会長。東城会直系堂島組の組長・堂島宗兵とその妻の堂島弥生の一人息子である。武闘派だった父親譲りの腕っぷしを持ち、射撃の腕にも優れる。 初登場時は弱小となった東城会に絶望して飲んだくれていたが、桐生一馬と再会したことをきっかけにして立派に成長していく。会長となった後も桐生のことを尊敬し続け、彼が快い生活を送れるよう心を配っている。

Read Article

桐生一馬(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

桐生一馬(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

桐生一馬(きりゅうかずま)とは、アクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』シリーズに登場する主人公キャラクターの1人。関東最大極道組織、東城会の元組員にして東城会元四代目会長。別名「堂島の龍」と呼ばれ、その名は裏社会ではかなり知れ渡っており、生ける伝説として後世に語り継がれているほど。義理と人情に厚く、喧嘩の実力も作中最強格とされる。

Read Article

真島吾朗(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

真島吾朗(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

真島吾朗(まじまごろう)とはアクションアドベンチャーゲーム『龍が如く』に登場するメインキャラクターの1人。巨大極道組織、東城会の大幹部で別名「嶋野の狂犬」、「隻眼の魔王」と呼ばれるほどの危険性と強さを秘めた人物。また、キャバレーの敏腕支配人として「夜の帝王」とも呼ばれる。主人公である「桐生一馬」と敵対する形で登場したが、作品を重ねるにつれ人気が高まり、『0』や『OF THE END』では主人公の1人になっている。

Read Article

『龍が如く』シリーズにおいて"堂島の龍"と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬の人生

『龍が如く』シリーズにおいて"堂島の龍"と呼ばれた伝説の極道・桐生一馬の人生

セガが送る人気作品「龍が如く」。この歴代主人公を務める極道・桐生一馬。不器用だが実直で、けっして曲がらない「信念」を持つ、作中屈指の「漢」。彼は圧倒的な強さとまっすぐな心で、極道や警察、犯罪組織を巻き込んだ数々の事件を解決に導いていく。「堂島の龍」と呼ばれた伝説の極道の人柄、人生について解説する。

Read Article

ハン・ジュンギ/キム・ヨンス(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハン・ジュンギ/キム・ヨンス(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハン・ジュンギ(キム・ヨンス)とは『龍が如くシリーズ』に登場する韓国系マフィア「コミジュル」の参謀を務める男性。本名はキム・ヨンスだが、韓国マフィア「ジングォン派」のボスだったハン・ジュンギの影武者という役割を担っていた過去があり、本物が死んだ後もハン・ジュンギとして生き続けている。本物のハン・ジュンギに倣い、性格は公明正大で紳士的。しかし時折、本物よりも人間味のある一面も見せる。

Read Article

向田紗栄子(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

向田紗栄子(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

向田紗栄子(むこうださえこ)とは『龍が如くシリーズ』に登場するキャバクラ店の雇われママである。店を経営する野々宮勲が何者かに殺されたことをきっかけに春日一番と知り合い、彼らと共に野々宮の死の真相を探っていく。 気が強い性格でカタギの女性でありながら腕っぷしもある。一番のパーティーに加わった後は、極道の人間を相手にしても物怖じすることなく戦っている。またかなりの酒豪であり、一番たちが酔いつぶれても顔が赤くならないほどである。

Read Article

狭山薫(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

狭山薫(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

狭山薫(さやまかおる)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、大阪府警第四課主任の警部補の女性。『龍が如く2』では、メインヒロインとして登場する。正義感が強く、暴力団に対する容赦のない取り締まり振りから「ヤクザ狩りの女」と呼ばれていた。腕っぷしも強く、ゲーム内では主人公の桐生一馬と共闘するシーンも見られる。

Read Article

ソンヒ(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ソンヒ(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ソンヒとは『龍が如くシリーズ』に登場する韓国系マフィア「コミジュル」の女総帥である。コミジュルは伊勢佐木異人町に流れ着いたジングォン派の残党であり、ソンヒはその「はぐれジングォン派」の母親に連れられて異人町にやってきた。そのような経歴を持つため、自分たちのようなはぐれ者に異人町という居場所をくれた民自党の幹事長・荻久保豊には強い忠誠を尽くしている。一方で異人町を守るためなら殺人すら辞さない冷酷さも持ち合わせる。

Read Article

ナンバ/難波悠(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ナンバ/難波悠(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ナンバ/難波悠(なんばゆう)とは『龍が如くシリーズ』に登場する元看護師のホームレスである。表向きはリアリストで、全てを諦めているかのようなセリフを吐くこともあるが、新人ホームレスの春日一番に路上生活のイロハを教えるなど、情に厚い人物。また頭が切れる人間でもあり、推理で一番をサポートすることもある。 実弟の秋葉正一が異人町の偽札作りを調査しているうちに音信不通になったことで、ナンバは異人町の公園に住み着いた。そして偽札を持っていた一番に同行して、弟の行方を探っていく。

Read Article

足立宏一(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

足立宏一(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

足立宏一(あだちこういち)は『龍が如くシリーズ』に登場する元神奈川県警刑事。上司にたてついたことで免許センター職員に左遷された過去を持ち、その復讐のため春日一番に協力を持ち掛ける。 警察官だけあって不正や罪を許さない正義感に溢れた人物であるが、酒や女に弱く、収入のほとんどを遊びに費やすなど、だらしない一面も存在する。初代主人公の桐生一馬の友人、伊達真は刑事時代の後輩で「まこっちゃん」と愛称で呼ぶ仲である。

Read Article

趙天佑(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

趙天佑(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

趙天佑(ちょうてんゆう)とは『龍が如くシリーズ』の武闘派中国マフィア横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥である。常にへらへらした陽気で気さくな人物だが、伊勢佐木異人町を支配する「異人三」の一角・横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥に相応しい威圧感を持ち合わせる。一方で総帥就任には消極的だったようで、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公の春日一番からは「部下の手前ボスらしく振舞っていただけに見える」と評される。

Read Article

冴島大河(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

冴島大河(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

冴島大河(さえじまたいが)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会直系「冴島組」組長である。かつて起こした事件から「極道18人殺し」の異名で恐れられる人物だが、本人の性格は温厚で面倒見が良い。東城会の大幹部で真島組組長の真島吾朗とは兄弟分の間柄である。『龍が如く4 伝説を継ぐもの』でかつて起こした事件が冤罪だと判明し死刑を免れた後は、真島と共に東城会六代目会長の堂島大吾を支えている。

Read Article

伊達真(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊達真(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

伊達真(だてまこと)は『龍が如くシリーズ』に登場する警視庁組織犯罪対策第四課の刑事である。警察官としての誇りを持った人物で、その誇りのためならば上層部の人間に逆らうことも厭わない。後輩の刑事からは「伝説の名刑事」として慕われている。 初代では100億を巡る事件を追う過程で、「堂島の龍」と呼ばれる桐生一馬と協力関係を築く。一人娘の沙耶との和解を経て桐生のかけがえのない友人となり、以降のシリーズでも相棒として桐生を支え続ける。

Read Article

秋山駿(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

秋山駿(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

秋山駿(あきやましゅん)とはアクションアドベンチャーシリーズ『龍が如く』登場する主人公キャラクターの一人。消費者金融スカイファイナンスの代表取締役にしてキャバクラエリーゼのオーナー。無利子、無担保で融資をするかわりに提示する条件を飲んでもらう一風変わったやり方を取るその様から「神室町の駆け込み寺」の異名を持つ。堅気だが、極道者に引けを取らないほどの喧嘩の腕前を誇る。

Read Article

荒川真斗/青木遼(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

荒川真斗/青木遼(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

荒川真斗(あらかわまさと)/青木遼(あおきりょう)とは『龍が如く7 光と闇の行方』に登場する東城会系組織「荒川組」組長の荒川真澄の息子である。多臓器不全による車いす生活やヤクザの息子という肩書にコンプレックスを抱いており、「青木遼」の戸籍を入手して手術により人並みに歩き回れる体になると、これまで味わってきた数々の挫折から「表の力」である「人気」を渇望するようになる。 主人公の春日一番とは同年同日に生まれた同い年で、一番が服役する前は彼に介護されていた。

Read Article

澤村遥(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

澤村遥(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

澤村遥(さわむらはるか)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、メインヒロインの1人である。1作目である『龍が如く1』から登場しており、シリーズを追うごとに年齢や身長も変わり、成長していく。作中では主人公の桐生一馬と共に行動する場面も多く、遥が関わるゲーム内イベントやストーリーも多い。

Read Article

海老名正孝(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

海老名正孝(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

海老名正孝(えびなまさたか)とは『龍が如く8』に登場する極道組織「横浜星龍会」の若頭である。『龍が如く7 光と闇の行方』で会長の星野龍平が亡くなった後、若頭だった高部守がその跡を継いだ。しかしその高部が服役したため、新たに若頭に就任した海老名が星龍会のかじ取りを担っている。『龍が如く8』では事務所を訪れた春日一番に、終身刑になったはずの沢城丈を引き合わせる。

Read Article

不二宮千歳(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

不二宮千歳(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

不二宮千歳(ふじみやちとせ)とは『龍が如く8』に登場するハワイで家事手伝いをしている女性。生みの親である茜を訪ねてきた春日一番と出会い、ハニートラップを仕掛けて薬で眠らせる。しかし紆余曲折を経て一番のパーティーメンバーに加わることになる。 穏やかで品性のある物腰の女性だが、人に言えない事情を抱えている様子。キャラクター動画では「天使と悪魔の顔を持つ才女」と紹介されている。

Read Article

澤村由美(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

澤村由美(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

澤村由美(さわむらゆみ)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、主人公である桐生一馬や、錦山彰の幼馴染み。児童養護施設「ヒマワリ」で幼少期を過ごし、2人の妹的存在だった。神室町のバーで働いていた時に東城会の大幹部に拉致され、何とか救出されるもショックで記憶喪失となる。その後は自身の身を守るために整形し、「美月(みづき)」という名の戸籍を与えられた。 作中のメインヒロインの1人である澤村遥の実母でもある。

Read Article

三田村英二(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

三田村英二(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

三田村英二(みたむらえいじ)は『龍が如く8』に登場する車いすの青年。主人公の春日一番とは、ハワイに向かう飛行機の中で出会う。座席から車いすに移動するのに苦労していたところを一番に助けられ、「ボン・ヴォヤージュ(良い旅を)」と言って別れた。 プログラミングに長けており、パソコンを使って窮地の一番を助けるようなシーンがある。また語学も堪能であるのか、一番が警官に銃を向けられているところに現れて、警官を制止するような場面も存在する。

Read Article

エリック・トミザワ(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

エリック・トミザワ(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

エリック・トミザワは『龍が如く8』に登場するハワイのタクシー運転手。ハワイを訪れた主人公・春日一番を自分のタクシーに乗せるが、突如として車を暴走させて銃で脅しつける。実はハワイの暴力集団「山井一派」の頭目である山井豊の部下。しかし作中で山井と敵対す一番のパーティーメンバーに加わることになる。トミザワを演じるKing Gnuの井口理によれば、情けないところがありつつもどこか頼りになる性格とのこと。

Read Article

錦山彰(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

錦山彰(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

錦山彰(にしきやまあきら)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、東城会直系「錦山組」の組長。メインの主人公である桐生一馬とは幼馴染で、同じ児童養護施設の出身である。シリーズ1作目の『龍が如く1』から登場しており、過去編である『龍が如く0 誓いの場所』では堂島組若衆だった頃の姿が描かれていた。

Read Article

郷田龍司(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

郷田龍司(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

郷田龍司(ごうだりゅうじ)は『龍が如くシリーズ』の五代目近江連合直参郷龍会二代目会長である。関東で「堂島の龍」として名の通っていた桐生一馬に匹敵する存在感から「関西の龍」と呼ばれるが、本人は「龍の二つ名は唯一無二の存在であるべき」という考えから「関西」の部分を良く思っていない。 『龍が如く2』では近江連合が桐生の所属する東城会と五分の盃を交わすことを不満に思い、クーデターを起こして桐生率いる東城会と全面衝突を起こす。

Read Article

鎌滝えり(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

鎌滝えり(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

鎌滝えり(かまたきえり)は『龍が如く7 光と闇の行方』に登場する和菓子屋「一番製菓」の社長。サブストーリー「異人町の受け皿」で主人公の春日一番と深く関わる。ミニゲームの「会社経営」を進めていくと仲間にできる、任意加入キャラクターとなっている。 ただの経営者でありながら腕っぷしは強く、戦闘では事務用品を武器に、素早い身のこなしで戦う。一方で想定外のことに対面すると動揺してしまうなど、メンタルが弱い一面が見られる。

Read Article

龍が如くシリーズの歴代出演芸能人・有名人(キャラクターモデル)まとめ

龍が如くシリーズの歴代出演芸能人・有名人(キャラクターモデル)まとめ

『龍が如くシリーズ』はセガが開発・販売しているアクションアドベンチャーゲームである。極道をテーマに、裏社会を生きる人々の抗争や生き方などを描いている。 『龍が如くシリーズ』ではメインキャラクターの声優に、俳優やタレントを起用することが多い。『龍が如く 見参!』からはキャラクターの声優を務める俳優やタレントが、そのキャラクターの顔のモデルとして起用されており、まるで映画のように物語を楽しめるようになっている。

Read Article

龍が如くシリーズの東城会まとめ

龍が如くシリーズの東城会まとめ

『龍が如くシリーズ』はセガが開発・販売する、裏社会を生きる人々の抗争や生き方を描いたゲーム。初代から『龍が如く6 命の詩。』が桐生一馬を主人公としたアクションアドベンチャー、『龍が如く7 光と闇の行方』からは春日一番を主人公としたRPGとなっている。 東城会(とうじょうかい)はシリーズに登場する架空の広域指定暴力団であり、桐生一馬も所属する。春日一番も東城会系荒川組の若衆だった。他にも多くの重要人物が所属しており、東城会の権力争いがストーリーの中心になっていることも多い。

Read Article

龍が如くシリーズの近江連合まとめ

龍が如くシリーズの近江連合まとめ

『龍が如くシリーズ』はセガが開発・販売するアクションアドベンチャーゲームのシリーズ。極道をテーマにした作品で、裏社会を生きる人々の抗争や生き方、人間模様が描かれる。 近江連合(おうみれんごう)はシリーズに登場する関西一円を束ねる広域指定暴力団である。拠点は大阪の蒼天堀。主人公の桐生一馬が所属する東城会とは反目しあっており、シリーズを追うごとに弱体化する東城会に反し、近江連合は拡大傾向にある。『龍が如く7 光と闇の行方』では東城会と共に解散する。

Read Article

「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

「龍が如く7 光と闇の行方」がコマンドRPGになり炎上!?「汚いペルソナ」などと言われネタにされる

『龍が如く7 光と闇の行方』は、アクションバトルだった過去作とはゲームの仕様が変わり、コマンドRPGになったことでちょっとした騒動になったことがありました。この記事では、発売当時の情報や、ファンの意見などをまとめています。『ペルソナ』シリーズとゲームの操作が似ていることから、「汚いペルソナ」「ペルソナが如く」と言われ、ネタにされていたようです。

Read Article

『龍が如く7 光と闇の行方』のプレイ画像&ツイートまとめ!スジモンを集める面白要素も!?

『龍が如く7 光と闇の行方』のプレイ画像&ツイートまとめ!スジモンを集める面白要素も!?

『龍が如く7 光と闇の行方』が発売されて間もない頃のプレイ画像や感想ツイートをまとめました。『ポケットモンスター』や『ドラゴンクエスト』をオマージュした面白い要素などもあるようです。楽しいミニゲームもたくさんあり、いくらでもやりこめるので、気になった方はぜひチェックしてみてください。

Read Article

目次 - Contents