ブロヴーダ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ブロヴーダ(HUNTER×HUNTER)とは、『HUNTER×HUNTER』キメラ=アント編に登場するキャラクター。作品内で第一級隔離指定種に認定されている昆虫であるキメラ=アントの師団長。キメラ=アントの王であるメルエムの誕生以降は他の蟻と同様に王となるため旅立ち、狼のキメラ=アントであるレオル・ウェルフィンらとともにメルエムの下で働くこととなる。宮殿での決戦時に、討伐隊員イカルゴと交戦。戦いの後はレイナ(シドレ)とともにNGL(環境保護団体ネオグリーンライフ)に帰郷した。
ハギャ隊の兵隊長で、タコ型のキメラ=アント。のちにキメラ=アント討伐隊に加わることとなる。
キメラ=アント討伐隊が宮殿に突入した際、ブロヴーダと交戦した。
仲間思いで情に厚い性格。ただし、「殺し」のハードルを越えられないという精神的な問題を持つ。
操作系念能力者であり、8本の足のうち1本を銃の形に変形し空気圧で弾丸を発射する「空気銃(エアガン)」や空気銃で弾丸大の特製の蚤を込めて狙撃する「蚤弾(フリーダム)」、遺体に寄生し、その体を操作する「死体と遊ぶな子供達(リビングデッドドールズ)」を使用する。
イカルゴは念能力「死体と遊ぶな子供達(リビングデッドドールズ)」を用いてフラッタに寄生していたがブロヴーダが様子を怪しみ追跡、戦闘に突入。
戦闘能力に劣るイカルゴが逃げ続ける形となったが、地下施設の睡眠ガスを用いてブロヴーダを戦闘不能に陥れようと試みる。
まずは軍用エレベーターに閉じ込め、ガスを吸わせようとしていたが、エレベーターの扉を念能力の念弾で軽々と破壊されてしまう。
その後はイカルゴ自身が装甲車を運転、戦闘が行われた部屋からの唯一の出口に突撃しふさぐことでブロヴーダに睡眠ガスを吸わせ戦闘不能にした。
仲間のリスクを減らすために、最後までとどめをさそうとするが「命を奪う」という行為には踏み切れず断念。結果としてブロヴーダは生存することとなった。
NGLの故郷の村にてレイナが家族の元に戻るまで支えた際も、「くそ…これで借りは返したからな!! タコ野郎!! くそ!!」とイカルゴに生かされたことが原動力のひとつになっていた。
イカルゴ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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イカルゴとは、週刊少年ジャンプで連載されている『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクター。特殊な蟻「キメラ=アント」の女王によって生み出され、タコと人間の特徴を持つ。遺体を操作する能力を持っている。キメラ=アントにしては珍しく仲間思いで優しい心の持ち主である。キメラ=アントが拠点にしている東ゴルトー共和国に潜入したキルア=ゾルディックと対峙するが、その仲間思いな性格からキルアに認められ親交を深める。キメラ=アント編における重要人物の一人である。
レイナ/シドレ
NGL出身の女の子が元となったキメラ=アント。
レイナは、川に魚を取りに行く途中でキメラ=アントに遭遇、拉致され女王蟻に捕食され絶命した。
キメラ=アントになった後も人間だった頃の記憶を保持しており、何も話さずともブロヴーダにはそのことが看破されていた。
曰く、「『パッと見』でわかっちまうんだ」「あ こいつ覚えてる方だな」とのこと。
メルエムの死後、ブロヴーダと共にNGLに帰郷した。
しかし、自身が人間でなくなっていることから村人たちや家族に受け入れてもらえないのではないかとの恐れから村へ戻ることを躊躇していた。そんなレイナを支えたのがブロヴーダであった。
「心配すんな オレがついてる」と声をかけ、レイナをかばうようにして故郷の村に進入。蜘蛛の子を散らすように逃げ出した村人に対して危害を加えるつもりはない旨を真摯に伝え、村人との交渉を取り付けた。
子供を二人亡くしたレイナの母親との再会時には、母親が言葉も発していないレイナを判別したことを機に堰を切ったように泣きじゃくり、村への帰郷を果たした。
それを見届け村を去ろうとするブロヴーダに対してレイナのかけた感謝の言葉が、彼にも涙を流させた。
シャウアプフ
蝶のような見た目のキメラ=アント。メルエムの直属護衛軍の1人である。
念能力はオーラを使って物質や生物を操ることを得意とする操作系。
鱗粉を撒いて相手のオーラの流れを鮮明にする「麟粉乃愛泉(スピリチュアルメッセージ)」や、体を細胞単位で分割し様々なサイズ・数の「蠅」を作り出す「蠅の王(ベルゼブブ)」を使用する。
また、他者を繭で包むことでその本人に適した念能力を開花させることができる。
ブロヴーダもこの能力によって念能力を習得することができた。
シャウアプフ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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シャウアプフとは、冨樫義博の作品『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターである。第一級隔離指定生物・キメラアントの王であるメルエムに仕える、直属護衛軍の一人である。」メルエムに絶対的な忠誠心を持ち、人間を王国建設の為に支配されるべき下等動物であると蔑んでいる。一方で、メルエムの危険因子となる人間に対しては、最大限の注意を払い、主人公・ゴンを背後から殺そうとした。メルエムと親密になる少女棋士コムギを疎ましく思っている。普段はタキシードを模した服を着た、好青年の容姿をしている。
キメラ=アントの女王
作品内で第一級隔離指定種に認定されている昆虫の女王で、兵や王と産む。
他の生物を捕食することでその生物の特徴を次世代へと継承、繁殖させていく「摂食交配」により、キメラ=アントの種族としての強さを飛躍的に向上させる存在。
NGLに生息する生物を食らって自分に仕える「兵隊蟻」を増やし、人間の味を覚えた後は兵隊蟻に人間を捕らえさせ、次々と食していった。
キメラ=アントの王・メルエムを身籠るが、メルエムは出産を待たずキメラ=アントの女王の腹を突き破って出生。
瀕死となったキメラ=アントの女王はそのまま命を落としてしまった。
メルエム
キメラ=アントの女王から生まれたキメラ=アントの王。
自分以外の生物をすべて「餌」として認識しており、同種であるはずの兵隊蟻でさえも平然と殺して喰らう。
護衛軍の3人についてはある程度仲間意識を感じているが、逆らおうものなら殺すことに躊躇はない。
軍議打ちの少女「コムギ」と出会い、軍議を学んでいるうちにメルエムの価値観に変化が生じ、人間の中にも小数であるが自らが認めるに足る者が存在すると理解。
己の力を、不平等な社会を破壊し弱者を庇護するために使うことを決意する。
キメラ=アント討伐隊との決戦時にはハンター協会会長のネテロとの死闘を繰り広げた。
戦いはメルエムの勝利で幕を閉じるが、ネテロが自身の体内に仕込んであった爆弾「貧者の薔薇」を起動。
至近距離での被爆によりメルエムは大ダメージを受け一時的な記憶障害を引き起こしてしまった。
自身の価値観を変化させたコムギの存在を忘却し、生後間もなくの冷酷な性格に戻りつつあったが、ウェルフィンの追い詰められた際の「コムギ」という一言により記憶を取り戻す。
討伐隊に人質とされたコムギを探すが、同時に「貧者の薔薇」の遅効性の毒に体が蝕まれていることに気づく。
そして、最後の瞬間をコムギと共に過ごすことを決めたメルエムは、コムギに抱かれながら死亡した。
メルエム(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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メルエムとは漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターでキメラ=アントの王。自らが種の全てを託された王であるという自覚と自負を、生まれながらにして持っている。非常にプライドが高く、自身の発言・命令への拒否、偽り、誤魔化しは断じて許さない。口癖は「二度言わすな」。身体能力は他のキメラアントを遥かに凌駕しており、長く伸びた尾をムチのように振るい、相手を叩き潰すことを得意としている。
ヂートゥ
チーターをベースとした、キメラ=アント師団長の1人。
陽気で単純な性格。すさまじい脚力を持ち、銃弾をかわし時速200km以上で走り続けることが可能。
ブロヴーダ・ウェルフィンらと行動をともにし、東ゴルトーにてシャウアプフの手で念能力を開花する。
相手を念空間に閉じ込めて鬼ごっこをする能力を持つが、単純な性格が災いしイマイチ活かしきれていなかった。
その後新たに「紋露戦苦(モンローウォーク)」という能力を習得するが、発動前に討伐隊のシルバに殺害されたため、能力の詳細は不明。
レオル
ライオンをベースとした、キメラ=アント師団長の1人。
元は「ハギャ」と名乗っていたが、レオルと改名した。
打算的で野心家、組織の中での立ち回りを活かして利を得ようとする。また、指揮能力や相手を追い詰める戦術を構築する知能も備えている。
ブロヴーダらと行動をともにし、東ゴルトーにてシャウアプフの手で念能力を習得。
恩を売った相手の特殊能力を一時的に使用可能となる「謝債発行機(レンタルポッド)」を使用する。
討伐隊との決戦時にはモラウと交戦。部下のフラッタの能力「TUBE(イナムラ)」による水の物量攻撃でモラウを圧倒する。
しかし、水の底にもぐったモラウの放った二酸化炭素により精神状態が不安定になり落水。身動きが取れず溺死した。
ブロヴーダの名言・名セリフ/名シーン・名場面
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