プラチナエンド(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ
『プラチナエンド』とは、大場つぐみ(原作)、小畑健(漫画)による日本の漫画・アニメ作品。主人公・架橋 明日は、天使ナッセから天使の力を授かり、神候補として他の候補者達との争いに身を投じていく。緻密な世界観と設定、小畑健の高い画力が好評を得ており、天使の翼や矢を駆使したバトル要素や候補者同士の頭脳・心理戦が特徴。「幸せとは何か」をテーマにしており、人生に絶望していた明日が、「幸せになりたい」という夢を叶えるため奮闘する様を描く。
CV:平野文
我工に憑いている特級天使。「破壊の天使」という異名を持ち、天界の破壊を目的に活動していた。
ロドリゲス 頓間(ロドリゲス とんま)
CV:杉田智和
神候補のひとり。38歳のお笑いタレントで、本名は頓間 諒介(とんま りょうすけ)。神候補となってから、赤の矢を利用して女優やアイドルを次々と操りハーレムを作り上げ快楽を貪った。一方、他の神候補に対する警戒が低く、テレビ番組の芸能ニュースにて、複数の女性タレントと交際発表したことと、天使が憑いた状態で出演したことで神候補達から認知されてしまう。その結果、テレビ局の地下駐車場に停めた車の中でアイドルたちと乱交している最中にメトロポリマンに扮した奏の襲撃を受け、白の矢によって死亡。神候補の中で最初の脱落者となった。また、神候補の存在が世間に認知されてからは、彼の不自然な数々の熱愛報道から神候補であったと推測されている。
ルタ
CV:子安武人
頓間に憑いていた2級天使。「低級の自分が成り上がることなど不可能」と、自身の神候補を神にすることは最初から諦めており、早々に神選びから解放されたいがために頓間を神候補に選んだ。ルタの目論見通り、頓間は神候補最初の脱落者となったが、彼を殺した奏に対して興味を抱いていた。
田淵 三郎(たぶち さぶろう)
CV:吉野裕行
神候補のひとり。浪人生で畠山とは同じ予備校に通い難関大学を目指す仲間だったが、2人揃って受験に失敗。生きる希望を失った2人は、遊びまくった後に自殺しようと考えていたところをエグラに見初められ神候補に選ばれた。難関大学を目指していただけあって、頭の回転は速く知識も豊富。翼と矢の性能もある程度習熟しており、奏に神保球場におびき出された際には一瞬ではあるが優位に立ちまわった。
「どちらかが神になり相棒を幸せにする」という決意のもと神を目指していたが、メトロポリマンに扮した奏を危険視し、彼の呼びかけに対し別カラーのメトロスーツを入手・着用し神保球場に現れる。しかし、奏の周到な罠に嵌められ2人揃って白の矢により死亡した。
エグラ
田淵に憑いていた1級天使。田淵の死後、奏の要求に仕方なく従い、翼と矢を引き渡した。
畠山 省吾(はたけやま しょうご)
CV:平川大輔
神候補のひとり。3浪目の浪人生で、田淵とは同じ予備校に通い難関大学を目指していた仲間。お互い受験に失敗し、他の生き方に希望を見いだせず2人で自殺しようと考えていたところを神候補に選ばれた。田淵動揺、難関大学を目指していただけあって豊富な知識を持ち、翼と矢の性能も習熟していたため、奏が認めるほどの立ち回りを見せていた。
「どちらかが神になり相棒を幸せにする」という決意のもと神を目指していたが、メトロポリマン(奏)の存在を危険視し、彼の呼びかけに応じ田淵と共に別カラーのメトロスーツを入手・着用して神保球場に現れる。しかし、奏の用意した周到な罠に気づけず田淵が死亡し、自身は赤の矢に刺されてしまい「赤の矢の効果範囲」を試すための実験台にされてしまう。用済みとなった後は奏に白の矢を刺され命を落とした。
エマカ
畠山に憑いていた1級天使。畠山の死後、奏の要求に仕方なく従い、翼と矢を引き渡した。
中矢間 知代(なかやま ちよ)
CV:杉浦しおり
神候補のひとり。小学生。学校でいじめに遭っていたことから生きる希望を失っており、神候補となって翼を得た。神候補となってから徐々に生きる希望を取り戻しつつあったが、メトロポリマン(奏)の呼びかけで神保球場へ赴き、彼に反抗する田淵と畠山に仲間にしてほしいと頼むも、隙を突いた奏に赤の矢を刺されてしまう。用済みとなった後、白の矢を向ける奏に涙を流しながら命乞いをするが、聞き入れてもらえず矢を刺され死亡した。
ジャミ
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目次 - Contents
- 『プラチナエンド』の概要
- 『プラチナエンド』のあらすじ・ストーリー
- ナッセとの出会い
- 花籠 咲との再会
- 明日VSメトロポリマン
- 奏との決着
- 集まる神候補達
- 米田 我工との対話
- 明日の幸せ
- 『プラチナエンド』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 架橋 明日(かけはし みらい)
- ナッセ
- 花籠 咲(はなかご さき)
- ルベル
- 神候補
- 生流 奏(うりゅう かなで)
- メイザ
- 六階堂 七斗(むかいどう ななと)
- バレ
- 底谷 一(そこたに はじめ)
- バルタ
- 結糸 向(ゆいと すすむ)
- ペネマ
- 手毬 由理(てまり ゆり)
- ヤゼリ
- 中海 修滋(なかうみ しゅうじ)
- オガロ
- 米田 我工(よねだ がく)
- ムニ
- ロドリゲス 頓間(ロドリゲス とんま)
- ルタ
- 田淵 三郎(たぶち さぶろう)
- エグラ
- 畠山 省吾(はたけやま しょうご)
- エマカ
- 中矢間 知代(なかやま ちよ)
- ジャミ
- 神
- 神候補の身内・関係者
- 明日の母
- 明日の父
- 架橋 開良(かけはし あきら)
- 叔母一家
- 南河 水清(みなみかわ みずきよ)
- 六階堂 あや(むかいどう あや)
- 六階堂 ななか(むかいどう ななか)
- 生流 怜愛(うりゅう れあ)
- 山田 美々々(やまだ みみみ)
- 幕松 竜二(ばくまつ りゅうじ)
- 小日向 冬子(こひなた ふゆこ)
- 星 雅矢(ほし まさや)
- 弓木 愛美(ゆみき まなみ)
- 『プラチナエンド』の用語
- 天使
- 神候補
- 翼
- 天使の矢
- 赤の矢
- 白の矢
- 『プラチナエンド』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 架橋 明日「よし、死ぬか。幸せになりたかった」
- 架橋 明日「キレイだなあ。生きる希望か…これが自由…」
- 明日の母親「人は誰しも幸せになるために生まれ、人は誰しもより幸せになるために生きている。そして自分が幸せでなければ人の幸せを素直に喜べない。逆に皆が幸せでなければ自分だけ幸せでも素直に喜べない」
- 明日の父親「俺はまだ36歳、人生を語るには未熟だが俺はこう思って生きている 。一番してはいけないのは人を憎んだり恨んだりすること、そこからは何もいいことは生まれない。自分の心はもちろん他の人達に対しても」
- メトロポリマン(生流 奏)「すでに1匹は倒した!私は逃げも隠れもしない!!残り11匹いつでもかかってこい!!」
- 六階堂 七斗「子供の為に何もできなかった、何もしなかったパパにはなりたくない。せっかく神候補になったんだ、自分の責任を持ってやれる限りのことはやる」
- 花籠 咲「生きていたい。架橋くんや六階堂さんと明日の扉を開きたい」
- 底谷 一「生まれてきてよかった…」
- 架橋 明日「いや…六階堂さんは英雄だ…」
- 架橋 明日「僕の瞳に咲ちゃんの笑顔が映っている時」
- 架橋 明日「ありがとう、ナッセ」
- 『プラチナエンド』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 最終話で現れた謎の存在
- 賛否両論となった最終話
- 原作者から描き下ろしのイラストとメッセージが公開されたアニメ最終話
- 『プラチナエンド』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):BAND-MAID「Sense」
- ED(エンディング):宮下遊「降伏論」(第1話 - 第14話)
- ED(エンディング):空白ごっこ「ラストストロウ」(第15話 - 第24話)