ノレア・デュノク(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ノレア・デュノクとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属するMSパイロット。
冷静沈着で任務に忠実な優れた兵士で、まだ10代の少女ながらガンダム・ルブリス・ソーンという強力な機体を任されている。同僚のソフィ・プロネと行動を共にすることが多いが、仲はあまり良くなく、作戦中ですら自分の欲求を優先する彼女に辟易としている。スペーシアンに対する深い憎悪を持ち、彼らとの融和を夢見るアーシアンを「裏切り者」と見なして殺意すら向けている。
ノレア・デュノクの概要
ノレア・デュノクとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属する人型機動兵器MSのパイロット。
まだ10代の少女ながらガンダム・ルブリス・ソーンという強力な機体を任されており、フォルドの夜明けの中核戦力として活躍。後に後援者でもあるシャディク・ゼネリの指示で、主人公スレッタ・マーキュリーも通うアスティカシア高等専門学園に「地球から転入してきた学生」という立場で潜入する。
ノレア・デュノクのプロフィール・人物像
CV:悠木碧
冷静沈着で任務に忠実な優れた兵士。一方で地球を汚染するだけ汚染して放置したスペーシアンに対して強い敵意と憎悪を抱き、「スペーシアンとも仲良くしたい、自分がそのための懸け橋になりたい」との夢を持つアスティカシア高等専門学園の学生ニカ・ナナウラを「理想しか見ていないバカな人間」と唾棄している。
フォルドの夜明けにおける同僚であるソフィとは、ガンダムタイプのMSを扱えるのが自分と彼女だけということもあってコンビを組むことが多いものの、作戦中にすら自分の興味や欲求を優先する彼女に辟易としている。
ノレア・デュノクの搭乗した兵器・MS(モビルスーツ)
ガンダム・ルブリス・ソーン
フォルドの夜明けが所有する、出自不明の高性能MS(モビルスーツ)。狙撃による中~遠距離からのピンポイント攻撃が基本戦術である。
作中におけるガンダムは、その機能を十全に発揮するためにパイロットと神経を接続する必要があるが、この際にデータストームという現象が発生する。これはパイロットに命をも失いかねない負担を与えるものだが、ノレアは機体の機能をうまく抑えながら戦っているのか、データストームで苦しむ姿は見せていない。
ノレア・デュノクの来歴・活躍
フォルドの夜明けのガンダムパイロット
作中における被差別民族であるアーシアン(地球出身者)として生まれる。経緯は不明だが、その後実質的なテロリストである反アーシアン組織フォルドの夜明けに所属し、リーダーのナジ・ゲオル・ヒジャや同僚のソフィ・プロネと共に様々な任務に従事する。
MSパイロットして頭角を現していくが、フォルドの夜明けに入ってからこの技術を身に着けたのか、どこかでこの技術を身に着けてからそれを評価されてナジたちの仲間になったのかは不明。
プラント・クエタへの襲撃
ある時、フォルドの夜明けのスポンサーの1人であるシャディク・ゼネリという少年から、「プラント・クエタを襲撃してほしい」との依頼がフォルドの夜明けに届けられる。シャディクに何か裏の狙いがあることは明白だったが、スポンサーの頼みということもあり、ナジはこれを引き受ける。
ガンダム・ルブリス・ソーンで出撃したノレアは、ソフィと共に仲間たちの先陣を切ってプラント・クエタに接近。防衛部隊のMSを蹴散らしていく。
この時プラント・クエタには、アスティカシア高等専門学園の学生でノレアたちと同じくガンダムタイプのMSを駆るスレッタ・マーキュリーという少女がたまたま滞在中だった。一緒にいる仲間たちを守るため、スレッタは自身のガンダムで出撃し、圧倒的な力を見せつけてフォルドの夜明けのMS部隊を戦慄させる。この時点でシャディクからの依頼は達成したと見なしたナジは、被害が大きくなる前に撤退するよう部下に命じ、ノレアもこれに従って戦場を後にする。
アスティカシア高等専門学園への潜入
プラント・クエタへの襲撃から2週間後、シャディクからの依頼でアスティカシア高等専門学園に「転入してきた学生」という立場でソフィと共に潜入することとなる。
一方、それまでシャディクとフォルドの夜明けの連絡役を務めていた学園生のニカ・ナナウラはノレアたちがいきなりやってきたことに恐慌し、「なんのつもりか知らないがおとなしくしてほしい、従わないならあなたたちの正体をバラす」と2人を脅してくる。ニカもまたアーシアンだったが、「いがみ合うだけでなく、スペーシアン(宇宙出身者)とも仲良くしたい」と考える平和主義者であり、そういった面を「理想しか見ていない偽善者」と毛嫌いしていたノレアとソフィは彼女を始末してしまおうと考える。
しかしそこにスレッタが現れ、「事情は分からないが、この学園にいる限りは学園のルールに従ってほしい」と、“勝った方が負けた方に自分のどんな要求でも飲ませることができる”MSでの決闘を申し込んでくる。表向きこれを受け入れつつ、本来の目的である“MSによる学園内での破壊工作”の準備を進めていく。
バトルロイヤル形式の決闘が行われるイベント当日、ノレアはソフィと共にガンダムで学園を襲撃。実戦使用の高出力ビームを乱射して、死人まで出る大混乱を生み出す。しかしスレッタの駆るエアリアルと死闘を繰り広げた末、データストームの反動でソフィは死亡。ノレアは「どうしてスレッタだけがガンダムの呪いから逃れられるのか」と口惜し気にしながら、ソフィの機体とその亡骸と共に撤退していった。
ノレア・デュノクの関連人物・キャラクター
ソフィ・プロネ(Sophie Pulone)
フォルドの夜明けに所属するMSパイロット。享楽的かつ自己中心的、上からの指示には一応従うが任務よりも自分の欲求を優先する奔放な少女。
共にガンダムタイプのパイロットであることから、作戦中はコンビを組まされることが多いが、ソフィの気ままな振る舞いにノレアは辟易としている。
ソフィ・プロネ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
ソフィ・プロネとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属するMSパイロット。
まだ10代の少女ながらガンダム・ルブリス・ウルという強力な機体を任されており、目的よりも自分の欲求のために暴威を振り向く危険な人物。ガンダム特有の問題点で、時にパイロットの命すら奪うデータストームの反動を「生きている実感」と捉えて楽しんでいる。ガンダム・エアリアルとそのパイロットであるスレッタマーキュリーに興味を抱き、彼女を「お姉ちゃん」と呼んでいる。
ニカ・ナナウラ(Nika Nanaura)
アスティカシア高等専門学園の学生。被差別民族であるアーシアンではあるが、スペーシアンに対する害意は薄く、「仲良くできるなら仲良くしたい」との想いを抱く。
フォルドの夜明けと、そのスポンサーであるシャディクとの連絡役を担当しており、アスティカシア高等専門学園に入学できたのもそのコネを利用した結果である。このためノレアとも顔見知り程度の関係ではあるが、スペーシアンへの強い敵意を持つ彼女はニカのことを「理想しか見ていないバカな人間」と毛嫌いしている。
ニカ・ナナウラ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
ニカ・ナナウラとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園のメカニック科2年生。名前からすると日系人だと思われる。
編入してきたスレッタ・マーキュリーに「分からないことがあったら聞いて」と声をかけるなど、親切な性格の少女。そのスレッタが水星圏から持ち込んだ特殊なMSに興味を持ち、彼女に近づいていく。学生ながらメカニックとしての腕前は確かで、パイロット科1年のチュアチュリー・パンランチの愛機デミトレーナーはニカがカスタムした機体である。
ノレア・デュノクの名言・名セリフ/名シーン・名場面
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