カル(水星の魔女)とは【徹底解説・考察まとめ】

カルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS(モビルスーツ)産業の最大手であるベネリットグループの有力会社ペイル・テクノロジーズのCEOの1人。ニューゲン、ネボラ、ゴルネリとは4人共同でCEOを務めている。
グループ内での競争で優位に立つため、虎視眈々と商機をうかがう。アスティカシア高等専門学園の天才パイロットエラン・ケレスを抱え込み、ベネリットグループでも規模や営業成績が最下位クラスのシン・セー開発公社が開発した新技術の導入に積極的であるのもその一環である。

カルの概要

カルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS(モビルスーツ)産業の最大手であるベネリットグループの有力会社ペイル・テクノロジーズのCEOの1人。
グループ内での競争で優位に立つため、虎視眈々と商機をうかがう。GUNDアームシステム搭載機(=ガンダム)の研究と開発を行っていたヴァナディース機関の関係者であるベルメリア・ウィンストンという女性を自社に匿い、独自にその技術の実用化を目指していた。

GUNDアームシステムは強力ではあったが、パイロットに深刻な負担を強いる“データストーム”という技術的問題を抱えており、ペイル・テクロノジーズでもこれをクリアするには至らなかった。そこで「データストームに耐えられる人間」を人為的に作り出すという方向に舵を切り、様々な非人道的実験に着手。“強化人士”と名付けたこの人種の研究は、4人目の実験体であるエラン・ケレスにてある程度の成功を収めてはいたが、デートストームの負荷を完全に抑え込むにはまだ至っていなかった。そのため、ベネリットグループでも規模や営業成績が最下位クラスのシン・セー開発公社が開発した“GUNDアームシステムにしか思えない”新技術の導入に特に強く興味を示している。
そのシン・セー開発公社のCEOであるプロスペラが、ベネリットグループの前身であるMS開発評議会に滅ぼされたヴァナディース機関の生き残りであることには気付いていない。意図しないまま彼女の思惑に利用され、その復讐に利用されていく。

カルのプロフィール・人物像

所属:ベネリットグループ/ペイル・テクノロジーズ
役職:CEO

CV:小宮和枝

ニューゲン、ネボラ、ゴルネリと4人共同でCEOを務めている。グループ内での競争で優位に立つため虎視眈々と商機をうかがい、それをベネリットグループへの復讐に燃えるプロスペラに利用されることとなる。

カルの来歴・活躍

ベネリットグループの覇権

前身であるMS開発評議会の頃から辣腕を振るっていたデリング・レンブランがベネリットグループの総帥に収まる中、ニューゲン、ネボラ、ゴルネリと共にペイル・テクノロジーズのCEOに就任。グループ内での競争に打ち勝つため、様々な手を打っていく。禁止されたはずのGUNDアームシステムの研究を密かに続行し、それを使いこなすための特殊な兵士である強化人士を作り出したのも、その一環である。
ベネリットグループが運営するアスティカシア高等専門学園には、“生徒同士の揉め事をもとの模擬戦で解決する”決闘というルールが存在しており、新型MSや新技術のお披露目の場としても格好の舞台となっていた。これを有効に利用するため、同学園に4人目の強化人士であるエラン・ケレスを送り込み、新型機や強化人士の検証に利用している。

シン・セー開発公社への接近

ある時アスティカシア高等専門学園にスレッタ・マーキュリーという少女が編入し、自身が持ち込んだMSガンダム・エアリアル(以下エアリアル)で決闘に勝利。しかしそのエアリアルにベネリットグループが危険視し研究を禁止したGUNDフォーマット(ガンドフォーマット)という技術が用いられている疑惑が浮上し、開発したシン・セー開発公社のCEOプロスペラが審問会に呼び出されることとなる。
審問会が始まると、プロスペラは「エアリアルに使われている技術はGUNDフォーマットではなく、我が社が開発した新技術である」と主張。ベネリットグループ総帥のデリングを始めとする幹部の多くがこれを訝しむ一方、この新技術に興味を示し、プロスペラが語る技術提供の話に注目。デリングの提案するエアリアルの廃棄処分に反対の立場を取る。

実はプロスペラはかつてMS開発評議会に滅ぼされたヴァナディース機関の生き残りで、ベネリットグループに近づいたのも復讐が目的だった。そんな思惑には気付かないまま、シン・セー開発公社に近づく選択を取り、プロスペラの復讐に利用されることとなる。

強化人士4号の顛末

4人目のエラン・ケレスは優秀な強化人士だったが、それでもデータ・ストームの負荷を完全に抑え込むには至らず、次第にその耐久力は限界に近づいていた。エアリアルの実戦データを欲したカルは、完全に使えなくなる前に役に立ってもらおうと彼に「スレッタ・マーキュリーとの決闘」を命じ、より詳細なデータを集めようと画策する。
エランはこの要求に応えてスレッタと決闘し、敗北。相応のデータこそ手に入ったものの、エランがもはやこれ以上ガンダムを動かすことはできないほど損耗したと判断したカルは、実験室の奥深くで密かに彼を殺処分する。顔も声もそっくり同じ状態になるよう施術した5人目のエラン・ケレスが、新たに学園に送り込まれることとなった。

株式会社ガンダム

同僚たちとミオリネの手腕について語り合う。

ガンダム特有の現象であるデータストームがファラクトから検出されたことを御三家の他2社から追及され、これをあっさりと認める。しかし彼らはそれを糾弾してペイル・テクノロジーズとやり合うつもりはもともとなく、「デリングの真意を探るための協力」を要請。恐るべき面の皮の厚さを発揮してこれを受け入れる。これまでもデリングは「ガンダム排斥に動く一方でミオリネの決闘に乗るなど、最終的にはガンダムを容認する方向に動く」傾向があり、その真意がどこにあるのか探ろうというのが御三家の計画だった。
“ベネリットグループの新規事業への出資を募る”イベントであるインキュベーション・パーティーで、「エアリアルがガンダムである新たな証拠が見つかった」と大々的に宣言し、改めてその廃棄を決定。デリングの出方をうかがうも、ここでミオリネが「ガンダムであれなんであれ、エアリアルが優秀な機体であることは間違いないのだから、廃棄するなんてもったいない」とエアリアルをガンダムだと認めた上での人道的な研究・開発・販売を目的とする新会社の設立を提案。まだ学生でしかない自身の信用の無さを、デリングの力を借りることでカバーし、必要な出資を集めて新会社「株式会社ガンダム」を発足させる。

当初の予定とは大きく異なる結果に、しかし落胆することなく、“ガンダムを排斥する”のではなく“ガンダムを主力製品として売り出す”方向に舵を切ろうとするミオリネを見て「流れが変わるかもしれない」と同僚たちと話し合う。

カルの関連人物・キャラクター

デリング・レンブラン

ベネリットグループ総帥。その優れた才覚でグループ全体を成功に導く一方、「役に立たない」と判断した者は容赦なく切り捨てる強権的な手法で知られ、内外に多くの敵を抱えている。
カルからするとグループに繁栄をもたらすリーダーであり、同時に最大の商売敵である。

renote.net

エラン・ケレス

ベネリットグループが運営している、アスティカシア高等専門学園のパイロット科3年生。天才的な技量を持つ、学園屈指のMSパイロット。
アスティカシア高等専門学園は、新型MSや新技術のお披露目の場と実験場を兼ねており、そのためのパイロットとするためペイル・テクノロジーズで抱え込んでいる。

renote.net

プロスペラ/エルノラ・サマヤ

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