ニカ・ナナウラ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ニカ・ナナウラとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園のメカニック科2年生。名前からすると日系人だと思われる。
編入してきたスレッタ・マーキュリーに「分からないことがあったら聞いて」と声をかけるなど、親切な性格の少女。そのスレッタが水星圏から持ち込んだ特殊なMSに興味を持ち、彼女に近づいていく。学生ながらメカニックとしての腕前は確かで、パイロット科1年のチュアチュリー・パンランチの愛機デミトレーナーはニカがカスタムした機体である。
ニカ・ナナウラの概要
ニカ・ナナウラとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園のメカニック科2年生。
学生ながらメカニックとしての腕前は確かで、パイロット科1年のチュアチュリー・パンランチの愛機デミトレーナーを自らカスタムしている。編入生のスレッタが水星圏から持ち込んだ特殊なMSに興味を持ち、彼女に近づいていく。
実はスペーシアン(宇宙で暮らす富裕層)排斥を唱えるテロリストグループ「フォルドの夜明け」とつながりがあり、その連絡役としてアスティカシア高等専門学園に通っている。グラスレー・ディフェンス・システムズのシャディク・ゼネリは“お得意様”で、彼に対しては貴重な機体のデータの横流しなどで貢献する一方、様々な物資の入手などで便宜を図ってもらっており、裏で密かにつながっている。
ニカ・ナナウラのプロフィール・人物像
CV:宮本侑芽(1~9話)、白石女史(10話~)
編入したばかりで右も左も分からないスレッタに「分からないことがあったら聞いて」と声をかけ、彼女が決闘への乱入を企てた際にも手を貸すなど、親切な性格の少女。名前からすると日系人だと思われる。
差別を受ける対象となつているアーシアン(地球出身者)であり、口に出すことはあまりないがスペーシアン(宇宙出身者)に対して若干の反感を抱いている。
ニカ・ナナウラの来歴・活躍
アスティカシア高等専門学園への入学
地球で生まれ、メカ好きが高じてメカニックを志す。スペーシアンの子女が多く通うアスティカシア高等専門学園への入学を目指すも、アーシアンであるニカには後ろ盾となって身分を保証してくれる企業が存在せず、夢のままに思われるかと思われた。
しかしニカは諦めず、地球のテロリスト組織との仲介役を探していたシャディク・ゼネリの駒となることを条件に、彼の作ったダミー会社からの後援を受ける。これによってアスティカシア高等専門学園への入学の道が開けるも、ベネリット・グループの解体を目指すシャディクの指示でいくどとなく「フォルドの夜明け」といったアーシアンのテロリスト組織との仲介役を果たすこととなった。
入学後、スペーシアンたちのアーシアンに対する様々な差別を目の当たりにし、傷つく一方で「スペーシアンにもいい人はいる、自分ががんばることで差別の無い世界を作りたい」と考えるようになっていく。
同時にメカニックとして必要な技術を学び、優秀な成績を修める。パイロット科で1学年下のチュアチュリー・パンランチの愛機デミトレーナー(チュチュ専用機)は、ニカがカスタム化したものである。
不思議な編入生と謎のMS
ある時、アスティカシア高等専門学園にスレッタ・マーキュリーという編入生がやってくる。スレッタはいくつかの資源衛星がある以外は国家と呼べるほどの組織も存在していない水星圏で育ったらしく、スペーシアンとアーシアンの差別問題とはまったく無縁の少女だった。この点を気に入り、同年代と交流した経験がほとんどないためややコミュ障気味のスレッタに何かと話しかけて世話を焼くようになる。
アスティカシア高等専門学園には、生徒同士の揉め事をMSの模擬戦で解決する「決闘」という仕組みがあり、スレッタは成り行きから学園最強のパイロットとして幅を利かせていたグエル・ジェタークとこれで対決することとなってしまう。しかし彼女は水星圏から持ち込んだMSガンダム・エアリアル(以下エアリアル)でグエルを一蹴し、彼から「学園最強のパイロット」の称号を奪い取る。
ニカはこれに驚く一方、スレッタのMSに興味を抱き、これを調べたい一心で彼女に近づいていく。
地球寮の新たな後輩
スレッタが育った水星圏は、地球圏の情報などほとんど入ってこない辺境であり、彼女自身はスペーシアンとアーシアンの対立などは無縁の存在だった。グエルに勝利したこともあって校内のスペーシアンの大半から反感を買ってしまった彼女は、スペーシアンの女生徒から授業妨害を受けるようにまでなってしまう。これに激怒したチュチュが相手の女生徒に殴りかかり、慌てて止めようとしたスレッタまでも巻き込まれ、彼女たちはまとめて教師たちから叱責される。
この1件でアスティカシア高等専門学園のアーシアンたちはスレッタのことを友人として受け入れ、行く場所の無かった彼女を自分たちが住まう地球寮へと誘う。
株式会社ガンダム
その後スレッタは御三家の1つであるペイル・インダストリーズの息がかかった生徒エラン・ケレスと決闘することとなり、彼女のために寄せ集めのパーツを組み合わせて宇宙空間用のブースターを製造。その性能の高さに驚くスレッタたちに対し、何か隠していることがあるのか言いよどむ姿を見せた。
いつしかミオリネとも打ち解け、彼女とスレッタが招待された“ベネリットグループの新規事業者が出資を募るための催し”インキュベーション・パーティーにも参加。そこで御三家の1つグラスレー・ディフェンス・システムズのCEOの養子であるシャディク・ゼネリに「この間はありがとう」と話しかけられ、それに言葉少なに応じる。いつの頃からかは不明だが、ニカはシャディクにエアリアルや地球寮の様子について情報を流しており、見返りに様々な便宜を図ってもらっていた。このやり取りはその礼を伝えるためのものだった。
その後、エアリアルが禁忌とされているGUNDアーム搭載機(=ガンダム)であることが判明。これを解体しようという話が持ち上がるも、ミオリネがガンダムを専門的に扱う会社の設立をパーティー会場で提案し、これに興味を持った出資者たちが資金提供したことで事無きを得る。ミオリネは新会社の人員として地球寮の生徒たちを強引に巻き込み、“GUNDを転用した医療技術の研究と販売”という基本方針に興味を持ったニカと仲間たちは、次第に新会社「株式会社ガンダム」の発足に前向きになっていく。
しかし異性としても経営者としてもミオリネのパートナーでありたいと密かに願うシャディクが会社の発足を妨害し、これに激怒したミオリネが彼に妨害行為の中止を求めて決闘を申し込む。この流れはニカにとってもシャディクにとっても予想もしなければ望みもしないもので、2人はそれぞれにより穏便な形での解決を模索していく。しかし「シャディクは信用できない」と断じるミオリネによりこれは拒絶され、6対6の集団戦が開催。スレッタの獅子奮迅の活躍とチュチュたち地球寮の生徒たちの底力により、ミオリネ側が勝利を収めることとなった。
フォルドの夜明け
株式会社ガンダムが順調な滑り出しを見せる一方、ベネリットグループでは「総帥デリングの暗殺計画」が密かに進められていた。これを知ったシャディクは、“ベネリットグループの解体”という自身の目的のためにこの計画に乗ることを決意。反スペーシアンを掲げる地球のテロリストグループ「フォルドの夜明け」に連絡をつけるようニカに依頼する。
ニカはこれを了承し、シャディクから依頼を受けたフォルドの夜明けはデリング抹殺の実行犯となることを承諾。しかしこの決行の日、ニカもまた株式会社ガンダムの用事でデリングがいるコロニーを来訪することとなっており、仲間たちごとフォルドの夜明けの攻撃に巻き込まれる。
咄嗟に「自分たちは敵ではない」とのシグナルを送って事無きを得るも、その様を地球寮の仲間のマルタン・アップモントに見られてしまう。
学園の闖入者
プラント・クエタへの襲撃事件から2週間後。事件はベネリットグループによって隠蔽され、株式会社ガンダムは営業停止を命じられる。学園は表向き平穏を取り戻してはいたが、ベネリットグループは事件の報復として地球との間に戦端を開く準備を進めていた。ニカはマルタンから「君が僕たちを守ってくれたことは分かっているが、事情を教えてくれ」と迫られ、といって教えれば巻き込むことになるため言うわけにもいかず、苦悩していた。
そんな折、「フォルドの夜明け」のMSパイロットであるソフィ・プロネとノレア・デュノクが学園に転入してくる。アーシアンだと言い張って地球寮に入ってきた彼女たちに困惑し、「おとなしくしないならあなたたちの正体をバラす」と脅すも、これが相手の逆鱗に触れてMSで踏み潰されそうになる。ここにスレッタが割って入り、危ういところで救出される。
ここに来てニカは「シャディクの口車に乗ったのがそもそも間違いだった」と悟り、スレッタに助けてくれたことを感謝する一方で、自身も共犯者として捕まる覚悟でシャディクとテロリストのつながりを密告しようと考える。しかしこの動きはシャディクにも見透かされており、その前に彼の部下によって取り押さえられてしまう。
この時学園はソフィとノレアのMSによる襲撃を受けており、止めようとしたスレッタとの戦いの中でソフィは戦死。その恨みも込めて「いつまで理想論を語っている、そんなもので誰が救える」とノレアから暴行を受けるも、「憎しみと暴力を応酬するだけでは世界は良くならない」との持論を唱え続ける。
その後は地球寮に戻れず、グラスレー寮で軟禁された状態で過ごす。やがてペイル社の実験体であるエラン5号もここに逃げ込み、彼の口から「ガンダムは人を殺しかねない危険なシステムである」ことを知る。
ニカ・ナナウラの関連人物・キャラクター
スレッタ・マーキュリー
水星圏からやってきた編入生。典型的なお上りさんで、同年代と交流したことがないので学園内ではコミュ障気味。パイロットとしては卓越した技術の持ち主で、自ら持ち込んだMSの高い性能もあって当時学園最強のパイロットとされていたグエルを一蹴する活躍を見せた。
スレッタ・マーキュリー(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
スレッタ・マーキュリーとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園に編入してきた少女。同作「PROLOGUE」に登場したエリクト・サマヤとは別人である。
物心ついた頃から水星圏で育った、典型的なお上りさん。水星圏から持ち込んだMS(モビルスーツ)ガンダム・エアリアルの操縦には熟達しており、編入初日にグエル・ジェタークと決闘してその専用機を撃破するという大金星を挙げる。これによりミオリネ・レンブランの婚約者となるも、女性同士であるために激しく困惑する。
Related Articles関連記事
機動戦士ガンダム 水星の魔女(G Witch)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。同シリーズでは7年ぶりのテレビ用作品で、放送前からファンの注目を集めていた。 人類が宇宙に進出し、太陽系に広く勢力を拡大したA.S.122年。アスティカシア高等専門学園に、辺境の地・水星からスレッタ・マーキュリーという少女が編入してくる。やがて彼女を含むパイロット候補生たちは、巨大企業の陰謀に飲み込まれるも、それに懸命に抗っていく。
Read Article
XVX-016 ガンダム・エアリアル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
XVX-016 ガンダム・エアリアルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機にして、同作の主役機である。 詳細な出自については謎が多いが、ヴァナディース機関が開発したガンダム・ルブリスを利用して作り出された機体だと思われる。大企業の独断で闇へと葬られたGUNDフォーマットというシステムを利用しており、自律兵装GUNDビットでの攻防一体の戦闘が特色。高性能のAIを搭載しており、メインパイロットのスレッタ・マーキュリーとは姉弟のような絆で結ばれている。
Read Article
ダリルバルデ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ダリルバルデとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作に登場するジェターク・ヘビー・マシーナリー社製の最新鋭機。 タイプとしては分厚い装甲を売りとする重MSで、それを意識させないだけの高い出力と機動力を持つ。両腕とシールドにドローンシステムを搭載しており、これを利用した立体的な戦闘を持ち味としている。最新型の意志拡張AIにより、完全なオートパイロットで戦闘を行うことも可能だが、反応が早過ぎて陽動に引っかかりやすいという弱点を持つ。
Read Article
MD-0032G グエル専用ディランザ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
MD-0032G グエル専用ディランザとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する人型機動兵器MS(モビルスーツ)の1機で、同作の登場人物であるグエル・ジェタークの専用機。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの主力商品ディランザを、同社の御曹司であるグエルに合わせてカスタム化した機体。出力など全体的な性能の強化に加え、近接兵器として十字の刃を成すビームパルチザンを装備。頭部のブレードアンテナには羽根飾りのような白い装飾をつけている。物語の1話で華々しく登場し、ガンダム・エアリアルと交戦した。
Read Article
機動戦士ガンダム 水星の魔女のモビルスーツ・モビルアーマー・艦船・兵器まとめ
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは、サンライズによるアニメ作品で、ロボットアニメの金字塔である『ガンダムシリーズ』の作品群の1つ。人型機動兵器MS(モビルスーツ)のパイロットを目指す少女たちが、彼女たちを飲み込まんとする巨大企業や大組織の陰謀に抗っていく様を描いている。 『ガンダムシリーズ』はリアル路線のロボットアニメとして知られており、作中に登場するロボットはあくまでも“兵器”として扱われている。ここでは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場するMSなどの兵器を紹介する。
Read Article
スレッタ・マーキュリー(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
スレッタ・マーキュリーとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園に編入してきた少女。同作「PROLOGUE」に登場したエリクト・サマヤとは別人である。 物心ついた頃から水星圏で育った、典型的なお上りさん。水星圏から持ち込んだMS(モビルスーツ)ガンダム・エアリアルの操縦には熟達しており、編入初日にグエル・ジェタークと決闘してその専用機を撃破するという大金星を挙げる。これによりミオリネ・レンブランの婚約者となるも、女性同士であるために激しく困惑する。
Read Article
プロスペラ・マーキュリー/エルノラ・サマヤ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
プロスペラ・マーキュリーとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、ベネリットグループの末席に位置するシン・セー開発公社のCEO。その正体は、かつてベネリットグループの前身であるMS(モビルスーツ)開発評議会に滅ぼされたヴァナディース機関のテストパイロットエルノラ・サマヤで、同組織への報復を目論む復讐鬼。 その一環として娘のスレッタ・マーキュリーをアスティカシア高等専門学園に編入させ、自身はあくまでベネリットグループの一員という立場で活動。グループ内の権力争いを利用し、巧妙に立ち回る。
Read Article
エラン・ケレス 強化人士4号(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
エラン・ケレス(強化人士4号)とは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園パイロット科の3年生。 もともとは貧困層の生まれで、ペイル・テクノロジーズに金で雇われ、同社が研究開発中のMSガンダムのテストパイロットを務める。顔は整形させられており、普段は本物のエラン・ケレスに成り代わってアスティカシア高等専門学校に通っている。他人には滅多に心を開かない孤高の人物だが、自身と同じくガンダムを駆る少女スレッタ・マーキュリーに興味を抱き、彼女に近づいていく。
Read Article
シャディク・ゼネリ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
シャディク・ゼネリとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園パイロット科の3年生。 人型機動兵器MS(モビルスーツ)の大手グラスレー社CEOの養子。その言動は軽妙で飄々とした軟派で通っているが、内面は冷徹で計算高い。学生の身分ながらグラスレー社の経営にも参加しており、多くの実績を残している。アスティカシア高等専門学園には、生徒同士の揉め事をMSでの決闘で解決する風習があり、これを監督する決闘委員会を主導している。
Read Article
ミオリネ・レンブラン(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ミオリネ・レンブランとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、ベネリットグループ総帥デリング・レンブランの娘。 気位が高く、言動は刺々しいが、根っこのところは親切で優しい少女。デリングが勝手に決めた上級生グエル・ジェタークとの婚約に嫌気が差し、この境遇から逃れることを考えていた。自身を賭けた決闘でスレッタ・マーキュリーがグエルに勝利し、彼女が自分の新しい婚約者になると、「勝手に決められるよりはマシ」とこれを受け入れる。女性同士であることは「地球圏では全然アリ」と特に気にしていない。
Read Article
エリクト・サマヤ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
エリクト・サマヤとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、物語の中で暗躍するプロスペラことエルノラ・サマヤの最初の娘。 新型MSガンダムの最大の問題だったデータストームの影響を受けない、極めて特殊な体質の持ち主。4歳の誕生日に母の務めていたヴァナディース機関が襲撃された際、父や世話してくれた大人たちを失いつつ、エルノラと共に脱出。この際ほとんど無意識にガンダムを操り、初陣で敵機を撃墜する。しかしその親和性の高さが仇となり、後にガンダムのシステムに生体データが取り込まれてしまう。
Read Article
グエル・ジェターク(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
グエル・ジェタークとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園パイロット科の3年生にしてトップエース。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの御曹司で、人型機動兵器MS(モビルスーツ)の操縦では学園内でも屈指の実力者。不遜にして尊大、自信家にして野心家、自分の力と権力を絶対の物と信じて疑わない傲慢な性格。親同士が決めた婚約者のミオリネ・レンブランに強引に迫り続けていたが、編入生のスレッタ・マーキュリーに敗れたことでその運命が大きく変わっていく。
Read Article
ベルメリア・ウィンストン(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ベルメリア・ウィンストンとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、GUNDアームの研究をしていたヴァナディース機関に所属していた人物。 研究の途中でヴァナディース機関を離れたことで、MS開発評議会の襲撃を受けることなく生存。ペイル・テクノロジーズに拾われ、そこで“ガンダム”ことGUNDアーム搭載MSの研究と開発に従事する。21年ぶりに“先輩”のプロスペラ・マーキュリーと再会した時は、彼女がMS開発評議会の後身たるベネリットグループへの復讐を考えていると推察し、警戒する様を見せた。
Read Article
デリング・レンブラン(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
デリング・レンブランとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS産業の世界最大手ベネリットグループの総裁にしてアスティカシア高等専門学園の理事長。主人公スレッタ・マーキュリーからすると父と恩師の仇である。 軍人としていくつもの戦場を経験し、「人を殺すのは人でなければならない」との思いを抱く。このためパイロットを廃人に追い込む危険性のある新型MSガンダムを忌避し、研究員の虐殺という凶行でこの開発を阻止する。その後ベネリットグループの頂点に立つも、強引な手法が嫌われ多くの敵を作る。
Read Article
ラウダ・ニール(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ラウダ・ニールとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園パイロット科3年生。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの御曹司グエル・ジェタークとは同年代ながら異母兄弟の関係。ラウダは彼を兄と呼んでいるが、実際にそうなのか正妻の子を立てているのかは不明。学園ではグエルの取り巻きの1人として行動することが多く、傲慢で横暴なグエルの振る舞いに呆れることも多いが、これといって止めるわけでもなく“揉めているわけでもないが積極的に関わろうともしない”冷めた関係である。
Read Article
エラン・ケレス オリジナル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
エラン・ケレス(オリジナル)とは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、ベネリットグループの御三家の1つであるペイル・テクノロジーズの関連人物。 寿命を削りながら“呪いのMS”ガンダムのテストパイロットを務める強化人士たちを自分そっくりに整形させ、普段は彼らをアスティカシア高等専門学校に通わせている。彼らに活躍させた上で、その成果だけを自分が得ようとしているが、最終的な目的は不明。軽薄な口調ではあるが強化人士を励ましたり案じたりするなど、やっていることのわりに気の良いところがある。
Read Article
セセリア・ドート(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
セセリア・ドートとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園経営戦略科の2年生。 他人を刺す言葉を次々に口にする毒舌家。情報を扱うことに長け、所属する決闘委員会でその能力を発揮している。学園屈指のMSパイロットであるグエル・ジェタークが決闘で敗れたこと、彼を破った編入生スレッタ・マーキュリーの持ち込んだMSが禁止技術を用いた機体だったことから学園の内外が大きく動き出し、自身もそれに巻き込まれていく。
Read Article
チュアチュリー・パンランチ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
チュアチュリー・パンランチとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園のパイロット科1年生。 自毛なのか付け毛なのかは不明ながら、自身の頭に匹敵するサイズのお団子状にまとめた髪が特徴。アーシアン(地球出身者)であり、これまでの人生でスペーシアン(宇宙出身者)からの様々な差別を受け、彼らに対して強い反感を抱いている。メカニック化の先輩ニカ・ナナウラにカスタム化してもらった専用のデミトレーナーを愛機としている。
Read Article
フェルシー・ロロ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
フェルシー・ロロとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園パイロット科の2年生。 猪突猛進傾向のボーイッシュな元気娘。ジェターク・ヘビー・マシーナリーの御曹司であるグエル・ジェタークの取り巻きの1人で、MS(モビルスーツ)パイロットとしてのグエルのことを尊敬している。そのグエルとの婚約を嫌がって逃げ回るミオリネ・レンブランには当たりが強く、何かにつけては揶揄するようなことを告げている。
Read Article
ペトラ・イッタ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ペトラ・イッタとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園のメカニック科の2年生。 ジェターク・ヘビー・マシーナリーの御曹司であるグエル・ジェタークの取り巻きの1人で、MS(モビルスーツ)パイロットとしてのグエルのことを尊敬している。同じ取り巻きのフェルシー・ロロとは仲が良く、大抵一緒に行動している。グエルのことは本気で尊敬しており、敗北した姿を見ても見捨てず、立ち上がろうとする彼を見守っている。
Read Article
サリウス・ゼネリ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
サリウス・ゼネリとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS産業の最大手ベネリットグループの御三家ことグラスレー・ディフェンス・システムズのCEO。 ベネリットグループの前身であるMS開発委員会の頃からその重鎮として活躍しており、時に容赦なく強権を振るう同組織の中にあっては比較的穏健派。ベネリットグループの幹部の中でも特に高齢で、その才能を見込んだシャディク・ゼネリを養子にして自分の補佐をさせている。
Read Article
ソフィ・プロネ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ソフィ・プロネとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属するMSパイロット。 まだ10代の少女ながらガンダム・ルブリス・ウルという強力な機体を任されており、目的よりも自分の欲求のために暴威を振り向く危険な人物。ガンダム特有の問題点で、時にパイロットの命すら奪うデータストームの反動を「生きている実感」と捉えて楽しんでいる。ガンダム・エアリアルとそのパイロットであるスレッタマーキュリーに興味を抱き、彼女を「お姉ちゃん」と呼んでいる。
Read Article
ヴィム・ジェターク(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ヴィム・ジェタークとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、ベネリットグループの御三家ことジェターク・ヘビー・マシーナリーのCEO。 ベネリットグループの権力争いに熱を上げる野心家で、息子のグエル・ジェタークも利用してグループ全体を掌握しようと画策している。そのためには現総帥のデリング・レンブランを暗殺することも辞さない強硬な人物。グループ内での生き残りを図るシン・セー開発公社のプロスペラと手を組むも、彼女がベネリットグループへの復讐を目的としていることには気づいていない。
Read Article
ノレア・デュノク(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ノレア・デュノクとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、半スペーシアン組織「フォルドの夜明け」に所属するMSパイロット。 冷静沈着で任務に忠実な優れた兵士で、まだ10代の少女ながらガンダム・ルブリス・ソーンという強力な機体を任されている。同僚のソフィ・プロネと行動を共にすることが多いが、仲はあまり良くなく、作戦中ですら自分の欲求を優先する彼女に辟易としている。スペーシアンに対する深い憎悪を持ち、彼らとの融和を夢見るアーシアンを「裏切り者」と見なして殺意すら向けている。
Read Article
ゴルネリ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ゴルネリとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS(モビルスーツ)産業の最大手であるベネリットグループの有力会社ペイル・テクノロジーズのCEOの1人。ニューゲン、カル、ネボラとは4人共同でCEOを務めている。 グループ内での競争で優位に立つため、虎視眈々と商機をうかがう。アスティカシア高等専門学園の天才パイロットエラン・ケレスを抱え込み、ベネリットグループでも規模や営業成績が最低クラスのシン・セー開発公社が開発した新技術を積極的に導入しているのもその一環である。
Read Article
ラジャン・ザヒ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ラジャン・ザヒとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS産業の最大手ベネリットグループの総帥デリング・レンブランの部下。 デリングと同様に自身も軍人上がりで、彼の命令に唯々諾々と従う。秘書のような立場ながら、デリングの娘のミオリネ・レンブランにに関する対応を任されるなど、小間使いのような仕事も押し付けられている。グループ内外に敵の多いデリングにとって、ほぼ唯一といっていい頼れる人物。『PROLOGUE』には登場しておらず、ヴァナディース機関の惨劇には関与していないと思われる。
Read Article
ニューゲン(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ニューゲンとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS(モビルスーツ)産業の最大手であるベネリットグループの有力会社ペイル・テクノロジーズのCEOの1人。カル、ネボラ、ゴルネリとは4人共同でCEOを務めている。 グループ内での競争で優位に立つため、虎視眈々と商機をうかがう。アスティカシア高等専門学園の天才パイロットエラン・ケレスを抱え込み、ベネリットグループでも規模や営業成績が最下位クラスのシン・セー開発公社が開発した新技術の導入に積極的であるのもその一環である。
Read Article
ロウジ・チャンテ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ロウジ・チャンテとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、アスティカシア高等専門学園メカニック科の1年生。 MSに関する知識や情報に長け、自分で改造を加えたペットロボットのハロを常に従えている。学園屈指のMSパイロットであるグエル・ジェタークが決闘で敗れたこと、彼を破った編入生スレッタ・マーキュリーの持ち込んだMSが禁止技術を用いた機体だったことから学園の内外が大きく動き出し、自身もそれに巻き込まれていく。
Read Article
カル(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
カルとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS(モビルスーツ)産業の最大手であるベネリットグループの有力会社ペイル・テクノロジーズのCEOの1人。ニューゲン、ネボラ、ゴルネリとは4人共同でCEOを務めている。 グループ内での競争で優位に立つため、虎視眈々と商機をうかがう。アスティカシア高等専門学園の天才パイロットエラン・ケレスを抱え込み、ベネリットグループでも規模や営業成績が最下位クラスのシン・セー開発公社が開発した新技術の導入に積極的であるのもその一環である。
Read Article
ネボラ(水星の魔女)の徹底解説・考察まとめ
ネボラとは、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の登場人物で、MS(モビルスーツ)産業の最大手であるベネリットグループの有力会社ペイル・テクノロジーズのCEOの1人。ニューゲン、カル、ゴルネリとは4人共同でCEOを務めている。 グループ内での競争で優位に立つため、虎視眈々と商機をうかがう。アスティカシア高等専門学園の天才パイロットエラン・ケレスを抱え込み、ベネリットグループでも規模や営業成績が最低クラスのシン・セー開発公社が開発した新技術を積極的に導入しているのもその一環である。
Read Article
YOASOBI(Ayase・ikura)の徹底解説まとめ
YOASOBIとは、ボーカルのikuraと作詞作曲のAyaseから成る男女2人組の音楽グループだ。小説を元にした曲作りが特徴。デビューしてわずか1年ほどで年末の紅白歌合戦に出場を果たし、人気アニメ『BEASTARS』の主題歌を担当、ミュージックビデオの再生回数が億を超えるなどの快挙を遂げた。YouTubeのチャンネル登録者数は200万人を超える。1発撮りを行うYouTubeチャンネル、「THE FRIST TAKE」の出場でも大きな話題を呼んだ。
Read Article
ガンダムシリーズの仮面キャラ・仮面の人まとめ
『機動戦士ガンダム』を第一作とするガンダムシリーズには、素顔を仮面やマスク、サングラスなどで隠した仮面キャラが登場する。ここでは、ガンダムシリーズにたびたび登場する仮面キャラ・仮面の人を一覧でまとめた。ガンダムの代名詞とも言える有名キャラクター「シャア・アズナブル」や、「歴代仮面キャラの中で最も腹黒い」とまで言われた「マクギリス・ファリド」などを紹介している。
Read Article
韓国芸能界・K-POPで活躍する日本人まとめ
日本でも幅広い世代から高い人気度を誇るK-POPや韓流ドラマ。2016年デビューのガールズグループ「TWICE」に日本人メンバーが3人選ばれたことで、K-POPアイドルを目指す日本人が急増した。韓国の芸能市場にとっても、日本人メンバーの存在は日本進出の大きな足掛かりとなるため重要視されている。またK-POPアイドルに限らず、韓国芸能界で活躍する日本人は多い。
Read Article
ガンダムシリーズの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
ガンダムシリーズの主題歌・挿入歌を「宇宙世紀」、「アナザーガンダム」、「外伝作品」の3種に分けて一挙に紹介する。同シリーズは日本のアニメ文化を代表する作品の1つであり、その人気も知名度も非常に高い。それだけに作品の顔とも呼べるOPやEDの曲を任されるアーティストは実力派ぞろいで、時に華々しく時に切なく物語を盛り上げてきた。
Read Article
いろんなハロまとめ【機動戦士ガンダムシリーズ】
機動戦士ガンダムシリーズに登場するマスコット的キャラクター「ハロ」。ハロは初期の頃、アムロにコロコロくっついていたりしていましたよね。そんなハロですが、時代とともに目つきや性格が変わったり、色が変わったりと、常に変化しているのです。今回は、そんなハロをいろいろまとめてみました。
Read Article
アニメ「ガンダム」シリーズにおける顔パロディ
アニメ「ガンダム」シリーズでは、過度な感情表現から、普段はまともなキャラクターたちの顔がとんでもないことになるシーンが多々あります。あの味方からあの敵キャラだけでなく、油断しているところで思わず変顔になっている場面など、見ているだけでとにかく笑えます。今回はそんないろんな「パロディ顔」を集めてみました。
Read Article