アルカ=ゾルディック/ナニカ(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
アルカ=ゾルディックとは、冨樫義博の作品『HUNTER×HUNTER』に登場する伝説の暗殺一族「ゾルディック家」の第四子である。人類未開のタブー地域「暗黒大陸」から持ちこまれた、五大厄災の1つである「ガス生命体 アイ」を有している。その影響でアルカには願いを叶える能力が備わっており、アルカの「おねだり」を3つ応えてあげると、アルカは別人格「ナニカ」に変化して願いを1つ叶えてくれる。兄のキルアに妹として可愛がられており、キルアの願いで瀕死の重傷を負った主人公・ゴンを治した。
イルミ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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イルミ=ゾルディックとは『週刊少年ジャンプ』に掲載されている漫画『HUNTER×HUNTER』に登場する、ゾルディック家の長男でキルアの兄である。黒い瞳に黒髪ロングの見た目で感情の起伏に乏しく表情も全く変化がないため日本人形や能面を思わせる雰囲気を持っている青年。弟のキルアに対して異常な執着を持っており、普段は感情をあまり表に出さない冷酷なイメージだが、キルアが絡むと感情を露わにすることがある。執事のツボネ曰くイルミと次男のミルキは母親似で好きになれないらしい。
ミルキ=ゾルディック
CV:石塚堅(1999年フジテレビ版)/斉藤貴美子(2011年日本テレビ版)
生年月日:不明
年齢:19歳
身長:182cm
体重:141kg
血液型:A型
念系統:操作系
伝説の暗殺一族「ゾルディック家」の次男。引きこもり気質で外出は滅多にしないが、暗殺者として人を殺害する事に躊躇のない冷酷さを持つ。家族から殺し屋としての才能を認められる弟のキルアに嫉妬しており、家出したキルアが帰宅した際には「お仕置き」と称した拷問を嬉々として行った。人間の生命エネルギーをオーラとして自在に操る念能力者であり、念系統はオーラで物体を操る操作系。彼の念能力は明らかにされていないが、工学の知識に長けており、爆弾等の小型兵器を作ることもできる。しかし暗殺において役に立たない兵器ばかり作るので、祖父のゼノに「お前は頭はいいがバカなとこが玉にキズだ」と天然な所を指摘されている。フィギュアやゲームに目がなく、キルアに念能力で作られたゲーム空間「グリードアイランド(G・I)」のソフトを紹介された時には約9年ぶりに外出し、大富豪や一部の特別な人間が集うサザンピースオークションに参加した。食欲旺盛で普段は汗をかいており、体格は肥えている。髪型は七三分けだ。幼少期からアルカと交流があり、家族に隠れて願いをきいてもらっていた事がある。ミルキはアルカの事を家族とは認識しておらず、「機密物」として危険視している。
カルト=ゾルディック
CV:前田優子(1999年フジテレビ版)/能登麻美子(2011年日本テレビ版)
生年月日:不明
年齢:10歳
身長:150cm
体重:30kg
血液型:A型
念系統:操作系
旅団ナンバー:No.4
伝説の暗殺一族「ゾルディック家」の5人兄弟の末っ子である。出身地はパドキア共和国。暗殺業に加え、クモと呼ばれ恐れられている盗賊集団・幻影旅団のNo.4として活動している。彼が旅団に入団した目的の全容は明かされていないが、「兄を取り戻す」という並々ならぬ決意のもと、No.2の座を狙っている。ゾルディック家の中でも従順で大人しい性格をしているが、拷問好きという残虐な一面もある。人間の生命エネルギーをオーラとして操る念能力者であり、念系統はオーラで物体や生物を操る操作系。紙製の扇子でオーラを込めた紙屑を操った切断攻撃や、紙人形を対象者に貼り付け、自身の持つもう一つの紙人形から盗聴したりと多様な技を持つ。また「蛇咬の舞(ダコウのまい)」という、オーラを込めた紙屑を蛇の様な形に束ね、敵を攻撃する必殺技もある。その威力は頑丈な皮膚を持つ第一級隔離指定生物「キメラ=アント」の身体を切断できる程である。一人称は「ボク」だが、日本人形の様なその容姿からは女性の様にも見える。口元にホクロがあり、髪型はおかっぱ頭である。兄のキルアと仲の良いアルカに嫉妬心を抱いている。
カルト=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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カルト=ゾルディックとは、冨樫義博の作品『HUNTER×HUNTER』に登場する伝説の暗殺一族・ゾルディック家の5人兄弟の末っ子である。親や兄に従順であり、殺人に躊躇の無い冷酷さを持つ。ゾルディック家のエリート・キルアを連れ戻すため、敷地内に侵入した主人公・ゴンを睨む等、キルアが大事にしている人物に対して嫉妬心を抱いている。暗殺業に加え、クモと呼ばれ恐れられている盗賊集団・幻影旅団のNo.4として活動している。その入団目的は明かされていないが、No.2になる為に奮闘する。
シルバ=ゾルディック
CV:石井康嗣(1999年フジテレビ版)/山寺宏一(2011年日本テレビ版)
生年月日:不明
年齢:46歳
身長:198cm
体重:110kg
血液型:A型
念系統:変化系
伝説の暗殺一族「ゾルディック家」の一人。暗殺者として人を殺すことに躊躇の無い冷酷さを持つ。一方で、家出から帰宅した息子のキルアが外で経験したことに関心を向けるといった父親らしい一面もある。人間の生命エネルギーをオーラとして自在に操る念能力者であり、念系統はオーラの性質を変える変化系。念能力の全貌は明かされていないが、両の拳に莫大なオーラを溜め、それを相手へ一気に投げつける技を持つ。念能力に加え、暗殺者としての力量も高く、相手の心臓を一滴の血も流さずに抜き取る事も出来る。クモと呼ばれ恐れられる悪名高い危険度A級クラスの盗賊集団・幻影旅団のリーダーであるクロロと対決した際、シルバはクロロの隠し持っていた大量殺人鬼・ベンニー=ドロンのオリジナルブランド「ベンズナイフ」でかすり傷を負った。このベンズナイフには0.1mgで鯨の動きを封じる程の強力な毒が仕込まれていたが、毒に耐性のあるシルバは平然としていた。普段は黒い柔道着に似た服を着用し、髪型は白髪のロングヘアである。アルカの願いを叶える能力を危険視しているシルバは、「機密物」として危険視している。第一級隔離指定生物「キメラ=アント」の王・メルエムに仕える直属護衛軍のネフェルピトーに瀕死の重傷を負わされた仲間のゴンを救うため、キルアはアルカの能力を頼って家に帰ってきた。その際もシルバは、簡単にアルカをキルアに会わせなかった。
シルバ=ゾルディック(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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シルバ=ゾルディックとは漫画『HUNTER×HUNTER』に登場するキャラクターであり、暗殺一家ゾルディック家の当主。ゴンの友達キルアの父親。長身、長髪で筋肉質な見た目は周りのものを委縮させるほどの威圧感がある。過去には幻影旅団の団員と戦って暗殺したことがあり、暗殺者としては一流の腕を持つ。キメラアント編ではヂートゥを一撃で叩き潰している。
キキョウ=ゾルディック
CV:雪絵れな(1999年フジテレビ版)/岩男潤子(2011年日本テレビ版)
生年月日:不明
年齢:42歳
身長:170cm
体重:41kg
血液型:A型
念系統:操作系
伝説の暗殺一族「ゾルディック家」の5兄弟の母。クモと呼ばれ恐れられる危険度Aクラスの盗賊集団・幻影旅団の出身地である流星街から嫁いできた。暗殺者としての才能を持つ三男のキルアを溺愛しているが、その愛情は歪んでいる。キルアが家出時にキキョウを刺した際も、彼女は殺し屋としての成長を見せた息子の姿に感激し涙を流した。人間の生命エネルギーをオーラとして自在に操る念能力者であり、念系統はオーラで物体を操る操作系。念能力は明かされていないが、彼女が付けるゴーグルには特殊な仕掛けが施されており、光線を発射する事もできる。また、工学の知識を持つ次男のミルキのサポートによって、ゴーグルを介しての遠隔視や通信も可能だ。普段は、羽根等の飾りがついた帽子にドレスと上品な出で立ちをしている。顔にはゴーグルと包帯が巻かれており、素顔は謎に包まれている。キキョウも他の家族と同様にアルカの願いを叶える能力を危険視し、「機密物」として扱っている。一方で、キルアがアルカを妹として可愛がっている様子を見たキキョウは、「キルアったら…すっかりお兄ちゃんになって…」と二人の関係を微笑ましく思っている発言もしている。
アルカ=ゾルディックの名言・名セリフ/名シーン・名場面
「お兄ちゃん 死んで」
ネフェルピトーとの戦闘で瀕死の重傷を負ったゴンを救うため、キルアはゾルディック家に幽閉されていたアルカに会いに来た。キルアと幼少期ぶりに再会したアルカは、「お兄ちゃん!!」と勢いよく抱きつき、とても嬉しがった。その後、アルカはキルアに「お兄ちゃん 死んで」と「おねだり」をする。キルアはそれに応え、アルカの「バン」という掛け声の元、素早く首をひっこめて死んだふりをした。そしてアルカの呼びかけでキルアは「ばあ」とおどけて起きた。それを見たアルカは笑いながら「相変わらず上手ー!!」とキルアとの一時を楽しんだ。アルカはナニカの能力を恐れられて幽閉されていたため、暗殺者として育てられなかった。そのためアルカは、他のゾルディック家の兄弟とは違い、残酷な一面を持たない。一方でこのセリフからは、アルカがキルアと幼少期から、暗殺一家ならではの残酷な遊びをしていた事が分かる。つまり純粋な性格のアルカといえど、キルアとの遊びの中にゾルディック家の残酷な影響を受けていたことが伺えるシーンである。
ナニカへの想い
アルカはナニカに変化し、キルアの「お願い」で瀕死の重体であるゴンを完治させることに成功。その後ナニカは、ナニカの支配を目論むイルミを、キルアの命令でゾルディック家まで飛ばした。ナニカは「いいコいいコしてー」とキルアに見返りを求める。しかしアルカをナニカから解放させてあげたいキルアは、ナニカに二度と出てこない様に言い聞かせる。ナニカは涙を流すと、アルカへと変化した。アルカは、ナニカが自分の中でうずくまって泣いているとキルアに伝える。そしてナニカに謝るようにアルカは泣きながらキルアに怒った。アルカだけではなく、ナニカにも優しくしてほしいと言われたキルアは、自身の頬を叩いて反省した。キルアは、ナニカの大切さに気付かしてもらえた事に感謝し、ナニカを出してくれるようにアルカに頼む。キルアは、イルミがナニカを操作することを恐れていたと、ナニカに打ち明けた。そして謝られたナニカは、「キルア スキ」と涙を流し、二人は互いの愛情を確認して抱きしめ合った。ナニカとキルアの仲が深まると共に、アルカのナニカに対する思いやりの強さが伝わるシーンである。
ゴンとの初対面
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ウボォーギン(HUNTER×HUNTER)の徹底解説・考察まとめ
ウボォーギンとは、冨樫義博の漫画作品『HUNTER×HUNTER』に登場する盗賊集団「幻影旅団」の一員である。ライオンの鬣を思わせる髪型と、筋骨隆々の大柄な体格が特徴。頑丈な肉体と、拷問を受けても動じない精神力を持つ。念系統は「強化系」で、自身の肉体を武器とする。念を使わずとも十分強く、たった1人で武器を持つ複数の敵を屠った。幻影旅団に恨みを抱くクラピカに拉致され倒されるが、自身の死に際しても決して仲間を売ることはなかった。
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目次 - Contents
- アルカ=ゾルディックの概要
- アルカ=ゾルディックのプロフィール・人物像
- アルカ=ゾルディックの能力
- ナニカ:願いを叶える能力
- 「おねだり」と「お願い」のルール
- キルアだけの特別ルール
- アルカ=ゾルディックの来歴・活躍
- 恐れられた幼少期
- 家族内指令(インナーミッション)
- ゴンの治癒
- アルカ=ゾルディックの関連人物・キャラクター
- キルア=ゾルディック
- ゴトー
- カナリア
- アマネ
- ツボネ
- ゴン=フリークス
- イルミ=ゾルディック
- ミルキ=ゾルディック
- カルト=ゾルディック
- シルバ=ゾルディック
- キキョウ=ゾルディック
- アルカ=ゾルディックの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「お兄ちゃん 死んで」
- ナニカへの想い
- ゴンとの初対面
- アルカ=ゾルディックの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 空きページで明かされたナニカの正体
- 謎めいた性別
- アルカとキルアの描き下ろしイラスト