メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』とは、コナミデジタルエンタテイメントから発売された作品で、メタルギアシリーズ8作目に当たる。敵に見つからないように進行していく隠密特化のゲームで、ジャンルはタクティカルエスピオナージアクション。さらに今作では初のオープンワールドのシステムを導入している。本作は序章と本編の二部構成になっており、テーマは「RACE(人種)」と「VOICE(声)」。出荷本数はダウンロード版含めて600万本の売上を遂げている。
『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』の概要
『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』とは、コナミデジタルエンタテイメントから発売されたステルスアクションゲームで、メタルギアシリーズ8作目に当たる。Playstation 3、Playstation 4、Xbox 360、Xbox One、PC用に販売されている。
売り上げは国内でPlaystation 4版16万4,394本、Playstation 3版23万8,425本、Xbox 360版3,180本、計40万5999本を超えている。
今作は序章にあたる『GROUND ZEROES』と本編にあたる『THE PHANTOM PAIN』の二部作で構成されており、『GROUND ZEROES』のデータを『THE PHANTOM PAIN』に引き継がせることも可能。
「人種」の違いとそこから生まれる「言葉」の違いが大きなテーマになっており、それを軸に「スネーク」達の戦いを描いている。
シリーズ共通の特徴として、敵に見つからないように進んでいくことが重要となっており、武器やアイテムなどを駆使して戦闘することもできるが、かなりリスクが伴う場合が多い。そのため基本的には敵との接触は避けて任務を遂行していくことが大事となる。本作はオープンワールドのため、プレイヤーは広大なフィールでゲームを進めていきながら険しい道のりや敵の臨時基地などを突破する必要がある。また、今作では武器やアイテム、装備品などを開発して様々な場面に応じてそれらを使い分けていくことができるため、戦術を幅広く展開していくことも可能だ。
地上のみに限るが車や馬などの乗り物が存在しており、これらに乗って広大なフィールドを駆け抜けることもできる。中には戦車や装甲車などもあり、思い切って戦いに赴くこともできる。
ストーリーは主人公である「ネイキッド・スネーク」こと「ビッグ・ボス」が、自身が率いる「国境なき軍隊」の本拠地である「マザーベース」が特殊部隊「XOF」に襲撃を受けて、崩壊してしまったところから始まる。
そのせいで瀕死の重傷を負ってしまったスネークは病院で長い入院生活を強いられるが、突如謎の部隊に命を狙われてしまい、病院から脱出を図る。逃走の中、窮地に追いやられたスネークを助けたのはかつて戦場で相まみえたリボルバー使いの「オセロット」だった。
オセロットはスネークを助けた後、マザーベース崩壊から今に至るまでのいきさつを全て話し、かつてのビッグボスの側近である「カズヒラ・ミラー」が内密に「国境なき軍隊」の代わりに作り上げていた傭兵集団「ダイアモンド・ドッグズ」の存在を教える。
スネークは「ダイアモンド・ドッグスを率いてかつての力を取り戻してほしい」とミラーに頼まれる。彼らは自分たちからすべてを奪っていった組織「サイファー」に対しての復讐を誓うのだった。
『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』のあらすじ・ストーリー
序章:GROUND ZEROES
前作にあたる『メタルギアソリッド ピースウォーカー(MGS: PW)』の事件から四か月後、「マザーベース」はIAEA(国際原子力機関)から基地の査察を申し込まれる。理由は「国境なき軍隊」が核を保有するほど強大な組織になっていたからだった。
スネークは国籍もなくNPT(核拡散防止条約)にも加盟していない国境なき軍隊への査察を一度は渋るも、仲間の一人で科学者である「ヒューイ」が自身と恋人の「ストレンジ・ラブ」の安否を気にしてこの申し入れを独断で受け入れようとしたため、仕方なくこれを承諾した。その中で前回の事件で死んでいるものと思われた少女「パス」がキューバ南米基地で尋問を受けていることをスネーク達は知る。
しかしスネークは突然の基地の査察に身動きが取れないでいた。その様子を見て仲間の一人である少年「チコ」はスネークがパスを見捨てたと判断して彼女を助けるために単身その基地に乗り込むが、あえなく捕まってしまう。スネークは彼らを助け出すためにキューバ南米米軍基地に潜入を開始した。基地内で囚われの身となっていたチコとパスを助け出してヘリでマザーベースへ帰還するスネーク達だったが、チコがパスの腹部にVの字の縫い目があることに気付く。
スネークはパスが人型爆弾にさせられていることを悟り、ヘリ内にいたメディックと共に麻酔なしでパスから爆弾を摘出するために手術を行い、なんとか爆弾を取り出してそれを海に捨てる。
しかし安堵の空気が流れたのも束の間、帰ってきたマザーベースは謎の特殊部隊「XOF」に襲撃され火の海に飲まれた戦場と化していた。ヘリからこの状況を見たスネークは呆気にとられてしまうが、副指令であるミラーが交戦しているのを見て自身も戦いに参加。
スネークはXOFの敵兵数名とヘリを落とすなど戦果を上げるが、仲間が散っていく様を見て怒りのあまり、冷静さを欠いてしまう。交戦を続けようとするも、ヘリに避難したミラーの声を聴いて自身も同じヘリに撤退する。
ヘリで逃走する中で、ミラーはマザーベースや多くの国境なき軍隊の隊員達を失ったことで苛立ち、横たわっていたパスに八つ当たりを始めるが同じ機内にいた隊員に抑えられる。その騒ぎでパスは目を覚まし、爆弾のことで焦りを見せ始めるがスネークは爆弾をすでに取り出したことを伝える。だが、パスは落ち着きを取り戻さないでいる。
パスは「実は爆弾はもう一つある」と告げてヘリから飛び降りてしまう。が、その瞬間に爆弾が爆発し、その衝撃でスネーク達のヘリはXOFのヘリに衝突、スネークはその衝撃で意識を失ってしまうのだった。
本編:THE PHANTOM PAIN
スネークが目を覚ますとそこは英軍病院だった。スネークは左腕を喪失しており、代わりに義手が取り付けられていた。
そして『GROUND ZEROES』での一件以来、スネークは9年間も眠りについていたことと、何者かに命を狙われていることを知る。そこで危険にさらされているスネークは襲撃の対策として身分を偽るための顔の整形手術を医師から提案され、これを受け入れた。入院してから一週間がたったころ、突如謎の女性がスネークを暗殺しようと病室に潜入し、同じ部屋にいた医師と看護師を殺害する。スネークは危機に陥るも、すんでのところで隣に寝ていた包帯で顔を覆った「イシュメール」と名乗る人物に助けられる。
病院内は既にXOFや全身が炎に包まれている「燃える男」、瞬間移動や空中で滞空したりなどする「第三の子供」などに包囲されていた。
それでもイシュメールの適切な判断と指示で病院を抜け出して救急車で脱出するスネークだったが、とてつもない執念で追ってきた燃える男に再度襲われる。しかしその瞬間に、かつての「スネークイーター作戦」で何度も戦闘を繰り広げた相手である「オセロット」が馬に乗って颯爽と現れ、スネークを救う。
燃える男の激しい追撃をかわしてなんとか逃げ切ったあと、オセロットの口からミラーがアフガニスタンでソ連軍に捕まっていることを知る。2人は捕鯨船で紅海を渡ってパキスタンに上陸した後、陸路でアフガニスタンに到着。オセロットはスネークに単独でカズヒラ・ミラーの救出を命じる。
だが実際は、ミラーがスネーク覚醒後に自身を救出させ、かつての伝説を取り戻させようとしていたのだ。スネークは新生「ヴェノム・スネーク」としてアフガンへ単独潜入して、視力と右手と左足を失い満身創痍のカズヒラ・ミラーを担いで助け出す。しかし異様な雰囲気を醸し出す部隊「髑髏部隊(スカルズ)」の攻撃を受ける。
なんとかそれを振り切ってヘリで逃れる二人。カズヒラ・ミラーはマザーベース襲撃から9年間もの間に、国境なき軍隊に変わる傭兵組織、「ダイアモンドドッグズ」を作り上げていた。カズヒラ・ミラーはこれをヴェノムに託してかつての力を取り戻そうとする。すべては自分たちからなにもかもを奪っていった「サイファー」への復讐のために。
物語途中、スカルフェイスによって9年間働かされていたヒューイから救助要請を受けたヴェノム達は、ヒューイの救助に出向く。そこで二足歩行の「メタルギア・サヘラントロプス」や、かつてのスネークの師「ビッグボス」の人格を投影したAIポッドの存在を知る。マザーベースに帰還した後、スネーク達は裏切りの容疑があるヒューイを他のスタッフに見られないように軟禁する。そして、XOFの動向を探っていく中で「声帯虫」という生物兵器をスカルフェイスが所持していることを知り、その対策を熟知している「コードトーカー」との接触を図る。声帯虫は宿主の喉に寄生してオスとメスが特定の言語の発声によって交尾を始める。そしてそこから何万匹もの幼生が誕生して宿主の肺を食い尽くすというものだった。スカルフェイスはその声帯虫を使って最も公用されている英語話者を滅ぼし、メタルギア・サヘラントロプスによるプロモーション後に世界中に安価で作り出された核兵器を売りさばいて、相互核抑止のもとに真の平和維持を実現させようとしていた。
物語後半、ヴェノムはついにスカルフェイスと対峙する。メタルギア・サヘラントロプスと第三の子供、そして燃える男の力がヴェノムを苦しめるが、突如現れたヘリに乗って現れたスネークのクローンにして子孫である「イーライ」の介入によって戦況は変わる。人の報復心に強く反応する第三の子供と、それに操られる燃える男、サヘラントロプスが今度はイーライに味方するようになったのだ。激戦の中でヴェノムはこの戦いを制するが、スカルフェイスはこの戦いに巻き込まれ体の半分が倒れてきた鉄塔の下敷きになってしまう。ヴェノム達はあえてとどめを刺さず、自分たちが受けた苦しみを味わわせようとするが、突然現れたヒューイがスカルフェイスにとどめをさしてしまう。スカルフェイスとの戦いはこうして幕を閉じた。
その後、ダイアモンド・ドッグズは感染者の喉に寄生する声帯虫による感染被害を受ける。感染被害を増やさないためにも声帯虫を宿している隊員たちを仕方なく処分したヴェノム達だったが、この騒動の原因がヒューイにあると疑惑が上がる。マザーベース内での裁判の結果、死刑を望むものが多い中で、ヴェノムはヒューイを追放の刑に処した。その後、仲間の水葬が行われる中でヴェノムは突然、遺灰でダイアモンドを作るようにスタッフに命じる。ヴェノムは死してなお仲間たちの輝きが曇らないように、仲間たちの遺灰で作られたダイアモンドを抱えて戦場に出ることを強く誓うのだった。
物語終盤で衝撃の真実が明かされる。ヴェノムは本物のスネークではなく影武者として用意された偽物で、正体は『GROUND ZEROES』の終盤でパスとチコを救出した際に乗っていた「メディック」であり、パスが抱えた爆弾の爆発からスネークを身を挺して守ったため、瀕死の重傷を負った。病院に運び込まれた後で、元スネークの上官の「ゼロ」の指示のもと睡眠学習でメディックは自身をスネークだと思い込むようになる。これによりメディックはスネークの人格と記憶を投影した影武者のヴェノム・スネークとなった。カセットテープで真実を知ったヴェノムはそれでもなお忠誠心は変わらず、その生涯をスネークのために捧げた。
『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』のゲームシステム
基本の流れ
主人公スネークを操作して、オープンワールドのステージを敵を避けつつ障害を躱し、時には戦闘を繰り広げながら駆け巡っていくことになる。様々なミッションが存在し、特手の人物の排除や目標の破壊など、その数は多岐にわたる。
キャラクター操作
今作ではキャラクターの姿勢変更が可能になっており、立ち、しゃがみ、匍匐を切り替えることができる。立ち状態は最も素早く移動でき、新たに加わったダッシュなどができる反面、敵に見つかりやすくなる。しゃがみ状態は中腰姿勢で移動ができて敵などに見つかりにくく、バランスが良い。匍匐はかなり発見され辛い姿勢ではあるが移動速度が最も遅い。これらの姿勢を使い分けて効率よく任務を遂行していくことができる。また、前転するローリングがなくなった代わりに飛び込みながら匍匐状態に移行する緊急回避が可能になった。
接近戦用技術の「CQC」は今作でも健在しており、これで近くの敵を投げたり拘束することができる。また新たに壁張り付きからの「CQC」やボタン連打による5連続打撃なども追加されている。さらにホールドアップ(降伏)させて敵を無力化させたり、情報を聞き出すことができる。他にも打撃を一度入れてから相手の銃器を奪う技などもある。
過去シリーズに存在した「壁叩き」が今回からなくなった代わりに、スネークの義手を鳴らした音で敵をおびき寄せることができるようになった。また空弾倉が無限に使用できるようにもなっている。
「リフレックスモード」という、敵に発見された際にゲーム内の時間の流れが遅くなるシステムが実装された。この最中は「スネーク」の方が速く動くことができる。これを利用して完全に敵に見つかってしまう前に無力化することが可能だ。
フルトン回収
PSP専用ソフトにしてストーリー上繋がりがある『メタルギアソリッド ピースウォーカー(MGS: PW)』で登場した「フルトン回収システム」が今作でも使用可能であり、今回から敵兵の回収だけでなく物資や戦車などの兵器も回収できるようになっている。
これを利用して本来排除しなくてはならない敵兵をマザーベースへ連れ帰って仲間にしたり、破壊目標の敵戦車や装甲車を回収して逆に自分で利用できるようにしたりなど任務遂行においても応用が利くようになった。
また、兵器開発や「マザーベース」の拡大にも必要な物資が詰め込まれた資源コンテナにも使用でき、その回収中のコンテナの上に乗るとそのまま「ACC(空中指令室)」まで帰還できる。
さらに開発が進むと「ワープホール」も開発可能になり、これを使用すると対象の頭上に異次元空間の穴が出現して回収するようになる。通常のフルトン回収は天井などにさえぎられて失敗することもあるがワープホールの場合はそれらの障害物を無視して回収できる。かわりに派手な見てくれになる上に激しく音が鳴るせいで周囲の敵に気付かれやすくなる。
マザーベース・前線基地
前作『メタルギアソリッド ピースウォーカー(MGS: PW)』から登場しているマザーベース基地を今作から自由に動き回れるようになっており、射撃訓練や兵士たちとの交流などすることができる。
基地内にはフルトン回収した車両や動物、仲間にした兵士がいるのを確認できる。
また基地内やヘリ機内などでスネークが持つ携帯端末の「iDROID」でマザーベースを拡大してより強力な兵器やアイテム開発を行うことができるようになる。そしてマザーベースとは別のFOB(前線基地)を構築することでさらなる発展が可能になるが、これらはオンライン上に表示されているため他のプレイヤーが潜入して兵士や物資を奪うことが出来てしまう。これに対してはプレイヤーが事前に防衛網を敷いておいたり自分または他のフレンドに頼んで基地内の潜入者を直接迎え撃つ、もしくは襲撃してきたプレイヤーのFOBに逆に攻め込むなどして対抗できる。
ライフ・気力ゲージの撤廃・マーキング
今作は過去のシリーズと違ってライフゲージが存在しておらず、受けたダメージは画面の端が赤くなり危険であることが視覚的にわかりやすくなっている。代わりにダメージは自然回復ができるようになった。重傷を負うと画面が真っ赤に染まり動きに制限が付いてしまうが、治療することで一命をとりとめることができる。前作まではゲージの残量によって手振れが激しくなったり、気絶することもあったが、これらの要素がなくなった代わりに敵がこちらへの反応を示す白いゲージが追加された。
『メタルギアソリッド ピースウォーカー(MGS: PW)』から双眼鏡で見ることによって使用できたマーキング機能は今作でも利用でき、壁や塀などから身を乗り出して覗き込んでもマーキングすることができる。マークできるのは敵兵士や車両、機銃やコンテナなど。それらは一度マークしたら永続的に表示されるようになる。また動かず静止していれば壁越しに透けて確認できるようになる。
Related Articles関連記事
メタルギアソリッドV(METAL GEAR SOLID V)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギアソリッドV』とは、コナミデジタルエンタテインメントから発売された『メタルギアシリーズ』の8作目。隠れながら敵を倒したり敵地に潜入したりするステルスアクションゲームである。本作はプロローグの『メタルギアソリッドV グラウンド・ゼロズ』、本編の『メタルギアソリッドV ファントムペイン』の2作品からなる。 「国境なき軍隊」を率いるビッグ・ボスに焦点を当てた作品で、『メタルギアソリッドV ファントムペイン』では2人のビッグ・ボスが登場する。
Read Article
メタルギアソリッド ピースウォーカー(MGSPW)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギアソリッド ピースウォーカー(MGSPW)』とは、2010年コナミデジタルエンタテイメント(KONAMI)発売の、タクティカル・エスピオナージ・アクション(戦略諜報アクション)ゲーム。ナンバリングはないが、メタルギアシリーズの正式続編で5作目にあたる。制作はMETALGEAR(メタルギア)を監督した小島秀夫率いる小島プロダクション。メタルギアソリッド3スネークイーターから10年を経たネイキッド・スネーク(BIG BOSS)が主人公となり、アウターヘヴンを手にするまでが描かれている。
Read Article
メタルギアソリッド3 スネークイーター(MGS3)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(MGS3)とは2004年に発売されたPlayStation 2用ソフトであり、『メタルギアシリーズ』の第5作目にあたる。2011年、2012年にリメイク版が出される程『メタルギアシリーズ』屈指の人気を誇る。『メタルギアシリーズ』の中で、時系列の「最初」の作品にあたる。ビックボスと呼ばれた男とその師をめぐり展開されるストーリー。国、そして歴史を背負い、時代に翻弄される兵士が生々しく描かれている。
Read Article
メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(MGS4)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット(MGS4)』とは小島プロダクション開発の『メタルギアシリーズ』6作品目に当たる2008年6月12日発売のPlayStation 3専用ソフト。「ソリッド・スネーク」を主人公にした『メタルギアシリーズ』の最終章にあたり、今までの謎も全て今作で解明される。売り上げは国内で83万本、全世界で600万本を記録した。主人公スネークが老いた体に鞭打って、SOPシステムの掌握を図るリキッドの暗殺を目指す。
Read Article
メタルギアソリッド(METAL GEAR SOLID)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギアソリッド』とは98年にコナミから発売されたプレーステーション用ソフトである。ステルスアクションゲームとして地位を確立した『METAL GEAR』、『METAL GEAR2』からの続編3作目となっている。ハード特性を活かした3D描写の演出や新しいゲームシステムの導入等、前2作より、リアリティ溢れるステルスアクションを楽しめる内容となっている。シナリオ面も好評で、総じて高評価を得ている。
Read Article
ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story(ときメモGS3)のネタバレ解説・考察まとめ
『ときめきメモリアル Girl's Side 3rd Story(ときメモGS3)』はコナミデジタルエンタテインメントがニンテンドーDS向けに発売した女性向けの恋愛シュミレーションゲーム。その後PSP版も発売された。主人公が高校生活を送りながら恋愛をして卒業式に告白されることを目指す。10人の男の子と恋愛出来る。シリーズ初の三角関係システムで2人の男の子が主人公を奪い合ったり、W大接近モードで大画面に映し出される2人の男の子の顔にタッチして反応を楽しんだりという新しいシステムも魅力である。
Read Article
メタルギア(METAL GEAR)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギア』とは、1987年コナミから発売されたMSX2用ステルスアクションゲーム。『メタルギアシリーズ』の第1作であり、小島秀夫の監督デビュー作である。1995年、南アフリカ奥地の武装要塞国家アウターヘブンを舞台に、主人公ソリッド・スネークが無線機だけを片手に敵地アウターヘブンに単独潜入し、殺戮兵器メタルギアを破壊するミッションにあたるストーリーである。「敵から隠れながら進む」という画期的なシステムを導入し、「ステルスアクション」というジャンルを確立した記念すべき作品。
Read Article
メタルギア2 ソリッドスネーク(METAL GEAR 2 SOLID SNAKE)のネタバレ解説・考察まとめ
『メタルギア2 ソリッドスネーク』とは、1990年コナミから発売されたMSX2用ステルスアクションゲーム。同社が手掛けた『メタルギア』の続編となる『メタルギアシリーズ』第2作目である。前作『メタルギア』でのアウターヘブン蜂起から4年後、核武装国家ザンジバーランドを舞台に、ザンジバーランドによって誘拐されたマルフ博士の救出を目的として主人公ソリッド・スネークが単身潜入、極秘ミッションにあたるストーリーである。コナミによるMSX2作品最終リリースとなった集大成とも言える作品。
Read Article
実況パワフルサッカー(パワサカ)のネタバレ解説・考察まとめ
『実況パワフルサッカー(パワサカ)』とは、コナミデジタルエンタテインメントより2016年に配信が開始されたAndroid、iOS用サッカーゲーム。本作は『実況パワフルプロ野球』シリーズの派生作品で、『パワプロアプリ』と同じ世界観である。ゲームモードはサクセスモードとスタジアムモードがあり、選手の育成から試合での戦術まで自分だけのオリジナルチームを作ることができる。 試合はシンプルな操作で誰でも楽しめる。
Read Article
意外と知られていない、『メタルギアソリッド(MGS)』に登場する4人のスネーク達まとめ
メタルギアソリッド(MGS)シリーズには、主人公を含め4人のスネークが登場します。 複雑な設定の作品なので、1回クリアしただけではキャラ設定が掴みきれない事もしばしばあります。 このまとめでは4人のスネークについて、意外と知らない部分を解説します。
Read Article
メタルギアシリーズまとめ 時系列編 その一
1987年に一作目が発売され、2015年までにリメイク等を含め30作品以上がリリースされるコナミ発のビッグタイトルなのだが、全作やろうと思うとかなーり大変なのです。 コンシューマーだけで、MSX、FC、PSP、PS2、PS4、スマートフォン等かなりの数になってしまうんです。そこで簡単なあらすじとともに時系列に沿って、作品を紹介していこうと思うのであります。
Read Article
笑えて泣けてグッとくる!メタルギアソリッド名言・名セリフまとめ
ここでは『メタルギアソリッド』シリーズの名言・名セリフをまとめた。ソリッド・スネークやグレイ・フォックス、マクドネル・ミラーなど、シリーズの人気キャラクターたちの信念が滲んだ、心揺さぶる名言・名セリフを掲載している。
Read Article
『メタルギアソリッド(MGS)』シリーズに登場するウイルス、FOXDIE(フォックスダイ)のまとめ
『メタルギアソリッド(MGS)』では主人公、スネークに接触した人間の突然死が相次ぎます。 それはウイルス兵器、FOXDIE(フォックスダイ)が原因でした。 このまとめではFOXDIEに関する情報を紹介します。
Read Article
メタルギア/メタルギアソリッド 時系列・時代背景
1987年7月13日、第1作「メタルギア」誕生からシリーズ30周年。これまでの時代背景とともに時系列をまとめた記事です。※時間軸に沿っていきます。
Read Article
「Youtube」の《CC(日本語字幕 自動生成》がいい加減すぎて笑える件
「Youtube」の《CC(日本語字幕 自動生成》機能はご存知ですか?このシステムは、「Youtubeの動画に合わせた字幕を自動的に作成・表示してくれる、素晴らしい技術のことです。しかしながら現実は、その速すぎる言葉や広辞苑に表記されていない難解あるいは述語化した言語の前に、ただただいい加減な字幕が現れるばかりなのです(笑)。※注視するのは左下の字幕と、画面の文字の比較です。
Read Article
メタルギアシリーズの美女キャラクター画像まとめ!メリル・シルバーバーグなど
大人気アクションアドベンチャーゲーム『メタルギア』シリーズに登場する美女キャラクターの画像を集めました。女兵士メリル・シルバーバーグやスナイパーのクワイエットなど、それぞれのキャラクターのプロフィールも交えながら、画像を紹介していきます!
Read Article
メタルギアソリッドはエロゲーか!?
言わずと知れた名作として名高いメタルギアソリッド。しかし最近の画質の向上によりエロゲーではないかという疑惑が持ち上がるほどになってしまっている。ということで今回はそんなメタルギアソリッドをみてみよう。ひょっとしたらエロゲーの可能性もありますので一応18歳未満の方は見ないようにしてください。
Read Article
「メタルギアソリッド」シリーズの生みの親・小島秀夫氏がコナミを退社した理由とは?
大人気アクションアドベンチャーゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの生みの親、小島秀夫がコナミを退社したことが、ファンの間で大きな話題となりました。退社に関しては、小島秀夫とコナミの確執が原因ではという噂も。今後「メタルギアソリッド」シリーズはどうなるのか、退社後の小島秀夫の動向などをまとめました。
Read Article
【FF】有名ゲームが勢ぞろい!PlayStation 3のソフト売上ランキングBEST90を公開!【テイルズ】
これまでに発売されてきた「PlayStation」の機種と比較すると、格段に進化したグラフィックやサウンドシステム、そしてソフトの豊富さから人気が高い据え置き型ゲーム機の「PlayStation 3」。数ある作品の中で最も売れたのはどれなのか。本記事では「PlayStation 3」のソフトの累計売上ランキングBEST90を、まとめて紹介する。
Read Article
進化したMGS! シリーズ最新作『メタルギアソリッドV ファントムペイン』情報
2015年9月発売予定の『メタルギアソリッドV ファントムペイン』まとめ。 まさに進化したMGSと言える作品になりそうです。
Read Article
ゲームに登場する剣士のキャラクターまとめ
RPGやアクションRPGに欠かせない武器といえば剣である。勇者にしか抜けないという伝説の聖剣や、モンスターたちを一刀両断にする豪快な戦いぶりなど、剣はゲームの中で大きなインパクトを与える重要な要素である。そんな剣を使ってモンスターと戦う剣士キャラクターを、まとめてご紹介する。
Read Article
【FF零式】納得のラインナップ!PlayStation 4ソフトの売上ランキングTOP60を紹介【龍が如くシリーズ】
ハイクオリティなサウンドシステムやクリアなグラフィックス、そして高性能CPUによって快適にゲームを楽しめるとして人気の「PlayStation 4」。ソフトが充実している点も魅力的であり、『ファイナルファンタジー』シリーズや『ドラゴンクエスト』シリーズなどの有名RPG作品以外にも、アクションやシミュレーションなど幅広いジャンルを取りそろえているのだ。本記事では「PlayStation 4」用ソフトの累計売上ランキングを、60タイトルまとめて紹介する。
Read Article
『メタルギアソリッド』にまつわる都市伝説まとめ!豆知識も紹介!【MGS】
コナミから発売された人気ステルスアクションゲーム、『メタルギアソリッド(METAL GEAR SOLID)』。ここではゲームに関する都市伝説や豆知識をまとめました。小島監督が続編を作ったきっかけや、主人公ソリッド・スネークのモデルになった人物など、知ればよりゲームが楽しめる情報を紹介していきます。
Read Article
「メタルギアソリッド」シリーズの雑学・小ネタまとめ
大人気アクションアドベンチャーゲーム「メタルギアソリッド」シリーズの雑学や小ネタを集めました。キャラクターに関する雑学や、知るとちょっと試したくなるような小ネタを、画像を交えながら紹介していきます。
Read Article
ゲームに登場するガンマンキャラまとめ
ゲームキャラの中におけるガンマンキャラは、遠距離からの狙撃などで見方をサポートしたり一瞬で相手を仕留めるなど、ゲーム攻略に欠かせない重要キャラクターである。ロックマンやスターフォックスなど比較的可愛らしい姿のキャラから、バイオハザードやメタルギアソリッドシリーズなどの本格的なものまで、ゲームに登場するガンマンキャラをまとめてご紹介する。
Read Article
『メタルギアソリッド HD エディション』の攻略・Wikiまとめ【PS3 / PSVita】
ここではコナミデジタルエンタテインメントから発売されたゲーム『メタルギアソリッド HD エディション』の攻略サイトやWikiをまとめた。PlayStation 2用ソフト『メタルギアソリッド2』、『メタルギアソリッド3』をPlayStation 3、Xbox 360に移植したゲームだ。
Read Article
「メタルギアソリッド5 ファントムペイン」の魅力について徹底解説!【スネークの正体とは!?】
大人気アクションアドベンチャーゲーム、「メタルギアソリッド」シリーズ。傭兵集団ダイアモンド・ドッグズのボスである主人公スネークが、実は同シリーズ「メタルギアソリッド5 グラウンド・ゼロズ」に登場した衛生兵だったことが明らかに!ファンに衝撃を与えた「メタルギアソリッド5 ファントムペイン」の魅力を、徹底的に解説します!
Read Article
驚愕のハイクオリティー!「メタルギアソリッド」のコスプレ画像まとめ【メタルギアREXなど】
大人気アクションアドベンチャーゲーム、「メタルギアソリッド」のコスプレ画像をまとめました。主人公のスネークやメリルなど人気女性キャラクターだけでなく、二足歩行戦車のメタルギアREXのコスプレを披露したレイヤーも!ゲームの世界そのままの、ハイクオリティクオリティーなコスプレ画像を紹介していきます!
Read Article
【メタルギアソリッドV】ファントムペイン 悪に堕ちる。復讐の為に。
『METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN』、2015年9月2日に全世界で発売開始。 第1作『METAL GEAR』の中で最後の敵として登場した「BIGBOSS(ネイキッド・スネーク)」を主人公として、「なぜ英雄(BIGBOSS)が悪の道へ堕ちることになったのか?」というシリーズ最大の謎となるエピソードが描かれる。
Read Article
リアルさをとことん追求!「メタルギアソリッドV」のキャラ・クワイエットのメイキングシーンまとめ
表情や動きなど、本物の人間のようなリアルさが特徴でもある「メタルギアソリッド」シリーズ。何台ものカメラを使い、あらゆる角度からモデルを撮影。その動きや表情をもとに、キャラクター作りをしているため、あのリアルさが生まれているのです。ここでは、「メタルギアソリッドV」に登場する美人スナイパー・クワイエットの驚きのメイキングシーンを紹介していきます。
Read Article
PS4 大人気ゲーム!メタルギアソリッド Vを紹介します。
PS4で爆発的人気のゲーム!メタルギアソリッドVを紹介します。 小島秀夫監督が、ゲームのデザインや脚本、プロデュースを手掛ける「メタルギア」シリーズの最新作です。 今回のメタルギアシリーズで紹介するのは、「メタルギアソリッドVグラウンド・ゼロズ」です。
Read Article
『メタルギアソリッド3(MGS3)』に収録された謎のミニゲーム、”ガイ・サベージ”の正体とは……!?
『メタルギアソリッド3』には、ある条件を満たすと”ガイ・サベージ”というミニゲームが遊べます。 突然始まる謎のミニゲームとして話題になったこのミニゲームの正体はなんなのでしょうか?
Read Article
MGS4の美女・美人なキャラクターの画像まとめ【METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS(メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット)】
『メタルギアソリッド4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』(MGS4)はメタルギアシリーズの6作目にあたる作品だ。メタルギアシリーズは主人公のオールド・スネークをはじめとした渋い中年が有名だが、ナオミ・ハンターなどの美女・美人な登場人物・キャラクターも存在する。彼女たちは過酷な運命に翻弄されながらも気高く戦っており、それがとても魅力的である。ここではそんな美女たちをまとめてみた。
Read Article
【メタルギアソリッド ピースウォーカー】美女・美人な登場人物・キャラクターの画像まとめ【METAL GEAR SOLID PEACE WALKER】
『メタルギアソリッド ピースウォーカー』(MGSPW)はメタルギアシリーズの作品で、従来の『メタルギアソリッド』シリーズの流れを汲む正統派の潜入諜報アクションである。ヒロインのパス・オルテガ・アンドラーデはコスタリカの少女で、異国情緒漂う雰囲気が魅力である。他にもアマンダ・バレンシアノ・リブレなどの戦う姿が美しい女性も登場し、当作品に花を添えている。
Read Article
メタルギア4 ガンズオブザパトリオット 終止符を打つための戦い!
メタルギア4 ガンズオブザパトリオットはメタルギア2の続編であり、ソリッドスネークが主人公です。主人公であるソリッドスネークはビッグボスであるスネークのクローンであり、老化が急速に進んでいます。その体でどのようにストーリーを進行して、どのような最後を迎えるのかが焦点になっています。
Read Article
メタルギアソリッドの攻略サイト・Wikiまとめ【METAL GEAR SOLID】
ここでは『メタルギアソリッド』の攻略サイトやWikiをまとめた。ストーリー・ボスの攻略の他、武器・アイテムの入手方法、称号の取得条件、裏技・小ネタなどが掲載されたサイトを紹介している。
Read Article
目次 - Contents
- 『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』の概要
- 『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』のあらすじ・ストーリー
- 序章:GROUND ZEROES
- 本編:THE PHANTOM PAIN
- 『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』のゲームシステム
- 基本の流れ
- キャラクター操作
- フルトン回収
- マザーベース・前線基地
- ライフ・気力ゲージの撤廃・マーキング
- 敵兵の変化
- 自由ダンボール
- 時間経過による天候の変化・ファントムシガー
- バディシステム
- D-Horse(ディーホース)
- D-Dog
- D-Walker
- 乗り物
- iDROID
- オンライン要素
- 『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ビッグ・ボス / パニッシュド”ヴェノム”スネーク / エイハブ
- ビッグ・ボス / スネーク / イシュメール
- ダイアモンド・ドッグズ
- ベネディクト"カズヒラ"ミラー
- リボルバー"シャラシャーシカ"オセロット
- ”ヒューイ”エメリッヒ
- クワイエット
- コードトーカー / ナバホの老人
- ダイアモンドドッグ
- XOF
- スカルフェイス
- "スカルズ" パラサイトユニット
- 『GROUND ZEROES』の登場人物
- "パス・オルテガ・アンドラーデ" / パシフィカ・オーシャン
- "チコ" / リカルド・バレンシアノ・リブレ
- 指
- 目
- 潜入調査員
- 雷電
- 囚人番号12282
- 『THE PHANTOM PAIN』の登場人物
- ストレンジラブ
- "ホワイトマンバ" / イーライ
- 第三の子供
- 燃える男
- ゼロ / デイビッド・オウ
- EVA
- パラメディック / クラーク博士
- シギント / ドナルド・アンダーソン
- ヒデオ
- 『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』のアイテム
- ダンボール
- NVG(高感度暗視装置)
- ステルス迷彩
- ペンタゼミン / ノクトシアニン / アクセラミン
- パラサイト(寄生虫充填用カートリッジ)
- 『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』の用語
- メタルギア / メタルギア・サヘラントロプス(ST-84)
- 国境なき軍隊(Militaires Sans Frontières、通称MSF)/ ダイアモンド・ドッグズ
- 声帯虫
- 『メタルギアソリッドV ファントムペイン(MGSV: TPP)』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 小島英雄監督の出演
- スネークの色覚障害による色の変化