アメトーーク！（アメトーク！）の名言・発言まとめ

『アメトーーク！』の概要

テレビ朝日系列で2003年から放送されているトークバラエティ番組である。
雨上がり決死隊の単独での初の冠番組である。
番組開始当初は芸人だけでなく、アイドル、役者などをゲストに招いてトークをしていたが、2000年代のお笑いブームに乗り、若手の人気芸人たちを招くようになった。
トークテーマは毎回変わり、「ガンダム芸人」「ついつい食べ過ぎちゃう芸人」などの共通のくくりを持った芸人たちを集めて毎回トークを繰り広げている。
「どうした品川」「出川ナイト」「立ちトーク」など、特定の芸人に着目したり、いつものくくりとは違う回もあり、視聴者を飽きさせない工夫も見られる。

2016年から日曜日のゴールデンタイムに「日曜もアメトーーク！」が放送され、現在では木曜日の23：15からと日曜日の18：57からの週に2本放送されている。
同じテレビ朝日系列で放送されている「ロンドンハーツ」とは姉妹番組であり、一方に出演した芸人はもう一方にも出演する頻度が高いことでも知られている。
正式タイトルは「雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク！」。
毎年2時間スペシャルや年末には5時間スペシャルを放送するなど、テレビ朝日系列での看板番組となっている。
DVD、Blu-rayも続々と発売されており、人気を博している。
共通のくくりで集まった芸人たちが多彩な名言・発言を残している。

パクりたい1グランプリでの名言・名セリフ・発言

クセがすごい!

2015年12月30日放送のアメトーーク！5時間スペシャルの「パクリたい1グランプリ」に登場した千鳥のネタで、大吾が歌う独特な歌い方の「さっちゃん」に対しノブがつっこみで言った名言である。
その後「クセじゃ」「クセまみれ」などをネタの中で連発していた。
1年後に放送された2016年12月30日放送のアメトーーク5時間スペシャル内アメトーークアワード2016で流行語大賞を受賞する。

この放送がきっかけで他の番組やアメトーークの番組内でも、色々な芸人たちが使用するなど千鳥が再ブレイクするきっかけにもなった名言である。

ダイソン ソウジキ キュウインリョク オチナ～イ

2015年放送の「パクりたい1グランプリ」でバンビーノの「ダンソン」のネタをパクったザキヤマの名言である。
この後、ブタの被り物をしたフジモンが被り物を取りながら「ホンマですか？」とザキヤマの元へ行くと、ニーブラされて爆笑をとった。
その後も「ダンソン」のパクりネタは続き、今度は8.6秒バズーカーの「ラッスンゴレライ」を行うなどバンビーノやMCの雨上がり決死隊も笑いつつもビックリしていた。

ネタをパクるというよりも、パクったネタを自分たちのものにしてしまうザキヤマとフジモンのすごさがわかる瞬間である。

出川と狩野の名言・名セリフ・発言

ピコ太郎が歌った曲をなんとジャスティン・フィーバーが…

2016年12月30日放送のアメトーーク！5時間スペシャルの「出川と狩野」にて、今年の話題のキーワードを説明してもらうコーナーで「ピコ太郎」の説明を求められた出川が、ピコ太郎が売れたきっかけを説明する際に「ジャスティン・ビーバー」のことを「ジャスティン・フィーバー」と言ってしまう。

普段から言葉をかむことが多い出川が、5時間スペシャルの為かいつも以上に緊張し、さらにカミカミになって発言していた爆笑の回である。

問題です えー ヤバイ人といえば？

出川と狩野が事前に提示された答えに合わせて問題を作るコーナーで、「出川哲郎」が答えとなる問題を作った狩野が言った名言である。
出川のネタである「やばいよやばいよ」を言う人といえばと言いたかったのだろうが、終始テンパッていた狩野には言えなかったようである。

この後、出川は「狩野英孝」が答えになる問題を作ったが、「ラーメンつけ麺といえば？」と答えがラーメン屋と言われてしまう問題を作ってしまい、二人ともちゃんと問題を作れずMCの雨上がりや共演者の芸人たちに突っ込まれるのだった。
「マセキ三兄弟」と呼ばれる出川・狩野とこの回には出ていない三四郎の小宮の3人は、普通にしゃべるだけで笑いが起こるアメトーーク！の名物のような存在といえる。

お前 ボラギるなよ!!!

今年起こった出来事を説明するコーナーでテニスプレイヤーの錦織圭の有名な技「エアK」の説明を求められた出川は、お尻にボラギノールを入れているようなポーズをとり出演メンバーにつっこまれてしまう。

その後、ラグビーW杯で五郎丸選手の「五郎丸ポーズ」の説明を求められた出川が五郎丸ポーズの手の形をやり始めると、出演メンバーに促された狩野が出川の後ろに周り、出川のお尻にカンチョーを決める。
その後にお尻を押さえながら出川が言った名言である。

こういう名言がとっさに出るのが出川のすごいところといえる。

寂しがりや兄さんの名言・名セリフ・発言

この世にね 竜宮城ってあるんですよ

サバンナの高橋、千原ジュニアなどが出演する「寂しがりや兄さん」での発言。千原ジュニアの1週間の行動スケジュールを見てみると金曜日に温泉に行っていた。その日は「ホテル三日月」に行っていたと語る千原ジュニアが、「ホテル三日月」のすごさと感動を説明する際に言い放った名言である。

千原ジュニアの自宅から45分で竜宮城に着く、色んな温泉がある、温水プールも存在するなどと、大人の男でもキャッキャキャッキャ童心に返って一日楽しめると細かく説明していた。
「銭湯大好き芸人」にも出演する千原ジュニアのお風呂好きがわかる名言である。

企画プレゼン大会の名言・名セリフ・発言

ぼくはもう…ペラリと

2015年放送の「芸人持込企画プレゼン大会」で「辛いもの大好き芸人」をプレゼンした三四郎の小宮が、蒙古タンメン中本の「北極」の一番辛いラーメンの説明をした際に言い間違えた発言である。

「ペロリと食べられる」と説明したかった小宮はこの後、企画の説明もそこそこに番組特製の超激辛ラーメンを食べることになるが、食べたあとあまりの辛さに倒れながら「これ死ぬやつだよ!」と言い、最後にMCの宮迫に「これノーペラリでいいね？」と促され「ノーペラリです」と言い残し、企画は強制終了させられてしまうのだった。

「マセキ三兄弟」の末っ子小宮のカミカミぶりがわかる発言である。