仙猫カリン（ドラゴンボール）とは【徹底解説・考察まとめ】

清い心の持ち主のみが乗ることができる空を飛ぶ雲。
登場人物の中では悟空をはじめとしたわずかな人物しか乗ることができない。
カリンはこの筋斗雲の巨大なバージョンを所有しており、その一部を悟空に授けたことがある。

仙猫カリンの来歴・活躍

レッドリボン軍編

悟空が地球の西エリアにある「聖地カリン」に訪れた時、付近にいた少年「ウパ」とその父である「ボラ」と仲良くなったが、その際に突如現れた桃白白にボラが殺害されてしまう。その仇を討つために悟空は単身で桃白白に挑むも返り討ちにあってしまう。
すんでのところで死を免れた悟空が再度、桃白白との戦いに備えるためにウパの助言に沿って飲めば力が倍増する超聖水を飲むためにカリン塔を登っていき、そこでカリンと初めて会う。
自身の身長の小ささを棚に上げて悟空にチビのくせによく上がってこれたなと評するカリン。
そしてカリンは超聖水を飲みたくば奪ってみせろと悟空を挑発し華麗な身のこなしで悟空から逃れ続け、悟空は残像を残す技「残像拳」などで奪いにかかるもことごとく失敗する。
日が暮れてカリンはあえて眠りにつき、その際に悟空は寝込みを襲おうとするも直前で思いとどまり、正々堂々正面から奪うことを決意する。
やがて時間がたち、激しい逃走劇も三日目にしてついに超聖水を奪われて終わりを告げた。
ようやく手に入れた超聖水を飲み喜びに浸るが実際はただの水であり、悟空は騙したのかとカリンに問うが、三日間の追いかけっここそが修行であったとカリンは明かす。
結果的に悟空は急激に成長をみせており、今の強さなら桃白白に勝てると確信した悟空はカリン塔を降り、圧倒的な強さで桃白白を撃破した。
アニメ版においてはオリジナルで悟空に苦戦する桃白白が自身も超聖水を飲んで強くなればと思いつき、一瞬のスキをついてカリン塔を駆け上がる展開が用意されている。
カリン塔の頂上に到着して、カリンから超聖水と評したただの水を飲んで強くなったと錯覚した桃白白はその後、カリンから黒い筋斗雲をもらい地上に降りるも結局悟空に歯が立たずに打ちのめされてしまう。

ピッコロ大魔王編

「ピッコロ大魔王編」ではかつて世界を恐怖させたピッコロ大魔王が復活し、悟空の親友であるクリリンは殺されてしまう。悟空自身もなす術なく、仕方なく傷ついた体を癒すためカリン塔を訪れる。
カリンは既に事情を察しており、悟空がピッコロ大魔王に叩きのめされたことを知っていた。
行き詰まり、やるせなさと無力感にさいなまれて自暴自棄になり死ぬ気でピッコロ大魔王に挑もうとする悟空を止めるカリン。
どうせ死ぬ気なら飲んでみるかと勧めてきたのは本当に潜在能力を開放する「超神水」。その代わり猛毒のような痛みや苦しさに耐えなければならない。
悟空は打倒ピッコロ大魔王のために覚悟を決めて「超神水」飲み込み、体中に走る激痛に悶え始める。そんな悟空をカリンはただ見守るしかなかった。
そしてとうとう苦しみを突破して大きくパワーアップした悟空はピッコロ大魔王のもとへ向かう。カリンは悟空を見送り、彼が勝利するのを願った。
激闘の末、ピッコロ大魔王を見事撃破した悟空は、ピッコロ大魔王に破壊されてしまっていたどんな願いでもかなえることができる願い球「ドラゴンボール」を元に戻すために再びカリン塔へ戻ってきた。
ピッコロ大魔王の悪事の被害にあい、死んでしまった者たちを蘇生するために「ドラゴンボール」が必要だったのだ。
そこでカリンは初めて「ドラゴンボール」を作った神の存在と住んでいる宮殿の場所を明かし、悟空をそこにいざなうのであった。
悟空はそこで「地球の神」と、その側近である「ミスターポポ」に出会い、「ドラゴンボール」は元々「地球の神」が作り出したものだということを知る。
「ドラゴンボール」は元に戻り、それを所持していた悟空の仲間たちがドラゴンボールに宿っているどんな望みも叶えてくれる「神龍」に願ったことによって、死んでしまった人々は生き返ることができた。

それ以降のストーリー

ストーリー後半になるとめっきり活躍が減ってしまうが、悪質な軍隊の「レッドリボン軍」に所属しているDr.ゲロが開発した「人造人間セル」が猛威を振るっている際に、悟空とセルの強さを的確に分析し、このままではセルに勝てないと断言した。
魔人ブウ編では、魔導士バビディが復活させた「魔人ブウ」から避難するために、地球の神である「神様」の宮殿に逃れていた。
『ドラゴンボール超』では「未来トランクス編」で悟空がカリン塔に仙豆を取りに来た際にリンボーダンスに興じていた。

仙猫カリンの関連人物・キャラクター

孫悟空（そんごくう）

CV：野沢雅子
『ドラゴンボール』における主人公。サイヤ人という種族の人間で、赤ん坊のころに惑星ベジータから地球を支配するために送り込まれる。しかしその後、事故で頭を強く打ってサイヤ人としての本性を忘れる。
サイヤ人は宇宙最強の戦闘民族であり、悟空も高い戦闘能力を持っていた。しかしそれでも桃白白には勝てず、力を求めてカリンのもとを訪れる。
カリンは彼にただの水を超聖水と偽り、「欲しくば奪い取れ」と三日間修行をつける。途中、わざと眠っている状態に入り悟空が寝込みを襲うか試すが、彼自身が卑怯なやり方を良しとせず直前でやめている。
カリンのもとで修業を行った結果、桃白白を倒すことができるまでに成長する。ピッコロ大魔王に敗北した後もカリンに会いに行って超神水を飲み、大幅なパワーアップを遂げた。その後、人造人間では大人になった悟空が息子を連れてカリンのもとを訪ねている。

孫悟空（ドラゴンボール）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

孫悟空（そんごくう）とは、『ドラゴンボール』シリーズの漫画・アニメにて主役を務める人物。戦闘民族サイヤ人として生まれたことから強い相手との戦闘を好み、幼少の頃より数々の相手との戦いを経てきた。やがて地球の平和を脅かす強敵たちとも対峙し、地球の危機を何度も救うことになる。持って生まれた朗らかさと純粋さが悟空の人間性に不思議な魅力を添えており、戦った後に仲間となる人物も多い。悟空自身も非常に仲間想いであり、強いだけではなく優しさも併せ持った戦士である。なお、私生活では妻チチの他、2人の息子がいる。

亀仙人（かめせんにん）

CV：宮内幸平
武天老師と称されるほどの武術の達人。亀仙流という独自の流派を開いている。スケベだが武道などに関しては真面目で、天下一武道会という大会でも好成績を収めている。亀仙人は武道家としては教える側の立場でも優秀で、孫悟空をはじめとする名のある弟子を多数輩出している。
また亀仙人本人は悟空と同じくカリンに修行をつけてもらったことがある。悟空ほど飲み込みは早くなったようで、カリンから超聖水を奪うのに3年ほどかかったらしい。カリンが寝ている隙に超聖水が入った壺を奪おうとしたこともあったようだ。悟空が亀仙人と同じことをしなかった点に対し、カリンは「亀仙人とは一味違う」と評価していた。

亀仙人（ドラゴンボール）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

亀仙人（かめせんにん）とは、『ドラゴンボール』に登場する主人公、孫悟空にできた初めての師匠。
初登場時の年齢は319歳であり、亀の甲羅を背負った陽気でスケベなおじいちゃんだが、実際は武天老師と呼ばれる亀仙流武術の達人である。
少年時代の悟空とクリリンを修行し、時に厳しく、時に孫のように愛情をもって弟子を育てる広い心の持ち主。『ドラゴンボール超』では弟子たちと肩を並べて戦っており、武術家としては生涯現役である。

ヤジロベー

CV：田中真弓
悟空がピッコロ大魔王の手下のタンバリンに打ちのめされた後に出会った。
実力は数多くの修行を重ねた悟空と互角と並外れた強さを持つが、本人は自己中心的で臆病。そして修行嫌いであり、高い実力をさらに伸ばそうとしようとはしなかった。
それでもなんどか悟空の危機を救っている。サイヤ人のベジータが地球に来襲した時は大猿に変身したベジータの尾を刀で斬り落として元に戻し、さらにベジータに斬りつけて悟飯の命を救った。