宮崎駿は漫画も超一流だった!『シュナの旅』や『風の谷のナウシカ』など名作揃い

本記事では宮崎駿が執筆した名作漫画作品をまとめて紹介している。『となりのトトロ』や『紅の豚』など、ジブリ映画の監督として世界中に名が知れ渡っている宮崎だが、彼は漫画家としても超一流である。記事中では『紅の豚』の元となった作品や、チベットの民話『犬になった王子』を題材にした『シュナの旅』などの作品を紹介しているので、是非チェックしてみてほしい。

大人の絵本としておすすめの一冊

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前編に掲載されているイラストは、ヨーロッパを舞台として描かれ、見慣れた宮崎作品のアニメーションのようにすっきりとしたラインとは趣が少し異なり、とても絵画的で味わい深い。

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控え目に水彩絵の具で着色された風合いが、幼い頃に見た童話の挿絵を思い起こさせます。

後半には、加藤登紀子さんの「時には昔の話を」「陽ざしの中で」などのほかに、19世紀の後半にパリで人気を博し後にベルギーに亡命した詩人で社会主義者であるジャン・バチスト・クレマンさんの「さくらんぼの実る頃」が掲載されています。

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政治的なメッセージをとても甘美でやさしく表現した詩です。また映画の音楽の作曲依頼用に、曲のイメージを伝えるために、宮崎さんが書いた詩も数編掲載されています。

映画にはない前日談&後日談付き 『小説 天空の城ラピュタ』

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作品内容

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アニメーション超大作「風の谷のナウシカ」にひきつづき、宮崎駿が、原作・脚本・監督の一人三役をこなす、この夏一番の話題作「天空の城ラピュタ」。その小説版がこの文庫だ。原作・絵はもちろん宮崎駿。
文は新鋭・亀岡修。聞き馴れない名だが、それもその筈、これがデビュー作となる。宮崎氏とは深い親交のある人物で「彼が書くなら」ということでノベライズの実現を見た。

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小説版の挿絵

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前編、後編ともに十数ページに渡る豊富なイラストが付いている。

(前編のレビュー)
映画 「天空の城ラピュタ」をそのまま小説で読めるような感じです。

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違うところは、冒頭にシータがムスカ達に連れ去られる所が細かく書かれているのと、ドーラ一家やパズー等の主要キャラ達が出会うまでどんな生活を送っているのか知ることができます。

(後編のレビュー)
ラストの部分に、物語の締めとして、少しだけその後を加筆された部分があります

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アニメの続編というわけではなく、あくまで物語の締めとして書いた感じなので、アニメの続きと思って期待するとがっかりすると思います。

説明不要の必読書、漫画版『風の谷のナウシカ』

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あらすじ

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「火の七日間」と呼ばれた世界大戦から1000年後、地球は、毒ガスを吐き出し、不気味な蟲たちが徘徊する「腐海」と呼ばれる森に覆われようとしていた。ナウシカは、腐海のほとりにある「風の谷」の族長の娘である。ある日、風の谷に、蟲たちに襲われた1隻の商船が不時着したところから物語は始まる。それは軍事大国トルメキア王国と、それに対抗する土鬼(ドルク)諸侯国との泥沼の戦乱の始まりでもあった。ナウシカはひとり風の谷の命運を背負って、その戦いに飛び込んでいく。

映画では描かれなかった物語の終盤、ナウシカは風の谷ばかりでなく、生き残った人類の存亡をかけて戦いつづけていく。

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腐海の謎が明らかにされ、未来への道筋が示されたとき、読者は言いしれない感動に包まれる。

連載中に映画化が決定し、折からのエコロジーブームと絡み合って社会現象にまでなった。映画化されてからも連載は続き、たびたび中断しながら、1994年3月にようやく完結にこぎつける。実に13年も費やした大作となった。

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映画版の物語は2巻まで。3巻以降は更に重厚な物語が続いていく。土鬼(ドルク)諸侯国の存在など、初期の状況から既に大きく異なっている点も多い。

Komiyama1202
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@Komiyama1202

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