マニアックな風立ちぬの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ【ジブリ】
宮崎駿監督によるアニメーション作品『風立ちぬ』。今回はあまり知られていない風立ちぬの裏設定・都市伝説・トリビア・小ネタをお届けしていきます。知っていればより楽しめること間違いなしです。
完成報告会見で、宮崎監督が「映画に出てくる離れの建物は、社員旅行で行った熊本の小天の部屋を見て、「あ、これを使おう」と。そこに行かなければなかなか離れという発想は出てこなかったと思います。転んでもただでは起きない人生ですから、いろいろかき集めて作りました」と発言している。
「風立ちぬ」再会のホテルのモデル
出典: photozou.jp
「風立ちぬ」で主人公と菜緒子が再会を果たしたのが、「草軽ホテル」です。モダンな外観は、2人の再会にピッタリの舞台ですね。
そんな「草軽ホテル」のモデルとなったのが、長野県軽井沢の万平ホテルです。特にテラス席などは作中に登場するテラスそのもので、ひょっこりと菜緒子が顔を覗かせそうな気にさせられます。
教会や神社が近くにあることから、今後このホテルで挙式を挙げるカップルも増えるのではないでしょうか?
関係者が明かす!「風立ちぬ」の当初のラスト案
出典: d.hatena.ne.jp
最初の案では次郎も死んでいた
「風立ちぬ」のラストでは、終戦後やっと夢の中でカプローニと再会します。草原のような場所を二郎が歩き、直子が登場。
ここで直子は二郎に「生きて」と声をかけ、見るものにも希望を強調して消えるのですが、実は当初のラストはこれとは全く違ったものだったといわれています。
「風立ちぬ」のラストに、イタリアの技師カプローニと二郎がおり、草原から直子が現れます。このラストのシーンでは既に3人とも死んでいるのです。
そこで、直子の元へ行こうとする二郎へカプローニが「ワインを飲んでから行け」というシーンが当初のラストシーンだったのだとか。
「宮さんの考えた『風立ちぬ』の最後って違っていたんですよ。三人とも死んでいるんです。それで最後に『生きて』っていうでしょう。あれ、最初は『来て』だったんです。これ、悩んだんですよ。つまりカプローニと二郎は死んでいて煉獄にいるんですよ。そうすると、その『来て』で行こうとする。そのときにカプローニが、『おいしいワインがあるんだ。それを飲んでから行け』って。そういうラストだったんですよ。それを今のかたちに変えるんですね。さて、どっちがよかったんですかね」
「だけど三人とも死んでいて、それで、『来て』といって、そっちのほうへ行く前に、ワインを飲んでおこうかっていうラストをもしやっていたら、それ、誰も描いたことがないもので。日本人の死生観と違うんですよ。そこが面白い。だから、最初の宮さんが考えたラストをやっていたら、どう思われたんだろうかと」
「い」をつけたから繋がらないラスト
出典: www.youtube.com
当初のラストでは、死の世界で再会した二郎に対して直子は「生(い)きて」ではなく「きて」と呼ぶ予定だったのだとか。
当初のラストならば、ラストに直子が叫んだ「きて」は、初夜の晩に直子が二郎に「きて」といったシーンとつながるのです。
ところが新しいラストでは、この「きて」に「い」が付いているため、初夜のシーンとラストシーンが繋がらず「ん~~?」と思わされた人もいたのだと考えられています。
ただ、死んだはずの直子が死んだ二郎に対して「来て」というのは、西洋的な死の考えといわれています。
日本の場合は、常に死者が生きている人間を見守っていると考えられることが多いので、日本人の死の考え方と合わないのです。
そのため、現在のような日本人の死の考え方を大切にしたラストになったのかもしれません。
当初のラストでは、堀越とカプローニの夢の世界に、霊体となった菜穂子が介入し冥界へと夫を引きずり込もうとする。
「あなたの創造的10年は終わったのよ。こんな焼け野原の現実など捨て、私といっしょに夢の世界で暮らしましょう」とでも言うような笑み。
そう考えるとラストの微笑みが怖すぎる。
UFO実在説!映画『風立ちぬ』に隠された秘密
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風立ちぬは堀越二郎の半生
出典: ja.wikipedia.org
風立ちぬという作品は、ゼロ戦を設計した人物として知られる「堀越二郎」の半生を描いた作品です。
零戦設計者・堀越二郎の半生に、堀辰雄の悲恋をドッキングさせたものとなっています。
ご覧になられた方は、世界に誇る日本の技術を生み出すために堀越二郎さんの並みならぬ努力に驚かれたことでしょう。
そんな堀越二郎さんは、実はUFOの存在と非常に密接な関係にある人なのです。
堀越二郎に関する資料の中に、堀越二郎が「空飛ぶ円盤」に関してしたためた一文がある。
この文章は、堀越二郎が通常使用している罫線入りの用紙に書かれたもので、記念館ではその写真版が「空飛ぶ円盤に関する原稿制作年未確認」として展示している。
会場には用紙7枚分の写真しかないが、几帳面な堀越は、各用紙の右上に番号を振っているため、本来この文章は8枚のものであるが、3枚目がなぜか紛失していることがわかる。
やはりしかし、1番気になるのは“消えた3枚めの文書”である。
2枚目の最後の一文が「結局空飛ぶ円盤は次の12個のどれかに違いない訳だ。最后の12番目以外は空軍報告『心理学上の物体』である」(原文ママ)と記されていることから、“心理学上の物体”以外の解釈がなされた“謎の12番目の報告”が書かれていたことがわかる。
「古い品ですので、すでに用紙自体がなくなっていた可能性が高いです。けれども、この12番目の報告に“UFO研究における最重要事項”が書かれていた場合を考えるとほかの解釈ができますね。文書が出まわることでアメリカの都合が悪くなる可能性もありますし、UFO研究に熱心なロシアが、極秘で日本から文書を奪った可能性もあり得ます」(UFOに詳しい人物)
堀越二郎(ほりこし じろう、1903年6月22日 - 1982年1月11日)は零戦を設計した実在の人物。
辰雄(ほり たつお、1904年12月28日 - 1953年5月28日)は、二郎と同時代に生き、婚約者を肺結核で亡くした。
本人の体験をもとに執筆された堀辰雄の代表的作品が「風立ちぬ」 (小説)。
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目次 - Contents
- 原作の漫画版『風立ちぬ』では登場人物はブタ
- ポスターは続きがある
- 堀越二郎の声優として 「庵野秀明」の起用
- その他豪華声優が参加
- 音楽はおなじみの久石譲が担当
- コピーは「生きねば。」
- 色彩設計は保田道世
- 夫婦の契りの口上は宮崎駿監督が考えたオリジナル
- 細田守に対する意地?ヒロインの表現や演出が今までの宮﨑駿と違う
- 劇中歌にも注目
- 堀越二郎の上司「黒川」は宮崎駿が投影されている
- 効果音は人の声で作られている
- 作中に登場する飛行機
- 宮崎駿監督は菜穂子を死なせたくなかった
- 堀越二郎が間借りている、黒川宅の建物は「前田家別邸」がモデル
- 「風立ちぬ」再会のホテルのモデル
- 関係者が明かす!「風立ちぬ」の当初のラスト案
- 最初の案では次郎も死んでいた
- 「い」をつけたから繋がらないラスト
- UFO実在説!映画『風立ちぬ』に隠された秘密
- 風立ちぬは堀越二郎の半生
- アーノルド事件
- 盗まれた12個目の仮説
- 都市伝説を裏付ける映像
- 作中の登場人物は実在の人物
- 本庄
- 服部
- カプローニ
- ユンカース
- 謎の男・カストルプ
- 菜穂子は架空の人物
- 謎のお菓子「シベリア」とは
- 『風立ちぬ』のシベリアのモデルとなったシベリアがある
- なぜシベリアという名前がついたのか?
- お味は?
- 賛否両論を呼んだ「喫煙シーン」
- 40年前の名曲 「ひこうき雲」
- スタジオジブリという社名と「風立ちぬ」の関係
- 演出や描写
- 企画意図
- 時代
- 関連リンク