三条燕(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
三条燕(さんじょう つばめ)とは『るろうに剣心』シリーズの登場人物であり、牛鍋屋「赤べこ」の従業員である。人一倍優しい性格の持ち主であるが、気が弱く引っ込み思案な性分が玉に瑕である。主人公・緋村剣心(ひむら けんしん)の仲間である明神弥彦(みょうじん やひこ)に恋心を抱いている。弥彦の勇気ある行動に燕自身が勇気をもらうことが多い。戦闘に関する能力がないため戦いの場で活躍することはないが、陰ながら剣心たちを支える人物である。
三条燕の概要
三条燕(さんじょう つばめ)とは、牛鍋屋赤べこの従業員である。燕は下級士族に生まれ育ったが、明治維新の際に三条家が落ちぶれてしまい士族としては生活できなくなってしまった。生活のために赤べこで働くようになるが、かつての主君であった長岡幹雄(ながおか みきお)が燕の元を訪ねてくる。長岡は燕に赤べこに強盗に入る手伝いをするように命令する。燕は優しすぎる性格ゆえに、長岡の命令を断ることが出来ずにいた。燕は優しい性格で引っ込み思案なところがあり、この性格が災いとなってしまうことがある。
燕は癖のあるおかっぱ頭が特徴であり、素朴で可愛らしい少女だ。枕を変えると寝癖が尋常ではない状態になるらしい。物語が進むに連れて、燕の仕事着が変化していきメイド服を着て接客することもある。妙の趣味により燕の仕事着が変化していくが、本人は恥ずかしがっている。
三条燕のプロフィール・人物像
身長:131cm
体重:28kg
誕生日:1868年2月生まれ
CV:白鳥由里
実写版:永野芽郁(1作目)、柿原りんか(The Final)
燕は実直で真面目な性格であるため、赤べこでの働きぶりが良く、同僚の関原妙(せきはら たえ)には妹のように可愛がられている。しかし、同じく赤べこの同僚であり、剣心の仲間のひとりである明神弥彦(みょうじん やひこ)からは燕のオドオドとした性格からか、心配されることが多々ある。燕は弥彦より先輩にはなるが内気な性格からか、どちらが先輩かわからない状態となっている。
燕は赤べこの同僚の妙の影響からか、人気浮世絵師の月岡津南(つきおか つなん)の錦絵が大好きである。妙が剣心の仲間のひとりである相楽左之助(さがら さのすけ)に、仕事で抜け出せない自分に代わって、月岡津南が描いた錦絵を購入してきてくれないかと頼む。そのとき燕は、妙の後ろでモジモジとしていた。燕は勇気を振り絞って左之助に自分にも錦絵を買ってきてくれないかと頼もうとしていたが、躊躇して頼むことは出来なかった。左之助からも「言いたいことはハッキリと言ったほうがいい」と指摘を受けている。燕は気が弱く、引っ込み思案なところが玉に瑕である。
三条燕の来歴・活躍
明神弥彦との出会い
弥彦は剣心に憧れ、自分が剣心と同じくらい強くなったら逆刃刀(さかばとう)を買いたいと思うようになっていた。逆刃刀とは、刃と峰が逆さになっている武器であり、剣心の不殺の誓いを体現させた刀である。弥彦は逆刃刀を買うためには資金を調達する必要があると考え、牛鍋屋「赤べこ」で働くようになる。弥彦は赤べこで主に裏方の雑務仕事を行っていた。ある日、赤べこに新入りとして燕がやってくる。燕は弥彦の後輩ではあるが、年はひとつ上であるため弥彦のことを「弥彦ちゃん」と呼んでいた。弥彦は燕に「ちゃんはよせって言ってんだろ」としばしば怒る。燕は弥彦に怒られる度に目に涙を浮かべオドオドとしてしまう。弥彦は燕のオドオドとした態度を見て、「あまりベソベソオドオドするな、俺はそういうのが大嫌いなんだ」と言いながらも何かと燕を助けることが多い。
その後も弥彦は資金調達のために、神谷活心流(かみやかっしんりゅう)師範代の神谷薫(かみや かおる)の元で剣術修行を行う傍ら、赤べこで仕事を続けていた。そんな弥彦の様子を不審に思った剣心たちは、弥彦を尾行し赤べこへと入店する。店内では剣心たちと妙が弥彦の様子を伺っていた。すると、客のひとりが「注文が遅い」と燕を呼びつける。燕は急いで客の元に行き注文を取ろうとすると、相手はかつての主君であった長岡幹雄(ながおか みきお)であった。燕は長岡たちに店外に呼び出され、赤べこ店主の家と倉庫の鍵の型を差し出すように命じられた。燕は長岡に対し「盗賊になったら長岡家の名に傷がつきます」と必死に止める。しかし、長岡は燕に対し「いつから俺に意見できるくらい偉くなったんだ」と怒り、燕に暴力を振るった。さらに長岡は、鍵がなければ赤べこ店主の一家を皆殺しにして強盗を行うと宣言した。燕は懐に入れてあった鍵の型を長岡に渡そうとする。その時、弥彦が現れ燕に「明治の世に、そんな主従関係に囚われているのか」と言う。
弥彦は長岡たちに自分が相手になると言い放ち、長岡の取り巻きたちを竹刀で倒していく。しかし、弥彦は取り巻きのひとりに背後を取られ、複数人から羽交い締めを受けてしまう。燕はこの状況に耐えられなくなり、長岡に赤べこ店主の家と倉庫の鍵の型を渡してしまった。長岡たちは鍵の型を受け取りこの場を去った。
弥彦は翌日の夜以降に、長岡たちが赤べこ店主の家に強盗に入ると読み、独自に訓練を行う。そして犯行当日に弥彦は長岡たちの前に現れる。その様子を燕は影から見守っていたのであった。弥彦は長岡の取り巻きたちを次々と倒していくが、長岡は弥彦に一斉に木刀を投げつけるように取り巻きたちに命ずる。弥彦の様子が気になっていた剣心たちは、弥彦の後を追い、長岡の取り巻きたちの前に現れる。取り巻きたちは剣心と左之助に恐れをなして、その場から逃走する。最後は弥彦と長岡の一対一の戦いとなり、長岡は弥彦相手に真剣で戦うのであった。心配そうに影から見守る燕に、背後から薫が話しかける。驚いた燕は薫に「どなたですか?」と問いかける。薫は燕に、自分が弥彦の剣術を教えている師匠だと明かす。薫は燕に「この場は弥彦に任せて、その代わりひとつ約束をしてほしい」と言い出す。薫は、弥彦が勝ったら燕はもっと強い心を持ってほしいと燕に約束させたのだ。長岡は必殺技である「浮足落とし(うきあしおとし)」を弥彦に放つ。この様子に居ても立っても居られない燕は「お願い勝って!弥彦君!!」と涙ながらにエールを送る。弥彦は燕のエールのおかげで、見事長岡に勝利することができた。燕は弥彦に礼を言うとともに、「もうビクビクオドオドしないから」と約束した。
錦絵に心酔
燕は赤べこ店員の先輩である妙の影響からか、人気錦絵師の錦絵が好きであった。ある日、左之助が赤べこへ来店し、妙は左之助に錦絵を自分の代わりに買ってきてくれないかと頼む。左之助は渋々ながら妙の頼みを承諾し、どの絵師の何の絵が欲しいのかと問いかける。妙は月岡津南作の『剣客・伊庭八郎』の購入を左之助に依頼した。燕はふたりの様子を後ろから伺い、最後に左之助に話しかける。しかし、引っ込み思案の性格からか燕は頬を赤らめながら「…なんでもないです」と黙ってしまった。左之助は燕に対して「言いたいことはハッキリ言ったほうがいいぜ」と背中を押す。だが燕は「…いえ」と思うことを言えないでいた。左之助は燕の気持ちを汲み取り、錦絵を2枚買ってくると言い残し絵草紙屋へと向かう。左之助が絵草紙屋につくと、月岡津南の伊庭八郎がちょうど2枚だけ残っていたのであった。左之助はこの2枚を購入し、他の錦絵もついでに見ていると月岡の作品で、気になるものがあった。それは、赤報隊隊長の相楽総三(さがら そうぞう)である。左之助は幼少期に赤報隊に所属しており、江戸幕府瓦解後に喧嘩屋となったのである。月岡が描いた相良隊長の錦絵が気になり、絵草子屋の店主に月岡の居場所を問いただした。左之助は月岡はかつて赤報隊の同志であった、月岡克浩(つきおか かつひろ)ではないかと疑念を抱いていた。左之助の考えは当たっており、月岡は赤報隊の同志であった。月岡は左之助にまた赤報隊を組んで新時代を創ろうと持ちかける。左之助は二つ返事で了承し、最後の晩餐に剣心たちと妙、燕と月岡を呼んで宴会を開いた。燕と妙は目の前で月岡に自画像を描いてもらい上機嫌であった。左之助と月岡は、皆が寝静まった頃に内務省に赴き襲撃した。しかし、ふたりは剣心に止められ未遂に終わるのであった。
心の強い少女へ
燕が畑の世話をするために竹林を歩いていると、修行中の剣心に出会った。竹林の影から剣心の様子を観察していた燕であったが、剣心の迫力に驚き悲鳴を上げてしまった。剣心に気づかれた燕は、剣心と笑顔で話をしながら畑まで歩く。燕は剣心との別れ際、夕方5時に赤べこで宴会を開くことを伝えた。夕方になり、宴会まであと30分となったが剣心は赤べこにはまだ着いてはいなかった。弥彦が剣心は暑くてだらけているから遅れているのではないか、と冗談半分で言う。燕はその言葉に対して、「そんなことはありません」と言い返した。以前の燕であれば言い返すことはなかったが、少しずつ心の強い少女として成長しているのだ。剣心を待っている間にひとりの客が来店する。客は隻腕の大男であり、剣心が維新志士時代に一線を交えた相手であった。しかし、この時点で隻腕の男は何をするわけでもなく食事を済まし出ていった。宴会が終わり、皆で帰路に着いていた。その時、上野山山頂からアームストロング砲が突如放たれる。砲弾は隻腕の男が放ち、赤べこに直撃していた。剣心は先程赤べこを訪れた男が自分を狙っているのだと勘付き、急いで上野山へ向かう。赤べこは砲弾が直撃し破壊されてしまう。燕はこの状況に参ってしまい、静養のために神谷家で世話になる。
薫と剣心を応援
燕が神谷家に世話になった初日の夜に剣心に恨みを抱いた人物たちが東京にやって来た。その目的は剣心と親しい人物たちに襲撃を仕掛けるためであった。剣心と左之助は異常事態とみて神谷道場から飛び出し、道場を留守にする。燕は翌朝、薫に剣心たちはまだ帰ってこないのかと問う。薫は何があったのかわからないけど剣心はひとりで何でも抱え込むから困る、とため息をつきながらも剣心の心の内が分かっているようだった。燕は薫と剣心の幸せを心から願うのであった。
剣心に恨みを抱き、復讐に訪れた犯人は雪代縁(ゆきしろ えにし)であった。縁は自分の姉である雪代巴(ゆきしろ ともえ)が剣心に殺されたとして恨みを持つようになった。剣心は自分の周りにいる人物に危害が及ぶと思い、燕たちを集めて自分の過去を明かす。剣心は自分の手で妻である巴を斬殺したことを明かした。燕は剣心が人斬りであったことに驚き、そして剣心と巴に対して可哀想だと思っていた。燕の心優しい性格が表れたシーンである。
弥彦たちを支える人物へ
燕は赤べこが仮店舗で営業するとして、療養から復帰していた。一方、剣心たちは縁とその仲間たちが復讐のために神谷道場に訪れるとして、各々特訓に励んでいた。そして決戦当日を迎える。剣心たちは苦戦しながらも縁の仲間たちを次々と撃破し、最後は縁ひとりとなった。剣心と縁は死闘を繰り広げていた。しかし、縁は目くらましとして煙幕を放ち、その間に薫を殺したのであった。薫の死を知った燕は涙を流し、心から薫の死を悼んだ。
剣心は、自分は2度も大切な人を守れずに亡くしてしまったという自責の念からか、廃人と化してしまう。ついには薫の葬式には参列せずに、どこかへと去ってしまった。剣心を心配した左之助は仲間たちに剣心の捜索を頼む。剣心は落人群(らくにんむら)という、時代から取り残された人々が集まる場所にいた。左之助や弥彦は剣心を連れ戻そうと落人群へ行き、剣心を説得するが剣心が動くことはなかった。
剣心の仲間のひとりが、薫の死について疑念を持った。その疑念を晴らすために、薫の墓を掘り起こし死体を解剖すると、死体は精巧に作られた人形であった。なんと薫は死んでいなかったのだ。縁は薫を殺さずに自分のアジトに監禁していたのである。
赤べこで働いていた燕は、神経衰弱しながらも働いていた。妙は燕に、まだ療養したほうがいいだろうと言うが燕は断る。そこに弥彦が訪れ、燕を店の外に連れ出し2人で買い出しに向かった。燕は道中で薫の死を思い出し泣き出してしまう。弥彦は燕に「必ず生きて皆にまた会える、だからもう泣くんじゃねえよ…」と慰めた。弥彦は薫の死の真相を燕に説明しようとした矢先に、街に異変が起こる。縁の仲間のひとりが警察署から逃走し、暴走していたのである。弥彦は街の人を救うために、警察とともに敵のもとに向かおうとした。燕はそんな弥彦のことを心配し引き留めようとする。しかし、弥彦は燕に待ってくれと残してその場から去ってしまう。弥彦は警察とともに縁の仲間を倒そうとするが、苦戦し瀕死の状態となってしまう。このままでは弥彦が死んでしまうと感じた燕は、剣心に助けを求めようと急いで落人群へと向かう。燕は剣心に「お願い…弥彦くんを助けてください…」とすがるように泣いて頼んだ。剣心は燕の言葉で廃人から復活した。剣心は急いで弥彦の元へと向かい、瀕死の状態となっていた弥彦を救い出す。弥彦と剣心はそのまま倒れ込んでしまった。会津出身の女医であり、神谷道場の侍医でもある高荷恵(たかに めぐみ)と燕は弥彦と剣心の治療にあたりふたりは回復した。
剣心たちは縁のアジトへ向かい、薫を取り戻すことができた。縁は剣心との戦いで廃人と化し、落人群へと住み着いたのである。
赤べこの看板娘
明治15年となり、弥彦は神谷活心流師範代になるまで成長した。燕は相変わらず赤べこで働いているが、仕事着がメイド服となり赤べこの看板娘として評判になっていた。燕はある日買い出し中にチンピラに絡まれてしまう。そこに弥彦が訪れ、チンピラたちは弥彦の顔を見ただけで逃げ出してしまう。燕は助けてくれた礼にと、弥彦を赤べこへ誘うが出稽古があるとして断られる。その後、弥彦は1ヶ月間の出稽古から帰るなり一目散に赤べこに赴き、燕に会いに行った。
弥彦の恋人
剣心と薫は結婚し、息子が生まれ東京で平和に暮らしていた。ある日、薫の父親である神谷越次郎(かみや えつじろう)が函館で生きていることが分かり、剣心と薫は急いで函館に向かう。弥彦は剣心と薫が留守になる間、道場を守るために東京に残った。弥彦は剣心たちがいない間に燕へプロポーズし、燕は弥彦の恋人となった。
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斎藤一(さいとう はじめ)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する帯刀の警察官である。明治に入ってからは警視庁の密偵として活動しており、職位は警部補。公には藤田五郎と名乗っている。元新選組三番隊組長であり、これらの経歴も史実に沿っている。妻の時尾がおり、妻帯者である。平突きの昇華技である「牙突」を軸に戦い、作中でも屈指の実力を誇る。元は維新志士だった主人公の緋村剣心とは因縁があったが、明治政府転覆を目論む志々雄真実討伐のため、「悪・即・斬」の信条のもと剣心と共闘する。
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悠久山安慈(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
悠久山安慈(ゆうきゅうざんあんじ)とは、『るろうに剣心』の登場人物で志々雄真実一派・十本刀の一人。明王の安慈という異名を持ち、十本刀の中でも瀬田宗次郎、魚沼宇水に並ぶ実力を誇り、志々雄から高く評価されている。鍛え抜かれた肉体を持つ巨漢であり、10年の修行の末編み出した破壊の極意「二重の極み」はあらゆる物体を粉々に粉砕する凄まじい威力を持つ。元々は心優しい瘦身の僧侶であったが、過去の悲惨な事件以来、明治政府を激しく憎んでおり、政府の打倒という共通の目的から、志々雄一派に協力することとなった。
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相楽左之助(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
相楽左之助(さがらさのすけ)とは、『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚ー』に登場するキャラクターで、主人公・緋村剣心の友人であり戦友である。馬ごと切り倒すほどの巨大刀剣、斬馬刀を使用して戦うことから、裏社会での異名は斬左。少年期に所属していた隊がニセ官軍汚名を着せられた絶望から、喧嘩に興じることで日々を過ごしていた。剣心と出会うまで喧嘩では負け知らずであったが、剣心に敗北し明治維新はまだ途中と諭される。それからは明治維新が生んだ軋轢に巻き込まれながら剣心らと共闘し、その中で戦術を身に付け成長していく。
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志々雄真実(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
志々雄真実(ししお まこと)とは『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターであり、主人公の緋村剣心(抜刀斎)と相対する志々雄一派の首魁にして剣客。剣の力量は剣心と互角で、その内に強大な野心と支配欲を秘める危険人物。かつて自身を裏切った維新志士への復讐を兼ねて明治政府転覆を目論み、大久保利通暗殺など様々な事件を主導する。「弱肉強食」を信念としており、一番の強者である自分が国の覇権を握り、国を強くすることが「正義」だと信じている。京都編の大ボスとして剣心達と激しい闘いを繰り広げる。
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明神弥彦(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
明神弥彦(みょうじん やひこ)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで東京府士族の少年。明治維新の混乱によって孤児となった。集英組というヤクザに拾われ、スリ等雑用をさせられていたが、緋村剣心(ひむら けんしん)達と関わり、士族としてのプライドを取り戻し、ヤクザと手を切った。その後剣心の計らいで神谷道場に入門、神谷薫(かみや かおる)の下、神谷活心流を学び剣心達と共に戦う。幼いながらも常人離れした精神力や身体能力、剣才を発揮し成長していく。
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神谷薫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
神谷薫(かみやかおる)とは『るろうに剣心』シリーズのヒロインであり主人公緋村剣心の妻、亡き父・越路郎が創り上げた神谷活心流の師範代である。あるとき、神谷活心流が人斬り抜刀斎を生み出した剣術である、と容疑がかけられていたときに剣心と出会う。剣心とともに父の生み出した流派の再建をするべく奮闘し、弟子となる明神弥彦を迎える。師範代として教えを説く日々であったが、ある日喧嘩屋の相楽左之助と出会い仲間となる。出会った仲間たちとともに剣心の命を狙ってくる刺客たちを倒すべく成長する。
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石動雷十太(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
石動雷十太(いするぎ らいじゅうた)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』の登場人物で、実戦剣術流派「真古流」の隆盛を目論む剣豪。 次々と新しい兵器が生まれる中、剣術の意義が失われていくことを憂い、「兵器に負けないほど強力な剣士」たちによる剣術の再興を目論む。自身も古流剣術「飯綱」を修得した凄腕の剣士だが、言動のわりに中身は小物で、作中では「愚物」と吐き捨てられている。真古流のパトロンにするために刀剣商の塚山由左衛門に近づき、やがて主人公緋村剣心と対峙する。
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魚沼宇水(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
魚沼宇水(うおぬま うすい)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場するキャラクターで、明治政府転覆を目論む志々雄真実配下の精鋭部隊「十本刀」の一員。その中でも最強格の戦闘能力を持つ剣士で、盲目であることから「盲剣の宇水」と呼ばれている。琉球王家秘伝の武術の使い手であり、かつて対人斬り用暗殺者として腕を振るっていた。志々雄に敗れて光を失い、「隙あらばいつでも斬りかかって構わない」という条件で彼の仲間になっている。しかしすでに復讐を断念していることを斎藤一に見抜かれ、死闘を繰り広げる。
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武田観柳(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
武田観柳(たけだかんりゅう)とは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』に登場する悪徳実業家。 表向きは町外れに住む青年実業家だが、裏では医師と結託し「蜘蛛の巣」という阿片を売りさばいていた。仲間割れにより協力者であった医師を殺害してしまい、その助手を務める高荷恵を監禁し無理矢理阿片の製造に協力させた。四乃森蒼紫を御頭とする御庭番衆や私兵団を従え、阿片で得た利益を利用して武器商人となり、更なる財を築こうと企む。実写や舞台の要素を取り入れて深みが増していったキャラであり、『北海道編』で再登場する。
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四乃森蒼紫(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
四乃森蒼紫(しのもりあおし)とは、『るろうに剣心』の登場人物でかつて江戸城の警護を務めた御庭番衆(おにわばんしゅう)最後の御頭であり、15歳という若さでその座に就いた天才である。小太刀を用いた防御力に優れる剣術と御庭番式の格闘術を融合させた戦法で戦う。整った顔立ちの美男子だが、幼い頃より隠密として厳しい修行を受けていたため、冷静沈着な性格で表情の変化に乏しい。幕末最強と言われていた人斬り抜刀斎(現在の緋村剣心)を倒し、御庭番衆こそが真の最強である事を証明する為、剣心の前に立ちはだかる。
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エルダー=ピーベリー(るろうに剣心)の徹底解説・考察まとめ
エルダー=ピーベリーとは、『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 第零幕』の登場人物で、外国人居留地に在住する西洋人の女性医師。 若輩かつ女性ということで、西欧では信用も仕事も得られず、やむなく自分の技術を活かせる場所、必要としている人を求めて日本にやってきた。困窮する者からは金を取らない高潔な医師だが、日本においても“若い娘”というだけで色眼鏡で見る者が少なくないため、普段は男装している。主人公緋村剣心と交流し、協力して外国人居留地で起きた事件を解決した後、アメリカへと渡っていった。
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目次 - Contents
- 三条燕の概要
- 三条燕のプロフィール・人物像
- 三条燕の来歴・活躍
- 明神弥彦との出会い
- 錦絵に心酔
- 心の強い少女へ
- 薫と剣心を応援
- 弥彦たちを支える人物へ
- 赤べこの看板娘
- 弥彦の恋人
- 三条燕の関連人物・キャラクター
- 緋村剣心(ひむら けんしん)
- 神谷薫(かみや かおる)
- 明神弥彦(みょうじん やひこ)
- 関原妙(せきはら たえ)
- 三条燕の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「盗賊なんてそんな事したら元・旗本長岡家の名に傷が…!!」
- 「剣心さんも巴さんも可哀想だなって思うと…」
- 「もう一度…もう一度立ち上がって…お願いします…お願い…弥彦君を助けて…」
- 三条燕の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 弥彦のライバルは塚山由太郎
- 燕専用の武器が作られる
- キャラクターデザインのモデルは土萠ほたる