ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル（DQMJ2P）のネタバレ解説・考察まとめ

ピピッ島

主人公は各エリアにいる巨大モンスターを倒していき、あるプレートを手に入れたのだ。そのプレートを雪山にある遺跡にはめ込むと、魔方陣が現れた。するとその魔方陣から小さなモンスターが現れた。そのモンスターの名前はティコ。ティコはピピット族という種族でその種族が住むピピッ島から召喚されたという。ピピッ島は夢の世界や記憶の世界といった無形の世界に行く旅人の通り道になっている。その中でピピット族は世界と世界を繋ぐ力があるため、この世界に迷い込んだ旅人を導く役目を果たし続けている。
そんなティコが住むピピッ島は危機に晒されており、ティコは助けてくれる者を探していた。そして主人公がその救世主としてスカウトされる。主人公は半強制的にティコの住むピピッ島に魔方陣でワープさせられた。主人公はティコに連れられピピット族の長老のもとへ向かった。長老が主人公にピピッ島で起きたことについて説明する。内容は少し前にピピッ島に巨大な猿のモンスターが現れたという。そのモンスターはピピッ島に着くとすぐに島の中心であるブランパレスに向かった。ブランパレスにはピピット族の王が住んでおり、そのモンスターが聖地に災いをもたらし続けていることでピピット族の力が失われつつあり、最後にはこの島にいる人たちはみんな消えてしまうという。そこでピピット族は世界各地から強い戦士をスカウトし、猿のモンスターを倒してもらう作戦を立てた。そこで選ばれたのが主人公と闘神レオソードの若かりし頃の少年レオソードであった。実は主人公は過去の世界に飛ばされていた。そして主人公は少年レオソードとどちらが猿のモンスターを先に倒せるか競争することになった。

主人公がティコと共にブランパレスへの道を進んでいくと2人は結界とその前で倒れている神獣を発見した。主人公たちは神獣を町に連れて行き長老に見てもらうことにした。長老が神獣を見ると驚き、神獣は気高き使命を持ち闇の世界を渡り歩く存在だと主人公に説明する。その後に長老は神獣の傷を癒やすには天鳥のソーマを作る必要があるといい、その材料集めを主人公がする。そして主人公が材料を集め天鳥のソーマを完成させ、神獣に飲ませると神獣は目を覚ました。長老は神獣になぜあの場所にいたのかを訪ねると神獣はそれまでの経緯を説明した。神獣は多くの魔物を魔界に封印することができたが、ただ一人封印から逃れた者がいた。それが猿のモンスターである邪獣ヒヒュルデ。神獣はヒヒュルデをおってこの地に来たがこれまでの連戦による疲労から、ヒヒュルデの結界の前に力尽きてしまったという。その後、回復した神獣は主人公たちと再び、ヒヒュルデの結界にたどり着くと神獣の力で結界を打ち破り、結界の先に進んだ。ブランパレスに着くとそこには大量のヒヒュルデの使いがおり、ブランパレスは完全に制圧されていた。主人公たちが門の前に行くと、そこには門番のタウラスと戦う少年レオソードがいた。少年レオソードはタウラスの前に跪き、やられる寸前だった。そして主人公は少年レオソードを助けるべくタウラスと戦い勝利した。そして主人公たちはヒヒュルデがいると思われるブランパレスの最上階を目指す。
主人公たちがブランパレスの最上階に着くとそこにヒヒュルデはいなかった。すると急にブランパレスが揺れ始め、何者かが壁を登ってきた。そいつがヒヒュルデだった。ヒヒュルデは我が物顔で王の玉座へと腰をかける。ヒヒュルデはピピット族の力を吸収し強くなっており、神獣が知っているヒヒュルデとは別物になっていた。そしてヒヒュルデの使いを召喚すると挟み撃ちで主人公たちを追い詰める。神獣はヒヒュルデの使いを相手にし、主人公はヒヒュルデと戦うのであった。主人公たちはヒヒュルデに勝利したと思ったがヒヒュルデはまだ蓄えていた力を出していなかった。ヒヒュルデが蓄えていた力を解放するとヒヒュルデの姿が変形し、ヒヒュドラードとなり主人公たちを襲った。戦いに勝利するとヒヒュドラｰドは消滅したのだ。するとブランパレスに光が降り注ぎ、ピピット族の王であるキングモーモンが帰ってきたのだ。キングモーモンは主人公たちに感謝しそれぞれに褒美を与えたのだ。
ピピッ島は無事に救われ主人公は元の世界に戻った。

『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2 プロフェッショナル』のゲームシステム

主人公の能力

パーティ編成

冒険では、モンスター3体を1つのパーティとして敵と戦う。パーティの3体以外にも「スタンバイ」のモンスター3体も選べる。「スタンバイ」のモンスターはパーティのモンスターが倒されたときやその時の状況によって、自分でパーティのモンスターと変えることができるのだ。冒険中は基本、パーティとスタンバイのモンスターの計6体で敵と戦う。ジョーカー2プロフェッショナルではモンスター枠を2枠や3枠、使うモンスターがいる。そのモンスターは1枠のモンスターより強力なモンスターが多いのだ。ストーリーで登場する巨大モンスターは3枠のモンスターである。

モンスターに武器を装備

モンスターは武器を1つ装備することができる。武器を装備したモンスターは攻撃力が上がったり、その武器を装備している間、武器特有の効果（ドラゴンに対して与ダメアップなど）を得ることができる。
武器は冒険中に拾えたり、アイテム自動販売機などで購入することができる。武器には剣、槍、オノ、ハンマー、杖、爪、ムチの種類がありモンスターによって装備できる武器が異なる。

主人公の特技

主人公は特技を覚えられる。冒険を進めていくと、いくつかの石碑があり、それを調べると主人公が使える特技を覚えることができる。
1. ルーラ（行ったことのある場所にワープすることができる）
2. いざないルーラ （いざないの扉を開いた後、そこまでワープすることができる）
3. まんたん （パーティもしくはスタンバイに回復呪文が使えるモンスターがいる時、味方モンスターのHPを効率よくまんたんにする）
4. とうぞくのはな （辺りに落ちているアイテムの数を数えることができる）
5. ステルス（気配を消しモンスターに見つからないようにする）
6. 回復ボトル（メンバー全員のHP＆MPを3回まで全回復できる。＊飛行船に戻ると回復回数がリセットされる）

モンスタースカウト

『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2プロフェッショナル』では主人公が「スカウトアタック」を発動すると、仲間モンスターが仲間にしたいモンスターにアタックをし、成功すれば敵だったモンスターが仲間になる。スカウトできる確率を表す「スカウトメーター」は0～100％まであり、仲間モンスターの攻撃力が高いほど、その数字は上がりやすいのだ。スカウトに失敗すると敵モンスターが怒り出し、その戦闘中では「スカウトアタック」はできなくなる。スカウトするモンスターを既に持っている場合はスカウトの成功率が下がり、仲間にしにくくなる。まもののエサなどのエサを使うことでスカウトの成功率を上げることができる。

モンスタースキル

モンスターは必ず「スキル」を持っており、「スキル」をパワーアップさせることでモンスターは特技を覚えたり、ステータスアップしたりする。モンスター配合時に、「スキル」を最大値まで上げるか一定の条件をクリアすると更に強力な「スキル」が生まれる。「スキル」を上げるにはスキルポイントが必要でスキルポイントはモンスターのレベルを上げることで貰うことができる。ほかにもスキルの種を使うことでスキルポイントを貰うことはできる。

モンスター配合

『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2プロフェッショナル』では、レベル10以上のオスのモンスターとメスのモンスターを掛け合わせることで新たなモンスターを生み出すことができる。生まれたモンスターは親からスキルを受け継ぐことができ、配合をすることでより強力なモンスターになるのだ。生まれてくるモンスターは親の組み合わせで決まる。配合には種類があり、決められた親同士の組み合わせから強力なモンスターを生み出す、特殊配合や低ランクのモンスターを見た目はそのままでランクアップさせ強くする進化配合があるのだ。

すれちがいバトル

すれちがいバトルは見ず知らず人と対戦できるシステム。すれちがい通信状態でいる相手とマッチングして対戦ができる。バトルに勝利すると様々な賞品を貰うことができる。すれちがいバトルは戦うだけでなく、すれちがったモンスターをスカウトすることも可能。さらに『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー2プロフェッショナル』では最大3人まですれちがいが可能になった。

通信対戦

通信対戦はDSを持ち寄り、その場でかんたんにバトルができるシステム。通信対戦は自分の育てたモンスターと相手のモンスターとで対戦ができる。ルールも自由に決めることができて色々な戦い方できるのだ。

バーチャルバトル

「バーチャルバトル」は、一定種類のモンスターを仲間にすることで、使用することが「モンスター預かり所」で、できるようになる仮想バトルである。仲間モンスターを自由に組み合わせて、2チームに分けて対戦することができる。これを使ってパーティの弱点を見つけたり、強い組み合わせを見つけたりすることができる。

勝ち抜きバトル