ラブ&ドラッグ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ラブ&ドラッグ』とは、2010年に公開されたアメリカ映画。真実の愛にたどり着く2人の男女を描いたロマンティック・コメディである。プレイボーイのジェイミーはある日、火遊びがたたって仕事を首になってしまう。転職を繰り返して来た彼だったが、大手製薬会社への就職が決まる。持ち前の巧みな話術で営業をするが、上手く行かない日々が続いていた。そんな中、パーキンソン病を患うマギーという女性に出会う。やがてジェイミーは、マギーに特別な感情を抱くようになるのだった。
『ラブ&ドラッグ』の概要
『ラブ&ドラッグ』とは、2010年に公開されたアメリカ映画。ファイザー製薬でバイアグラを世に売り出したトップセールスマン、ジェイミー・レイディの原作を元に描いたロマンティック・コメディである。
ノリの良さとハンサムな風貌で狙った女性を必ず落として来たジェイミーは、それが災いとなりある日仕事を首になってしまう。その後大手企業ファイザー製薬への就職に成功しセールスマンとして働くが、なかなか成果を出せない日々が続いていた。そんなある日病院でパーキンソン病を患う若い女性・マギーと出会い、いつものように口説きにかかる。マギーはこれまでの女性とは違い体だけのあっさりとした関係を望んでいた。ジェイミーもそれを受け入れていたが、いつしかマギーに対し特別な感情を抱くようになる。そしてそれはジェイミーの胸の内で膨らんでゆくのだった。
何に対しても本気になれずのらりくらりと世間を渡ってきたジェイミーが、たった一人と出会い、本気で誰かを求めるように変化していく。そして刹那的な生き方をしていたマギーはジェイミーと出会ったことで、今を生きることの意味と大切さに気付く。人を心から愛することを知った2人の葛藤と、自分の心に正直に生きることの美しさを描いた心温まるラブ・ロマンスである。
主役のジェイミーを『プリズナーズ』のジェイク・ジレンホール、マギーを『プラダを着た悪魔』のアン・ハサウェイが演じる。
この作品でジェイク・ジレンホールは第68回ゴールデングローブ賞の最優秀主演男優賞に、アン・ハサウェイは女優賞にノミネートされた。監督は『恋に落ちたシェイクスピア』や『ラスト・サムライ』を手掛けたエドワード・ズウィックが担当している。
『ラブ&ドラッグ』のあらすじ・ストーリー
マギーとの出会い
プレイボーイのジェイミー・ランドールは、少しでも気に入った女性に会えば必ず口説き落とす、根っからの遊び人だった。家電製品の販売の仕事をしていたジェイミーはある日、職場での火遊びがバレて仕事を首になってしまう。家族との食事の席で弟のジョシュに失業したことを話され、家族を呆れさせたジェイミーだったが、ジョシュから大手企業ファイザー製薬の営業の仕事を紹介され、気持ちを新たに働き始める。ジェイミーは厳しい研修を乗り越え、オハイオ州の田舎町に配属される。上司のブルース・ジャクソンから、ジェイミーは営業のノウハウを教わった。色々な病院を回って医師に直接営業をかけるが、厄介者扱いされ、なかなか成果は現れない。医師に直接営業をしても話を聞いてもらえないため、作戦を考えたジェイミーはある手段に出る。それは病院の受付の女性に気に入られ、医師に会うよう計らってもらうことだった。このジェイミーの作戦は成功し、ようやく自社の薬のサンプルを置かせてもらえるようになる。
スタン・ナイトという医師にさえ気に入られれば、他の医師に気に入られたも同然だとブルースは言い、ジェイミーはさっそくスタンに近付いた。ジェイミーの巧みな話術により、現場に同行することに成功する。そしてスタンと共に診察室に入ると、そこにはマギー・マードッグという女性がいた。26歳のマギーは、若年性パーキンソン病を患っていたのだ。病状を淡々と説明するマギーから、ジェイミーは目を離すことができなかった。それほどまでに彼女は美しかったのだ。そしてジェイミーは研修医だと偽り、マギーと握手を交わす。マギーは体に出来ている痣が気になると言い、胸にある痣をスタンに見せた。診察をするスタンはクモが原因だと言い、マギーは安心し笑顔を見せた。
そして病院を後にしたジェイミーがトランクに薬を仕舞っていると、後ろから突然思い切り殴られる。驚いたジェイミーが振り向くと、そこには怒りを露わにしたマギーがいた。マギーはジェイミーが営業マンだと知り、医者でもない人間が自分の胸を見たことに対し激怒する。ジェイミーは謝罪するが、マギーはカメラを手にしジェイミーを撮るとそのまま立ち去って行った。
ジェイミーは病院の受付をしているシンディになんとかしてマギーの連絡先を聞き出す。そしてマギーに電話をし、2人は会うことになった。待ち合わせした場所は、マギーが働いているカフェだった。面倒な会話を省きたいマギーは「私と寝たいんでしょ?」とストレートにジェイミーに聞く。心のつながりなんてどうでもいいと言うマギーに動揺を見せるジェイミーだったが、マギーに誘われるまま関係を持ったのだった。
それからもジェイミーとマギーは体だけの関係を続けて行く。マギーは心が繋がり合うような関係を望んでいなかった。
気持ちの変化
ある日ジェイミーは、マギーとの関係を知ったライバル製薬会社のトレイ・ハニガンに突然殴られる。そして「マギーに近付くな」と忠告された。しかしジェイミーは、その忠告を無視しそのままその足でマギーに会いに行く。
マギーの部屋で食事をしていると、不意にジェイミーは「幸せだ」と呟く。ジェイミーのマギーへの気持ちは、真剣なものに変化しつつあった。それを聞いたマギーは狼狽えてしまい、落ち着きをなくす。マギーはジェイミーと深い関係になってしまうことを恐れていたのだ。以前付き合った男性は既婚者だったが、病気が原因でダメになってしまったのだと話す。それならいっそ、誰とも深入りしない付き合いをした方がいいとマギーは考えるようになったのだった。ジェイミーは、その相手がトレイであると気付く。それを聞いたジェイミーは、一時的な性的不全に陥る。トレイのことを聞いたからだろうとマギーは言い、「やっぱり遊び人は表向きだったのね」と笑った。落ち込むジェイミーにマギーは、機能不全のための薬をファイザー製薬が開発したことを話す。専門誌などをよく読んでいたマギーは薬に詳しかった。それを使ったらどうかと笑いながら話していくうちに、ジェイミーの一時的な不全は無事治ったようだった。
それからジェイミーは、男性機能を改善する薬の営業をさせてほしいとブルースに頼み「バイアグラ」の営業を始める。そしてバーでスタンの姿を目にしたジェイミーは、早速バイアグラの売り込みをかけるのだった。
ジェイミーはマギーに電話をかけ、声を聞いていたいと告げる。それを聞いたマギーは、ジェイミーが真剣な関係を求めていることに気付き、彼を避けるようになった。避けられる理由は分かっていたが、それでも話がしたいジェイミーはマギーを追いかける。そしてなんとか会うことに成功するが、その日はマギーが薬を買いにバスでカナダに向かう日だった。いつ帰って来るのかと尋ねるジェイミーに「明日の晩」とだけ言い残し、マギーはカナダへと向かった。ジェイミーは車の中で一晩中マギーの帰りを待ち続けていた。戻って来たマギーは、ジェイミーのその姿に胸を打たれる。そして2人は正式に付き合い始めたのだった。
バイアグラは大ヒットとなり、トップセールスマンとなったジェイミー。仕事は順調だったものの、彼は胸にモヤモヤとした感情を抱えていた。ある夜ジェイミーはマギーの部屋に帰宅すると、苦しそうに座り込む。そして、絞り出すように「愛してる」と伝えたのだ。その言葉を聞き、マギーは驚きを隠せないでいた。
そんなある日、仕事を終えたジェイミーがいつものようにマギーの家に向かうと、マギーの様子が変だった。病状が落ち着いているように見えたマギーだが、彼女は常に病気への恐怖と闘っていたのだ。服用している薬を切らしてしまい思うように体が動かせず、酒で気を紛らわすもジェイミーに八つ当たりしてしまう。取り乱したマギーは「私のどこがいいわけ?健康で元気な普通の女性と楽しみなさいよ」と口にした。話にならないと部屋を出て行くジェイミーだったが、泣き叫ぶマギーの声を耳にして部屋に戻り、彼女をそっと抱きしめるのだった。
ジェイミーの葛藤
ある日ジェイミーは会社のパーティーにマギーを連れて行くことになった。するとマギーの動作を見た女性がマギーの病気に気付き、パーキンソン病の患者の会に誘う。向かいのビルで行われていることを知り、マギーはその会を訪れた。自分の病気の体験談をユーモアを含め前向きに話す患者たちを見て、マギーは勇気づけられる。マギーが向かいのビルにいると知り、スピーチ会場へ向かったジェイミーは、会が終わるまでロビーで時間を潰すことにした。するとそこで、パーキンソン病の妻を持つ初老の男性とお互いのパートナーの話をすることになるが、「今すぐ別れて健康な女を探せ。妻を愛してるが二度とはごめんだ。最愛の人が別人になってしまう」と辛辣な言葉を聞かされる。ジェイミーはこの病気の本質を知り、生半可な気持ちで関わってはいけないと悟ったのだった。患者の会によって元気を取り戻したマギーは人生に希望を持つようになり、初めてジェイミーに愛してると告げる。前向きになるマギーとは反対に、ジェイミーは複雑な思いを抱えるようになっていた。
それからというものジェイミーは取り憑かれたようにパーキンソン病の治療法を探し始め、あらゆる病院を回ってマギーに検査を受けさせた。嫌気が差したマギーは「私の病気は治らない」とジェイミーに伝えるが、「君のためだ」とジェイミーが言う。すると「違う。あなたのためでしょ」とマギーは怒りと悲しさを滲ませ言った。苛立ちを募らせるジェイミーと、塞ぎ込んでいくマギー。病気に振り回されたくない、病気であっても自分らしく生きたいという思いを受け入れてもらえないならば別れしかない。納得のいかないジェイミーを押し切り、マギーは別れを告げた。
2人が出した答え
その後もジェイミーの仕事は順調だった。営業成績が評価されたジェイミーはシカゴへの異動が決まる。栄転を祝おうとブルースと訪れた店で、ジェイミーは別の男性と一緒にいるマギーと再会した。シカゴへの異動を告げるが、マギーは笑顔で祝いの言葉を述べると、ジェイミーの元を去って行った。
引っ越しの準備をしていたジェイミーは、ふとビデオを手に取る。それは以前マギーが撮影したものだった。再生すると、楽しそうに笑うマギーが「今がすごく幸せ」と話していた。ジェイミーは、本当に大切にしたいものの存在に気付き、急いでマギーの元へ向かう。マギーの勤務先の店員に居場所を聞いたジェイミーは車を走らせた。バスに乗っているマギーを追いかけるジェイミー。停車したバスに乗り込み、5分間だけ話をさせてほしいと言った。他の乗客達がジェイミーを応援し出したため、マギーは仕方なくバスを降りる。ジェイミーはありったけの気持ちをマギーにぶつけ、「僕には君が必要だ」と懸命に伝えた。迷惑がかかってしまうとマギーは恐れるが、ジェイミーは君がいいのだと話す。マギーは涙を流し、ジェイミーに抱きついた。ジェイミーはシカゴへの栄転を断り、一度諦めた医師になるという夢を実現させるため、医学部受験への勉強を始める。彼のそばには、愛するマギーが寄り添うのだった。
『ラブ&ドラッグ』の登場人物・キャラクター
主人公
ジェイミー・ランドール(演:ジェイク・ジレンホール)
日本語吹替:浪川大輔
口が上手く、気に入った女性を必ず口説き落とすプレイボーイ。家電量販店で働いていたが、女遊びが原因で仕事を首になってしまう。その後、弟のジョシュの紹介で大手製薬会社ファイザーのセールスマンに転職。巧みな話術で徐々に周りから受け入れられ、営業成績も上がって行く。
営業先の病院でマギーと出会い、これまで感じたことのない特別な感情をマギーに対して抱くようになる。医師を目指していた時期もあったが、ADD(注意欠陥障害)のため集中力がなく断念したと話していた。
主な登場人物
マギー・マードック(演:アン・ハサウェイ)
日本語吹替:小松由佳
パーキンソン病を患う26歳の女性。写真を撮ることが趣味で、指が動く頃は絵を描いていた。
ステージ1で軽度の症状が見られる。この病気を患う若い患者があまりいないため、半年間別の病気だと診断されていた。訪れた病院先でジェイミーと出会い、体だけの関係を続けて行く。病気のことが原因で恋愛が失敗に終わった過去があり、そのせいで真剣な交際は望まず軽い付き合いを求めるようになっていった。
次第にジェイミーが心の繋がりを望んでいるのではないかと感じるようになり、重荷になりたくないという思いからジェイミーを避けるようになる。しかし、ジェイミーの真剣な想いに触れていくうちに、自分の気持に正直に生きることの大切さに気付く。
ブルース・ジャクソン(演:オリヴァー・プラット)
日本語吹替:後藤哲夫
ファイザー製薬の社員でジェイミーの上司。ジェイミーに薬の営業のノウハウを叩き込む。
単身赴任で家族をシカゴに残しており、いつかシカゴに戻りたいとジェイミーに話していた。
スタン・ナイト博士(演:ハンク・アザリア)
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目次 - Contents
- 『ラブ&ドラッグ』の概要
- 『ラブ&ドラッグ』のあらすじ・ストーリー
- マギーとの出会い
- 気持ちの変化
- ジェイミーの葛藤
- 2人が出した答え
- 『ラブ&ドラッグ』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ジェイミー・ランドール(演:ジェイク・ジレンホール)
- 主な登場人物
- マギー・マードック(演:アン・ハサウェイ)
- ブルース・ジャクソン(演:オリヴァー・プラット)
- スタン・ナイト博士(演:ハンク・アザリア)
- ジェイミーの家族
- ジョシュ・ランドール(演:ジョシュ・ギャッド)
- ジェームズ・ランドール博士(演:ジョージ・シーガル )
- ナンシー・ランドール(演:ジル・クレイバーグ)
- その他の登場人物
- トレイ・ハニガン(演:ガブリエル・マクト)
- シンディ(演:ジュディ・グリア)
- リサ(キャシー)(演:キャサリン・ウィニック)
- 『ラブ&ドラッグ』の用語
- パーキンソン病
- バイアグラ
- ゾロフト
- プロザック
- 『ラブ&ドラッグ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- マギーに想いを伝えるシーン
- パーキンソン病の妻を持つ男性の話
- マギー「すごく幸せ。”今”が幸せよ」
- ジェイミー「僕らがいい。君がいい」
- 『ラブ&ドラッグ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作者ジェイミー・レイディが感じた本作の印象
- アン・ハサウェイの意気込み
- 『ラブ&ドラッグ』の主題歌・挿入歌
- OP(オープニング):Spin Doctors『Two Princes』
- ED(エンディング):Regina Spektor『Fidelity』
- 挿入歌:Belinda Carlisle『Heaven Is A Place On Earth』