ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレンのネタバレ解説・考察まとめ【FF7AC】
『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』とは、本編である『ファイナルファンタジーVII』のストーリー終了から二年後の世界を舞台とした映像作品である。クラウドやティファを始めとした仲間たちのその後の生活。新たな敵との戦い、クラウドの過去との決別などが描かれた。本記事では『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン』のあらすじ・ストーリーや、キャラクターなどの情報をまとめて紹介する。
あらすじ
『FFVII』から2年後、クラウドは運び屋として生活していた。世界は滅亡の危機からは免れたが、爪痕は大きく、星痕症候群(通称・星痕)と呼ばれる謎の病気が蔓延していた。
ある日、クラウドはレノから依頼を受けルーファウスの下へ向かっていたとき、謎の3人組に襲われる。彼らは、クラウドを「兄さん」と呼び、「母さん」を返せと告げるが、クラウドは何のことかわからない。
ルーファウス達の住むヒーリンについたクラウドは、襲って来た3人組がカダージュの一味であることを聞かされる。ルーファウスは、自分達の目的は世界の再建であり、彼らはそれを邪魔するのだという。ルーファウスはそのためクラウドにボディガードを頼むが、彼は断り去っていくのだった。
そのころ、マリンと共に教会に訪れていたティファはカダージュの一味の一人、ロッズに襲撃される。善戦するティファだったが、最後には気を失いマリンを連れ去られてしまう。
ティファやレノに説得され、マリンを救うため忘らるる都に向かうクラウド。しかし、カダージュ達3人に苦戦し、ヴィンセントに助けられる。ヴィンセントから星痕症候群や「母さん」の真実を聞かされる。
「母さん」を探すカダージュ達は、神羅の作った慰霊塔に目をつける。慰霊塔を破壊しようとするヤズーとロッズを阻止すべく、レノやルードも戦うが、カダージュが召喚したバハムート震により慰霊塔は破壊される。突如現れたモンスター達やバハムート震に混乱する街。バハムート震を倒すため、かつてクラウドと共に星を救った仲間達が次々と集まる。
登場人物
『FFVII』のプレイヤーキャラクター
クラウド・ストライフ (Cloud Strife)年齢23歳
声 - 櫻井孝宏
『FFVII』の主人公。運び屋「ストライフ・デリバリーサービス」をはじめている。ティファ、マリン、デンゼルらと暮らしていたが、自身が星痕に侵されていることに気づき、また過去の悔恨も抱えているため彼女達と距離を置き、一人教会に住んでいた。しかし、今回の戦いで自分自身と向き合う事となる。
武器は様々に合体させられる6本の剣。場面に応じて二刀流にして戦うことができる。
ティファ・ロックハート (Tifa Lockhart)年齢22歳
声 - 伊藤歩
マリン、デンゼルと共に暮らしている。小説『On the Way to a Smile』から、エッジという街で、バー「セブンスヘブン」を再開していることがわかる。行方知れずとなったクラウドの身を案じている。
ヴィンセント・ヴァレンタイン (Vincent Valentine)年齢27歳(外見年齢)
声 - 鈴木省吾
忘らるる都をよく訪れていたため、カダージュ一味のことについて詳しい。ツォンとイリーナを助けたあと、クラウドに助太刀する。
バレット・ウォーレス (Barret Wallace)年齢37歳
声 - 小林正寛
現在は油田の採掘を仕事としている。ギミックアームに装着していた武器は変形可能になり、普段はしまっておけるようになった。しかし動作不良か、肝心の場面で撃てなかったことも。マリンをクラウド達に預けているが心配で仕方ないようだ。
シド・ハイウインド (Cid Highwind)年齢34歳
声 - 山路和弘
新たな飛空艇シエラ号と共に登場する。武器は槍。ジャンプ力は今も健在。
ユフィ・キサラギ (Yuffie Kisaragi)年齢18歳
声 - かかずゆみ
パラシュートで上空から現れる。マテリアはクラウドに預けている。この時点でWRO(『FFVII DC』に登場する組織)に所属しているのかは特に語られていない。
ケット・シー (Cait Sith)年齢6歳(外見年齢)
声 - 石川英郎
『FFVII』ではデブモーグリのぬいぐるみに騎乗していたが、『FFVII AC』ではレッドXIIIに騎乗して登場する。
レッドXIII (Red XIII)年齢50歳
声 - 市村正親
ケット・シーとともに登場して戦う。ラストの一言しか喋らない。
声優を務めた市村は友情出演。
エアリス・ゲインズブール (Aerith Gainsborough) 22歳没
声 - 坂本真綾
かつてクラウド達と共に星を救うために戦い、セフィロスの凶刃に倒れ還らぬ人となった、古代種(セトラ)の末裔の女性。
クラウドの前に幻として幾度か現れる。
※作中では、彼らの『FFVII』でのリミット技の一部が再現されている。
神羅カンパニー関係者
神羅カンパニーは崩壊したが、タークスのメンバーのルーファウスへの忠誠は揺らいでいない。本編ではレノとルードのバトルシーンがあり、両者とも普通の人間以上の身体能力だが、周囲が強すぎるため弱い印象が残る。
ルーファウス神羅 (Rufus ShinRa)
声 - 大川透
『FFVII』でダイヤウェポンのミッドガル攻撃の際に死亡したと思われていたが、なんとか生き残っていた。救出される姿がDCの冒頭で描かれている。『FFVII AC』ではヒーリンという場所で療養しており、世界に「負債を返す」ことを目的にしているという。本作内では車椅子に乗っていた。
レノ (Reno)
声 - 藤原啓治
ルードと共にルーファウスを守っている。神羅カンパニー特製のロッドと体術で戦う。建物を猫のように駆け上がるほどの驚異的な体力の持ち主。語尾に「~と」と付ける癖がある。
ルード (Rude)
声 - 楠大典
レノと共にルーファウスを守っている。体術を得意としている。ヤズー、ロッズとの戦闘中にレノにサングラスを踏みつぶされるが、速やかに予備のサングラスをかけていた。
ツォン (Tseng)
声 - 諏訪部順一
セフィロスに殺されたと思われていたが、生きていた。大空洞を調査中にカダージュ達により襲撃され、その後拷問を受けるが、ヴィンセントに助けられる。その後、ルーファウスを落下から救うシーンや星痕症候群の治癒を見守るシーンで登場する。
イリーナ (Elena)
声 - 豊口めぐみ
ツォンと共に大空洞へ調査に赴き、カダージュ達に襲撃され、その後拷問を受けるが、ヴィンセントに救われる。ツォン同様のシーンで登場。
カダージュ一味
カダージュ (Kadaj)
声 - 森久保祥太郎
3人のリーダー的な役割をはたす。少年のような外見と口調。マテリアで召喚獣を呼び出す。武器は日本刀の刃が二本ならんだ刀「双刃」。カダージュ一味は自らをセフィロスの「思念体」と呼び、それだけに全員がセフィロスと似たような特徴を持つ(左利き、銀髪等)。
ヤズー (Yazoo)
声 - 岸祐二
カダージュ一味の一人。感情の起伏がほとんどなく、無口。武器は、『FFVIII』の主人公スコールが持っていたガンブレードを小さくしたような剣と銃が一体となったもので、名前は「ベルベット・ナイトメア」という。見た目は剣のようだが、機能としては銃でしかない。
ロッズ (Loz)
声 - 乃村健次
カダージュの一味の一人。年長のような屈強そうな外見に反し、すぐ泣く大きな子供。「デュアルハウンド」という名前のパイルバンカーを扱うほか「ベルベット・ナイトメア」も使用している。高速で移動できる能力の名称は、スタッフによると「ロッズワープツール」という。ヤズーとのコンビネーションは抜群の一言につき、タークスや、クラウドも度々苦戦を強いられた。彼のモデルは製作スタッフの孫であることがオーディオコメンタリーで明かされている。ちなみに孫は「遊ぼう」や「ぶるるん」としゃべる。
その他
マリン・ウォーレス (Marlene Wallace)年齢6歳
声 - 黒葛原未有 / 諸星すみれ(コンプリート版)
バレットの養女。ティファやクラウド達と一緒に暮らしていて、星痕に侵されているデンゼルの看病をしている。今回も『FFVII』のラスト同様、エアリスの存在を察知している。
デンゼル (Denzel)年齢9歳
声 - 池田恭祐 / 井澤一夢(コンプリート版およびOn the Way to a Smile)
クラウド達と暮らす孤児で、星痕に冒されている。その理由は、小説『On the Way to a Smile』に詳しく載っている。また彼が今作の2年後、リーブにWRO入隊を希望しており、その際に自分の過去をリーブに語っていたことが分かる。
セフィロス (Sephiroth)年齢?歳
声 - 森川智之
かつて星を滅亡へと導こうとした最強のソルジャー。前作で消滅したはずだが、その意思はライフストリームの中に溶け込まず、カダージュ達を使って復活を遂げようとした。
ザックス・フェア (Zack Fair) 23歳没
声 - 鈴村健一
ソルジャー1stに属していたエリートソルジャー。エアリスの初恋の人であり、クラウドの親友。劇中ではエアリスと共に、幻としてクラウドの前に現れる。
※なお、作中に登場する狼は、クラウドが前作『FFVII』の世界において悔恨の思い出を残した場所(ザックスの墓標、忘らるる都、教会)に登場しているため、クラウドの後悔の念が具現化したものとして説明されている。
作中用語
神羅カンパニー (Shin-Ra Electric Power company)
先代社長「プレジデント神羅」が取り仕切っていた元超巨大企業。表向きはエネルギー供給会社だが、その実体は莫大な資金を持つ軍事国家にも匹敵する戦力を保持した企業体。社の不利益となる者の抹殺や、活動の妨げとなる事態に関しては自前の軍隊を出動させて街を丸ごとひとつ消滅させるという強硬手段を取るなど強い独裁性が見える。先のセフィロスによって引き起こされた大戦により大きな損失を蒙り、本作開始の時点で、企業としては既に瓦解している。ただし組織としては残っているらしく、社長のルーファウスとタークスメンバー、その元に集った社員により再興のため活動を行っている。
魔晄 (Life Stream)
神羅カンパニーが発見したエネルギーで正式名称は「ライフストリーム」。惑星の意思ともいうべき循環機構の一つで、人体で言うなら精神に相当しており、生物の肉体が土に還った際に精神や魂が戻る場所を示す。死者や、これから生まれる者たちが一つの光の帯として星の中を流れる生命の渦で、これを強制的に星から搾取し続けると、その土地は死に、最終的には星全体が死の星になるとされる。また、魔晄が地表に流れる場所は極めて少なく、そこでは稀にマテリアが自然生成される。本編の時期では神羅の壊滅と、魔晄の使用が星に害をもたらすと人々が痛感した事でこのエネルギーは使われなくなった。劇中現在では、代替の新エネルギーとして石油を利用する動きがある。
ミッドガル (Midgar)
神羅カンパニーの本社ビルが存在する巨大都市で、地上から柱を立て、その上にピザの要領で区画配置された円形に人工の地面を作った形状を持つ、言うならば「空中都市」である。ミッドガルの外周には魔晄炉と呼ばれるライフストリームを吸い上げて電力に変換する施設が多数設置され、その下界にはミッドガルに上れない貧困層が住まうスラム街が存在していたが、本作の時点では完全に崩壊され、住民の殆どがエッジに移住した。
マテリア (Materia)
魔晄が濃縮して結晶化したもの。種類によって様々な魔法や特殊技能を獲得する事ができる。前作では武器や防具に穴が開いていて、そこにマテリアを埋め込むという形で利用していたため、本作でのガダージュたちによる「肉体に直接埋め込む」という利用方法は極めてイレギュラーな使い方とも言える。本作で明確にマテリアを利用しているのはガダージュたちのみであるが、クラウドたちの体や武器にオーラがほとばしるシーンがあるため、もしかするとクラウドたちの武具にも何らかのマテリアが埋め込まれていた可能性も否定できない。カダージュたちに使用されたマテリアは、クラウド達がかつての旅で収集したもので、「ユフィ所有の、クラウド預かり」という形でクラウドが管理していたものである。
「COMPILATION of FINAL FANTASY VII」では、ファイナルファンタジーシリーズで常に重要な意味を持つ「クリスタル」に相当する存在であり、シリーズごとに内容や世界観が全く変わってしまうFFワールドの中で、唯一の共通点。これなくしてファイナルファンタジーの名は語れないほど重要な存在である。
メテオとホーリー (Meteo and Holy)
宇宙から隕石を召喚して星を破壊する「黒マテリア」と、ライフストリームの力によってそれを撥ね退け、星に害をなすものを浄化する「白マテリア」による魔法の事を指す。FFシリーズでは馴染みの攻撃呪文であったが、「COMPILATION of FINAL FANTASY VII」では世界の運命を左右する究極の攻撃方法として存在している。前作ではセフィロスが発動したメテオを阻止する為に、エアリスがホーリーの発動を行っている。この二つの魔法によりもたらされた災害の事を『DCFFVII』の時期では「メテオ災害」と称されている。
余談だが危険性を考慮して封印したにせよ、星を栄えさせる宿命を持つ古代種がメテオのような危険な魔法を生み出した理由は、今作を初めどの作品や関連書籍にも明かされていない。
星痕症候群 (Geostigma)
ライフストリーム(魔晄)を受けたものが発症する謎の病気(物語開始時は原因はわかっていない)。発病すると体の一部に黒いしみのようなあざができる。主に子供にかかりやすいとされる。発病中は痛みを伴い、症状が悪化すると全身から泥のようなものが噴出し、最悪の場合死に至る。その他に後遺症があるのかは作中では特に触れられていない。
実際の発症原因は、ライフストリームに溶け込んでいたジェノバ因子を取り込んだ者が発症する、一種のアレルギー症状のようなもの。詳細としては、肉体を巡るライフストリームと同質の循環機構が、外的要因であるジェノバ因子を排出しようと免疫効果の過剰活発を促してしまう為、母体である人体に影響を与えてしまう症状。カダージュ達は星痕に侵された子供達をリユニオンのために誘拐し、セフィロスは星痕を宿した死者の思念によって侵蝕された星を宇宙を巡る船としようとしていた。最終的にエアリスの癒しの水によって(おそらくは思念に宿った物も含めて)全て消滅した。
ジェノバ (JENOVA)
他の星から隕石となってやってきた存在。詳しくはファイナルファンタジーVII#古代種とジェノバを参照。
前作では四肢を失ったセフィロスに酷似した人間の女性のような姿をしていたが、その後セフィロスに首だけ持ち去られ、その他の部位はクラウドたちによって破壊されるか、実験に使われるなどして行方不明の部分もある。
セフィロスもジェノバと同じように、星を船として違う星へ行くことを目的としている。
リユニオン (REUNION)
バラバラに散らばったジェノバ細胞が再び集まること(リ・ユニオンで再結合の意)。ジェノバ細胞を取り込み自我を失った人間の場合、この影響を受け、ジェノバの元へ集結しようと活動する。カダージュ達はジェノバの首とリユニオンを謀り、セフィロスを復活させようとした。
北の大空洞 (Great Northern Cave)
大昔にジェノバが降ってきたとされる雪山の巨大クレーター。すべての元凶が始まった場所であり、前作においての終わりの場所でもある。タークスはここでジェノバの首を見つけ、カダージュ達に襲撃された。
忘らるる都 (Forgotten Capital)
かつて古代種達が住んでいた街。エアリスはここでホーリーを唱えた後に命を落とし、クラウドによって水葬された。本作ではカダージュ達がアジトとして使っており、誘拐したマリンとデンゼル達星痕に侵された子供をここに連れてきて、自らの思念を浸み込ませた水で彼等を操った。ヴィンセントはここに何度も訪れており、偶然カダージュ達と応戦して劣勢に立たされたクラウドを発見して救い出し、カダージュ達と星痕の真実を伝えた後、マリンと共に悔恨に駆られているクラウドを諭した。
エッジ (Edge)
大都市ミッドガルがメテオにより破壊された際の被害が甚大だったため、ミッドガルに寄り添う形で新しくできた街。中央には神羅が建設した慰霊碑が存在する。
セブンスヘブン (Seventh Heaven)
エッジでティファが経営しているバーで、彼女とクラウド、マリン、デンゼルの住居でもある。もとは七番街スラムに存在していた店だったが、エッジで経営を決めた際に新たに再開した。ちなみに以前のセブンスヘブンの名前は『CCFFVII』の時期にザックスによって付けられた。
ヒーリン (Healin Lodge)
神羅の残党が利用している保養施設。ルーファウスもここで療養している。
教会 (Church)
伍番街スラム跡にある、クラウドとザックス(『CCFFVII』時)がエアリスと出会った場所。中央にはエアリスが育てていた花畑がある。クラウドはティファ達の許を去った後、ここで寝泊りしていた。カダージュとの交戦中に花畑は破壊されたが、その跡からエアリスの癒しの水が湧き出て、クラウドとデンゼル、そして人々の星痕を癒した。
バハムート震 (Bahamut SIN)
カダージュがクラウド達が奪ったマテリアから呼び出された召喚獣。カダージュによって召喚されたためか、姿は禍々しく変貌している。ちなみにFFVII本編では通常のバハムートの他、「改」「零式」が登場しているが、「震」は登場していないため、本作オリジナルの召喚獣となる。
シャドウクリーパー (Shadow Creeper)
ヤズーが召喚したモンスター。黒い霧から実体化し、斬り伏せても何度でも復活する。
思念体 (Sephiroth's Spirit)
本作ではカダージュ達の事を指す。ライフストリームに拡散する事なく残ったセフィロスの思念が、自らの復活の為に地上へと送り出した存在であり、彼らがジェノバとリユニオンする事で再びセフィロスに戻る事ができる。
シエラ号 (The Sierra)
シドの新型飛空艇。「シエラ」とはシドの助手(後の妻)である女性の名前。後の『ダージュ オブ ケルベロス ファイナルファンタジーVII』(FFVIIDC)にも登場する。『FFVIIDC』のWRO隊員の話によれば、この船は失われた古代文明の技術で製造された物であり、まだ解明されていない部分もあるらしい。
フェンリル (Fenrir)
クラウドが駆る漆黒の大型バイク。フロント2輪・リア1輪の計3輪という奇抜な車体と性能を持つ。普段は運び屋の仕事やその他の移動手段として使用するが、前輪左右側面内部にはクラウドの合体剣を全て収納できるよう戦闘用にも改造されている。仕事を始める以前にクラウド個人の収入と、ティファが発行した「セブンスヘヴンで一生タダで飲み食い出来る権利」と引き換えに手に入れたものである。
ストライフ・デリバリー・サービス (Strife delivery service)
クラウドが始めた運び屋(現実で言うバイク便の自営業)。セブンスヘブンにあるクラウドの私室で経営している。依頼の入った荷物をフェンリルで(移動できる範囲でだが)世界中に配達する。
バスターソード (Baster Sword)
本作品に登場するバスターソードはオオカミの立ち尽くす場所に刺さっている錆びついた巨大な剣を指す。この剣はクラウドの親友、ザックスの形見であり、前作のスタート直前にクラウドが引き継いだものである(前作のクラウドの初期装備)。現在クラウドはこの剣の代わりに合体剣を使用している。
詳しくはザックス・フェアの項を参照。
携帯電話 (Cellular telephone)
PHSに替わって普及した、クラウドを初め作中の殆どの人間に支給されている通信手段。クラウドはティファ達の許を離れて以来、留守電に切り替えている。ヴィンセントがクラウドを助けた際クラウドの携帯を落としてしまい、そのせいでマリンに呆れられてしまった。この携帯電話は、ドコモ製P900iVのクラウドブラックである。
クラウディ・ウルフ (Cloudy Wolf)
クラウドが身に付けている狼の装飾が施されたシルバーアクセサリ。これと同じデザインの指輪をティファ、バレット、デンゼルも身に付けている。これはクラウドの行く先々に現れた謎の存在の事も指しており、正体はクラウドの心の孤独さを表しているらしい。
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ファイナルファンタジー(FF)のアビリティまとめ
ファイナルファンタジーのアビリティシステム(ability system)とは、日本産RPGであるファイナルファンタジーシリーズ(FFシリーズ)に登場する、「コマンド」や「特性」をカスタマイズできる戦闘・育成システムである。 ファイナルファンタジーシリーズにおけるアビリティとは、そのジョブやキャラクターを特徴づける技のことを指し、アビリティによってキャラクターに個性を持たせることができる。
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ファイナルファンタジー(FF)のトラウマまとめ
『ファイナルファンタジー(FF)』シリーズにおいて、忘れられないシーンはいろいろあるが、つらい経験ほど記憶に残るものである。 ここでは『FF』シリーズのナンバリングタイトルのゲーム中において、トラウマになるほど苦労したシーン、怖かったシーン、悲しかったシーンなどを紹介する。
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北欧神話徹底解説・考察まとめ!おもしろくて分かりやすい!
北欧神話(ほくおうしんわ)とは、キリスト教が広まる以前にノルド人(ノース人)が信仰していた神話体系。ノルド人がスカンジナビア半島を勢力圏としていたため、スカンジナビア神話とも呼ばれている。口伝によって伝えられていたが、13世紀頃、アイスランドの詩人スノッリ・ストゥルルソンによって『エッダ』という書物にまとめられた。 「滅亡の運命」が定められた神々の隆盛と終焉を描いており、全体的に暗い印象のエピソードが多い。物語全体の完成度が高く、漫画などの現代の創作物においてもたびたび題材として用いられる。
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ファイナルファンタジーXIII(FF13)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXIII」(FF13)は、スクウェア・エニックスからPlayStation 3(PS3)及びXbox 360のマルチプラットフォーム向けに発売されたFFシリーズの第13作目。 「FABULA NOVA CRYSTALLIS」という神話世界を共有するプロジェクトの1つ。 パルスとコクーン、2つの世界を舞台にライトニングたちは「神」のような存在ファルシと戦う。
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ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII(LRFF13)のネタバレ解説・考察まとめ
「ライトニング リターンズ ファイナルファンタジーXIII」(LRFF13)は、スクウェア・エニックスより2013年に発売されたPlayStation 3・Xbox 360向けゲームソフト。 「FF13-2」の続編にあたり、「FF13」から続く三部作の最終章となる。 前作から500年後の終末に向かう世界で、「FF13」の主人公ライトニングが再び主役となり人々を救うため戦う。
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ファイナルファンタジーXIII-2(FF13-2)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXIII-2」(FF13-2)とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーション3・Xbox 360向けゲームソフトであり、「FF13」の続編である。 「FF13-2」は「FF13」のエンディング後から始まる。今作では「FF13」の主人公だったライトニングの妹セラが主人公となり、時空の歪みを正すために、未来から来たノエルと共に時空を超えた旅に出る。
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ファイナルファンタジーX(FF10)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーX」(FF10)は、スクウェア・エニックスが2001年7月にプレイステーション2用ソフトとして発売したロールプレイングゲーム(RPG)。FFナンバリングタイトルの10作目。 ザナルカンドに住む青年ティーダはある時異世界「スピラ」に飛ばされてしまう。そこで出会った召喚士のユウナとともに、この世界の脅威である「シン」を倒すための旅に出る。
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ファイナルファンタジーXII(FF12)のネタバレ解説・考察まとめ
ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売された、PlayStation 2専用ロールプレイングゲームで、FFシリーズの12作目。2017年7月13日にはリマスター版「ファイナルファンタジーXII ザ ゾディアック エイジ」がPS4版として販売される。 帝国の支配下となった小国に住む少年ヴァンは、物盗り目的で王宮に忍び込んだことから大国同士の戦乱に巻き込まれていく。
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ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング(FF12RW)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」(FF12RW) は、スクウェア・エニックスより2007年に発売されたニンテンドーDS用ゲームソフト。「ファイナルファンタジーXII」(FF12)の派生作品。 携帯ゲーム機としての今作では、タッチペンを使用し、手軽に遊べるロールプレイングゲーム(RPG)となった。 浮遊大陸レムレースを舞台に「FF12」の主人公、ヴァンの新たな冒険を描く。
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ファイナルファンタジーXII(FF12)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
ファイナルファンタジーXII(FF12)とは2006年に発売されたFFシリーズの12作目。ダルマスカのダウンタウンに住む少年ヴァンは、祖国を支配する帝国に一泡吹かせるため王宮に忍び込んだことから世界を揺るがす大きな運命に巻き込まれていく。イヴァリースというひとつの歴史の中で、登場するキャラクターたちはそれぞれ印象的な台詞を残している。
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ファイナルファンタジー 零式(FF零式)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジー 零式(れいしき)」 (FF零式) とは、2011年にスクウェア・エニックスより発売されたプレイステーションポータブル(PSP)用ロールプレイングゲーム(RPG)。戦争をテーマに、クリスタルと神、人間の命と死について描かれるFFシリーズの外伝的作品。舞台は「オリエンス」という世界で、主人公の14人の少年少女たちは、アギトと呼ばれる救世主になるために厳しい訓練をこなしながら戦争に身を投じていく。
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ファイナルファンタジーX-2(FF10-2)のネタバレ解説・考察まとめ
「ファイナルファンタジーX-2」(FFX-2)はスクウェア・エニックスより2003年にPlayStation2用ソフトとして発売されたRPGで、「FFX」からの正当な続編。 世界観は「X」から引き継いているが、キャラクター演出などのノリはかなり軽い。ドレスアップなど新たなシステムを搭載している。 「FFX」から2年後、ユウナはティーダに似た青年が映ったスフィアを見て、再び旅に出る。
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