山岸由花子(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ
山岸由花子(やまぎし ゆかこ)とは、荒木飛呂彦による漫画及びそれを原作とするメディアミックス作品『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物で、自身の髪の毛を自在に操る能力「ラブ・デラクス」の使い手である。美少女だが思い込みの強い激しい性格で、想い人の広瀬康一(ひろせ こういち)を自身の能力で追い詰める。同じくスタンド使いである康一に逆転された由花子だが、そのタフな精神性で後に彼の愛を勝ち取るに至った。
ステータス
破壊力-B、スピード-B、射程距離-C、持続力-A、精密動作性-E、成長性-B
(A-超スゴイ、B-スゴイ、C-人間と同じ、D-ニガテ、E-超ニガテ)
能力:髪の毛を自在に操る
本体である由花子の髪の毛と一体化しており、一般人にも見ることができるスタンド。由花子の意思で自在に動かすことができる他、増量も可能で、本編では怒りによって髪の量が増え、家一軒を覆いつくした。力も凄まじく、家具を持ち上げる、床や壁を突き破るといった芸当を見せた。
戦闘の他、移動や拘束にも使える。髪の毛が入る程度の隙間があれば、鍵を開けて中に入ることも可能。
自身の髪の毛を他者の頭皮に植え込むことで、相手を縛り付け拘束することもできる。ただし、相手の頭部に植え込んだ髪の毛はある程度の長さがないと効果が保てないらしく、康一に髪の毛を植え込んだ際、彼が自身の髪の毛を刈り込んだことで回避された。
山岸由花子の関連人物・キャラクター
広瀬康一(ひろせ こういち)
CV:梶裕貴(TVアニメ版)、朴璐美(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)、夏樹リオ(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の旋風』)
演:神木隆之介(実写映画版『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』)
由花子と同じぶどうヶ丘高校の1年生。成長するスタンド「エコーズ」を持つ。
小柄であまり特徴のない人物だが、無自覚ながらここぞという時に勇気を振り絞り、活躍する。由花子の他、偏屈な漫画家の岸辺露伴など癖の強い人間に好かれる傾向にある。
由花子に告白された時は喜んでいたが、彼女の異常な性格を知るや距離を置こうと考える。
友人の仗助、億泰に頼んで自分を嫌いになるよう悪口を言ってもらったが、逆に「康一を教育しよう」と考えた由花子により別荘に監禁される。
声や音を再現するエコーズact1で「大嫌いだ」という自分の声を由花子に聞かせたが、思い込みの強い彼女には効かなかった。別荘の中でスタンドがact2に進化し、擬音を対象に貼り付け、その擬音通りの事象を実際に起こせるようになった。
由花子とは戦闘になるが、殺されそうになりながらも彼女の命を守りながら戦っており、その優しさから更に惚れこまれる。
後にエステティシャン辻彩(つじ あや)の能力「シンデレラ」がきっかけで由花子に好意を持つ。シンデレラの約束事を守らなかったために別人のように醜くなった由花子を彼女だと見抜いた。また、由花子の為に自分が視力を失うことも厭わない覚悟を彩に見せ、由花子の顔を元に戻してもらう。
TVアニメ版では由花子と一緒に下校し、康一の方から手を繋ぐ描写がある。
広瀬康一(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
広瀬康一(ひろせこういち)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』及びPart5『黄金の風』冒頭に登場するスタンド使いにして主人公の東方仗助の友人であり、語り部でもある。気弱な面もあるが、成長するスタンド「エコーズ」が目覚めてからは勇気を振り絞って敵に立ち向かうようになる。その姿勢は、戦い慣れしている空条承太郎にも一目置かれるものであった。普段は優しい性格で、読者を含めて共感を得やすいキャラクター。そのためか作中では癖の強い人物にも好かれる傾向にある。
東方仗助(ひがしかた じょうすけ)
CV:小野友樹(TVアニメ版)、大地葉(TVアニメ版幼少期)、羽多野渉(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』 / ウルトラジャンプCM)
演:山崎賢人(実写映画版『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』)
『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、康一の友人。他者の怪我を癒し、壊れた物を直すスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」を持つ。
「プッツンした」性格の由花子から康一を助けようとしたが、後に彼らが相思相愛になってからは「俺たちが変に関わってもなぁ~」と見守る姿勢を見せた。むしろ、カフェで康一抜きで同席し、話をしているようなシーンもある。
東方仗助(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
東方仗助(ひがしかた じょうすけ)とは、荒木飛呂彦の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の主人公で、特定の幻像を持つ「スタンド」と呼ばれる超能力の使い手である。能力は傷を癒し、壊れた物を直す「クレイジー・ダイヤモンド」。基本的にお調子者かつ温厚で優しい性格だが、憧れの人を真似た自身の髪形を貶されると激怒する一面もある。時にはズルもするが強い正義感を持ち、自分の怪我を治せないのを承知で友のために体を張る。スタンド使いの仲間と共に街に潜む殺人鬼と戦うこととなる。
虹村億泰(にじむら おくやす)
CV:高木渉(TVアニメ版 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ウルトラジャンプCM)
演:新田真剣佑(実写映画版『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章』)
仗助、康一の友人。右手で空間でも何でも削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持つ。由花子が知っているかは不明だが、彼女のクラスメイトである。
由花子が委員長の髪を燃やした時、自身のスタンドで髪の毛を削り取って助けている。康一と由花子が恋仲になった後は彼らに干渉していない。仗助、由花子と3人でカフェで同席する描写がある。
虹村億泰(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
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虹村億泰(にじむら おくやす)とは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』に登場するスタンド使いである。主人公の東方仗助の友人で相棒。右手で触れた物を削り取るスタンド「ザ・ハンド」を持ち、杜王町に次々現れるスタンド使いや、殺人鬼の吉良吉影と戦う。硬派を気取ることはあるが基本的には単純かつノリのいい性格で、甘いもの好きという一面を持つ。幼い頃から兄に従ってきたため、彼の死後は決断力のなさを度々見せるが、父の異形化や兄の死といった不幸な境遇故に義理人情に厚い。
ジョセフ・ジョースター
CV:石塚運昇(TVアニメ版 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)、杉田智和(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』)
仗助の父親。茨状のスタンド「隠者の紫(ハーミット・パープル)」を持つ。
康一との関係に悩んでいた由花子にエステ「シンデレラ」の存在を教えた。由花子からは「ジョースターさん」と呼ばれているが、後に彼女から心の中で「クソジジイ」呼ばわりをされた(康一と二人きりになりたいのに、次々と邪魔者が来ていらだっていた為である)。
岸辺露伴(きしべ ろはん)
CV:櫻井孝宏(TVアニメ版 / OVA『岸辺露伴は動かない』)、神谷浩史(ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』 / ゲーム『ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン』)
演:高橋一生(TVドラマ『岸辺露伴は動かない』)
杜王町在住の人気漫画家。他者を本にし、記憶を読んだり命令を書き込んだりするスタンド「ヘブンズ・ドアー」を持つ。漫画の為なら他者を犠牲にすることも厭わない職人魂の持ち主。康一を気に入り、半ば強引に取材に同行させるなど我が儘な性格でもある。由花子はそんな彼からも「プッツン由花子」と称されている。
『岸辺露伴は動かない』の1エピソードでは、由花子の知人である片平真依とその娘真央のことで相談を受けた。
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目次 - Contents
- 山岸由花子のプロフィール・人物像
- 山岸由花子の来歴・活躍
- スタンドに目覚める
- 広瀬康一への愛
- 「シンデレラ」の魔法
- 街に潜む殺人鬼
- 『岸辺露伴は動かない』
- 『D・N・A』
- 山岸由花子のスタンド能力:ラブ・デラックス
- スタンドとは
- ステータス
- 能力:髪の毛を自在に操る
- 山岸由花子の関連人物・キャラクター
- 広瀬康一(ひろせ こういち)
- 東方仗助(ひがしかた じょうすけ)
- 虹村億泰(にじむら おくやす)
- ジョセフ・ジョースター
- 岸辺露伴(きしべ ろはん)
- 辻彩(つじ あや)
- 山岸由花子の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 広瀬家の窓の外にたたずむ由花子
- 「どうして『30分』だけなのよォオオオ~~~~~~ッ!!」
- 「うるさいわね!かってに"赤"になった信号が悪いのよ」
- 山岸由花子の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 山岸由花子とPart1に登場したブラフォードとの共通点
- Part8に登場するスタンド「ラブラブデラックス」
- 山岸由花子のモデルはスティーブン・キングの小説『ミザリー』の登場人物
- 山岸由花子のスタンド「ラブ・デラックス」の名前の由来はイギリスのバンド「シャーデー」のアルバム『Love deluxe』から