ファイナルファンタジーシリーズの外伝・派生作品まとめ【FF】

『ファイナルファンタジー』シリーズには、ナンバリング作品以外にも様々な外伝・派生作品が存在している。そのジャンルは幅広く、サブキャラクターを主人公にしてメインストーリーの謎を補完していたり、作中の音楽に焦点を当てた音ゲームなど様々である。本記事では『ファイナルファンタジー』シリーズの外伝・派生作品の中でも、特に人気が高い物を厳選して紹介する。

素晴らしい作品だけど、重い「ファイナルファンタジー零式」

出典: www.layercloud.net

ファイナルファンタジー零式は、ほとんどナンバリングタイトルに近い、重厚なストーリーで素晴らしい作品ですが、ナンバーはついていないので、こちらで紹介しておきます。FF作品を知らない人でも楽しめるFF的要素が薄い作品ですが、ストーリーが全体的に重いので、軽く遊びたい人には不向きです。主題歌もオープニングもカッコイイので個人的にはとってもおすすめですが。操作可能キャラが14人と過去最多で、それぞれ個性のあるアクションが用意されています。お気に入りのキャラでクリアを目指すことが可能となっており、2周目プレイが本編と言われており、一週目の裏のストーリーを見て初めて全貌が明らかになるようになっています。そのためPSP向けのソフトですが、ディスクがなんと2枚組となる超大作になっています。

FF作品のBGMで音ゲー「ファイナルファンタジー・シアトリズム・カーテンコール」

ニンテンドー3DS向けに販売されているシアトリズムは、簡単に言えば音ゲーです。流れる音楽に合わせて配置された指示に従ってボタンを押すいたってシンプルなゲームなのですが、歴代のFFのナンバリングタイトルはもちろん、複数の外伝タイトルのBGMも収録されており、FFファンなら絶対に欲しいソフトに仕上がっています。一曲が2~3分なので気軽に遊べるところも良いです。FFのお気に入りタイトルはもちろん、未プレイの作品にも触れられるので、年代問わず楽しめる作品です。ムービーもあるので、懐かしい映像も楽しめます。収録曲が221曲となっており、難易度も3段階あるので、フルチェーンでSSSランクまで到達させるには、なかなかやりこまないと難しいので、長く遊べるところも高ポイントです。
歴代の人気作品ばかりということで音楽が素晴らしいので、FFファンでも非FFファンでも、気軽に楽しめる作品です。音ゲーが好きな方や軽く遊べるゲームがいいという人におすすめです。

歴代キャラで対戦「ディシディア・デュオデシム・ファイナルファンタジー」

出典: prcm.jp

ディシディアシリーズは、ナンバリングタイトルの主人公と悪役が登場し、作品の垣根を越えてキャラ同士で対戦させることができる、FFファンには夢のような作品です。ストーリーモードで気軽に遊べてレベル上げができるモードがあるので、嫌いなキャラをフルボッコにして遊ぶブラックな遊びもできます。この作品は、自分が好きなキャラが極端に強くなるのも面白いところです。空中を飛び回る爽快なアクションで瞬殺プレイを目指すのが王道です。ストーリーモードで、た作品のキャラ同士がナチュラルに会話しているのを見るのも楽しいですよ。さらに、原作では声が当てられていなかったキャラやドット絵だったキャラも3Dで美化されているので、そこを見るだけでも楽しいゲームです。知らない作品を知れる良いゲームだと思いますよ。FFシリーズの取っ掛かりとしてもおすすめです。

チームバトルが楽しい「ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング」

出典: rank.cd-cdn.com

ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイングは、FF12の主人公や世界感を引き継いだ、FF12の続編作品ですが、ストーリー的にはあまり続編というほどのことはなく、ストーリーを重視するというよりは、全く新しいユニット操作によるバトルが楽しいゲームです。DS向けのソフトであったこともあり、タッチペンで簡単に操作することができ、かわいい召喚獣たちとキャラクターをグループ編成して、敵のグループと戦わせるという今までにない集団戦闘が楽しめるゲームです。グラフィックがかわいらしく、ストーリーもどこかほのぼのとしており、ゲームの難易度もさほど高くないので、女性でも楽しめる作品です。段取りや作戦が重要となるので、通常のRPGのようにボタンを連打すれば勝つというものではないところが、このゲームの醍醐味です。

やり始めたらハマる「FFタクティクスA2 封穴のグリモア」

出典: www.famitsu.com

ストーリーもふわっとしており、FF12のキャラが登場しますが、あまりストーリー的に続編とはなっておらず、単体で遊びやすいタイトルです。全くFFの世界を知らなくても楽しめる作品です。バトルはコマ割りされたフィールドをターン制で進んでいくスタイルで、アクション性よりも戦略が重要になってきます。どんどん増える仲間を育てて、最強チームにしたり、最強武器や新ジョブを開放するなどやりこみ要素が強いので、やり始めたら長くハマるゲームです。ストーリーよりも戦闘を楽しむゲームだと思います。

FF7の以前の話「クライシス コア ファイナルファンタジーVII」

出典: ccff7.gkwiki2.com

歴代ナンバリングタイトルでも絶大的な人気を誇るファイナルファンタジー7の時間の少し前を描いた作品なのが、クライシス・コアです。CCFF7と略されることが多いこの作品の主人公は、FF7でほとんど詳しく語られることがなく登場も少なかったザックスというキャラクターにスポットライトを当てた作品ですが、CCFF7発売以降、ザックスファンが急増しました。曖昧だったFF7の過去のシーンも明確に描かれており、原作のFF7ファンにも嬉しい作品です。また、キーパーソンの一人をGacktが演じたことでも有名な作品です。
ゲームのバトルシステムはアクティブタイムバトルシステムであり、RPGのターン制ではないですが、アクションゲームが苦手な人でも問題なくプレイできるスタイルです。
全体的に、FF7の世界感や独特の用語が飛び交うので、FF7未プレイの人にはイマイチのゲームかもしれませんが、ある程度FF7のあらすじを知ってからプレイするとそれなりに楽しめますよ。

PS PSPでのSRPG!!ファイナルファンタジータクティクス

出典: www.famitsu.com

シミュレーションRPGとしては史上最高の本数記録となる135万本を販売した。その後も幾度か廉価版が販売されて好セールスを記録し、また、10年ぶりの移植となるPSP版でも国内出荷40万本・実売35万本弱を販売した。
『タクティクスオウガ』のシステムと、『ファイナルファンタジー』・『ファイナルファンタジーIII』・『ファイナルファンタジーV』の「ジョブチェンジ」が組み合わされている。

FF7から3年後の世界「ダージュ オブ ケルベロス FFVII」

こちらもFF7からの派生作品ですが、主人公は原作のFF7で隠しキャラ的な扱いであったヴィンセントを主人公にしたものです。PS2からの発売であり、今ではかなりマイナーな作品扱いを受けていますが、ゲームとしてはサードパーソン・シューティングゲームであり、アクション性の高いものとなっています。ストーリーを追っていく形をとっており、一枚のディスクでオフラインとオンラインが楽しめることで話題にもなりました。さらに謎のキャラGとしてGacktが出演しており、主題歌も歌っていることで注目を浴びました。ちなみにその正体はCCFF7で明らかになっています。ちらっとFF7のキャラも出演しますよ。
アクション要素の強いゲームが好きな人にお勧めの作品です。ストーリーは、私もプレイ済みですが忘れてしまったくらいなので、あまりストーリーを重視しない人におすすめです。さらっと進めれば、一週間でクリア可能です。

kazuky
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