バイオハザード ヴィレッジ(Biohazard Village)のネタバレ解説・考察まとめ
『バイオハザード ヴィレッジ』(Biohazard Village)は、カプコンより発売されたサバイバルホラー作品である。シリーズ本編としては8作目で、タイトルロゴも8作目を意味するローマ数字の「VIII」が重ねられる形で強調されている。『バイオハザード7』主人公イーサン・ウィンターズが引き続き主人公であり、前作では失踪した妻のミーアを探す物語だったが、今作は攫われた娘のローズマリーを取り戻すための物語になっている。そのため作品のテーマは"家族の絆"になっている。イーサンの物語の完結編。
ハーブ、薬液、ガンパウダー、スクラップ等を組み合わせて、回復薬や銃火器の弾等が作成出来る機能。
NOTES
物語の進行状況に応じて起こった出来事や、入手したファイル、チュートリアルなどを閲覧できる画面。
食材調達
入手した食材を商人に渡して料理を作ってもらうことで、イーサンの肉体強化を行なうことが出来る。
食材は村のいたるところにあり、中には幻といわれる貴重な食材もあるため、誤って売ってしまわないように注意する必要がある。
ボーナス
ボーナスでは様々なコンテンツを楽しめることができる。
作中で流れた動画の再生や、それぞれのキャラクターやクリーチャー達のアートワークが閲覧出来る。
THE MERCENARIES
無数の敵を時間内に倒し、ハイスコアを目指すバトルゲーム。
クリア後に「EXTRA CONTENT SHOP」で購入すると遊べるようになる。10CPと安価で購入できる。
EXTRA CONTENT SHOP
CP(クリアポイント)を使用して、ゲーム内で使用できる武器や機能、おまけモード、ゲーム内で鑑賞できるフィギュアやアートを手に入れることができる。
レコードの達成条件ごとに獲得CPが設定されている。CPは無限に獲得できるものではなく、条件1個達成につき報酬受取は一度のみ。
『バイオハザード ヴィレッジ』の登場人物・キャラクター
ウィンターズ家
イーサン・ウィンターズ (Ethan Winters)
CV:木内秀信
モデル:Yaya Chamki、モーションキャプチャ:Todd Soley
前作及び本作の主人公。36歳。
ルイジアナの事件から生還した後は、対バイオテロ国際組織BSAAの保護の下、妻のミアと愛娘のローズマリーと共にヨーロッパへ移住、まだルイジアナの事件のことは忘れられてはいないが、平穏な日々を過ごしていた一般男性。BSAAからの指示による戦闘訓練を受けたおかげか、ガードをした際敵を突き飛ばすアクションも出来るようになった。一般男性だが、大怪我をした時に回復薬を使用すれば大体の怪我は治ってしまう体質のままだ。
ある日突然クリス・レッドフィールドの襲撃によって平穏な日々を奪われる。ミアを目の前で殺されローズマリー共々拉致されるが、次に彼が目を覚ますと一人謎の村に辿り着いてしまった。イーサンはローズマリーを取り戻すため、村を統べるマザー・ミランダと、彼女に仕える四貴族に挑んでいく。
終盤、ミランダによって心臓を取り出され意識を失った時、夢のような世界でエヴリンと再会し衝撃の事実を知らされる。それは3年前にミアを探すためルイジアナのベイカー邸に乗り込んだ時、最初にジャック・ベイカーから受けた攻撃で死亡していたということだった。そしてエヴリンの特異菌の力によって人として蘇っていた。手足を切り落とされても簡単な処置や液状の治療薬を用いることで結合し完全回復するという異常な再生能力、ドミトレスクの台詞である「香味が抜けてきている」、『バイオハザード7』でのジャック・ベイカーが口にした「お前も家族だ」や「私たち家族は皆、お前を殺したかったわけじゃない」という台詞は、このことを表していた。
ミランダを倒した後、度重なる戦闘で負った怪我のせいで特異菌による再生能力が追いつかなくなる。ローズマリーを取り戻した時には、右手が変色し崩れだしたことで身体の限界を悟り、ミアに謝罪の言葉を残しクリスにローズマリーを託して脱出させ、自分を犠牲にして菌根に仕掛けられた爆弾を爆破し、菌根もろとも最期を遂げた。
エピローグでは、イーサンに宿っていたエヴリンの力がローズマリーに受け継がれている。
『バイオハザード7』に引き続き、「マジかよ」という言葉を今作でも口にするため、彼が事件に巻き込まれてしまうタイプの主人公であることを表している。
ミア・ウィンターズ (Mia Winters)
CV:樋口あかり
モデル:Savannah Daniels
イーサンの妻でありローズマリーの母親。36歳。
前作では彼女が所属していた組織が開発した生物兵器"エヴリン"が暴走し、ルイジアナの事件が起きてしまう。彼女自身もエヴリンの特異菌に感染していたが、イーサンと巻き込まれたベーカー家長女のゾイによって作成された血清により治療された。その時何らかの特殊な力を得たのか、娘のローズマリーにその因子が受け継がれている模様。
事件後はBSAAの保護の下、所属していた組織の調査協力の見返りに組織に所属していた事実は不問にされた。夫のイーサン、愛娘のローズマリーと共に全てを捨てて、ヨーロッパへと移住し、平穏な日々を過ごす。
今作では本編開始前にミランダに拉致されており、ミランダの研究所に囚われていた。彼女がまだ生かされていた理由は実験体としてだったが、クリスがミランダの研究所探索中に発見されると救出された。その時イーサンの死亡を伝えられるが、イーサンが特異菌によって生きている特別な人間だということを知っていたミアは、クリスにその事を告げイーサンの生存とローズマリーの無事を祈る。
クリスの部下達と一緒にヘリコプターでイーサン達を待っていたが、ローズマリーを抱いたクリスだけがやってきて共にヘリコプターで村を脱出する。イーサンが菌根を破壊するために自らを犠牲にしたというクリスに対して彼を責めるが、イーサンの死を認めると泣き出す。
ゾイが作成したベイカー邸事件ファイルにおいて、『バイオハザード7』の事件から2年後にゾイにお礼の手紙を書いており、ローズの写真と共に「可愛すぎて気絶しないでね」と書き添える等、子煩悩な一面が見られる。なお、本作で閲覧できるゾイの資料に添付されていたインタビューの音声データによると、彼女がエヴリン護送時に所属していた組織が"コネクション"だと明かされる。ミランダの研究所にもミランダとコネクションの人間、エヴリンとミアが映った写真も置かれていた。
イーサンの正体について、唯一知っていた人物。そのため事件が起こる前にイーサンと口論が増えていたが、全てはイーサンの身体を心配していたためである。
組織の人間であるミアが、一般人であるイーサンと結婚した理由は不明だが、彼女が本気でイーサンの心配をしている様子から本当にイーサンのことを愛して結婚したことがわかる。
ローズマリー・ウィンターズ (Rosemary Winters)
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目次 - Contents
- 『バイオハザード ヴィレッジ』の概要
- 『バイオハザード ヴィレッジ』のあらすじ・ストーリー
- 始まり
- 信仰に支配された村
- ドミトレスク城での戦い
- フラスク集め
- ハイゼンベルク・ミランダとの戦いと、ハウンドウルフ隊の任務
- 最後の戦い
- 『バイオハザード ヴィレッジ』のゲームシステム
- 1人称視点(アイソレートビュー)
- アイテムスロット
- アイテムクラフト
- NOTES
- 食材調達
- ボーナス
- THE MERCENARIES
- EXTRA CONTENT SHOP
- 『バイオハザード ヴィレッジ』の登場人物・キャラクター
- ウィンターズ家
- イーサン・ウィンターズ (Ethan Winters)
- ミア・ウィンターズ (Mia Winters)
- ローズマリー・ウィンターズ (Rosemary Winters)
- ハウンドウルフ隊
- クリス・レッドフィールド (Chris Redfield)
- ローランド・エルバ (Rolando Elba)
- ディオン・ウィルソン (Dion Wilson)
- ジョン・パールマン (John Perlman)
- チャーリー・グラハム (Charlie Graham)
- エミリー・ベルコフ (Emily Berkhoff)
- 敵対勢力
- マザー・ミランダ (Mother Miranda)
- オルチーナ・ドミトレスク (Alcina Dimitrescu)
- ベイラ・ドミトレスク (Bela Dimitrescu)
- カサンドラ・ドミトレスク (Cassandra Dimitrescu)
- ダニエラ・ドミトレスク (Daniela Dimitrescu)
- ドナ・ベネヴィエント (Donna Beneviento)
- アンジー (Angie)
- サルヴァトーレ・モロー (Salvatore Moreau)
- カール・ハイゼンベルク (Karl Heisenberg)
- 村人
- エレナ・ルプ (Elena Lupu)
- レオナルド・ルプ (Leonardo Lupu)
- ルイザ (Luiza)
- セバスチャン (Sebastian)
- ロクサーナ (Roxana)
- アントン (Anton)
- ユリアン (Iulian)
- グリゴリ・スタン (Grigori Stan)
- 老婆 (The Hag)
- その他
- デューク (The Duke)
- エヴリン (Eveline)
- エヴァ (Eva)
- クラウディア・ベネヴィエント (Claudia Beneviento)
- イングリド (Ingrid)
- 『バイオハザード ヴィレッジ』のクリーチャー
- ライカン
- ライカン(大型)
- ウリアシュ
- ヴァルコラック
- ヴァルコラック・アルファ
- モロアイカ
- サンカ
- ベイラ、カサンドラ、ダニエラ
- オルチーナ・ドミトレスク
- 変異ドミトレスク
- ベビー
- ドナ・ベネヴィエント&アンジー
- 変異モロー
- ハイゼンベルクが工場で作り出したB.O.W.
- ハウラー
- ゾルダート・アイン
- ゾルダート・ツヴァイ
- ゾルダート・ジェット
- ゾルダート・パンツァー
- シュツルム
- 変異ハイゼンベルク
- ウリアシュ・ストリージャ
- 変異ミランダ
- ウリアシュ・ドラク
- 『バイオハザード ヴィレッジ』のアイテム
- 武器
- ナイフ
- カランビットナイフ
- LZ-アンサラー
- LEMI
- M1911
- V61 カスタム
- USM-AI
- サムライエッジ<A.W.モデル01>
- GL7
- MA51 GQカスタム
- M1897
- W870 TAC
- SYG-12
- トールハンマー A.W.モデル02
- M1851 ウルフスベイン
- S.T.A.K.E.
- ドラグーン
- WCX
- F2ライフル
- SA110
- GM 79
- ハンドキャノンPZ
- ロケットピストルMK1
- パイプ手榴弾
- 地雷
- PT機関銃
- 回復薬
- トレジャーアイテム
- 結晶のかけら
- 結晶化した頭骨
- イングリドの首飾り
- クリムゾングラス
- 令嬢のトルソー
- 木彫りの女神像
- 真紅の結晶骨
- 淑女のルージュ
- 結晶化した翼
- ドミトレスク夫人の結晶像
- 結晶の塊
- 頭骨の完全結晶
- アンジー人形
- ビビアナイト
- 漆黒の結晶骨
- クマのぬいぐるみ
- クォーツ
- 鋼鉄のフレスベルグ
- 牙獣の結晶骨格
- 翠緑の結晶骨
- モローの複眼
- アンティークコイン
- 巨人の結晶戦斧
- 巨人の結晶鉄槌
- 黄金の夫人像
- ニコラの女神像
- グリエルモの金盤
- チェザレのゴブレット
- ベレンガリオの金杯
- 首飾りの宝石
- 銀の女神像
- 頭骨の多結晶
- 機械心臓
- 結晶化した機械心臓
- 結晶まみれの機械心臓
- ハイゼンベルクの機械脳
- 複合型機械心臓
- 巨人の結晶鎚矛
- 暗黄の結晶骨
- 葉巻
- 古牙獣の結晶骨格
- 組み合わせトレジャーアイテム
- 碧眼の指輪
- 黒山羊の木彫
- マダリーナ人形
- ドミトレスクの首飾り
- ハイゼンベルクの鉄槌
- 『バイオハザード ヴィレッジ』の用語
- レイ(Lei)
- 特異菌
- 菌根
- カドゥ
- ゾルダート
- 死花の短剣
- BSAA
- ハウンドウルフ隊
- アンブレラコーポレーション
- 村
- 集落
- ドミトレスク城
- べネヴィエント邸
- 人造湖
- ハイゼンベルクの工場
- 森の砦
- 製材所
- 祭祀場
- 『バイオハザード ヴィレッジ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- プレイヤーはダメージを受けない地雷
- ストーリーにも登場する予定だったエイダ
- バイオハザードの世界を人形劇で紹介しているバイオ村であそぼ
- 吉幾三が熱唱する公式イメージソング「俺らこんな村いやだLv.100」