イーサン・ウィンターズ（バイオハザード）の徹底解説・考察まとめ

イーサン・ウィンターズの概要

イーサン・ウィンターズとは、株式会社カプコンが制作したサバイバルホラーゲームの『バイオハザード』の主人公の1人として登場するキャラクター。
シリーズ初の一般人主人公であり、失踪してしまった妻であるミアを探しに、何もわからないままルイジアナにあるベイカー邸に赴いたことで彼の人生は大きく変化してしまう。その後無事にミアとベイカー邸を脱出し、3年の月日が経っていた。事件の後にミアとの間にローズマリーという女児が生まれ、平穏に暮らしている。
だが3年前にイーサンとミアを助けてくれた歴代主人公の1人であるクリスから強襲を受け、ミアが目の前で殺され理解が出来ない間にローズが拉致されてしまった。イーサン自身も護送されている間に何者かに襲撃を受け意識を取り戻すと、そこは知らない村でありイーサンはまたもや何もわからないまま、娘であるローズを見つけるため探索を開始する。
見事ローズを救い出し、生きていた妻のミア達を無事に脱出させるために自身が犠牲になる方法をとった。
そして娘のローズマリーが菌根という人の意識を保存した菌の塊の一部を介して意識の世界へとやってきた時は、マイケルと名乗りローズの手助けをし、最後の戦いではローズに力を渡して消えていく。
イーサンが主人公になった作品である『バイオハザード7』では、従来の肩越しカメラ視線から一人称へのカメラ切り替えがあったため、頑なに顔を出さずにいた。それはその後追加になったシステムである三人称視点になっても変わらず、さりげなく顔を背けるように作られている。

イーサン・ウィンターズのプロフィール・人物像

年齢：33歳（2017年『バイオハザード7』の時点での年齢）→36歳（2021年『バイオハザード ヴィレッジ』の時点での年齢）
身長：180cm
体重：75kg
職業：システムエンジニア

CV：トッド・ソリー 、木内秀信

イーサン・ウィンターズとは、日本の企業であるカプコンが制作したサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』シリーズの主人公の1人である。
『バイオハザード7』『バイオハザード ヴィレッジ』で主人公として登場し、『バイオハザード ヴィレッジ』のダウンロードコンテンツである『シャドウズ オブ ローズ』では主人公が娘のローズに変わり、そんな娘を見守る形で登場した。
『バイオハザード7』ではシステムが肩越し三人称視点から一人称視点に変更されたため、外見が見えない仕様になっている。外見が見える時は別の人物へと操作変更になった時だが、その時ですら顔はまったく見えない。
続編である『バイオハザード ヴィレッジ』でもシステムが同じなため前作のように姿が見えないが、のちに三人称視点での操作が可能になった。それでもスタッフの意向で顔が直接見えないような演出をされている。
そんな中で唯一確認出来るのが短髪のブロンドであること。

ナンバリングシリーズの主人公では初めてといえる妻帯者であり、一般人として登場したイーサン。
一般人とは思えない精神力の持ち主で、異常な状態に陥っても口汚く罵るぐらいでその状態から抜け出せる。普通の家族とは思えない人物ばかりがいたベイカー家の敷地や、異様な空気の村の中でも探索を行なっていく。
さらに銃火器の扱いも上手く、初めて扱う武器も簡単に使いこなし、ガラクタから火炎放射器も作るほど器用である。
家族愛がとても強い。失踪した妻のミアからメールが届いた時も知り合いからは止められていたが車で現場へと赴く。さらに信頼をおいていたクリス・レッドフィールドにミアが強襲され娘のローズが拉致された時も娘を取り戻すため死に物狂いで自身の身体を犠牲にしながら取り戻す。
途中でクリスに出会った際は、クリスの部下に取り押さえられた状態でもクリスのことを強く非難していた。
ゲームシステムで初めてガードを使用できるようになったためか、痛々しい傷を受ける描写が多い。

イーサン・ウィンターズの武器

ハンドガンG17

本館ガレージで入手できる標準的な性能を持つハンドガン。
威力はそれほど高くない。
しかしハンドガンの弾は比較的入手しやすいので手数で攻めることに向いている。
ハンドガンのなかでは装弾数が一番多い。
構えずに攻撃すると、最大5度の頻度で手ブレが起こる。

ハンドガンM19

廃屋で捨える小型銃。ミアとの戦闘後、壊れた状態でトレーラーハウスで発見できる。
壊れた状態ではあるが、リペアキットで直すと使用可能になる。
ハンドガンG17よりも装弾数は少ないが、威力とひるませ力が高いためこちらのほうが実用的ではある。
構えずに攻撃すると最大3度の頻度で手ブレが起きる。

ショットガンM37

比較的早い時期に入手できる散弾銃。
像に飾っているショットガンを取らなければいけないため、代わりになるものを像に飾らないといけない。
装弾数はショットガンM21よりも多く、4発装弾が可能。
弾の散る角度が大きいぶん広範囲を攻撃できるが、それだけ飛び散るということなためすべての弾を同じ数に当てるのは難しい。

ショットガンM21

8発の弾を散らばるように飛ばす散弾銃。
壊れた状態で発見するため、リペアキットで修理する必要がある。
威力とひるませ力が高いうえ、素早く連射可能。
最初に入手するショットガンM37より高威力である。
しかし装弾数は2発と半分になってしまうため、リロードのタイミングが大事だ。
弾を撃つと向きが、上に2度、左か右に0.5度だけ変わるため、連射するときは注意が必要。

バーナー

ガラクタから作った火炎放射器。
旧館にて発見したバーナーグリップとバーナーノズルを合わせて作成したもの。
R2ボタンを長押しすると、攻撃をくり返せる（燃料は0.1秒ごとに消費）。
射程範囲は狭いが、炎が上下左右に広がるので攻撃を当てやすい。
多くのクリーチャーに有効だが、ダメージ量が少ないため体力を少しずつ減らしていく。
そのため銃火器に比べて倒した手応えが実感しにくい。

グレネードランチャー

薬剤の詰まった弾を飛ばす銃で、焼夷弾と神経弾の2種類の弾を使用することが可能。
弾が数や壁などに当たると爆発を起こし、周囲にいる敵にダメージを与えつつ薬剤の効果を追加する。
弾が当たった敵には、爆発による攻撃ダメージも与える。
イーサン自身も、爆発の中心から半径1.5m以内にいるとダメージを受けてしまう。
焼夷弾は、対象の敵に炎上状態を発生させ、体力を少しずつ減らす効果もある。
神経弾は、対象の敵を麻痺状態にし、動きを止めるか遅らせつつ体力を少しずつ減らす効果もある。