天野舞耶/P2罰主人公(ペルソナ2)とは【徹底解説・考察まとめ】

天野舞耶(あまの まや)/P2罰主人公とは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の2作目に登場するキャラクターである。2枚ディスクで構成される『ペルソナ2』において、両ディスクにメインキャラクターとして登場。『ペルソナ2 罰』では主役を務めてもいる。情報誌「クーレスト」の編集記者で非常に明るい性格の女性。記者として噂の怪人・ジョーカー/JOKERを調査していたところ、ペルソナ使いに覚醒。以降、同じようにペルソナ使いに覚醒した仲間達とジョーカー/JOKERの行方を追う事になる。

『ペルソナ2 罰』は、前作『ペルソナ2 罪』の世界がリセットされ、新しく生まれ変わった世界が舞台となっている。その為、『ペルソナ2 罪』の世界(通称:むこう側)と『ペルソナ2 罰』(通称:こちら側)の世界では、キャラクター設定に多少の差が生じる場合がある。舞耶の場合、10年前の達哉達との出会いそのものがなくなり、竜也が起こした火災事件に巻き込まれずに済んだことで、火に対するトラウマを持つ事なく育った事以外は、むこう側と同じ環境で暮らしていた。

ある日、舞耶は街中で1人の少年とぶつかる。それはこちら側の達哉だった。こちら側の舞耶にとっては一切見覚えのない少年であったが、舞耶はどこかで会ったような気持ちに苛まれる。以来、舞耶はむこう側での出来事を夢で断片的にだが見るようになる。しかしこちら側の舞耶がその夢の意味に気づける筈がなく、舞耶は夢見の悪さに悩まされながら日々を過ごし続ける。

それからしばらくしたある日、舞耶は上司である水野(みずの)編集長から言われて、巷で噂の怪人・JOKERの記事を書かなければいけなくなる。JOKERは、「自分の携帯から自分の携帯にかけ、出た相手に殺して欲しい相手の名前を告げると代わりに殺してくれる」と噂される怪人だった。舞耶は以前から自分の意思を真っ直ぐに貫こうとする姿勢が水野編集長から反感を買っており、目をつけられている状態にあった。その為、この仕事はある種の嫌がらせに等しく、その証拠に、JOKERの仕事を任されたその日、本来ならば午後から休みを取る予定であった舞耶の休みをなかった事にし、仕事をしろと命令してくる。流石の舞耶もこれ以上目をつけられては仕事がしづらくなる為、仕方なく水野編集長の言うことを聞いて、JOKERの調査に取り掛かる。

するとそんな舞耶の現状を知った親友の芹沢うらら(せりざわ うらら)が、舞耶の仕事を手伝ってくれる事になる。実はこの日、舞耶が午後から休みを取っていたのは、うららと一緒にお見合いパーティーに行くからだった。舞耶と共にお見合いパーティーへ行く気満々だったうららは、舞耶の仕事をさっさと終わらせお見合いパーティーへ向かう為に手伝いを申し出たのである。

2人はJOKERの調査の為に珠閒瑠市内にある学校「七姉妹学園(通称:セブンス)」へ向かう。しかしそこで彼女達を待っていたのは、JOKERによって死体と化したセブンス校長の姿だった。セブンスにはJOKERの逮捕の為に調査にやってきていた刑事の周防克哉(すおう かつや)がおり、舞耶達の悲鳴を聞きつけてか校長室へやってくる。さらに1人の女子生徒が現場に現れるが、セブンス校長の死体に動揺して外へ出ていく。その挙動の怪しさに思わず克哉が彼女を追いかけて校長室の外へ出ていくのを、舞耶も反射的に追いかけてしまう。うららも慌てて舞耶と克哉の後に続いて校長室を飛び出す。すると、その先で、舞耶は悪魔を引き連れたJOKERと遭遇する事になる。

JOKERは悪魔を使って舞耶達を攻撃。「ペルソナを出さないと死んじまうぞ」と舞耶を煽ってくる。舞耶は言われている意味がわからなかったが、悪魔の攻撃を受けたうららと克哉が次々にペルソナ使いに覚醒した事で、それにつられるように舞耶もペルソナ使いとしての力に目覚める。
しかしむこう側の事を思い出せずにいる舞耶は、予想外の事態に混乱してしまい、うまく戦えずに悪魔の攻撃を受けてしまう。それは他の2人も同じで、2人とも舞耶と共にその場に膝をついてしまう。

そんな舞耶達にJOKERは「今はまだ殺さない」、「特に舞耶はじわじわとなぶり殺しにしてやる」とだけ告げると、舞耶達を悪魔の攻撃で気絶させた後、その場を去っていく。

意識を失った舞耶達は、夢の中でフィレモンと名乗る謎の男と出会う。舞耶達は、彼から自分達が召喚したものが「ペルソナ」と呼ばれるものであることや珠閒瑠市で「噂が現実になる」という異変が起きていることを教えられる。この世界を救えるのは舞耶達だけである事を彼女達に告げた後、フィレモンは舞耶達を現実世界へ帰還させる。
現実世界で意識を取り戻した舞耶達は現状に混乱しながらも、ひとまずJOKERの行方を追う為、共に行動していく事を決める。

JOKERの正体とJOKERにまつわる新たな噂

自分を追いかけてやってきた舞耶達と対峙する怪人・JOKERこと、こちら側の竜也。

JOKERから放たれた悪魔達との戦闘や、街で起こる様々な「噂」による事件と対峙したりしながら、JOKERの行方を追いかけていくうらら達。途中、新たに「盗聴バスター」を生業としているペルソナ使いの男性・パオフゥを仲間に加え、4人でJOKERを追い詰める事に成功する。JOKERの正体は、此方側の須藤竜也だった。彼はむこう側での記憶を取り戻しており、その事が起因してJOKERとして舞耶をつけ狙うようになっていたのである。

竜也からむこう側の事を聞いた舞耶達は、自分達が思っていた以上にややこしい事態に巻き込まれていた事に気づく。しかし竜也を倒した事で、これ以上JOKERに関連する事件は起きないだろうという事で、舞耶達は一度解散する。だが舞耶とパオフゥの2人は、竜也が敗北の際に言い残した「JOKERは死なない」という言葉が気になっており、調査を続ける事にする。さらに舞耶にはもう1つ気になる事があった。それは克哉の弟であり、『ペルソナ2 罰』の物語序盤で出会った達哉の事だった。達哉は事件の度に舞耶達の前に姿を現しては、「この件に関わるな」というような忠告と共に去っていってしまう。克哉も弟である達哉の事を気にしている節があるようだった。

一方、その頃、珠閒瑠市ではテレビワイドショーでJOKERが取り上げられた事で、「JOKERという存在は唯一の存在ではなく、不特定多数の存在である」という新しい噂が広まってしまっていた。その結果、「噂が現実になる」異変のおかげで、この新たなJOKERに関する噂が現実化。JOKERに殺害を依頼した人間が「JOKER化」する異変が起こるようになってしまう。
するとその事件にうららが巻き込まれる事態が発生。実はうららは、常日頃から舞耶の事を親友として大事に思う反面である種の妬みを持っていた。ある時、それが酔った勢いで爆発。JOKERに舞耶の殺害を依頼してしまったのである。

舞耶は克哉・パオフゥと共にJOKER化したうららと戦い、なんとかうららの正気を取り戻す。我に返ったうららは、自分の行いを心の底から反省し、舞耶に謝る。こうして親友のJOKER化という事態をなんとか収める事ができた舞耶だったが、同時にJOKERにまつわる事件がまだ終わりを迎えていない事にも気づく。本当の意味で事件をオラわせる為、舞耶は再びうらら・克哉・パオフゥの3人と共にJOKERの行方を追う事を決意するのだった。

明かされた衝撃の事実

達哉から珠閒瑠市で起こっている異変に纏わる衝撃の事実を聞く舞耶と仲間達。

再びJOKERにまつわる事件を追いかけていく、舞耶達。その先で、舞耶達は再び達哉と出会う。達哉を捕まえた舞耶達は、彼に知っている事を全て話すように問い詰める。舞耶達に問い詰められた達哉は諦めて「全てを知ったらこの事件から手を引く」という条件を飲むならば、自分の知っている事を全て離すと舞耶達に返す。舞耶達は達哉から話を聞く為に、その条件を飲む事にする。

そこで語られたのは、この珠閒瑠市で起きている異変には達哉が深く関わっている、という事実だった。実は達哉は、身体こそはこちら側の達哉であるが、意識はむこう側の達哉が乗っ取る形にいた。このような事になってしまった理由は、むこう側がリセットされた時、本来なら達哉の記憶もリセットされる筈だったのだが、仲間達と過ごした記憶を失う事を恐れた恐怖心により、むこう側の記憶を持ったまま達哉がこちら側にきてしまった事にあった。これによりむこう側のパラレルワールドとして生まれたこちら側とむこう側の境界線が曖昧になる事態が発生。こちら側がむこう側と混ざり始める可能性が生まれてしまう。さらにむこう側の世界がリセットされる原因となった存在・ニャルラトホテプは、こちら側の世界もむこう側と同じような道筋を辿らせようとしていた。この時点でのむこう側は珠閒瑠市以外の街や国が全て滅びてしまっていた。達哉はニャルラトホテプの策略を止める為、1人で彼に立ち向かおうとしていたのだ。

達哉は舞耶達に、この異変は記憶を保持したままこちら側に来てしまった自分に責任があるからと、再度JOKERことニャルラトホテプから手を引くように告げる。しかし舞耶達は「子供の不始末の責任を取るのが大人の役目」と達哉に言葉を返す。舞耶達が最初から自分の提示した条件を飲むつもりがなかった事に気づいた達哉は「騙したな」と舞耶達を睨みつける。だが全てを知った舞耶は、今まで1人で戦い続けてきた達哉の孤独な日々に涙し彼を抱きしめる。舞耶の優しい抱擁に達哉は戸惑うが、最終的にはそれを受け入れ、折れる形で舞耶達と共にニャルラトホテプと戦う事を決めるのだった。

「心の闇」から生まれたシャドウとの対峙、ニャルラトホテプとの戦闘

むこう側での達哉の姿を模して、舞耶達の前に現れたニャルラトホテプ。

だが克哉達の奮闘も虚しく、ニャルラトホテプの策略により彼の手下に、かつてむこう側の重要人物であったギンコ/リサ・シルバーマン、ミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)、黒須淳(くろす じゅん)が捕らえられてしまう。彼等がむこう側の事を思い出してしまうと、世界の境界が更に歪む危険性があった。舞耶達は彼らを助ける為、はニャルラトホテプが用意したゲームを行う事になる。その先で舞耶達を待っていたのは、仲間達それぞれの「心の闇」から生まれたシャドウだった。

むこう側で達哉・ギンコ・ミッシェルがそうしたように、自分達の「心の闇」と向かい合う事になる舞耶達。シャドウ達は、舞耶達が持っていた誰にも見られたくない「心の闇」を次々と暴露していくが、これまでの戦いの経験を通して成長してきた仲間達は、彼らの言葉を跳ね返し、シャドウを撃退する。

その後、全てのシャドウを倒し、ギンコ・ミッシェル・淳を助ける事に成功した舞耶達は、ニャルラトホテプと最後の戦いをする。激闘の末、なんとか彼に勝利する舞耶達。世界の平和を守る事に成功し安堵したその時、達哉が自分の罪を償う為にむこう側に帰ることを舞耶達に告げてくる。

舞耶達は達哉を止めようとするが、しかし達哉が居ては2つの世界の境界が曖昧になっていくのを止められない。達哉は仲間達を説得して元の世界へ帰ろうとする。しかしどうしてもこれ以上達哉に辛い目にあって欲しくなかった舞耶は、達哉を引き止めようとする。そんな舞耶の姿に達哉は、彼女への感謝の想いを伝える為に抱きしめた後、手刀で気絶させる。
そうして仲間達に舞耶とこちら側の世界の事を頼むと、1人罪を償う為にむこう側へ帰ってしまうのだった。

後日談

街中ですれ違った、こちら側の達哉の姿を無言で見送る舞耶。

事件を収束後、舞耶は再びキスメットで働く日々に戻る。以前と何も変わらない編集記者としての日々だが、仕事に頑張る舞耶の姿を見た新人社員が、「もう少し仕事を頑張りたい」と思えるようになるなど、舞耶の熱意ある姿は誰かを元気づけ励ましているようだった。舞耶もそんな真っ直ぐに自分の選んだ仕事を頑張ろうとする夢溢れる若者の姿に微笑みを浮かべるなど、舞耶が日々の生活を明るく前向きに過ごしている事がわかる描写となっている。
またエンディング後のアニメーションでは、取材に出た街中でバイクに乗った達哉と舞耶がすれ違うシーンも描かれている。しかしそこにいるのは、共に戦ったむこう側の達哉ではなく、何も知らないこちら側の達哉であり、彼は舞耶に気づかず通り過ぎていく。舞耶も達哉に声をかける事はなく、走り去る彼の背中を無言で見つめるだけ。2人の縁が交わる事がもうない事を示唆するような淋しい終わりではあるが、別々の未来をしっかりと歩み出した事がわかる前向きなエンドともなっている。

天野舞耶/P2罰主人公の関連人物・キャラクター

周防達哉(すおう たつや)/P2罪主人公

2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、1枚目のディスク『ペルソナ2 罪』の主役を務める少年。2枚目のディスク『ペルソナ2 罰』でもキーキャラクターとして登場する。『ペルソナ』シリーズにおける主人公にしては珍しく、ゲーム内でのデフォルト名が存在しているキャラクター(なお、名前を自由に変更可となっている)。
『ペルソナ2』の舞台「珠閒瑠市」にある「七姉妹学園」の3年生。年は18歳。兄が1人いる。幼い頃、大切な友人から貰ったジッポライターを常に持ち歩いており、作中では時々開け閉めをして遊んでいるさまが見られる。文武両道な上にルックスも良い為、女子生徒からの人気は高い。クールな性格で、過去に尊敬していた父が冤罪を着せられた事で失望した事をきっかけに、家族やとの馴れ合いを嫌い1人で居る事を好んでいる。だが本当は非常に仲間想いな心優しい少年であったりする。
幼少期に舞耶と出会っているが、その事は『ペルソナ2 罪』の物語中盤に行くまで忘れていた。戦いの日々を通して少しずつ、舞耶に惹かれていく。

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ギンコ/リサ・シルバーマン

2枚ディスクで構成されている『ペルソナ2』において、1枚目のディスク『ペルソナ2 罪』に登場するペルソナ使いの少女。2枚目のディスク『ペルソナ2 罰』でもサブキャラクターとして登場する。
七姉妹学園に通う高校2年生。年は17歳。人種は生粋の白人であるが両親が日本に帰化してしまっている為、生まれや育ちは日本となっている。その為、見た目に反して英語が喋れない事にコンプレックスを抱いている。日本びいきな両親、特に父親の事が嫌い。カンフー映画が大好きで、自我流で学んだ広東語を織り交ぜて喋る。作中では時折、「リサの広東語講座」と称して、達哉に広東語の意味を教えていたりする。
幼少期に舞耶と出会っているが、その事は『ペルソナ2 罪』の物語中盤に行くまで忘れていた。舞耶の事は「お姉ちゃん」、「舞耶ちゃん」と呼びながら慕っている。時々想い人である達哉と彼女がいい雰囲気になっている為、その時ばかりは恋のライバルとして焦りを感じているようだ。

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ミッシェル/三科栄吉(みしな えいきち)

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