トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)のネタバレ解説・考察まとめ

『トトリのアトリエ 〜アーランドの錬金術士2〜(A12)』とはガストから発売されたPlayStation3用RPGゲームで『ロロナのアトリエ 〜アーランドの錬金術士〜』の続編である。
アーランド共和国にあるアランヤ村という小さな漁村にロロナの弟子である少女トトリが住んでいた。トトリは幼い頃に冒険に出たまま行方不明となっている母の足取りを追う為、冒険者になることを決意する。
母との再会を夢見てトトリの冒険が始まる。

CV:井口裕香
年齢:14歳 / 身長:152cm / 血液型:A型
アーランドの名門貴族の令嬢。
貴族としてのプライドが高く、つい他人に高圧的な態度をとってしまいがちだが、内心良くないと思っており後で反省している。自分より目上の人に対しては非常に礼儀正しく振る舞うが、トトリをはじめ同世代の人に対しては少々きつい態度で接してしまう。家名を汚されることが何より嫌いで、自身もまた家名を汚さない様に常に厳しく自制しており努力家でもある。同じく名門貴族の令嬢であるクーデリアを一方的に敵視している。
冒険者になりたての頃はアランヤ村の広場にいるが、元々出身がアーランドの為、途中でアーランドに帰ってしまう。

素早さに優れるが攻撃力と防御力のパラメータが低めなので、装備品等でその点を補う必要がある。MPの成長に優れている為、戦闘用スキルを連発していけるが、代わりにLPは低めなので遠出する際はLP回復アイテムを用意する必要がある。

マーク・マクブライン

CV:千葉進歩
年齢:22歳 / 身長:172cm / 血液型:AB型
遺跡から発掘される古代の機械を研究している科学者。
自称「異能の天才科学者プロフェッサー・マクブライン」。言動は少し怪しいが、科学者としては天才的な知識と技術を発揮する。非常に外向的な性格で、自身の開発したおもちゃ等を子供達に見せて楽しませており、街の子供達から好かれている。
特定のイベントを発生させると、馬車や船の移動速度を上げてくれる改造を施してくれる。ハゲルと技術的なことで口論になることもあったが、後に和解し、一緒に食事しながら「マー坊」「ハゲさん」と呼び合う程意気投合する。

科学者という職業から戦闘は不向きに見えるが、実は防御力が高く粘り強い戦闘をみせる。攻撃力はそれほど高くないが、常時発動スキル「正確無比」を覚えれば命中率が上昇し、素早い敵との戦闘で活躍する。戦闘用スキル「コントロール・CC」は敵単体に眠りと攻撃力ダウンの効果をもたらす為、凶悪モンスターとの戦闘で重宝する。

ロロライナ・フリクセル

CV:門脇舞以
年齢:22歳 / 身長:153cm / 血液型:O型
前作の主人公でトトリの錬金術の先生。
少々天然で信じやすい性格の為、人の言った冗談を真に受けてしまうことが多い。3年の王国依頼を無事に達成し、一流の錬金術士になったロロナはホムンクルスの製造ができる程成長した。錬金術の技術については天才的な実力を発揮し、アーランドでは有名人だが、人に物事を教えることが下手で弟子と呼べるのはトトリ1人だけである。現在はアーランドを拠点に、旅に出ている師匠アストリッドの行方を探したり、街の人々からの依頼を受けながら生活している。
パイ好きであることは現在も変わらず、ロロナの造ったホムンクルスの原動力はパイである。友達や知り合いの名前を略したりあだ名で呼ぶクセは本作でも健在で、マークのことを「くまさん」と呼ぼうとしたりする。

パラメータは全体的に低く、トトリ同様戦闘には不向き。しかし、錬金術士らしく戦闘中にアイテムの使用ができる為、アイテムによる攻撃とサポートを使い分ける戦い方が理想的。MPの消費は大きいが戦闘用スキル「エンゼルフルハート」は敵全体に物理攻撃を与える強力な必殺技である。

ステルケンブルク・クラナッハ

CV:小杉十郎太
年齢:33歳 / 身長:185cm / 血液型:A型
非常に腕の立つ剣士で自称騎士。
アーランドが王国だった時は城勤めの騎士だったが、国王が勝手に共和国にしてしまった為、現在は新米冒険者達の手助けや保護を仕事としている。いつも険しい表情をしている為、怖がられることが多いが、実際は面倒見が良く困っている人を放っておけない優しい性格である。
トトリの冒険に付き合ったり押しかけ弟子のジーノに剣の稽古をつける傍らで、行方をくらましている前国王を探している。連絡用として飼育している伝書鳩の世話をよくしており、鳩と意思疎通ができるという意外な特技がある。

元騎士らしく、全てのパラメータがバランスよく伸びるのが特徴。パーティーに加入できるのは3年間からと少々遅めだが、初期レベルが30の為、即戦力になってくれる。最初から全てのスキルを習得しており、凶悪モンスターとの戦闘が多くなる終盤では頼もしい存在。

アランヤ村

ツェツィーリア・ヘルモルト

CV:今井麻美
年齢:18歳 / 身長:156cm / 血液型:A型
トトリの姉でグイードとギゼラの娘。
名前が呼びにくい為、家族をはじめ周囲の人々からは「ツェツィ」と呼ばれている。母親がいないヘルモルト家の家事全般を担っており、彼女の作る料理は美味しいと評判。妹であるトトリを非常に可愛がっており、かなりのシスコン。トトリを大切に思うあまり、極度の心配性になっており厳しく説教してしまうこともある。
トトリが冒険者になると、ゲラルドの酒場でウェイトレスとして仕事を始める。作中で親友のメルヴィアと成人し、お祝いにとゲラルドのおごりでお酒を飲むことになるが、41杯飲んでも顔色1つ変えない程の酒の強さを見せる。

グイード・ヘルモルト

CV:浜田賢二
年齢:37歳 / 身長:170cm / 血液型:A型
トトリとツェツィの父親でギゼラの夫。
非常に存在感が薄く、近くにいても家族ですら気付かない程である。普段は埠頭で釣りをして1日をのんびり過ごしているが、昔は船造りの職人だった。自身の作った船で旅に出たギゼラが何年も帰らないことで意力を削いでしまい、船職人をやめて無気力に生きている。しかし、娘のトトリに母を探す為に自分にも船を作ってほしいと頼まれた際は、船職人だった頃の血が騒ぎ精力的に船造りを行う様になる。

ギゼラ・ヘルモルト

CV:飛志津ゆかり
年齢:35歳 / 身長:165cm / 血液型:B型
トトリとツェツィの母親でグイードの妻。
凄腕の冒険者として国中で有名になっている。豪快で口が悪いが正義感が強い性格。行く先々で問題を起こすトラブルメーカーだが、何故か周囲の人々から慕われている。
トトリが幼い頃に旅で出て以来消息を絶っており、ギゼラの行方を探すことがトトリが冒険者を目指すきっかけである。最果ての村を塔の悪魔から救った恩人として墓標が建てられており、亡くなったものだと思われていたが、トゥルーエンドでは眼鏡の女性に助けられたことで回復しており自宅に帰ってくる。

ゲラルド・コーネフ

CV:立木文彦
年齢:45歳 / 身長:170cm / 血液型:A型
アランヤ村にある酒場「バー・ゲラルド」の店主。
見た目は渋くてダンディだが、性格は非常に気さくで話しやすい。長年の夢だった酒場を開業するが、小さな漁村であるアランヤ村では客の入りは少なく経営状況は非常に厳しい。
副業として、冒険者ギルドに寄せられるフロントクエストの一部を酒場で提供している。トトリの作ってきたインパクトのある酒に魅力を感じ、どんどん独創的な酒を求める様になる。

nomura_nakano
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