インクレディブル・ファミリー(ピクサー映画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『インクレディブル・ファミリー』とは、2018年に公開されたディズニー/ピクサー製作の長編アニメーション20作目となる映画である。また、アカデミー賞で長編アニメーション賞、音響編集賞を受賞した『Mr.インクレディブル』の続編映画となっている。主人公はMr.インクレディブルの妻であるイラスティガール。ヒーロー活動が禁じられひっそりと暮らしていたが、ある事をきっかけにパー一家は再びヒーローとして活躍を遂げる。それぞれ違った才能を持つヒーロー達の活躍を見て、家族で楽しめるコメディ映画作品である。

ダッシュ・パー

CV:ハック・ミルナー/吹き替え版:山崎智史

フルネームはダッシェル・ロバート・パー。パー一家の10歳の長男でヴァイオレットの弟。とても負けず嫌いで目立ちたがり屋な性格で、お喋りな男の子。父親や母親に反抗したり、姉と喧嘩したりする事もあるが、家族の事が大好きである。時速300km以上で走る能力があり、その速さはビデオカメラでも捉えられず、水上も走る事ができる程である。能力を使う事を母親のヘレンから禁止されているが、時々学校で能力を使ってしまう。また、算数の宿題には頭を抱えている。

ジャック=ジャック・パー

CV:イーライ・フシール/吹き替え版:原語版流用

パー一家の次男。家族皆から愛され守られている末っ子で、一家のアイドル的な存在。好奇心旺盛で、怖いもの知らずの活発な赤ちゃんである。ジャック=ジャックの振る舞いは典型的な赤ちゃんと変わらず、楽しい時はキャッキャと笑い、少しでも嫌なことがあるとぐずって泣き出してしまう。多くの幼児と同じで、ジャック=ジャックの感情はコロコロ変化する。言葉を話せないので、周囲は気持ちを汲み取り間違えることもある。感情のコントロールをうまくできないため、一度癇癪を起すとなだめるのは困難である。クッキーが大好きで、食べていたクッキーがなくなると怒り狂ってしまう。
前作の終盤でモーツァルトの曲を聞いた事によりスーパーパワーが覚醒し、目からレーザー光線を発射する、全身を炎に包む、怒ると怪物のような姿に変身する、体を金属に変える、分身をする、空中を浮遊する、念力を使う、異次元に移動する、瞬間移動をする、壁などを通り抜ける、巨大化する、くしゃみをするとロケットのように発射する、体をスライムのように柔らかくする、目の前の人物とそっくりな姿に変身する、体に電気をまとう、怪力、怪我をしないという全部で17種類の能力を持っている。

パー一家の関係者

フロゾン

CV:サミュエル・L・ジャクソン/吹き替え版:斎藤志郎

本名はルシアス・ベストで、ボブの古くからの親友である。氷を自由自在に操る能力を持っており、スーパーヒーローとして活動する際はフロゾンという名前を用いている。人助けが好きな優しい性格の持ち主。法律でスーパーヒーローの活動が禁止になった後も、しばしばボブと一緒に警察の無線を盗聴し、こっそり人助けを行っている。メトロヴィルのマンションに住んでおり、ハニーという名の妻がいる。ヘレンの代わりに子守をしているボブを気遣ったり、ダッシュとヴァイオレットを援護するなど、パー一家に世話を焼いている。

エドナ・モード

CV:ブラッド・バード/吹き替え版:後藤哲夫

スーパーヒーローのスーツを手がける世界的なデザイナーで、日本人とドイツ人のハーフである。パリコレの常連で、そのデザインは独創的である。Mr.インクレディブル、イラスティガール、フロゾンの専属デザイナーでもある。仕事には高いプライドを持っており、いつも自信満々でどんなヒーローよりも態度が大きい。ファッションのセンスには相当の自信があるため、他人がどんなにデザインに関して意見を言っても聞き入れない。
本作では、パワーが覚醒したジャック=ジャックをボブから一晩だけ引き取り、実験で能力を分析した。そうして明らかとなったジャック=ジャックの能力に合うスーツだけではなく、ジャック=ジャックの17個の能力のうち何が発動されるかを予測できる監視モニターも開発した。

リック・ディッカー

CV:ジョナサン・バンクス/吹き替え版:菅生隆之

かつてスーパーヒーロー達が所属していた政府組織NSA(National Supers Agency)の一員であり、ボブの昔馴染みの一人。政府によってスーパーヒーローの活動が法律で禁止された後は、政府職員として、元ヒーロー達が一般社会に溶け込むのを手伝う保護プログラムに従事する。Mr.インクレディブルことボブ・パーがインシュリケア社の上司ギルバート・ハフに暴力を振るってしまった際も、大事にならないよう手を回した。また、「スーパーヒーロー保護プログラム」が廃止された事で、パー一家の保護の任を解かれる事となる。彼らを付近のモーテルに2週間宿泊させる手配をさせた後、政府によるヒーローの保護プログラムが打ち切られてしまった事を伝え、自分ができる手助けはこれが最後だと告げて去っていった。
このようにパー一家に尽くしてきたが、ヴァイオレットが恋心を抱いているトニーがヴァイオレットのヒーロー活動の様子を目撃してしまったがゆえにトニーからヴァイオレットに関する記憶を完全に消去したため、ボブとヴァイオレットのわだかまりを作ってしまう。

トニー・ライディンジャー

CV:マイケル・バード/吹き替え版:鈴村健一

ヴァイオレットと同じ学校に通う同級生。優等生で、とても接しやすい青年である。ヴァイオレットに想いを寄せられており、前作の終盤で彼女と共に映画を観に行く約束をするも、本作の序盤で偶然ヴァイオレットがスーパーヒーローであることを知り戸惑う。その後、正直者であるトニーはリックからの取り調べにヒーロー姿のヴァイオレットを目撃してしまった件や、彼女に対して抱いた印象まで、包み隠さず打ち明ける。そして、ヒーロー活動の証拠隠蔽のためにヴァイオレットに関する記憶を完全に消されてしまった。だが、トニーは記憶を消されても尚ヴァイオレットに優しく接した。記憶を失ってから月日が経ち、トニーは再びヴァイオレットと仲良くなり、映画デートの約束をする事となった。

デブテック

ウィンストン・ディヴァー

CV:ボブ・オデンカーク/吹き替え版:木下浩之

通信会社デブテックを率いる超大金持ちの実業家で、リック・ディッカーの元部下である。発明家の妹イヴリンと力を合わせてデブテック社を運営している。父親の影響でスーパーヒーローの大ファンであり、Mr.インクレディブルやイラスティガール、フロゾンのテーマソングを歌うこともできる。ヒーローに対する世間のマイナスイメージを払拭し、再びスーパーヒーローを法律で認めさせようと、ヘレンにスーパーヒーロー復活を掛けた任務を依頼する。政府によってスーパーヒーローの活動が禁止された後、強盗の襲撃で父親を失った辛い過去を持っている。ヒーローが禁止されていなければ両親は銀行強盗に殺されなかったはずだと信じており、今の法律を変えたがっている。

イヴリン・ディヴァー

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