Legends of Runeterra(レジェンド・オブ・ルーンテラ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Legends of Runeterra(レジェンド・オブ・ルーンテラ)』とは、Riot Gamesが提供する有名タイトル『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界観を基にしたデジタルカードゲーム(DCG)である。「カードの主な入手手段に所謂パックを必要としない」、「ターン制ではなくラウンド制を用いることで先攻後攻の有利不利をなくしている」といった従来のDCGと比べて挑戦的なシステムを多く採用しているのが特徴。2ヶ月に一度、賞金ありの公式大会が開かれている。
LoRのリードプロデューサーの一人が、カードゲーム『遊戯王』の大ファンであり、「エクゾディア」のような条件が揃うと特殊勝利するカードを作りたいと考えていた。そこで、「フィオラ」の「LoLでのペンタキル(敵を全滅させること)量産機」という側面に着目し、敵ユニットを4体キルすることで無条件に勝利できる、という効果を付与した。しかし当初のLoRには特殊勝利に関するシステムが備わっていなかったため、「フィオラ」が敵ユニットを4体キルすると相手のネクサス(体力)に99ダメージを与えるという効果だった。だが、それでは勝利できない場面が多々あったために、LoRに特殊勝利に関するシステムが付けられた。
「ティーモ」は文字通りゲームを壊すほどの性能を持っていた
現在の「ティーモ」は、アタックすると敵のデッキに「毒キノコ」を設置するという効果だが、開発当初の「ティーモ」は、相手のデッキに実際に「毒キノコ」というカードを生成していたため、理論上相手のデッキの枚数を無限に増やすことができた。この効果により、デッキの枚数がおよそ数万枚にまで増えてしまうことがあり、しかもデッキに効果を及ぼす何らかの別のスペルを使用すれば、数万枚のカードを一気に処理することになるため、処理が追い付かずゲームがクラッシュしてしまう危険性があった。そこで、「毒キノコ」を相手のカードに取りつく、という効果に変え、現在のティーモが完成するのである。
「ラックス」は自身のストーリーが問題でどのデッキとも相性が悪かった
「ラックス」の強みは、レベルアップ後に生成される0マナの「ファイナルスパーク」というスペルであるため、スペルを軸に戦うデッキを想定して作られた。しかし、「ラックス」の所属する「デマーシア」という地域は「魔法を忌み嫌い、魔法使いを異端者として投獄する」という設定があるため、魔法使いである「ラックス」は異質な存在として描かれている。そのため、同じ地域であるはずの「ラックス」とシナジーがあるカードが極端に少なかった。「デマーシア」のカードであるが、「デマーシア」の強みを生かすことができないため、どんなデッキとも相性が悪かった。この状況を打破するため、「デマーシア」に「メイジ狩り」というサブタイプのカードが実装されることになり、スペルを主体とするデッキとの相性も良くなった。
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目次 - Contents
- 『Legends of Runeterra』の概要
- 『Legends of Runeterra』のあらすじ・ストーリー
- 『Legends of Runeterra』のゲームシステム
- 地域
- デマーシア
- ノクサス
- フレヨルド
- ピルトーヴァー&ゾウン
- アイオニア
- シャドウアイル
- ビルジウォーター
- ターゴン
- シュリーマ
- レベルアップ
- ゲームモード
- VSプレイヤー
- VS AI
- エクスペディション
- チャレンジ
- ガントレット
- トーナメント
- ラボ
- 『Legends of Runeterra』の登場人物・キャラクター
- デマーシア
- ガレン
- ラックス
- フィオラ
- クイン
- ジャーヴァンⅣ
- シヴァーナ
- ルシアン
- ノクサス
- ダリウス
- ドレイブン
- スウェイン
- ルブラン
- ブラッドミア
- カタリナ
- リヴェン
- フレヨルド
- アッシュ
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- トリンダメア
- ブラウム
- リサンドラ
- トランドル
- ピルトーヴァー&ゾウン
- ジンクス
- ヴァイ
- ビクター
- エズリアル
- ハイマーディンガー
- ティーモ
- アイオニア
- シェン
- ゼド
- リー・シン
- カルマ
- ヤスオ
- ルル
- シャドウアイル
- カリスタ
- ヘカリム
- スレッシュ
- マオカイ
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- ビルジウォーター
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- 「フィオラ」の特殊勝利効果は「エクゾディア」から着想を得たもの
- 「ティーモ」は文字通りゲームを壊すほどの性能を持っていた
- 「ラックス」は自身のストーリーが問題でどのデッキとも相性が悪かった