Legends of Runeterra(レジェンド・オブ・ルーンテラ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Legends of Runeterra(レジェンド・オブ・ルーンテラ)』とは、Riot Gamesが提供する有名タイトル『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界観を基にしたデジタルカードゲーム(DCG)である。「カードの主な入手手段に所謂パックを必要としない」、「ターン制ではなくラウンド制を用いることで先攻後攻の有利不利をなくしている」といった従来のDCGと比べて挑戦的なシステムを多く採用しているのが特徴。2ヶ月に一度、賞金ありの公式大会が開かれている。
クイン
・「スカウト」…各ラウンドで初めてスカウトを持つユニットのみでアタックしたとき、アタックトークンを得る。
・レベルアップ条件…このユニットが場にいる状態であなたが4回アタックしたとき。
クインと相棒の鷲、ヴァロールが出会ったのは、クインの兄が狩りの最中に死亡してから1年後だった。クインは目の前に現れたヴァロールに対し、その瞳に亡き兄の瞳を重ねた。やがてクインとヴァロールは祖国デマーシアを守るために、レンジャー騎士として誓いを立てた。ノクサスやフレヨルドへの任務へ向かうときも、クインとヴァロールの間に結ばれる独特な絆は、いつでも二人を守っていた。
ジャーヴァンⅣ
・「バリア」…ユニットが次に受ける攻撃を1回のみ無効化する。
・「最も強い」…敵ユニットの中で最も攻撃力が高いユニットを指す。
・「チャレンジャー」…敵ユニットを指定して強制的にブロックさせる。
・レベルアップ条件…味方が敵のブロッカーからの攻撃を4回以上生き残った時。
デマーシア国王の息子であり、後の4代目国王となることが宿命付けられているジャーヴァンⅣは、幼い頃からの鍛錬により、戦場でも無類の強さを誇るまでになっていた。鍛錬場で出会った唯一無二の親友ガレンとともに、様々な戦地へと赴いていたジャーヴァンⅣだったが、ある時自らの驕りが原因となり、部隊のほとんどが死に、自らも瀕死の重傷を負ってしまう。もしそこに半竜人であるシヴァーナが現れなかったら、ジャーヴァンⅣは死んでいた。シヴァーナの献身により一命を取り留めたジャーヴァンⅣは、シヴァーナを自らの側近とし、そして自身の汚名を返上するため、不屈の精神で戦場へと立ち続ける。
シヴァーナ
・「フューリー」…このユニットがユニットをキルしたとき、+1/+1を付与する。
・レベルアップ条件…このユニットが場にいる状態で、味方の「ドラゴン」が合計12以上のダメージを与えた時。
ある男が古のドラゴン、イヴァーから卵を盗み出すことに成功した。しかし、その卵から孵ったのは、ドラゴンではなくなんと人間の姿をした女の子であった。男は半竜人である少女にシヴァーナと名付け、我が子のように育てていった。月日が経ち、シヴァーナはある不吉な予感を感じ取る。自身の母親であるイヴァーが、シヴァーナを取り戻すために迫ってきていたのだ。現れた古龍イヴァーは、街を蹂躙し、そして卵を盗み出した男をも殺してしまう。命からがら逃げだしたシヴァーナは、ある森で負傷した兵士と出会う。シヴァーナは兵士を介抱し、兵士の祖国であるデマーシアへと連れて帰った。そこで兵士がデマーシアの王子ジャーヴァンⅣだと知る。ジャーヴァンⅣは自らを救ってくれたシヴァーナを側近に置き、戦いに身を投じる。しかしシヴァーナは感じていた。ここデマーシアにも、イヴァーの脅威が近づいていることに。
ルシアン
・「クイックアタック」…アタック時にブロッカーよりも先にアタックする。
・レベルアップ条件…このユニットが場にいる状態で4体以上の味方、または「光の番人 セナ」が力尽きた時。
デマーシア生まれのルシアンは、父の影響で古の騎士団「光の番人」の一員となり、シャドウアイルからもたらされる「黒き霧」に立ち向かっていた。そんな中、「光の番人」の仲間であり、父の弟子である女性、セナと出会う。ルシアンとセナは意気投合し、絆を育み、その絆はやがて愛となった。だがそんな折、「光の番人」たちの前に現れたシャドウアイルの怪物、スレッシュが、セナの肉体から魂を奪い取り、その魂を自らの手に持つランタンの中へと封印したのだった。ルシアンはセナを奪われたことに対する怒りと憎悪によって突き動かされ、必ずスレッシュをこの手で葬ると誓い、ルーンテラ中を旅している。
ノクサス
ダリウス
・「オーバーパワー」…ブロッカーに与えたダメージの超過分を相手の体力に与える。
・レベルアップ条件…このユニットが場にいる状態で、敵の体力が10以下である時。
ダリウスと弟ドレイブンは、とある港町で孤児として育った。幼い頃から生き残りをかけて何度も闘争を繰り広げてきたダリウスは、ある日港町を侵略しに来たノクサス帝国の兵士サイラスによって、ドレイブンとともにノクサス軍に入ることを勧められた。ダリウスはその力と先見の明で数々の武功を上げ、当時のノクサス皇帝により「ノクサスの戦斧」の異名を授かった。しかしある日ダリウスが遠征から帰ると、皇帝はスウェインによるクーデターにより死亡していた。スウェインの語る新たなノクサスの姿に共感を示したダリウスは、スウェインが作り出した新たな政治体制「トリファリックス」の力の象徴として、名を連ねることになる。ダリウスは、ここノクサスにあらゆる勝利をもたらすことを約束し、歯向かう者たちを片っ端から屠っていく。
ドレイブン
・「クイックアタック」…アタック時にブロッカーより先にアタックする。
・レベルアップ条件…このユニットが合計2枚の「回転斬斧」で攻撃した時。
兄ダリウスとともに港町で孤児として育ったドレイブンは、冷静沈着な兄と違い、幼い頃から自信過剰で、そしてその自信に見合うだけの力も持っていた。港町がノクサスによって侵略された際、兄ダリウスとともにノクサス軍に入隊したドレイブンだったが、苦しいわりに見返りも少ない訓練に嫌気がさし、軍を抜けてしまう。その後ドレイブンは、スウェインによるクーデターの一員となり、新生ノクサスを作るために荷担した。それがきっかけとなり、ドレイブンは闘技場で罪人を華々しく屠る処刑人となり、瞬く間に名声を集める。それでもドレイブンはまだまだ満足していなかった。全世界に自身の名を轟かせるまで、処刑の腕を磨き続ける。
スウェイン
・「フィアサム」…攻撃力2以下の敵にブロックされない。
・「ネクサスストライク」…このユニットが相手の体力を減らした時に効果が発動する。
・レベルアップ条件…あなたが合計12以上の非戦闘ダメージを与えた時。
ノクサスの名門貴族に生まれたスウェインは、その先見の明を評価され、ノクサス軍の官職を得る。そこでスウェインは、ノクサスは団結によって生まれる力こそが、ノクサスが強大たる所以であると気づく。やがて時が経ち、当時のノクサス皇帝が、自身の老いによる死を目前にし、錯乱してしまう。不死の術を求め、無謀な進軍を繰り返し、やがてスウェインはその進軍により左腕を切り落とされる重傷を負う。ノクサス皇帝そのものがノクサスをダメにしてしまうと考えたスウェインは、シュリーマの遺跡に侵入し、その奥に眠る悪魔の力を呼び起こし、その力を使ってクーデターを引き起こした。新生ノクサスを作り出し、ノクサスの元首となったスウェインは今なお進軍を続ける。すべては、ノクサスの未来のために。
ルブラン
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目次 - Contents
- 『Legends of Runeterra』の概要
- 『Legends of Runeterra』のあらすじ・ストーリー
- 『Legends of Runeterra』のゲームシステム
- 地域
- デマーシア
- ノクサス
- フレヨルド
- ピルトーヴァー&ゾウン
- アイオニア
- シャドウアイル
- ビルジウォーター
- ターゴン
- シュリーマ
- レベルアップ
- ゲームモード
- VSプレイヤー
- VS AI
- エクスペディション
- チャレンジ
- ガントレット
- トーナメント
- ラボ
- 『Legends of Runeterra』の登場人物・キャラクター
- デマーシア
- ガレン
- ラックス
- フィオラ
- クイン
- ジャーヴァンⅣ
- シヴァーナ
- ルシアン
- ノクサス
- ダリウス
- ドレイブン
- スウェイン
- ルブラン
- ブラッドミア
- カタリナ
- リヴェン
- フレヨルド
- アッシュ
- アニビア
- セジュアニ
- トリンダメア
- ブラウム
- リサンドラ
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- ピルトーヴァー&ゾウン
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- ビクター
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- ハイマーディンガー
- ティーモ
- アイオニア
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- ゼド
- リー・シン
- カルマ
- ヤスオ
- ルル
- シャドウアイル
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- ビルジウォーター
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- ターゴン
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- 『Legends of Runeterra』に登場するアイテム
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