Legends of Runeterra(レジェンド・オブ・ルーンテラ)のネタバレ解説・考察まとめ
『Legends of Runeterra(レジェンド・オブ・ルーンテラ)』とは、Riot Gamesが提供する有名タイトル『League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』の世界観を基にしたデジタルカードゲーム(DCG)である。「カードの主な入手手段に所謂パックを必要としない」、「ターン制ではなくラウンド制を用いることで先攻後攻の有利不利をなくしている」といった従来のDCGと比べて挑戦的なシステムを多く採用しているのが特徴。2ヶ月に一度、賞金ありの公式大会が開かれている。
・「チャレンジャー」…敵ユニットを選んでブロックさせることができる。
・「リジェネーション」…各ラウンドの開始時に体力を全回復する。
・レベルアップ条件…このユニットが、合計10ダメージを受けて生き残った時。
ブラウムが生まれ育ったのは、羊とポロを追いかけて暮らす遊牧民の部族であった。幼い頃から飛びぬけて体の大きかったブラウムに、母はその大きな体は他者を支配するためにあるのではなく、守るためにあるのだと教え続けた。やがて成長し、ブラウムは自身が強靭な肉体を持つアイスボーンだと知ると、ありとあらゆる人々を危機から救い、そして守るようになる。次第に英雄と呼ばれるようになったブラウムは、フレヨルドの民は皆家族であると考え、困っている人々を救う旅に出るのであった。行く先々で多くを救い、豪快な笑みで希望を振りまくブラウムは、フレヨルドを統一しようとしているアッシュの心強い味方となった。ブラウムは、数々の武勇伝に目を輝かせる子供たちを前にし、フレヨルドがひとつの家族として完成した時、自分はやっと一介の羊飼いになれるのだと言い聞かせていた。
リサンドラ
・「タフ」…あらゆる被ダメージを1軽減する。
・レベルアップ条件…あなたがコスト8以上の味方を2体以上召喚した時。
リサンドラとその姉妹、セリルダとアヴァローサは、フレヨルドがまだ冬に閉ざされる前に生まれた。強力な魔法の力を持つ三姉妹は、不安定な魔法に脅かされる世界を守ろうとした。しかしリサンドラは、あまりに多くの力を使ってしまったために、もう長くは生き残れないと感じていた。そこでリサンドラは、独断で、世界を蝕もうとする「ヴォイド」の長、「ウォッチャー」と契約し、世界をヴォイドに喰わせることを引き換えに、リサンドラ達三姉妹に永遠に近い寿命を与えた。しかしセリルダとアヴァローサはリサンドラのその決定に激怒した。リサンドラもそこで、自らの過ちに気づいたが、時すでに遅かった。ヴォイドがフレヨルドの奥底で目覚め始めたのだ。リサンドラはセリルダとアヴァローサの命と引き換えに、ヴォイドを消して融けない氷、「真なる氷」で封じ込めた。それから多くの歳月が過ぎたころ、リサンドラは焦っていた。ヴォイドを封じ込めた決して融けない氷が、徐々に融け始めていたのだ。
トランドル
・「リジェネーション」…各ラウンドの開始時に体力を全回復する。
・レベルアップ条件…このユニットが場にいる状態で、「氷冷の柱」を召喚した時。
人間をも凌ぐ頑強さと高い治癒能力を持つトロール族の部族に生まれたトランドルは、他のトロール達と違い、非常に賢かった。しかしその賢さ故に臆病者と罵られ、ある晩部族を追い出されてしまう。1人になったトランドルが彷徨いたどり着いたのは、氷の渓谷の奥に存在する、神殿のような場所だった。そこでトランドルは、氷の魔女リサンドラと出会う。リサンドラはトランドルがアイスボーンであると見抜くと、彼に真なる氷でできた棍棒を授け、すべてのトロールの部族を統一し、トロールの長となった暁には、自身と同盟を結んでほしいと言う。リサンドラの企みは分かりかねたが、多くのトロールをも凌駕する力を手に入れたトランドルは快諾し、自身を追い出した部族の族長を殺し、新たな族長となった。トランドルは、トロールキングとして君臨するために、その棍棒を振り回し続ける。
ピルトーヴァー&ゾウン
ジンクス
・「クイックアタック」…アタック時に、ブロッカーより先にアタックする。
・レベルアップ条件…このユニットが場にいる状態で、手札が0枚の時。
ジンクスは、ある日突如としてピルトーヴァーの街を混乱に陥れた狂人である。ゾウン出身の問題児であるということは広く知られていたが、その出自に関することの一切が不明だった。ピルトーヴァーの用心棒としてヴァイがピルトーヴァー市警に派遣されると、ジンクスはヴァイに向けた挑発的な落書きを各所に残すようになった。ジンクスとヴァイの関係性の多くは謎に包まれており、共通点はどちらもゾウン出身ということだけ。ジンクスの「イタズラ」は留まることを知らず、愛用のロケットランチャー「フィッシュボーン」をそこかしこにぶっ放し、刺激的で興奮する毎日をピルトーヴァーの人々に与えているのだ。
ヴァイ
・「チャレンジャー」…敵ユニットを選んでブロックさせることができる。
・「タフ」…あらゆる被ダメージを1軽減する。
・レベルアップ条件…このユニットが10ダメージ以上の攻撃をした時。
ゾウン出身のヴァイは、幼い頃からあらゆる物事を拳で解決することが得意だった。ゾウンのギャングの一員として暴れまわっていたヴァイだが、ある日突然ゾウンから姿を消し、ピルトーヴァーの用心棒として、ピルトーヴァー市警の一員になっていた。ゾウンから現れた狂人ジンクスと何らかの因縁を持っているらしいヴァイだが、当の本人はそのことにはあまり触れたがらない。ヴァイはジンクスを追いつつも、自慢の拳を使い荒っぽい方法でピルトーヴァーの平和を守っている。ヴァイに見つかった犯罪者は、まずはボコボコにされてから尋問される。
ビクター
・「オーグメント」…あなたが生成されたカードをプレイする時、このユニットに+1/+0を付与する。
・レベルアップ条件…あなたが生成したカードを7枚以上プレイした時。
ゾウンで生まれたビクターは、機械技師であった両親の影響で、発明と創造に情熱を注いだ。やがてその優秀な技術と頭脳を評価され、ピルトーヴァーの優秀な大学に進学することができた。そして人類と技術の発展のために尽力した。しかし、技術の発展に傾倒するあまり、人間の持つ「感情」こそが発展の妨げになるエラーだとと考え、自らに機械の肉体を付与していくようになる。人間らしい判断ができなくなったビクターは、その後も危険な実験を続け、ついにはゾウンへと追放されてしまう。しかし自由に研究できるだけの環境を手に入れたビクターは、危険な実験をさらにエスカレートさせていった。ビクターの研究がもたらすのは、本当に人類の発展なのか、はたまた破滅へと繋がる道なのか、誰にも分からない。
エズリアル
・「イルーシブ」…「イルーシブ」を持つユニット以外にはブロックされない。
・「ネクサスストライク」…このユニットが敵の体力にダメージを与えた時、効果が発動する。
・レベルアップ条件…あなたが敵を6回以上対象に選んだ時。
ピルトーヴァーの裕福な家庭で生まれたエズリアルは、有名な考古学者である両親の影響もあってか、知的好奇心旺盛で、あらゆるところを冒険するのが好きだった。ある時、調査のためにシュリーマへと旅立った両親が帰ってこなかった。エズリアルの叔父はシュリーマで死亡したと考えていたが、エズリアルはとても信じられなかった。今もどこかで両親は生きていると信じ、エズリアルは冒険へと飛び出した。両親が行方不明になったシュリーマの遺跡を探索すると、魔法の力が宿ったガントレットを手に入れた。エズリアルはこのガントレットを使い、数々の冒険を繰り広げて有名になれば、きっと両親は自分に会いに来てくれると考え、世界中を旅する冒険者となった。
ハイマーディンガー
・「フリーディング」…「フリーディング」を持つカードはラウンド終了時に手札から破棄される。
・レベルアップ条件…このユニットが場にいる状態で、召喚した「タレット」の攻撃力が合計12以上になった時。
ハイマーディンガーは、不思議な生物のヨードルであるが、その聡明さと探求心の高さから数々の発明をピルトーヴァーにもたらし、ピルトーヴァーでも有数の大学の名誉教授をしている。ハイマーディンガーがもたらす発明の数々は、刺激的で最先端、稀に危険だったりするが非常に優秀である。ハイマーディンガーは今でも、自分の知的好奇心を満たすために、貪欲に研究を続けている。
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目次 - Contents
- 『Legends of Runeterra』の概要
- 『Legends of Runeterra』のあらすじ・ストーリー
- 『Legends of Runeterra』のゲームシステム
- 地域
- デマーシア
- ノクサス
- フレヨルド
- ピルトーヴァー&ゾウン
- アイオニア
- シャドウアイル
- ビルジウォーター
- ターゴン
- シュリーマ
- レベルアップ
- ゲームモード
- VSプレイヤー
- VS AI
- エクスペディション
- チャレンジ
- ガントレット
- トーナメント
- ラボ
- 『Legends of Runeterra』の登場人物・キャラクター
- デマーシア
- ガレン
- ラックス
- フィオラ
- クイン
- ジャーヴァンⅣ
- シヴァーナ
- ルシアン
- ノクサス
- ダリウス
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- スウェイン
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- ブラッドミア
- カタリナ
- リヴェン
- フレヨルド
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- アニビア
- セジュアニ
- トリンダメア
- ブラウム
- リサンドラ
- トランドル
- ピルトーヴァー&ゾウン
- ジンクス
- ヴァイ
- ビクター
- エズリアル
- ハイマーディンガー
- ティーモ
- アイオニア
- シェン
- ゼド
- リー・シン
- カルマ
- ヤスオ
- ルル
- シャドウアイル
- カリスタ
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- スレッシュ
- マオカイ
- キンドレッド
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- ビルジウォーター
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- ノーチラス
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- タム・ケンチ
- ターゴン
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- 『Legends of Runeterra』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 「レベルアップ」は「ダリウス」のカードコンセプトを制作中に決まった
- 「フィオラ」の特殊勝利効果は「エクゾディア」から着想を得たもの
- 「ティーモ」は文字通りゲームを壊すほどの性能を持っていた
- 「ラックス」は自身のストーリーが問題でどのデッキとも相性が悪かった