リング0 バースデイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『リング0 バースデイ』とは、2000年に公開された日本のホラー映画。『リング』『らせん』『リング2』に続くリングシリーズ完結編である。原作者・鈴木光司原作の短編集『バースデイ』に収録されている『レモンハート』の映画化。生前の貞子の悲恋と悲惨な最期を描く。昭和43年、母・志津子が亡くなってから東京の劇団に所属していた18歳の山村貞子、彼女の身に起きた悲劇の数々。激しい呪いの秘密の全てが明かされる。仲間由紀恵が後のおぞましい姿から想像もできない生前の可憐な貞子を好演。

劇団「飛翔」の大道具を担当している。舞台裏で重森の死体を発見した。

氏家 守(うじいえ まもる)/演:出光 秀一郎

劇団「飛翔」の団員。貞子をリンチした団員の一人。

冨樫(とがし)/演:木村靖司

劇団「飛翔」の団員。貞子をリンチした団員の一人。

貞子の縁の人物

伊熊 平八郎(いくま へいはちろう)/演:伴 大介

貞子の父。医大精神科の助教授で超能力の研究者。本人曰く貞子には本当の父がいると言っているため血の繋がりはないと思われる。二つに分かれたもう一人の貞子を閉じ込め暮らしていた。覚醒してしまった貞子をなだめ毒を盛ってナタで殴り井戸に突き落とす。「もう終わりにしよう。父さんもすぐ後を追う」というように親として貞子を哀れんでいた。

山村 志津子(やまむら しづこ)/演:雅子

貞子の母親。超能力を持っていたとされ伊熊に見出され数々の実験を行ってた。貞子が分かれたのを見て精神を病む。記者の集まる公開実験で失敗し「イカサマだ」と非難される。その場にいた記者勢員が死亡した。貞子を残し自殺する。

山村 敬(やまむら けい)/演:大場 真人

志津子の従兄弟。志津子が精神を病んだ後、貞子を引き取り面倒を見る。

久野 亘(くの わたる)/演:水上 竜士

画像右が久野 亘

貞子のかかりつけの精神科の医師。伊熊博士のかつての弟子だった。精神的に良いとし、貞子に芝居をすることを勧める。遠山の傷を治したり、歩けない老人の足を治した貞子に力があると確信した。舞台を見に来ており、本番中に混乱している貞子に近づき「君の力は多くの人を助けることができる」と迫る。志津子の姿を見た貞子の力で蝋燭の上に倒れ、照明の下敷きになり死亡する。

須藤教論(すどうきょうろん)/演:角替 和枝

伊豆大島にある大島町一ノ瀬小学校の教師。小学生だった貞子の担任。取材に訪れた彰子に応じた。後に自ら彰子を訪ね、過去に一度だけ山村家を訪れたことがあり、その際いつもの貞子と2階にいるもう一人の貞子を見た。それ以来「貞ちゃんは2人いる」と思っていたということを報告した。

彰子とその関係者

宮地 彰子(みやじ あきこ)/演:田中 好子

中央日報の記者。死んだ婚約者は志津子の公開実験に携わり非難を浴びせた記者の一人。志津子を憎みその娘・貞子に対して執拗に取材していた。貞子にも力があるとし明るみにして復讐しようと企んでいた。悦子に協力させ、貞子を死に追いやるが「私が殺そうと思った」という。もう一人の貞子の存在を知っているため劇団員と貞子の死体を連れてもう一人の貞子を殺しに伊豆へ行く。婚約者の銃でもう一人の貞子を殺しに行くが、部屋は空だった。悦子とともに覚醒した貞子から逃げるが、最後は貞子に呪い殺され、死体は持っていた銃で悦子と同じく頭を撃ち抜かれていた。

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