鶴田法男

鶴田法男

鶴田法男(つるたのりお)は、東京都出身の映画監督、脚本家、小説家。1960年12月30日生まれ。大学卒業後、当時VHS産業に参入したばかりだった船井電機に就職。同社傘下のビデオソフト会社である「HRSフナイ」で海外の映画を買い付け、多くのVHSをリリースする。その後、映画配給会社のギャガに転職して宣伝業務などにあたるが、映画監督になるという夢を叶えるために一念発起し、1991年に自ら企画した同名ホラーコミックのビデオ映画化『ほんとにあった怖い話』でプロ監督としてデビューを飾る。その後はテレビへ進出し、同作を二時間ホラードラマとして完成し、レギュラー化させる実績を残した。2004年にはつのだじろうの漫画『恐怖新聞』を原作とした映画『予言』を発表し、「Jホラーの先駆者」と呼ばれるようになっていった。2007年にアメリカのテレビシリーズ『Masters Of Horror』の一編である「ドリーム・クルーズ」を発表して全米への進出も果たしている。映像以外の媒体にも活躍の場を広げ、2022年には『六番目の小夜子』の総監督として舞台演出を初めて手がけたほか、脚本家の佐東みどりとのコンビで、怪談系の児童文学作家としても活動。『恐怖コレクターシリーズ』などを手がけ、同作はコミカライズされたうえ、韓国やアメリカでも翻訳版が発売されて親しまれる作品となった。

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