スターオーシャンセカンドストーリー（スターオーシャン2）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.03.15

『スターオーシャンセカンドストーリー』とは1998年にエニックスより発売されたプレイステーション専用ソフト。2008年にはリメイク版をPSPで発売し、2015年にはPS3・PSVita・PS4でもリメイク版が発売されている。ストーリーは主人公クロードがもう一人の主人公レナと出会い、仲間たちと共に冒険をするといったもの。2016年には歴代の『スターオーシャン』シリーズのキャラクターを登場させるクロスオーバーのスマートフォンゲーム『スターオーシャンアナムネシス』も発売されている。

『スターオーシャンセカンドストーリー』のあらすじ・ストーリー

ソーサリーグローブの調査を依頼するクロード（画面中央）

人間がモンスターになってしまったりするソーサリーグローブに似ている石に興味を持ったクロードは、アーリア村に帰って村長のレジスにソーサリーグローブの調査をしたいと申し出る。レナも自分の出生を知りたいという目的からクロードの調査に同行することになった。レジスからクロス城のクロス王に謁見するための紹介状を手に入れ、クロードとレナでクロス城へ向かう。

クロス城下町・クロス城

クロス王に謁見するクロード達

クロス王に謁見すると、ソーサリーグローブの情報として以下の話を聞く。ソーサリーグローブはエル大陸のエル王国近郊に落ちたため、エル王国では魔物が増えてしまい、人間と魔物が交戦中とのこと。クロスからエル大陸に行くには途中の港町クリクを経由して船で向かう方法がある。クリクに向かう前に宿屋で一泊すると、レナから昔アーリアにいた幼馴染ディアスの話を聞くことができる。モンスターによって一家惨殺されてしまい生き残ったディアスは自分の無力さから強さを求め村を旅立ってしまったという。

広場で仲裁に入ったクロード達

宿屋を出て広場に行くとセリーヌという女性紋章術士がガラの悪い男性冒険者と口論している。クロードが仲裁に入るとセリーヌがオークションで手に入れた宝の地図の情報を教えてくれる。男性冒険者はセリーヌにオークションで宝の地図を競り落とされたことを根に持ったため口論に発展していた。クリクに行くはずだったが、セリーヌの宝探しに付き合いクロス洞穴へ向かうと、古文書を手に入れる。しかし、ソーサリーグローブの手掛かりは全くない。ソーサリーグローブの調査をしていたことを知らなかったセリーヌはクロードたちがソーサリーグローブの調査をしていることに驚く。クロードはセリーヌの紋章術が強力のため、仲間になってほしいと相談する。ここの選択肢でセリーヌを仲間にすることができる。クロード達は古文書を手に入れ、当初の目的である、クリクに向かう。

クリク

クリクの預言者フィリア

クリクに到着したクロード達。預言者と名乗るフィリアという女性がクリクが滅びてしまうから早くここから逃げてくださいと呼びかかている。当然クリクが滅ぶなどと信じる人はおらず、街の人は気にも留めていない。もちろんクロード達も気にも留めず、クリクの街を散策する。散策していると青髪の男の子と接触してしまう、その際クロードの財布が盗まれてしまう。財布がないと冒険ができないため、財布を探す。財布を盗んだ犯人は青髪の男の子のケティル、クリクのお金持ちの息子で何不自由なく育ち、周りからは金持ちの子と言われケティルとして評価されることがなかったため、自分の存在価値や存在理由を認めてほしくてクロードの財布を盗んでしまった。ケティルの生い立ちが英雄の息子と言われ育ったクロードの生い立ちと重なり、クロードはケティルが財布を盗んだことを許し、代わりにクリクの街案内をしてほしいとケティルに頼む。ケティルは喜び、クリクの街を案内してくれる運びになったが、ここで預言が的中してしまい、クリクに大津波が襲い掛かる。津波によりクリクが崩壊してしまったため当然船着き場も壊滅的な被害を受ける。直接エル大陸に渡る手段がなくなってしまったが、クリクの船員からハーリーという港町からラクール大陸に上陸し、ラクール大陸からエル大陸に渡ることができるという情報を得る。ラクール大陸からエル大陸に行くにはラクール王の許可が必要とのこと。ハーリーはクリクから少し遠いため、途中にあるマーズ村で準備をするといいという情報を得る。クロード達はマーズに向かって進むことに。

マーズ村

マーズ村

紋章術士の村、実はセリーヌの故郷。ハーリーに行く準備のために立ち寄るが、村は不穏な空気。村長に会いに行くと、村の子供たちが山賊に誘拐されてしまい、返してほしければ密印の書と50フォルという大金を用意しろと要求されていたため、とても旅人を歓迎できる状態ではなかった。

誘拐事件が勃発し、村長たちと作戦会議をするクロード達

クロード達が依頼を受けようとするとレナの幼馴染で剣豪のディアスがすでに村長から依頼を受けていた。セリーヌからは見知らぬディアスに依頼するよりはクロードに依頼したいというが、子供たちが捕らえられている紋章の森には強い結界が張られているため簡単には立ち入ることができないはずなのに、この山賊たちは結界を破っていることから、相当強い山賊であると予想できるためレナがクロードとディアスに一緒に戦ってほしいと祈願する。しかし、元々村長からディアスは1人で戦うつもりで依頼を受けていたため、1人で問題ないとレナに言い放つ。クロードとディアスと一緒に戦ってほしかったレナの想いではあったが、クロードもディアスから1人で問題ない、クロードがいては足手まといと言われたことに腹を立て、交渉は決裂してしまう。クロードとセリーヌ、レナとディアスと別れて行動をし、別々に山賊を倒すことになった。翌朝、ディアス達が先に森の奥へ子供たちを助けに行き、少し出遅れながらもクロード達も森の奥へと進んでいくと、途中に村の紋章術士が村からクロード達に用事はすんだと声をかけてくる。実はこの紋章術士が黒幕のボスで、クロードとディアスを森におびき寄せセリーヌの父エグラス達から密印の書を強奪したと告発される。子供たちも心配だが、父親も心配のセリーヌは困惑するが、先に子供たちを救出したディアスとレナが戻ってくる。子供たちは無事という情報を手に入れ、マーズ村へ戻ると村に残っていた紋章術士たちはモンスターの攻撃にあったあとだった。唯一回復の紋章術が使えるレナを中心に村の紋章術士を介抱する。紋章術士の村であるマーズ村でも回復の紋章術を使える人間がいないことから、レナはますます自分の出生に興味を持つ。マーズ村でも古文書があったため、クロス洞穴でみつけた古文書の解読を依頼するが、古文書の解読はラクール大陸にあるリンガにいる考古学者を訪ねるといいと情報をもらう。誘拐事件から1晩明け、ディアスと別れ、クロード達は引き続きハーリーを目指す。

港町ハーリー

港町ハーリー入り口

港町ハーリーに着くと入り口にいる男性から双竜の化け物がサルバ坑道に出現したという話を聞くことができる。サルバ坑道に戻るとアシュトンを仲間にするイベントが進行していくが、無視して進めても問題はない。サルバ坑道に戻ると双竜の化け物の話を一人の剣士が倒しに行ったという話を聞く、剣士の応援をすべくクロード達も双竜の化け物退治に向かうとそこにはアシュトンという青年が双竜の化け物と戦闘を繰り広げていた。

双竜と戦うアシュトン

双竜は片方が炎を吐く龍、片方は氷を吐く龍で、戦っている最中にクロード達が話しかけたことで何故かアシュトンと双竜の化け物が一体化してしまう。アシュトンから「僕を傷物にした責任をとってくれるんだよね！」と言われてしまい、責任を感じたクロード達はそのままアシュトンと一緒に龍の払い落としを行うことになる。マーズ村に行くと龍の払い落としについて書いてある本があり、そこにはクロス大陸ラスガス山脈の聖杯と魔鳥の涙を用いて山岳宮殿の銀の杯で払い落としが可能という情報を入手する。

双竜に名前を付けるレナ

クロード達は山岳宮殿で払い落としを決行しようとするが、龍に取りつかれながら一緒に冒険しているうちに龍に情が移ってしまったクロード達、レナに至っては名前までつけてかわいがる始末。払い落とすことができず、アシュトンはクロード達といる理由のために払い落としをしていたと言い、払い落としはしないが仲間に入れてくれないか、と相談される。ここでの選択肢によってアシュトンを加入させるかどうかが決まる。クロード達はハーリーに戻り、ラクール大陸の港町ヒルトンに渡る。

港町ヒルトン

ヒルトンの酒場にて、三つ目の女性オペラ

ラクール城下町・ラクール城（武具大会）

killthit1

@killthit1

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